ども、ガンプラ初心者のがく(@oskgaku)です。
先日、小中学校の同級生と久々に話しをしたんですよ。最近、またガンプラを作り始めた、という話しをしたら
「誕生日会のガンプラ交換は大変だったよなぁ」
ってな話になり、懐かしかったなぁ(笑)
ということで、今回は約30年前の誕生日会プレゼント交換でのガンプラあるある、です。
おそらくアラフォー世代には共感してもらえると思います。
むしろ共感してもらいたくて書きます(笑)アラフォー世代以外の方々、今回読んでも全くもって面白くない?!と思うので鉄血のオルフェンズを見てください(笑)ってか、最近の鉄血、もうヤバイんすけど!43歳おっさん、どハマり中(笑)
誕生日プレゼントにはガンプラがド定番
2017年現在、43歳のわたくし、ガンプラが流行った世代ど真ん中でありまして、小学校3、4年の頃、まぁトシでいえば9歳10歳の頃にガンプラが流行ったわけです。
33年くらい前になりますな。もうそんな経つかっ!怖っwww
その頃の小学生といえば、猫も杓子もガンプラで、事件事故が起こるくらいなもんだったワケです。
今みたいにネットもないのでガンプラ発売情報なんかを得るにも、刑事みたいに足を棒にして、おもちゃ屋を何軒か行って調べたりしてた世代。頑張ったよなぁ。
そういう状況だったので、誕生日会なんてやろうもんなら、参加した子供全員がガンプラ買ってくるワケですよ。
わたくしの子供時代の誕生日会の思い出も、当然ガンプラなのですが、ある誕生日会で、かなり激しい悲劇が起きました。
水中系モビルスーツはダセェ
小学校4年生のとき、高山くん(仮名)の誕生日会に招待され、当時のわたくしも、もれなく誕生日プレゼントにガンプラを用意しました。
わたくしが用意したガンプラは1/144のアッガイ。
なぜに1/144かといいますと、まぁおこずかい的要素もあるのですが、当時は1/100サイズってのはなかなか買えないご時勢だったんですよね。
それにわたくしの住んでいる地域ではアッガイは下級生には人気があったのですが、上級生や中学生以上には人気がなく、下級生にとっては非常に買いやすいガンプラだったんです。
「水中系のモビルスーツはダセェ」
という概念が上級生にはどこかありましてね(^_^;)
たぶんこれ、わりとよその地域でもあったと思うのですが、みなさんはどうですか?(笑)
そのため、ズゴック、アッガイは比較的下級生にも買いやすかったんです。
けど、スゴックは何気売り切れが多かった。特にシャア専用。
ズゴックの方がシャープな印象で、アッガイって丸っこいからカワイイ印象なんですかね。今でもベアッガイとかあるくらいだし。
というか、大人になって思うのだが、子供って、今でもアッガイとかズゴックとかが好きなのなのは何故であろうか(笑)
ヨドバシカメラで子供がズゴックをねだっているのをマジで3回は見ている。
しかもMG!
「小学下級生がMGだぁぁぁ??!!お前らなんてまずは旧シリーズ、それも1/144とかにしとけ!」
っていつも思います(笑)。我らが子供のときは小遣いで買えるのは1/144でしたから。
というワケで、高山くんの誕生日プレゼントも1/144サイズ(笑)そんでアッガイ。
美人双子姉妹のいる家で誕生日会
高山くんの誕生日会に招待されたのはわたくし含めて4名。
つまり、4個のガンプラが高山くんに贈られることになったワケでございます。
そんな高山くんにはトシの離れた高校1年生の双子のお姉さんがおりまして、しかも超絶美人!
