がく
ガンプラの塗装、レッド塗装で下地をピンクサフで吹き付けたい。でもピンクサフって案外ないんですよね。
▲HGUCシャア専用ゲルググ。レッド塗装の下地はピンクにしたい。
色々探しまして、行き着いたのがガイアノーツの「NAZCA(ナスカ)」シリーズってなやつの「NP004 ピンクサフ」
そんで、このピンクサフを調べるうちに、「NP001 メカサフ へヴィ」というのも知ったのであります。
この「NP004 ピンクサフ」と「NP001 メカサフ へヴィ」、
めっちゃイイんですわっ!(笑)
どのようにイイのか?
その説明をするため「NP004 ピンクサフ」と「NP001 メカサフ へヴィ」の使用感をレポートをします。
とはいえ、わたくしはエアブラシ塗装の経験がかなり浅い。
エアブラシ塗装経験が浅い上に、今回の「NP004 ピンクサフ」と「NP001 メカサフ へヴィ」も初めて使った次第です。
それらを踏まえた上で、読んでいただけると幸いです。
目次
強最高なNAZCAシリーズ!
まず、この「NAZCA(ナスカ)」シリーズってのは何なのでしょうか?
これまたざっくり調べてみました。
NAOKI氏とは?
「NAZCA(ナスカ)」シリーズとは、あのNAOKI氏がプロデュースした製品!
参考
ガイアノーツ – NAZCA(ナスカ)シリーズ
いやいや、NAOKIって誰やねんって思う人もいるかもですよね(^_^;)
「NAZCA(ナスカ)」シリーズのwebサイトを一部引用させていただきますと・・・。
各模型誌でキャラクターモデルを中心に第一線で積極的に作品を発表し続けるプロモデラーでありつつ、各メーカーでの商業原型を手掛ける原型師。
との記載。
さらにNAOKIを知るためにTwitterを見てます。
NAOKI(@n_a_o_k_i_)
【おしらせ】プロデュースブランドNAZCAの新製品「スタンピングスポンジ」の製品サンプルが届きました。画像のようなチッピング表現などに使いやすいサイズ/形状で、柄付きなので作業中手も汚れにくいです。10月下旬発売、よろしくお願い致します! pic.twitter.com/1xi3kTmcRI
— NAOKI (@n_a_o_k_i_) 2018年10月25日
【おしらせ1】本日発売のHJメカニクス02にて表紙のMG F91ver.2.0を製作させていただきました。良キットをプロポーション変更とディテールアップで更に自分好みに寄せてみました。特集はフォーミュラ計画です。よろしければ是非! pic.twitter.com/ArE8MrOuiv
— NAOKI (@n_a_o_k_i_) 2018年10月25日
明日浅草橋の東商会館にて開催される千葉しぼりさんの展示会に今年もゲスト枠で展示スペースを設けていただきました。最近の雑誌作例からもいくつか持って行こうと思います。 pic.twitter.com/wM9uYY9bb0
— NAOKI (@n_a_o_k_i_) 2018年10月19日
マジで神!マジで仏!まぁともかく、凄い人なんです!
ガンプラを三ヶ月もやれば、必ず耳にすることになるであろうNAOKI氏。
ちなみに、わたくしはとある小さな展示会で、NAOKI氏をすぐ近くで見かけたことがあります。
もうかれこれ3年くらい前、小さな展示会でしたが、NAOKI氏は来場者に非常に丁寧な対応していて、腰もかなり低かったかとw
そんなスゴイ人なNAOKI氏によるプロデュース製品なブランドが「NAZCA(ナスカ)」シリーズってワケですね。
メカサフはサフと塗装で一石二鳥
メカサフはその「NAZCA(ナスカ)」シリーズの第一弾ということだそうです。
メカサフの特徴ですが、これまた「NAZCA(ナスカ)」シリーズのwebサイトから一部引用させていただきますと・・・。
*メカサフ=メカニカルサーフェイサーはNAOKI氏が普段から原型/模型製作時に独自調合、使用しているサーフェイサーを再現したもので、2色ラインナップ致しました。
通常のサーフェイサーよりも濃い色に調合してありますので、サーフェイサーの主用途である「下地作り」としてだけではなく、内部メカ、フレームや武器にそのまま「色」としても使えるものとなっております。
要するに、以下が一気に出来てしまうのです。
- 下地作り
- フレームや武器の塗装
「下地作り」としてだけではなく、内部メカ、フレームや武器にそのまま「色」としても使えるものだとか。
このような一石二鳥は、塗装のたびに塗装ブースを出し入れするリビングモデラーにめっちゃありがたい!
