がく
ガンプラ塗装の際、ユニコーンガンダムやマーク2のようににボディが白の場合、白で塗装しますよね。
その時、下地としてグレーのサーフェイサーをパーツに吹いたんですけど、
グレーの上に白の塗料吹きつける
ってなことをしたので、
下地のグレーが透けてしまう!
ってことが起きてしまったんですよねぇ・・・。
その原因なんかについては前回のブログ記事に書きましたので参考にしてくださいませ。
初めてのガンプラ塗装で失敗を防ぐために知ってほしい3つの事例
この下地のグレーのサーフェイサーが透けないためには
白を重ねて吹く
というのが一般的だと思うのですが、もっと根本的な解決策を示唆してくれたのが、月刊ホビージャパンの2017年3月号の
「きみにもできる!!鉄血のガンプラ製作法」
の記事!
月刊ホビージャパン2017年3月号
この記事の解決策を要約すると
・ピンクの成型色を白で塗装しようとしても白が透けてしまう。
しかし、
・ピンクの成型色に黒サフ→白サフと吹いて(これが下地になる)、その上から白塗装すると、綺麗な白が発色される!
ってな事なんです!
今回はその解決策を試してみます!
- GSIクレオス:Mr.フィニッシングサーフェイサー 1500 ホワイト スプレータイプ
- GSIクレオス:Mr.フィニッシングサーフェイサー 1500 ブラック スプレータイプ
- ファンテック:超硬けがきニードル10°
目次
サフの下地処理の素朴な3つの疑問
先述しましたが、月刊ホビージャパンの2017年3月号の「きみにもできる!!鉄血のガンプラ製作法」 の記事を要約しますと以下のとおり。
・ピンクの成型色を白で塗装しようとしても白が透けてしまう。
しかし、
・ピンクの成型色に黒サフ→白サフと吹いて(これが下地になる)、その上から白塗装すると、綺麗な白が発色される!
これ、超要約してますから、詳しくは月刊ホビージャパンの2017年3月号をどうぞ(笑)
2017年2月5日付けのAmazon「模型・フィギュア・プラモデルの雑誌 の売れ筋ランキング」では1位だったので読み応えは充分!わたくしも大変満足しております!
※ちなみにこれが「HGガンダムフラウロス」です。
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まぁ要するに、
彩度の高い成型色のパーツに白を塗り替えてキレイに発色させたければ、
黒サフ吹く→白サフを重ねて吹く
のがよろし、ってことですね。
そんで、さらにこの記事から一部引用させていただきますと
黒地の上からサーフェイサー1500ホワイトを吹付けると、あっという間に美しいホワイトが発色します。
白いMSを製作するときは基本工作後に黒サフを吹いて傷をチェックし、白サフで発色というのが2017年のスタンダードになるでしょう。
ということです。
- 美しいホワイト発色には黒地の上からホワイトサーフェイサーを吹く
- 「彩度の高い成型色のパーツ」以外の「白いMS」でも黒サフ→白サフ
というのが良さげなんですね。
総合的にいいますと、パーツが白いガンプラの場合、
黒サフで傷のチェックして、白サフでキレイに発色。
ということですね。
しかし、わたくし、ある疑問が浮かびました。
疑問1)
いきなり白サフ吹いてはダメなのか?
ユニコーンガンダムとかは成型色が白のパーツだから、黒いサフ吹かずにいきなり白いサフでもいいのではなかろうか?
それだと綺麗に発色しないのかしら・・・。
まぁでも、普通に考えたら、成型色が白なんだから、白いサフだと、傷(スジ彫りやエッジ出しなんかも)のチェックができませんよね。
白に白じゃ目立ちませんから。
でも、一応やってみないと気が済まない(^_^;)
もしかしたら、案外、傷のチェックできるかもよwww
疑問2)
黒サフで傷のチェックはできるのか?
黒サフって、傷やスジ彫り、エッジ出しのチェックができないのでは?
黒だから暗くて見えなくね?www
黒サフ、大丈夫?
疑問3)
そもそも黒サフ→白サフ→塗装って大丈夫?
そもそも、月刊ホビージャパンさんが仰っているような、白い成型色に、
黒いサフ→白いサフ→白い塗料
というのは綺麗な発色に効果があるのだろうか?
ってな3つの疑問を解消すべく、作業に進みま~す。
疑問1)
白サフは傷のチェックができるのか
ちなみに、このスジ彫りはファンテックので「超硬けがきニードル10°」でやりました。
超硬けがきニードルは激細に尖ってるからガンプラHGの小さいパーツのスジ彫りも楽勝だよ!
この「超硬けがきニードル10°」はHGの小さいパーツでも細くスジ彫りできるし、その他諸々なことにも便利なんで、ガンプラ初心者もひとつ持ってると重宝しますよ。
っていうか、持っておいた方がいいw
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その他にも、ゴッドハンドの「スジ彫りヤスリ」なんかも便利ですよ。
【スジ彫りヤスリレビュー】初心者でも綺麗にスジ彫り出来る!