小学4年生からすると高校1年生のお姉さんなんて超大人なお姉さんなワケです。
キレイなお姉さんは好きですか?を地でいってるようなお姉さんで、イメージ的には水野真紀。
当時はそのお姉さんに会いたいがために高山くんの家に遊びに行くような輩も当然いたwww
みな本気で双子姉妹を羨ましがった&妬んだわけで、唯一の救いが高山くんが全く女子にモテないけど、すんげぇイイやつだったこと(笑)。
「お前の家でフロ入っていい?」
という小学生ならではの下衆な問いに対して
「入ってもいいけど、面白くもなんともないよ」
という面白くもなんともない返しをする高山くんをわたくしはとても好きでした(笑)
その誕生日会では当然、美人双子姉妹のお姉さん2人とお母さんが誕生日会をセッティングしてくれまして、ケーキなんかをだしてくれて、暖かい目で高山くんの誕生日会を見守ってまして、美人双子お姉さんのどちらか(←失礼)がお皿をだして「は~い、たくさん食べてね」って言ってくれたの、いまだに忘れない(笑)
高山くんと誕生日会参加者4名は子供らしくきゃいきゃい言いながらケーキを食べたのであります。
ケーキ食べるだけで、よくあんだけきゃいきゃいできたよなぁ、って43歳になって思う(笑)
ケーキのイチゴはもれなく全員最初に食べる派。育ち悪いんで早く食べないと本気で誰かが食べちまう風習www
場の空気を変えたしまったアッガイ
ってなことで、誕生日会が始まりまして、わたくし含めた4人は高山くんに誕生日プレゼントを渡すタイムなりました。
もうね、箱でわかりますよね。
4人全員がもれなく1/144サイズの箱(笑)
美人双子姉妹の隣いた高山くんのお母さんが「全員ガンプラ」って突っ込んだので、いまだに忘れない(笑)
4名「誕生日おめでとうございま~す!ガンプラで~す!」
高山くん「ガンプラ、ありがとうございま~す!」
というしょうもないやりとりが、我らには流行っていました(←どうでもいいんですけどねw)。
そして、高山くんはガンプラの包装紙をあけていきまして、最初は木田くん(仮名)のガンプラ。
高山くん「おっ、アッガイじゃん」
それを見た瞬間、場の空気が変わった。
ゲンスルーが洞窟で「俺が爆弾魔(ボマー)だ」と告白したときくらい場の空気変わった。
というのは、木田くん以外の3名が、アッガイがでてきてはマズイ理由があるから。
まず、わたくしは当然、同じプレゼント用意しちゃってますからね(笑)
他の2名もアッガイがでてきてはマズイ理由があるワケですが、それは後述。
高山くん「じゃあ次、がくのプレゼント」
マズイ、マズイぞ。
蔵馬が仙水のMAXの霊力値見てマズイと思ったくらいマズイ!
高山くん「あっ、がくのプレゼントもアッガイじゃん(笑)」
SEED発現!(種割れシーンをイメージのことw)
おれ「まぁやっぱりアッガイは量産型なんだから2体は必要だよね」
一同「(笑)」
最高の切り返しじゃねえか!やるなミカ!(ボケが乱雑すぎてスミマセンwww)
いやぁ、我ながらナイスな切り返し。しかも笑いもとったしな。
おれ的には無罪放免なレベル。
ガンプラ誕生日会は最悪な展開へ
ふう、アッガイが続くなんて焦ったぜ。とはいえ、誕生日プレゼント交換会でガンプラがかぶることはよくあること。
なので、2体までは許される。ホッ。
そして、次の山野くん(仮名)もう誰もが想像できる最悪の展開がそこに。
高山くん「山野もアッガイ!」
まさかのアッガイ3カード!!
ある意味最高である!外野的視点としては最高である(^_^;)当事者的にはたまらんマズイ展開!
そして、山野くんの次の発言が、さらに場を緊張へと誘う。
山野くん「やっぱさ、ジャブロー行くにはアッガイ3体は必要っしょ!これでシャア専用ズゴックあればジオラマも作れんじゃん!」
山野っっっ!アホかっっっ!
おめぇ次にプレゼントを公開される河田くん(仮名)の気持ち、考えてんのかっ!!
おめぇ次の河田くん(あくまで仮名)がズゴック(しかもシャア専用)ださなかったら、河田くんの面目丸つぶれやんけぇぇぇ!
見ろ!河田くんの怯えた表情を!まるで迷子のキツネリスのようだよ!
高山くん「(ガサッガサッ)」
もう室内には高山くんが河田くんのプレゼントの包装紙をあける音しか聞こえない・・・。
一同「あっ・・・・」
グラブロ
河田くん、やっちまったよ。やっちまった。もうアッガイの3カードがどうこうという問題じゃねえ。
誕生日会のガンプラプレゼントに一番やっちゃいけないやつ、それは
誕生日会のプレゼントにモビルアーマーのガンプラをチョイスすること(←おそらくわたくしの地元限定ルール)
誕生日会のガンプラには、どうにかしてモビルスーツを持ってくるのが最低限のルール。
例えそれがジムであったとしても、主役の誕生日の人間は
「ありがとう、お前の気持ち、受け取ったよ」
と、そっと優しく肩に手を置いてささやくのが最低限のマナー。
モビルアーマーなんぞを持ってきた日には
「おい、また爆弾魔(ボマー)がでたんだってさ。気をつけろよ」
と言われつつ、肩に命の音(カウントダウン) をセットされるのがオチである。
しかも河田くんの場合、最悪なことに
アッガイ→グラブロ
という水中系ガンプラのしばりつきなのである!!!