私の場合、塗装をする機会が一ヶ月のうちに2回もあればいい方なので、塗装の手間を省けるのは非常に助かります。
この「NP001 メカサフ へヴィ」、サフでありながら塗装も出来てしまうのです。
ピンクサフの目の粗さは1000番くらい
「NAZCA(ナスカ)」シリーズのwebサイトによると・・・。
メタリックなどより赤や青などのソリッドカラーに効果的です。サーフェイサーとしての目の粗さは1,000番~1,200番くらいとなります。
なるほど。サーフェイサーとしての目の粗さは1000番くらいなご様子。
そうなると傷を隠す効果はあまり期待できそうもないですね(実際のそうでした)。
ただまぁサーフェイサーに対して、傷を隠す効果に大きな期待するのもどうかな、ってのはあります。
傷を隠してくれた場合、その半面塗膜も厚くなってしまってるでしょうから。
パーツ表面の傷は、やはり表面処理の段階で綺麗にしておきたいところではあります(←それが今だに出来てない人w)
ちなみに、メカサフのサフとして目の粗さはwebサイトには記載されてませんが、所感としてはやはり800~1000番という感じです。
過去に1200番のサフ(スプレー缶)で、どの程度の傷が消せるか?という検証をしてみました。
1200番のサーフェイサーで消せるヤスリがけ跡は何番なのか検証!
NAZCAシリーズの希釈にはプロユースシンナー
なにはともあれ吹いてみます。
「NP004 ピンクサフ」と「NP001 メカサフ へヴィ」ともに、希釈具合は1:1.2くらいで吹きました。
サーフェイサーの希釈ですが、1:1.2では濃すぎるかもしれません。
1:2、もしくは3、くらいでないとコンプレッサーやハンドピースによっては詰まるかもしれません。
使った薄め液は「NAZCA(ナスカ)」のwebサイトにも載っていた「NP003 プロユースシンナー」
このプロユースシンナーはパーツへの食付きもよく、塗膜も強くなるそうな!(ってのをフォローの舞次(@maiji_t)さんから教えていただきました。ありがとうございます!)
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サフの吹付け環境は以下の通り。
- ハンドピース「MJ724」
- コンプレッサー「パワーコンプレッサー」
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サフを吹くのでハンドピースは0.5mmとかでもよかったのですが、サフの細吹きにも挑戦したかったのであえて0.3mm。
コンプレッサーの圧力は1.2MPaくらいです。かなり強めですね。
※最後の方は0.6MPaくらいで吹いてましたが、問題なく吹けました。
まずは「NP004 ピンクサフ」から紙コップにだしてみます。
結構あざやかなピンクです。マッ○シェイクを彷彿とさせるw
ちょいと濃いグレーという感じでしょうか。
このメカサフ、しっとり感を強く感じます。
さて、これらを希釈しますが、わたくしはこの1mlの計量スプーンを使ってます。
そして、希釈。
もし、サフと薄め液の希釈率が1:1の場合、サフが4ccなら薄め液も4ccってことになります。
でも、今回の環境でその希釈率ではサフがハンドピースに詰まって出ませんでした・・・。
そのため、1:1.2の希釈くらいにしました。
サーフェイサーの希釈ですが、1:1.2では濃すぎるかもしれません。
1:2、もしくは3、くらいでないとコンプレッサーやハンドピースによっては詰まるかもしれません。
サフ4ccとプロユースシンナー6ccで希釈したところ、わたくし的にはエエ感じになりました。
▲希釈前と何が違うかようわからん画像ですみません(^_^;)
サフの容量に対して、プラス2ccがちょうどイイかなぁ、って感じですね(サフが6ccならシンナーが8cc)。
ちょっとジャバジャバで緩いかなぁ、とも思ったのですがこれ以上濃くすると、サフ段階で塗膜が厚くなってしまいそだったのでヤメました。
このヘンは、個人の好みの問題もありますから、厳密にどのくらいがベスト!ってのはないですよね。
ガンプラに多少慣れてきて感じたことは、自分的に「これでOK」と思えればそれが正解!ということです。
絶対的な正解数値みたいのがわるワケではありませんから。
メカサフとピンクサフは美しくすらある!
ピンクサフとメカサフ、吹きました。順番にレポートしていきます。
もはやピンクサフのままでいいのでは?
