スジ彫りが曲がってしまうガンプラ初心者にオススメしたい計測器

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がく

ども、がく(@oskgaku)です。

HGユニコーンガンダムユニコーンモードのディテールアップ、凹みモールド彫りやスジ彫りがうまくいってないんです・・・。

凹みモールドやスジ彫りを斜めに彫ってしまった!曲がってしまってるんですよねぇ(^_^;)
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「お前の心が曲がってるから線も曲がるんだ!」

って小学生のとき担任にいわれたなぁ。サッカーコートの線を引く時(笑)

ってことで、今回はスジ彫りを曲げずに、しっかりとまっすぐ描くための対応策として入手した道具の話です。

スジ彫りが斜めに曲がってしまう2つの理由

スジ彫りや凹みモールドが斜めって曲がってしまう理由は主に2つありまして。

スジ彫りが曲がる理由その1

まずひとつめの理由。すごくシンプルなのですが、

スジ彫りするときのガイドをキチンと真っ直ぐ貼ってないからなんです(^_^;)
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ガイドが真っ直ぐ貼れてないい理由、これも至極シンプルで、見た目の目測で大体真っ直ぐかなぁ、くらいのもんで貼ってますから(笑)

パーツの端とかを目安に真っ直ぐかなぁ、くらいなもんでガイドを貼ってましたwww

こういうガイド貼る時はキチンと下書きとかしなきゃダメですねぇ。

画像でこのパーツ見ると、直線にうっすらシャープペンで描いたガイド線があるのですが、実はかなりズレているという・・・(-_-;)

スジ彫りが曲がる理由その2

ガイドを真っ直ぐ貼れたとしても、スジ彫りするとき、最初はキチンとパーツに対して垂直だったり直線だったりしてるんです。

けど、スジ彫りしてる途中から楽しくなってきてしまって、どうしても強く彫ってしまう。そんで、どんどんズレてくる・・・。

センターに真っ直ぐなガイド線を描くために

いずれにせよ、まっすぐガイドを貼りたい。

そして、いつもまっすぐな気持ちでいたいwww

そのためには

パーツのセンターに対して真っ直ぐな下書きとなる線を描きたいんです。

そのためには、パーツの長さを測ったりして、そのセンターに印なんかをつけて真っ直ぐ線を描けばいいんじゃね、ってカンジなのです。

パーツの長さを測るための試行錯誤

HGシリーズとかのパーツって、小さいからパーツの端から端までの長さ測るって結構難しい。

スプリングコンパスをパーツの幅にあてて、それで定規で測るってのもあるのですが、
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悲しいかな、43歳おっさん、もう老眼始まってます?ってなもんで定規で細かいセンチなどを読み取るのが困難(笑)

他の方法として、こんな便利なマスキングテープもあるのよ。
「目盛線帯 マスキンジャー 」
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マスキングテープに目盛りがついてるんです!

これは曲線なんかのパーツだと超便利ですよねぇ。

しかし、これもパーツが小さいと、目盛りを読み取るのが難しい!

しかも、パーツの半分の長さを知りたいワケなので、もうちょい細かい目盛りだと助かるのですが・・・。

検索してノギスに出会う

こんなことやってたらさ、パーツの長さなんて測れないよ!

じゃあなんとかしろよ!代替案もださずに批判だけするなんて誰でもできるよ!

もうジェイナスの中でみんながスコットを攻めるレベルで自問自答(笑)

なんとかしてパーツの長さ測れないかしら、とここ数日試行錯誤をしておりました。

ふ~む、ここはひとつ、ググりますかね。

っていうか、すぐにググればいいんですけどね(^_^;)

っていうか、昨今の若者って、わからない事あったらすぐググるのね、って思いきやそうでもないんですよねwww

わからないまま途方にくれて「まぁいいか、面倒くせぇ」となり、トータルで損をする始末(^_^;)

っていうか、まぁそれはそれとして、今回のわたくしの検索は、検索ワードがちょいと難しいが、ここはベタに

「パーツ 長さ 計測」

ってことで(笑)

検索すれば道は開ける!

