
ども、がく(@oskgaku)
です。
先日完成したHGギャン(REVIVE版)

HGギャンの塗装、最後の仕上げの つや消し塗装を失敗 してしまいました……!



せっかくの黒立ち上げ塗装が台無しに。ショック。
私と同じ失敗する人を増やしたくない!
そんな思いから、今回の失敗の原因と対策を詳しく解説 します。
目次
1.ガンプラ塗装の失敗例:つや消しで塗膜が溶けた原因
まずは、今回の 失敗の状態 から。
こちらが、塗膜が溶けてしまったパーツ です。


上層の塗膜が溶け、下地の塗膜が露出してしまいました。
1-1. HGギャンの黒立ち上げ塗装の手順
今回の HGギャンの塗装手順 は以下の通りでした。
- アイアンブルー(下地)
- コバルトブルー(中間色)
- ブライトロイヤルブルー(中間色)
- ブライトロイヤルブルー+ホワイト(仕上げ)






仕上げには発色を考慮し、 ブライトロイヤルブルーに少しホワイトを追加。
しかし、最後の つや消し塗装のミス によって、上位2層(ブライトロイヤルブルー)が溶け、パーツによっては3層目(コバルトブルー)まで剥がれ、 下地のアイアンブルーが露出してしまいました!残念!
1-2. なぜ、つや消し塗装で塗膜が溶けたのか?
考えられる理由は 2つ あります。

これら2つ、エアブラシ塗装では基本的なこと。
でも、油断してるとその基本を忘れてしまうのです。
2.ガンプラ塗装の失敗原因①:つや消しをいきなり厚吹きした
ガンプラ製作、大抵の場合は水転写デカールを貼ってますよね?
その場合、 つや消しをいきなり厚吹きすることはNG です(主観w)。
理由は、 水転写デカールの保護 を考慮する必要があるから。
多くの場合、まずはデカールの保護のために 光沢クリアーでコーティング します。
この光沢クリアーコーティングも、いきなり厚吹きなどせず、薄く(フワっと程度)で吹付け。
そのため、最後のつや消し塗装も いきなり厚吹きせず、まずは薄く吹いて保護する のが基本です。
で・す・が、今回の私、珍しく水転写デカールを貼っていなかった・・・。
そのことをすっかり忘れ、いつも通り光沢クリアーでコーティングした状態だと思い込んでしまった。

なので、最初からつや消し厚吹きしてしまったた。それで塗膜を侵してしまった 可能性が高いです。
コーティングされてない状態で、つや消しを厚吹きしたならば、そりゃ塗装の塗膜は溶けちゃうよねぇ…。

3.ガンプラ塗装の失敗原因②:エア圧が強すぎた
厚吹き、と一言で片づけてしまうのは簡単で、具体的には何が悪かったのか?
まずひとつは「エア圧」。
このエア圧は、〇〇MPaが正解!というのはないのだけれど、最後の仕上げつや消しでは強すぎればさすがに下地を溶かす。
0.3MPa
とかはさすがに強すぎ。
今回はそこまでやっていませんが、エア圧は強すぎたのかもしれません。

状況によりますが、0.15MPa以上はリスキーかなと。
4.ガンプラ塗装の失敗原因③:パーツとの距離が近すぎた
これも状況によりますが、エア圧が0.15MPaとして、エアブラシ(ハンドピース)とパーツとの距離が10cm以内だと、下地塗膜は溶かしてしまうかもしれない・・・。
パーツとの距離は、非常に重要!

これが主な原因かもしれないですね。
5.ガンプラ塗装の失敗原因④:薄め液の選択ミス
2026年2月28日追記
薄め液の種類は、さほど関係ないかと思われます。強い薄め液でも、パーツとの距離やエア圧を適正すれば大丈夫かなと。
今回のHGギャンの塗装では、以下の薄め液を使用しました。
- 塗装時の希釈 :Mr.カラーレベリング薄め液
- つや消し塗装時の希釈 :プロユースシンナー


しかし、この2つの溶剤の強さ を比較すると、以下のような関係が考えられます。
Mr.カラーレベリング薄め液<プロユースシンナー
プロユースシンナーは メカサフの希釈用に開発された強い溶剤 です。
通常のガイアノーツ溶剤に比べ、強い溶剤となっております。 通常塗料の希釈にも使用でき、同様の効果を発揮します。
引用-ガイアノーツ – NAZCA(ナスカ)シリーズ

この 強い溶解力 によって、 Mr.カラーレベリング薄め液で希釈した塗膜が、プロユースシンナーで希釈したつや消し塗料によって溶けた 可能性もあります。
ただまぁ、強い塗膜を作りたい場合にプロユースシンナーは便利。
それこそ、下地のサフとかね。乾燥もはやい。
6.失敗対策:つや消し前にコーティングで保護
今回の失敗を繰り返さないための対策 を実践します。
繰り返しになりますが、つや消し塗装の前に クリアー塗装を施してコーティングする ことで、塗膜を保護できます。
例えば、水転写デカールを貼る場合、こんな感じの手順がオススメ。
- 光沢クリアーでコーティング(特に水転写デカールを使用する場合は必須)
- 水転写デカールを貼る
- さらに光沢クリアーでデカールを保護
- 最後につや消し塗装(薄く吹き付ける → 厚吹き仕上げ)
水転写デカールを貼らない場合も、まずは光沢クリアーでコーティング。

この方法なら、 つや消し塗装による塗膜の溶解を防げます。
光沢クリアー、ガイアノーツの「Ex-クリアー 03」も有名ですね(一時的入手困難でしたよねw)。
7.まとめ:ガンプラ塗装でつや消しを失敗しないために
今回のHGギャンの塗装失敗の原因
- 原因:つや消し塗装をいきなり厚吹きした
今後の対策
- エア圧は強くしすぎない
- パーツとの距離は10cm以上
- つや消し塗装の前にコーティングをする
兎にも角にも、ガンプラ塗装の つや消し仕上げは慎重に。
今回の失敗を踏まえて、 今後はより慎重に塗装していきます!
今回の失敗談が ガンプラ塗装で同じミスをしないための参考になれば幸いです。
ガンプラ製作進捗やマテリアル紹介をツイート。
がく(@oskgaku)