まず、「NP004 ピンクサフ」。
HGUCシャア専用ゲルググのピンク部分は、もはやこれでもイイくらいです!いや、ホントに(^^)
塗膜も強い。しっかりしてます。
サフ後の細かいパーツを、こんなにゴチャっと保管しているのに、傷がついてません(笑)
「NP004 ピンクサフ」は世間のモデラーさんにも好評のご様子。
今回特に難儀したのが「クリーム1号」、下地に影響され易く調合も何度か繰り返し納得のいくように調整。
ガイアノーツのピンクサフを初めて塗ってみましたがクリーム系の下地にはおススメです!発色が全然違います(^∇^) pic.twitter.com/t8FFDtbswA
— よんまる赤とんぼ (@40akatonbo) 2018年11月10日
ピンクサフはガイアノーツのサフがオススメです
— 狸丸 (@sota_gt) 2018年10月3日
NAZCAピンクサフの上からガイアのオレンジイエローに色の源マゼンダ少量足したカラーで塗ります。 pic.twitter.com/BLeQrIFOHN
— zu-ka (@zuka5150) 2018年10月2日
メカサフはもはやサフではない?!
続いて「NP001 メカサフ へヴィ」。
この「NP001 メカサフ へヴィ」を吹いたあとにツイートしたところ、皆さまから同じような意見のコメントが。
メカサフは通常塗料寄りですからね。私は結構シャバシャバにしてます pic.twitter.com/0XoM9RSVrb
— 舞次 (@maiji_t) 2018年11月6日
メカサフも、ピンクサフと同様に皆さまご愛用のご様子!!
MAGさん クニヒコさんおはようございまーす(≧∇≦)/
私もメカサフ愛用しています(#^.^#)
使い勝手がいいですよね〜— つきちゃん (@Moon_Guard45) 2018年11月27日
別角度からの追加画像
今回は個人的に大好きなグレー×蛍光カラーにしてみました〜ピンクは蛍光ピンクとクリアピンクを調色したものでキャンディ塗装
下地はシルバーとメタリックレッドでグラデーションをかけてみました✨グレー部分はメカサフのライトとヘヴィで塗り分けています pic.twitter.com/qOqCLOGOK1
— ていしゅん【9MCウィーゴで参加】 (@teyteyshunshun) 2018年11月24日
寿屋のプラモは洗浄しても生半可なサフだと下地から剥げ落ちるから…さはりメカサフ最高やな
— 沙守(沙守工房) (@sagami1siki) 2018年11月12日
ジェガンのサフ吹き。缶サフが足りなくて途中までしかぬれなかった。フレームはメカサフというの始めて使ったけどとてもいいっすねこれ。 pic.twitter.com/loikpZvB8z
— 岩 (@lampyarou) 2018年11月11日
サーフェイサーでも細吹きは可能?
ちなみに、サフでもある程度の細吹きは出来るっぽいですね。
コンプレッサーの圧力を下げて(0.4MPaくらいでしょうか)吹いてみました。
おはようございます(^^)
NAZCA(ナスカ)シリーズのピンクサフ、エアブラシで吹いたワケですが、やはりエアブラシですと、細かいモールドのあるパーツでも綺麗に吹き付けが出来るもんですね(^^)
スプレー缶塗装だと、どうしても細か… https://t.co/c4OAtA8Ue1
細いモールド部分もサフが吹けました。
ただ、調子に乗っていると厚ぼったい塗膜になってしまいます。
▲画像ではわかりづらいですが、塗膜が厚くなってモールドがダルくなり液ダレしてます・・・。
メカサフピンクサフ|まとめ
今回は「NP004 ピンクサフ」と「NP001 メカサフ へヴィ」を吹きまして、すごく綺麗な塗膜になりました。
メカサフなんぞは、もうそのまま塗装しなくても良いレベルの素晴らしさ♪
希釈は1:1.2がちょうど良かったです(わたくし的には)
ピンクの瓶サフって、あんまり出回ってないので、今回の「NP004 ピンクサフ」には非常に助かりました。
今後のレッドの塗装が楽しみです。
「NP001 メカサフ へヴィ」はガンプラの関節なんかには、もうそのまま塗装としての仕上がりでイイかと!
HGUCシャア専用ゲルググはこのままいきます!(^^)
この「NAZCA(ナスカ)」シリーズ、クセになりそうですね(笑)
いまめっちゃ気になってるのが「NP005 メカサフ スーパーヘヴィ」
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最後に「NP004 ピンクサフ」と「NP001 メカサフ へヴィ」を吹いたパーツをちょいと組み上げて撮影してみた。
やはり、塗膜が綺麗だと、撮影しても綺麗なのであります(^^)
「NP004 ピンクサフ」と「NP001 メカサフ へヴィ」、ありがとうw
(2024/11/08 11:07:33時点 Amazon調べ-詳細)
こりゃぁ積みプラ以外に、積み塗料?も増えちゃいそうですw
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