エアブラシ細吹きで塗料がでない!見直すべき希釈と操作の4ポイント

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がく
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ども、がく(@oskgaku
です。

HGグフ、黒立ち上げ塗装で仕上げることにしてみた。

結果、まぁどうにか完成はしたのだけれども。もうちょいハッキリとし黒立ち上げにしたかったw

黒立ち上げ塗装は過去一度だけ、ドラえもんで経験済み。

エントリーグレードのドラえもん
微妙に黒が残ってる程度で、よくわからんw

しかしまぁ、黒立ち上げ塗装というのは、思っていたほど簡単ではなく。

今回のHGグフでは、黒立ち上げ塗装は2回目なので、なんとなく出来てるパーツもある。

でも、出来てないパーツもある。

黒立ち上げってよりかは、ウェザリングに近いw

小さいパーツの黒立ち上げ塗装、難しい!

黒立ち上げは、パーツのフチ部分を残すようにして塗装しなければならない。

それを実現させるためには、エアブラシの細吹き塗装のテクニックが必要。

がく
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小さいパーツの場合、より細く吹き付けないイケない。これがムズイ!

テキトーにいつもどおり吹き付けると、あっという間にフチの黒部分を塗りつぶしてしまう・・・。

今回は、失敗から得た教訓をもとに、エアブラシ塗装で細く吹き付けるためのテクニックをまとめてみました。

  1. 塗料を薄めに希釈する
  2. エア圧を弱める
  3. 塗料の吹き出す量を少なめにする
  4. パーツとエアブラシの距離を近くする

※2025年3月6日追記
エア圧が弱すぎると綺麗なミスト状に噴射されない。結果、塗膜も綺麗にならず・・・。
このあたりの塩梅は、今後の課題です。

HGグフ、昨今のガンプラ事情にしては買いやすくなってるご様子。この機会にいかが?(あっという間に入手できなくなったりするのが、昨今のガンプラ事情の怖いところw)。

黒立ち上げ塗装の色についてはnoteにまとめましたので、そちらをご覧くださいませ。
ガンプラの黒立ち上げ塗装は中間色が超重要と失敗から学んだ

エアブラシ塗装の細吹き方法

細吹きするための、エアブラシ操作のポイントは3つ(塗料の希釈については後述)。

  • エア圧を弱める
  • 塗料の吹き出す量を少なめにする
  • パーツとエアブラシの距離を近くする

RAYWOODホビー部さまのポストが非常にわかりやすい。

項目をひとずつ確認していきます。

  • エア圧を弱める

これは作業としてはシンプル。

レギュレーターを調整すればよいだけ。

もちろん微調整は必要だけど、それは試しながらやれば簡単。0.05mpaとか。

※2025年3月6日追記
先述のとおりで、エア圧が弱すぎると綺麗なミスト状に噴射されない。結果、塗膜も綺麗にならず・・・。0.05mpaはちょっと弱すぎかも。

  1. 塗料の吹き出す量を少なめにする

これはエアブラシ(ハンドピース)のニードルアジャスターを絞ったり緩めたりして調整する。

これは完全に絞って締めてる状態。これだと塗料は吹き出されない。
こちらはちょっと緩めてる状態。これで塗料が吹き出る。
  1. パーツとエアブラシの距離を近くする

これについてはエア圧や吹き出し量、塗料の希釈度合いにもよるけども、だいたい5cm前後といったところかしら。

近づきすぎるとあっという間に、

うぉっ!液溜まりが!

という悲劇が起きてしまう・・・(実際にやらかしてる)。

細吹きでムズイのはエア圧と塗料吹き出し量の調整

で、特に問題なのは3つのうちこの2つ。

  • エア圧を弱める
  • 塗料の吹き出す量を少なめにする

この2つ、何が問題かって、当然のごとく、塗料がなかなか吹き出してこない。

ではどうすればいいのか?

塗料を薄めで希釈しておく。

濃いめ希釈だと、吹き出されない。

がく
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とはいえ、この度合いがなかなかに難しい!

エアブラシ細吹きは塗料の希釈度合いも重要!

普通の塗装、大抵は

  • 塗料1:薄め液2

という具合。

私の場合、それだと詰まり気味になってしまうので

  • 塗料1:薄め液2.5

という具合にしている(初心者の人もこのくらいが一番失敗が少ないと思う)。

ただ、今回の細吹きの場合、この程度の希釈度合いでもまだ濃い。

  • 塗料1:薄め液3

もしくは

  • 塗料1:薄め液3.5

くらいでもいいのかもしれない。

これは塗料自体の濃さ、使う薄め液、気温、湿度、など色々と関係してくるので一概にはいえないので、あくまで目安。

コツを掴むまでは、なんどもトライアンドエラーが必要そうです。

う~ん、この調整、やっぱり難しい。

まとめ

初めての黒立ち上げ塗装における細吹き。

実現させるために必要だと感じたことをまとめると、合わせて以下4つ。

  1. 塗料を薄めに希釈する
  2. エア圧を弱める
  3. 塗料の吹き出す量を少なめにする
  4. パーツとエアブラシの距離を近くする

とはいえ、能書きだけで細吹きできるほどエアブラシ道は甘くない。

ともかく、トライ・アンド・エラー。

黒立ち上げ塗装がキチっと出来てるパーツもあれば・・・。

出来てないパーツもある。

ねぇどうして?すごくうっすらw冒頭でも紹介した脚部パーツね。
まぁ完成したので、ヨシとするw

黒立ち上げ塗装、雑誌やweb、動画なんかだと

「イイ感じにグラデーション気味にして黒を残して塗装します」

な~んてサラっと書いてありますが、ココが一番難しいのよねw

がく
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まぁ私みたいな物覚えの悪い老眼、マーケットに少ないのかも。

とはいえ、こんな言葉で説明するのが難しいテクニックを、物覚えの悪い人に向けて説明してくれる媒体が欲しい!という層もいると思うw

そういう本や、記事があったら有料でも買いたい。

とはいえ、最終的にはやっぱり自身でトライアンドエラーを繰り返すしかない。

だって、アナタと同じ人はいないのだからw

エアブラシ塗装の道は、一本道でございます!

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がく(@oskgaku