検索してみると、世の中には対象物を計測する機器や道具ってのがたくさんあるのねぇ。

それらをさらに色々と見てみると、どうやら

「ノギス」

という道具がプラモデルのパーツの長さを測るのに適してそう。

ノギスというのはwikipediaによると

長さを100分の5ミリメートル単位まで精密に測定する測定器である。外側測定・内側測定・深さ測定・段差測定が出来る。

ノギスは、JISB7507に制定されている。

従来は機械的に測定するノギスが使用されていたが、現在ではデジタルノギスがその利便性により普及している。(初期の)ノギス、ダイヤルノギス、デジタルノギスの3つに分類できる。

引用:ノギス-wikipedia

ということらしいです。

要するに、長さの測定を精密に出来る器具、ってことですね。

これや!これでパーツの長さを測れるんやないか~い!

しかも、デジタル表記できるモノもある!

これや、もうこれしかない!即ポチ!

どんなことでも事前調査は重要

って、キチンと調べろや(笑)

なんでもそうだけど、モノを買う時、どこかにでかけるとき、物事を始めるときなど、キチンと事前に調べきゃダメよね。

と、いいつつ、わたくしはそういうことをやるけども、途中でダルくなってあきらめる男です。

そういういい加減な男です。

だってね、ノギスって模型雑誌や本に載ってて、知ってハズだもんね(いまさら)

安さの理由をよく考える

ノギスもピンキリで高いモノは1万円、もしくはそれ以上とかあるらしい。
Amazon検索→ノギス

さすがにそれはやりすぎ。

逆に安いモノは100円からあるらしい。

でも、そういう安いモノは精度が低そうだしなぁ。

ガンプラ始めてから道具買うようになってわかったのは、安い道具ってのはやはり安いパフォーマンスしか発揮してくれない、ということ。

まぁそれが安さゆえの理由だから仕方ない、というか当たり前なのですが。

その安さの意味を理解把握して使わなきゃダメですよね。

昨今は安い航空チケットあったりして、それはシートがかなり狭い、とかだったりするワケで、移動の飛行機のシートには拘らない、って人はそれでいいですよね。

ということで、ノギスも安すぎるの買っても仕方なし、なワケです。

ノギスに求める3つの要素

色々調べていると、ノギスで大事なことも見えてきた。

ということで、今回、わたくしはノギスを購入する上では、以下の3つの要素を軸として探すことにしました。

まぁあれやこれやと欲張るといつまでも決まりませんので。

その1)
精度
キチンと測れないと意味ないもんね。

その2)
スムーズな動き
「ジョウ」という長さを測るためにスライドさせる部分。
これがスムーズでないと測りづらいらしい。


その3)

サムローラーのありなし
「ジョウ」を動かすためのスライダーを微妙に動かすことができるらしい。
これは小さいパーツを測るには必須かと思われ。

よさげなノギスをポチった

そんで、結局、見つけたよさげなノギスがこちら。
「大型液晶IP54デジタルノギス150mm 超大文字表示 改良モデル」

おふう・・・。結構なお値段・・・。

この前プレミアムバンダイで注文したMGアストレイレッドフレームも4千円超え。

先日もMGバスターガンダム積んだばかりだし・・・。

これをポチる勇気、お前にあんのかよ?

まぁ一応ほしいものリストにはいれたけど(笑)

しかし、このアイテムが入手できれば、一気にいろんな問題が解決するのではなかろうか?

過去記事の・・・

では定規アプリ使ってましたけど、これももう必要ないのでは?

ええい、どうすればいい、わたしを導いてくれ!