さて、この白いパーツに白サフを吹いていきますよ。
白サフは月刊ホビージャパン2017年3月号の「きみにもできる!!鉄血のガンプラ製作法」 で紹介されていた「GSIクレオス Mr.フィニッシングサーフェイサー 1500 ホワイト スプレータイプ」を使用します。
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記事の中では「GSIクレオス Mr.フィニッシングサーフェイサー 1500ホワイト ビンタイプ」を使っておりましたね。
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まぁ当初の予想どおり、成型色が白なんでね、あんまり変化がわからないですよね(^_^;)
とはいえ、肉眼だと、成型色よりもキレイな白になってるのは明らかです。
そんで、先ほど触れたとおり
「白い成型色に白のサフ吹いたら、元が白なんだから、ちゃんと吹けてるかよくわからんだろうに」
ってことですが、はい、そのとおりです(^_^;)
横着して、白い成型色のパーツに白のサフを吹くってのは、やっぱりムリがありますね。
これは白サフを吹かないときの状態とあまり変わりませんね・・・。
パーツ表面の細かい傷とかは、ちょっとわからないかな。
疑問2)
黒サフは傷のチェックができるのか?
さてお次はこちらも月刊ホビージャパン2017年3月号の「きみにもできる!!鉄血のガンプラ製作法」 で紹介されていた「Mr.フィニッシングサーフェイサー 1500 ブラック スプレータイプ」。
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こちらも同じくユニコーンガンダムの足のパーツを用意しましたので、黒サフを吹いてみます。
結果がこちら(一応言わせてください、料理番組みたいじゃね?w)
あっ、なんかすごくいいかも♪
パーツの状態がすごくわかりやすい。
黒サフでの傷のチェック
スジ彫りした跡も見えてますね。なんなら白サフで見えなかったような小さいな傷も発見できてます。
黒サフでもスジ彫りの具合、パーツの傷のチェックなんかはできますね。
でも、まぁグレーのサフの方がスジ彫り具合や傷なんかはわかりすいかな(笑)
疑問3)
黒サフ→白サフ→塗装って大丈夫?
さて、最後は黒サフ→白サフ→白の塗装です。
まずは先ほどの黒サフ吹いたパーツの上から、白サフを吹いてみました。それがこちらです。
ちょい黒が透けてるようにも見えますが、それなりに白サフとしての役割は果たしてくれたかと。
まぁ正直なところ、スプレー缶の白サフについては、吹き方の技術も必要になってきますね。
実際のところ、黒になったパーツを白にするために、ちょいと厚めに2、3回吹き重ねてしまったので、パーツが厚くなってしまいました。
そして、この白サフに白の塗装をしてみますよ。
使うのはGSIクレオスからでている「ガンダムカラー UG01 MSホワイト」
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これをエアブラシで吹きました。
しかし、エアブラシ吹くとき、ちょっと油断してまして、こんなことに(^_^;)
古い段ボールの中でエアブラシを吹いたら埃が舞いまくってパーツがとんでもないことになってしまった(^_^;) https://t.co/Khn6La2P6e
小さいパーツとかだと、段ボールの中に新聞紙入れてエアブラシ吹いたりしてるんですよ。
段ボールの中に埃がたくさんあったんでしょうなぁ。悲惨・・・。
皆さまも、エアブラシを吹く時は、環境に十分注意してくださいw
素直に塗装ブースでやればよかったんですけどね(^_^;)
【マジカルサクションレビュー】極小住宅向けな収納性抜群塗装ブース!
このパーツは失敗として廃棄。別パーツでやりました(笑)
ガンプラエアブラシ塗装のコンプレッサー選びに必読!予備知識まとめ!
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そして最後、白でエアブラシ塗装しました。わたくしとしては、キレイに発色できたなぁと満足(^^)
以前、グレーのサフの上から「ガンダムカラー UG01 MSホワイト」でエアブラシ塗装したガンダムマーク2と比較してみましたよ。
画像だとちょっとわかりづらいですねぇ(^_^;)
しかし、肉眼だと、明らかに今回の方が白の発色がいいのがわかりますよ。
まとめ
彩度の高いパーツを白に塗り替える、そして白いMSを白塗装するときについては、月刊ホビージャパンの2017年3月号の「きみにもできる!!鉄血のガンプラ製作法」 の記事どおりでしたね!
黒地の上からサーフェイサー1500ホワイトを吹付けると、あっという間に美しいホワイトが発色します。
ということでしたが、まさにそのとおり!
さすがは月刊ホビージャパンさん!(スリスリ)
その記事どおり、これからは
「白いMSを製作するときは基本工作後に黒サフを吹いて傷をチェックし、白サフで発色というのが2017年のスタンダードになるでしょう。」
ということですかね。
シャアザクとかパワードジムカーディガンみたいな彩度の高いカラーリングのガンプラは
黒サフ→白サフ→塗装
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バンシィやケンプファーみたいな彩度の低いカラーリングのガンプラは
グレーサフ→塗装
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というのがよさげですね♪
あと、繰り返しになりますけど、今回のは、あくまで
彩度の高い色のパーツを塗り替える
とか
白いガンプラに白を塗装する
ってときの話よ(笑)
サーフェイサーについてですが、メカサフとピンクサフも非常に便利です。メカサフなんかは関節部分に吹いてしまえば、サフと塗装が一緒に出来てしまう優れモノ♪
メカサフとピンクサフレビュー!下地作りと本塗装をセットで吹き付け
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ってなことで、今回の記事が参考になりましたならば幸いです(^^)
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