メカサフとピンクサフレビュー!下地作りと本塗装をセットで吹き付け

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がく

ども、がく(@oskgaku)です。

ガンプラの塗装、レッド塗装で下地をピンクサフで吹き付けたい。でもピンクサフって案外ないんですよね。

▲HGUCシャア専用ゲルググ。レッド塗装の下地はピンクにしたい。

色々探しまして、行き着いたのがガイアノーツの「NAZCA(ナスカ)」シリーズってなやつの「NP004 ピンクサフ」
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そんで、このピンクサフを調べるうちに、「NP001 メカサフ へヴィ」というのも知ったのであります。
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この「NP004 ピンクサフ」と「NP001 メカサフ へヴィ」、

めっちゃイイんですわっ!(笑)

どのようにイイのか?

その説明をするため「NP004 ピンクサフ」と「NP001 メカサフ へヴィ」の使用感をレポートをします。

とはいえ、わたくしはエアブラシ塗装の経験がかなり浅い。

エアブラシ塗装経験が浅い上に、今回の「NP004 ピンクサフ」と「NP001 メカサフ へヴィ」も初めて使った次第です。

それらを踏まえた上で、読んでいただけると幸いです。

強最高なNAZCAシリーズ!

まず、この「NAZCA(ナスカ)」シリーズってのは何なのでしょうか?

これまたざっくり調べてみました。

NAOKI氏とは?

NAZCA(ナスカ)」シリーズとは、あのNAOKI氏がプロデュースした製品!

参考
ガイアノーツ – NAZCA(ナスカ)シリーズ

いやいや、NAOKIって誰やねんって思う人もいるかもですよね(^_^;)

NAZCA(ナスカ)」シリーズのwebサイトを一部引用させていただきますと・・・。

各模型誌でキャラクターモデルを中心に第一線で積極的に作品を発表し続けるプロモデラーでありつつ、各メーカーでの商業原型を手掛ける原型師。

との記載。

さらにNAOKIを知るためにTwitterを見てます。
NAOKI(@n_a_o_k_i_

マジで神!マジで仏!まぁともかく、凄い人なんです!

ガンプラを三ヶ月もやれば、必ず耳にすることになるであろうNAOKI氏。

ちなみに、わたくしはとある小さな展示会で、NAOKI氏をすぐ近くで見かけたことがあります。

もうかれこれ3年くらい前、小さな展示会でしたが、NAOKI氏は来場者に非常に丁寧な対応していて、腰もかなり低かったかとw

そんなスゴイ人なNAOKI氏によるプロデュース製品なブランドが「NAZCA(ナスカ)」シリーズってワケですね。

メカサフはサフと塗装で一石二鳥

メカサフはその「NAZCA(ナスカ)」シリーズの第一弾ということだそうです。
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メカサフの特徴ですが、これまた「NAZCA(ナスカ)」シリーズのwebサイトから一部引用させていただきますと・・・。

*メカサフ=メカニカルサーフェイサーはNAOKI氏が普段から原型/模型製作時に独自調合、使用しているサーフェイサーを再現したもので、2色ラインナップ致しました。

通常のサーフェイサーよりも濃い色に調合してありますので、サーフェイサーの主用途である「下地作り」としてだけではなく、内部メカ、フレームや武器にそのまま「色」としても使えるものとなっております。

要するに、以下が一気に出来てしまうのです。

  • 下地作り
  • フレームや武器の塗装

下地作り」としてだけではなく、内部メカ、フレームや武器にそのまま「」としても使えるものだとか。

このような一石二鳥は、塗装のたびに塗装ブースを出し入れするリビングモデラーにめっちゃありがたい!

私の場合、塗装をする機会が一ヶ月のうちに2回もあればいい方なので、塗装の手間を省けるのは非常に助かります。

この「NP001 メカサフ へヴィ」、サフでありながら塗装も出来てしまうのです。

ピンクサフの目の粗さは1000番くらい

ピンクサフも同じく「NAZCA(ナスカ)」シリーズですね。
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NAZCA(ナスカ)」シリーズのwebサイトによると・・・。

メタリックなどより赤や青などのソリッドカラーに効果的です。サーフェイサーとしての目の粗さは1,000番~1,200番くらいとなります。

なるほど。サーフェイサーとしての目の粗さは1000番くらいなご様子。

そうなると傷を隠す効果はあまり期待できそうもないですね(実際のそうでした)。

ただまぁサーフェイサーに対して、傷を隠す効果に大きな期待するのもどうかな、ってのはあります。

傷を隠してくれた場合、その半面塗膜も厚くなってしまってるでしょうから。

パーツ表面の傷は、やはり表面処理の段階で綺麗にしておきたいところではあります(←それが今だに出来てない人w)

ちなみに、メカサフのサフとして目の粗さはwebサイトには記載されてませんが、所感としてはやはり800~1000番という感じです。

過去に1200番のサフ(スプレー缶)で、どの程度の傷が消せるか?という検証をしてみました。



1200番のサーフェイサーで消せるヤスリがけ跡は何番なのか検証!

