黒立ち上げ塗装が難しすぎる?失敗の原因はエアブラシの入れ方だった!

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以前、HGグフを黒立ち上げ塗装で仕上げた。う~ん、どうにも納得がいかない。

フチ部分に、ほとんど黒を残せなかった。

リベンジ。EGストライクガンダムでもう一度挑戦。

わざとらしいくらいに黒を残してみた。でも、発色が残念かなw

もっと白を発色させたかったけど、まぁグフよりはマシに仕上がったかな(と勝手に思っている)。

いやはや、パーツのフチ部分に黒を残して塗装する、というのがやはり難しい。

嫁

何がそんなに難しいんじゃ。

がく
がく

まさにそれ!
それを理解して攻略すれば、黒立ち上げ塗装のレベルが上がる!

今回は黒立ち上げ攻略に四苦八苦したレポート。そんで、その経験を元に自分なりに対策を立てて、テストしてみた。

がく
がく

ちょっとコツは掴めたきた!

このレポート、黒立ち上げ塗装に挑戦してみたい!という同志に共有することは、それなりに意義があると思ってます!

何が難しいのか?ってのを事前に理解しておくのは重要かとw

がく
がく

雑誌やwebだと、黒立ち上げ塗装をシレっと仕上げてたりしますからね。

ENTRY GRADE 機動戦士ガンダムSEED ストライクガンダム 1/144スケール 色分け済みプラモデル
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)

パーツ中央から塗装するのが難しい

黒立ち上げ塗装、何が難しいのかといえば、パーツの中央付近だけを塗るということ。

フチに黒を残しつつ、中央付近を塗る。
がく
がく

それはつまり、エアブラシの吹き始めの部分をパーツ内に素早く入れるってこと!
ムズイ!

さらに、それ以外にも細吹きのテクニックも必要!

HGガンプラのパーツは小さいですから。

むしろ、まずは細吹きのテクニックが大前提か?ハードル高しっ!

黒立ち上げ塗装に必要なテクニック、大前提は細吹き?

エアブラシの細吹き、今までは以下でやっていた。

  • エア圧弱め
  • 希釈薄め

ただ、「プラモデルテクニックガイド4」を読みまして、エア圧が弱めだと着色に難あり、と理解(ようやくw)。

相応に強いエア圧で吹き付けなければ、塗料の粒子がキチっと粉砕されず、綺麗な塗膜にならない。

つまり、まずは細吹きをキチっとマスターしてから、黒立ち上げ塗装に臨むがベスト。

その細吹きで、パーツ中央から螺旋状に円を描くように塗装していく。

嫁

アンタみたいな下手くそは、まずMGガンプラとか大きなパーツでやれよ。

嫁さんのいうことはごもっともw

でもまぁ今回は、練習も兼ねてね。

ちなみに、上記の細吹きやら黒立ち上げ(グラデーション塗装)やらについては、「プラモデルテクニックガイド4」に詳細が書いてあります。

私なんぞのブログを読むより、100倍オススメな本ですw

黒立ち上げ塗装はエアブラシの動きも難しい

ガンプラをエアブラシ塗装する場合、基本的には、

  1. パーツのエッジ部分から塗装
  2. 中央へ向かって塗りつぶしていく

という流れが多い(別にこれが絶対的な正解ではないけど)。

吹き付け方としては、パーツの外で塗料を吹き出しておいて、その状態からエッジ部分を塗装していく。

これは、特に問題もなく。

でも、黒立ち上げ塗装の場合はそうはいかない。

パーツのエッジ部分は黒を残したいので、中央から塗装していく。

塗装を吹き出したエアブラシを、サッとパーツに中央に持っていって塗装。

言うは易しw

繰り返し塗装して習得するしかないよね。

エアブラシ細吹きのコツ4要素

話を細吹きに戻します。

前回のブログで、細吹きの要素は以下とまとめた。

  1. 塗料を薄めに希釈する
  2. エア圧を弱める
  3. 塗料の吹き出す量を少なめにする
  4. パーツとエアブラシの距離を近くする

これでも細吹きはできるが、発色や綺麗な仕上がりを考えると、まだちょっと不十分かも。

特にエア圧。

前述したとおり、弱めのエア圧だと塗料の粒子がキチっと粉砕されず綺麗な塗膜にはならない。

がく
がく

エア圧は0.2mpa?くらいにしてみようかしら。

この場合、塗料の希釈は薄めすぎるとビシャビシャで塗料溜まりができてしまうかもしれない。

なので、ちょい薄め希釈(ムズイ!)。

塗料の吹き出す量もニードル調整でちょい少なめ(いやムズイってw)

これらをまとめると以下。

  1. 塗料をちょい薄めに希釈する
  2. エア圧は0.2mpaくらい
  3. 塗料の吹き出す量をちょい少なめ
  4. パーツとエアブラシの距離を近くする

これで綺麗な細吹きにしてからの~、エアブラシをパーツ中央へサッと移動。

がく
がく

繰り返すが、ムズイ。

ちなみに、エアブラシの口径は0.3mm。

パーツ中央から塗り始めるテクニック

ポイントは確認したので、あとはやっぱり実際にやってみて感覚を掴む。

パーツ中央部分を塗装したいのだけれども、何も考えずに塗装を始めると、黒を残したいエッジ部分付近から塗りつぶして中央へ行ってしまうw

がく
がく

パーツ横からエアブラシを入れてるからですね。

これを防ぐには、横からではなく、真正面からエアブラシを入れる。

その際、ちょい遠目からパーツ中央へ向かって、真正面からエアブラシを入れる(塗料は吹き出した状態で)。

ジャンクパーツで練習。塗料の吹き出し具合を確認しつつ、良さげな塩梅の感覚を身につける。

なんとなく、要領は得てきた感じ♪

まとめ

黒立ち上げ塗装に必要な要素、多すぎw

小さいパーツの場合、さらに細吹きのテクニックが必要になる。

というか、細吹きテクニックが大前提。

ただね、これはもう回数重ねて、トライアンドエラーで習得していくしかないですね。

嫁

凡人以下のアンタは、むしろソレしかない。

はい、ごもっともですね(^_^;)

まぁでも、エアブラシ塗装は楽しいから、このトライアンドエラーはさほど苦ではない!

黒立ち上げ塗装の四苦八苦レポート、凡人同志諸君の参考になれば幸いですw

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がく(@oskgaku