「水中系のモビルスーツはダセェ」
これは上級生の価値観ではあるのだが、やはり下級生にも浸透している価値観である。
しかし、その価値観は「いま、俺たち下級生は水中系だけど、近い将来必ず宇宙系のガンプラ買える日が来る。それまでは、水中系でもカッコイイってことにしとこうぜ」っていうこれまた暗黙のルールがあるのだ。
それは当然高山くんにも、ある。
さらに追い討ちをかけるならば、グラブロというのはツメが接着するだけ(だったと思う)なので、ガンプラ技術が未熟な低学年としては、非常に折れやすいという印象があり、あまり作りたがらない傾向にあったのだ。
アッガイ3カード
グラブロ
水中系ガンプラしばり
この3要素が揃って泣かない低学年はいない(っていうか、4年生って、もう高学年じゃね)。もしこれで泣かなかったら、そいつはきっと男塾の卒業生だ。
窮地を救う者たち
当然、性格が温厚でいいやつな高山くんとすれば、泣くのが正規ルート。
典型的表現ではあるが、あえていう。
表情は曇っているどころかいまにも泣き出しそうな顔である。
「じゃあ次は私たちの番ね」
「じゃあ次は私たちの番ね」
突然、美人双子姉妹がハモった。
おっ、なんだ急に。急にぶっこんできたな。っていうか、さすがにこの空気で下手なこと言ったらあんたら美人姉妹でも命の音(カウントダウン) の餌食になるぜ?ゲンスルー、サブ、バラによって「解放(リリース)」って言ったあとの現場になんぜ?
「お姉さんたちからのプレゼント」
えっ?何?家族からのプレゼント?ここでか?お、おおっ、まぁそれもアリだよね。
ってなことを考えつつ、誕生日プレゼントに目をやると、見覚えの箱の大きさなプレゼント。
それは、まさか?!まさか?!1/100サイズのガンプラではあるまいか!!!
一同の場の空気が変わった!
これ、いまから神龍でるんちゃうか?(しかもナメック星版の方)くらいな場の空気。
美人双子姉妹からのプレゼントはなんと
1/100サイズシャアザク
1/100サイズグフ
一同「すげぇ~~~~」
激レアである!
1/100サイズといえば、早朝からおもちゃ屋さんに並んでも、最初の方に並んだヤツが買い占めてしまうブツ。
仮に、おもちゃ屋で早く並んだとしても、上級生の目の前で1/100サイズを買おうものなら
「てめぇ調子こいてんじゃねぇぞ」
とマジで言われかねないレベル(まぁそういう時代なんでね笑)
そんな時代なので、1/100サイズなんてモノはなかなか買えなかったのである。
しかも、シャアザクとグフ!
恥ずかしい話、わたくしはこのとき、初めて1/100サイズのグフを間近に見ました。
「これがグフかぁ、超かっけぇぇぇ」
と心底思ったものでした。
「オレもいつか1/100サイズのグフが欲しい」
なんて当時は思ってましたよね。ご安心ください、33年後のあんたは1/100サイズのグフどころか、その他諸々積んでますよ(笑)
まとめ
美人双子姉妹のおかげで場の空気は一気に華やかに!
一同「1/100サイズのシャアザクとグフなんて、超すげぇじゃん!」
ってなことで、高山くんは一気にみんなから羨望のまなざしで見られる現場となったのである!
もはや、アッガイの3カードなんぞはジャブローの藻屑くらいなもんである。
そんなこんなで、高山くんの誕生日会は悲劇の様相から一転、美人双子姉妹によって華やかな和み雰囲気な誕生日会になったのでありました。
現代の平成の誕生日会にプレゼント交換という風習はあるのだろうか?
もしあった場合、ガンプラはプレゼントとして差し出されているのだろうか?(笑)
もし、ガンプラをプレゼントする小学生がいるならば、43歳のおっさんはコレをオススメしたい。
シノの話し、しようぜ(笑)おっさんと一緒に、シノの話しをしないか(笑)
アラフォーガンプラ世代には、こんな話しが腐るほどあるのだ・・・。
トシとると、なんか思い出話をしたくなるのよね(笑)付き合ってくれてありがとうございましたm(__)m
ってか、このシャアザク、すげぇ。コーティングバージョン(笑)
ブログ記事に共感していただけたら嬉しいです(^_^)