NAZCAシリーズの希釈にはプロユースシンナー

なにはともあれ吹いてみます。

NP004 ピンクサフ」と「NP001 メカサフ へヴィ」ともに、希釈具合は1:1.2くらいで吹きました。

2022年10月19日:追記

サーフェイサーの希釈ですが、1:1.2では濃すぎるかもしれません。
1:2、もしくは3、くらいでないとコンプレッサーやハンドピースによっては詰まるかもしれません。

使った薄め液は「NAZCA(ナスカ)」のwebサイトにも載っていた「NP003 プロユースシンナー
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このプロユースシンナーはパーツへの食付きもよく、塗膜も強くなるそうな!(ってのをフォローの舞次(@maiji_t)さんから教えていただきました。ありがとうございます!)

サフの吹付け環境は以下の通り。

  • ハンドピース「MJ724」
  • コンプレッサー「パワーコンプレッサー」


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サフを吹くのでハンドピースは0.5mmとかでもよかったのですが、サフの細吹きにも挑戦したかったのであえて0.3mm。

コンプレッサーの圧力は1.2MPaくらいです。かなり強めですね。
※最後の方は0.6MPaくらいで吹いてましたが、問題なく吹けました。

まずは「NP004 ピンクサフ」から紙コップにだしてみます。
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結構あざやかなピンクです。マッ○シェイクを彷彿とさせるw

次に「NP001 メカサフ へヴィ」。
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ちょいと濃いグレーという感じでしょうか。

このメカサフ、しっとり感を強く感じます。

さて、これらを希釈しますが、わたくしはこの1mlの計量スプーンを使ってます。

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そして、希釈。

もし、サフと薄め液の希釈率が1:1の場合、サフが4ccなら薄め液も4ccってことになります。

でも、今回の環境でその希釈率ではサフがハンドピースに詰まって出ませんでした・・・。

そのため、1:1.2の希釈くらいにしました。

2022年10月19日:追記

サーフェイサーの希釈ですが、1:1.2では濃すぎるかもしれません。
1:2、もしくは3、くらいでないとコンプレッサーやハンドピースによっては詰まるかもしれません。

サフ4ccとプロユースシンナー6ccで希釈したところ、わたくし的にはエエ感じになりました。
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▲希釈前と何が違うかようわからん画像ですみません(^_^;)

サフの容量に対して、プラス2ccがちょうどイイかなぁ、って感じですね(サフが6ccならシンナーが8cc)。

ちょっとジャバジャバで緩いかなぁ、とも思ったのですがこれ以上濃くすると、サフ段階で塗膜が厚くなってしまいそだったのでヤメました。

このヘンは、個人の好みの問題もありますから、厳密にどのくらいがベスト!ってのはないですよね。

ガンプラに多少慣れてきて感じたことは、自分的に「これでOK」と思えればそれが正解!ということです。

絶対的な正解数値みたいのがわるワケではありませんから。

メカサフとピンクサフは美しくすらある!

ピンクサフとメカサフ、吹きました。順番にレポートしていきます。

もはやピンクサフのままでいいのでは?

まず、「NP004 ピンクサフ」。

このピンク、落ち着いた表面で綺麗な発色をしたピンクです。
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HGUCシャア専用ゲルググのピンク部分は、もはやこれでもイイくらいです!いや、ホントに(^^)

塗膜も強い。しっかりしてます。

サフ後の細かいパーツを、こんなにゴチャっと保管しているのに、傷がついてません(笑)
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NP004 ピンクサフ」は世間のモデラーさんにも好評のご様子。

メカサフはもはやサフではない?!

続いて「NP001 メカサフ へヴィ」。

もうこれは、サフ処理ではなくこれで塗装完了でイイですねw
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この「NP001 メカサフ へヴィ」を吹いたあとにツイートしたところ、皆さまから同じような意見のコメントが。


メカサフも、ピンクサフと同様に皆さまご愛用のご様子!!

サーフェイサーでも細吹きは可能?

ちなみに、サフでもある程度の細吹きは出来るっぽいですね。

コンプレッサーの圧力を下げて(0.4MPaくらいでしょうか)吹いてみました。

細いモールド部分もサフが吹けました。

ただ、調子に乗っていると厚ぼったい塗膜になってしまいます。
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▲画像ではわかりづらいですが、塗膜が厚くなってモールドがダルくなり液ダレしてます・・・。

メカサフピンクサフ|まとめ

今回は「NP004 ピンクサフ」と「NP001 メカサフ へヴィ」を吹きまして、すごく綺麗な塗膜になりました。

メカサフなんぞは、もうそのまま塗装しなくても良いレベルの素晴らしさ♪

希釈は1:1.2がちょうど良かったです(わたくし的には)

ピンクの瓶サフって、あんまり出回ってないので、今回の「NP004 ピンクサフ」には非常に助かりました。

今後のレッドの塗装が楽しみです。

NP001 メカサフ へヴィ」はガンプラの関節なんかには、もうそのまま塗装としての仕上がりでイイかと!

HGUCシャア専用ゲルググはこのままいきます!(^^)

この「NAZCA(ナスカ)」シリーズ、クセになりそうですね(笑)

いまめっちゃ気になってるのが「NP005 メカサフ スーパーヘヴィ

最後に「NP004 ピンクサフ」と「NP001 メカサフ へヴィ」を吹いたパーツをちょいと組み上げて撮影してみた。
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やはり、塗膜が綺麗だと、撮影しても綺麗なのであります(^^)
NP004 ピンクサフ」と「NP001 メカサフ へヴィ」、ありがとうw

こりゃぁ積みプラ以外に、積み塗料?も増えちゃいそうですw

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