っていうことで、ポチっとな(笑)

これで凹みモールドを彫るための下書き作業にかなりの希望の光が見えてきた。

届いたIP54デジタルノギス150mmを開けてみる

ポチったノギスが届いた。
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早速あけてみる。
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フタを開けるとこんな感じ。
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電池の予備が入ってるのは、地味に嬉しいwww
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では中身を袋からだしてみます。
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もうね、持った瞬間感じた。

「こいつはぁ、いいモノを手に入れたぁwww」

持った感じでモノとしてはしっかりとした作り、ってのは感じましたね。

すでに、買ってよかったと思っている(笑)

液晶やその他の部分

この大きな液晶、相当見やすい!こりゃあどんだけ老眼でも見えると思うよ(笑)
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ひらいたジョウを固定するネジ。
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目盛り。とても見やすい。
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こちらは深さを測るデブスバーというもの。
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IP54デジタルノギス基本的な使い方

IP54デジタルノギスの使い方は至ってシンプル。

まず「ON/OFF」ボタンで電源を入れます。
onoff

そんでジョウを閉じて「0(ゼロ)」ボタンを押します。
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zero

なんで「0(ゼロ)」ボタンを押すかといいますと、比較測定なんかをすると表示される「0」の位置が変わってきたりしますのでね。

比較測定については後述。

あとはジョウをひらいて計測するだけ。

比較測定もできる

例えば、このUSBですが・・・
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横と縦の幅(長さ)がどれくらい差があるか、を調べたいとします。

普通だったら横と縦の長さをそれぞれ測って、

横の長さ-縦の長さ=差分

というようにやると思うのですが、このノギスを使えば

まず横を測って
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次に一度「0(ゼロ)」ボタンを押して
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そんで縦を測ると差分の長さが表示されます。
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いやぁ便利っす。

ノギスに求める3つの要素を検証

とりあえず、わたくしが、ノギスに求めていた3つの要素をひとつずつ検証してみます。

その1)精度

検証として、先ほどのUSBを改めて測ってみますよ。
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このUSB、長いこと使ってますから、それなりに磨り減ったりして本来の規格の幅とは違ってるかもですが、まぁそういう細かいことはおいときましょうwww

そんで、計測。
12.07mm。
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もう一度。おお12.07mm。
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ではもう一度。ピッタシ12.07mm。(ズルはしてませんwww)
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とはいえ、計測するときの角度とか、強く押し付けちゃう、とかで数値は微妙に変わってはくると思います。

でも、ガンプラ初心者的には、もう十分すぎる精度。

その2)スムーズな動き

わたくしは、これが初めてのノギスなワケでして、他と比較しようもないのですが、

こんだけスムーズに動けば全く問題ないです(笑)

むしろ、この動きで「どうもスムーズじゃねぇなぁ」って人がいたら、一体どんな目的でノギスを使うのか聞きたいくらいですねwww

その3)サムローラーのありなし

サムローラーってのはこれですね。
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これは測るときにジョウを動かすのに、使うのですが、これを親指でまわして微調整して動かすワケです。

このサムローラー、プラモデルとか小さいパーツを測るなら、絶対あった方がイイ!

このサムローラーなかったら、微調整できないからイライラするでしょうねぇ。

今回、ノギスを買うにあたり、このサムローラー付きを選んだのはかなり正解でしたね!

むしろガンプラ初心者、プラモデル初心者こそ、サムローラー付きのノギスを買うべきっす。

まとめ

今回買った「大型液晶IP54デジタルノギス150mm 超大文字表示 改良モデル」は少々高額な買い物でしたが、それだにモノ自体はしっかりしてました。

うん、買ってよかったwww

これは今後、ガンプラ製作においてやれることがまた増えそうです!

というか、今回の記事の本来の目的は「パーツのセンターに真っ直ぐな下書きの線を描く」ってことだったんですけどね(^_^;)

ポチったノギスのことだけで終わってしまった。

ということで、ノギスを使って線を描く作業は、また次の機会ということで(期待してくださった皆様方、すみません)。

曲がったことしてすみませんでしたwww

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