【ガンプラ初心者用】成型色が白いパーツをキレイに塗装する方法

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がく
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ども、がく(@oskgaku
です。

ガンプラ塗装の際、ユニコーンガンダムやマーク2のようにボディが白ならば、当然、白で塗装しますよね。

▲こちらはRGガンダムマーク2

HGマーク2を塗装する際、下地としてグレーのサーフェイサーをパーツに吹きつけました。

その後、

グレーの上に白の塗料で塗装

をしました。その結果、

下地のグレーが透けてしまった!
DSC00374

その原因なんかについては前回のブログ記事に書きましたので参考にしてくださいませ。
初めてのガンプラ塗装で失敗を防ぐために知ってほしい3つの事例

この下地のグレーが透けないようにしたい。

対策として一般的には

白を重ねて吹く

をやるかと思います。

でもこれだと、何度も白を重ねて塗装しなくてはイケないかもしれない(厚ぼったくなる)。

この問題に対して、根本的な解決策を示唆してくれたのが、月刊ホビージャパンの2017年3月号の記事、

「きみにもできる!!鉄血のガンプラ製作法」

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月刊ホビージャパン2017年3月号

この記事の解決策を要約すると

・ピンクの成型色に黒サフ→白サフと吹いて(これが下地になる)、その上から白塗装すると、綺麗な白が発色される!

ってな事なんです!

ピンクの成型色を白の成型色と置き換えて、この解決策を試してみます!

サフの下地処理の素朴な2つの疑問

月刊ホビージャパンの2017年3月号の記事を要約すると

「彩度の高い成型色のパーツ」を

「白に塗り替えてキレイに発色」させたければ、

黒サフ吹く→白サフを重ねて吹く

のがよろし、ってことですね。

この記事から、さらに一部引用させていただきますと

黒地の上からサーフェイサー1500ホワイトを吹付けると、あっという間に美しいホワイトが発色します。

白いMSを製作するときは基本工作後に黒サフを吹いて傷をチェックし、白サフで発色というのが2017年のスタンダードになるでしょう。

ということです。

黒サフを吹きつけるのは、傷のチェックも兼ねてるのですね。

しかし、私はある疑問が浮かびました。

疑問1)
黒サフで傷のチェックはできるのか?

黒サフって、傷やスジ彫り、エッジ出しのチェックができないのでは?

黒だから暗くて見えないのでは?

黒サフ、大丈夫?

疑問2)
そもそも黒サフ→白サフ→白塗装って大丈夫?

そもそも、月刊ホビージャパンさんが仰っているような、白い成型色に、

黒いサフ→白いサフ→白い塗料

というのは綺麗に発色するのだろうか?

ってな3つの疑問を解消すべく、作業に進みます。

疑問1)
黒サフは傷のチェックができるのか?→出来た

実験パーツとして、ユニコーンガンダムの足のパーツを用意しました。

これに黒サフを吹いてみます。
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結果がこちら。
DSC00599

あっ、なんかすごくいいかも♪

パーツの状態がすごくわかりやすい。

黒サフでの傷のチェック

スジ彫りした跡、見えてますね。

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黒サフでも、スジ彫りの具合やパーツの傷のチェックを出来るのがわかります。

疑問2)
黒サフ→白サフ→白塗装って大丈夫?→大丈夫

さて、最後は黒サフ→白サフ→白の塗装です。

先ほどの黒サフ吹いたパーツの上から、白サフを吹いてみます。

使用したのは、月刊ホビージャパン2017年3月号の
「きみにもできる!!鉄血のガンプラ製作法」
 で紹介されていた
「Mr.フィニッシングサーフェイサー 1500 ブラック スプレータイプ」

DSC00548

吹きつけた結果がこちら。

DSC00635

ちょい黒が透けてるようにも見えますが、それなりに白サフとしての役割は果たしてくれたかと。

むしろ、黒が透けてる方が白塗装しやすいです(真っ白に白塗装だと、塗装出来てるかよくわからん)。

では、この白サフに白の塗装をしてみますよ。

使う塗料はGSIクレオスからでている「ガンダムカラー UG01 MSホワイト」

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▼ではまず黒サフ状態。
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▼そんで、こちらが白サフ吹いた状態。
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そして最後、「ガンダムカラー UG01 MSホワイト」でエアブラシ塗装しました。
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わたくしとしては、キレイに発色できたなぁと満足(^^)

以前の、グレーのサフの上から「ガンダムカラー UG01 MSホワイト」でエアブラシ塗装したガンダムマーク2と比較してみましたよ。
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画像だとちょっとわかりづらいですねぇ(^_^;)

しかし、肉眼だと、明らかに今回の方が白の発色がいいのがわかりますよ。

まとめ

ユニコーンガンダムやガンダムマーク2のような、成型色が白のガンプラ。

サーフェイサーを吹き付けたいこともあろうかと(整面した場合とか)。

その場合、グレーのサーフェイサーよりも、今回の方法の方が綺麗な白で発色出来そうですね。

ただ、一概に「これが絶対正解」ということもなく。

仕上がり具合の好みは千差万別ですから。

なので、一度はジャンクパーツなどで試してみるのが良さそうです。

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