ども、がく(@oskgaku)です。
「嫌われる勇気」、この本の目次をみたとき
『すべての悩みは「対人関係の悩み」である』
という項目があり、それに目を奪われて思わず買いました。
Kindle版で。
こちらの本、「哲人」と「青年」の対話方式になっておりまして、まぁ哲学(アドラー心理学)の先生と悩みを持つ青年のカウンセリング、というような感じです。
わたくしは仕事のミスとか他人に言ってしまったこと、言われたことなどをわりとクヨクヨとする性格なので、
『すべての悩みは「対人関係の悩み」である』
というワンフレーズだけもで
「なるほど!」
とスッキリした感じはあります(笑)
悩みの性質をハッキリさせるだけでもだいぶ違います。
まぁ要するに、この本を読んで
「なるほど!」
と思うところがたくさんあったワケです。
わたくしが一番印象に残ったのは
「他者の期待を満たすために生きているのではない」
というところです。
これは「せやな!」と思いながら読みましたね(笑)
仕事をしているとどうしても人からの評価を気にしますから。
それで自分を傷つけているシーンは多々あります。
というか、色んなこと気にしすぎなんです。
けども、気にするな、と言われてもそう簡単に急には気にすることをやめられません(笑)
そんなとき、この本に書いてあることを思い出すと、その都度の置かれている状況を冷静に把握して対処していけそうです。
あと印象に残ったのは、目的論。
アドラー心理学では目的論というのがあるそうで「哲人」がこんなことを言ってます。
過去の「原因」ではなく、いまの「目的」を考える。
本の中では例もでてまして「青年」の友人が引きこもっており、それは「哲人」からするとご友人には「外に出ない」という目的が先にあって、その目的を達成する手段として、不安や恐怖といった感情をこしらえているとのことでした。
こういうこと、日常生活のなかでも結構あります。
自分にあてはめてみても結構あります。
結局は、それをやりたくなかっただけでしょう、みたいな。
この本を読んで、読み終わった直後に劇的に変われる、というワケではないと思います。
ただ、この本を読んだことで、自分に起きたことに対して具体的な対策を得られる、というのはすごく大きいと思います。
そういうことを少しずつやっていくと、少しずつ変わっていけると思います。
この本を読んでいるときに、ちょうど仕事の対人関係のトラブルがありましてむかつくわ~、と思いましたけども、この本のことを思い出しなぜあの人は自分にこんな風にしてくるんだろう、と客観的に考えることができたりします。
この本、わたくし的にはKindle版で買うのがオススメです。
気になった箇所にハイライトというマーカーみたいなのをつけるとあとで簡単にそれを呼び出すことできます。
普通の本でいうと付箋みたいなものですが付箋よりも簡単に探し出すことできます。
さらに検索もできて、さらにわからない単語も辞書でひけますし。
Kindle版はタブレットなくてもスマホでも読めます。
これが非常に助かります。
電車でも読めますし、仕事の休み時間にも読めます。
小さいことにクヨクヨしちゃいがちなひとに とってもオススメな本です。