がく
前回は黒い瞬間接着剤使って合わせ目消しに挑戦して失敗したレポートをお届けしました。
今回は逆!成功したレポートです!(笑)
まぁ成功というか、色々と試して、ワリとうまくいったな、って感じです。今回のもほとんど独学でやってるのでガンプラ初心者の皆さま、参考程度にご覧下さい。
だってね、もしかすると、わたくしの今回のやり方はガンプラ熟練者からすると「強度が弱まっちゃうよ!」とか諸々ダメな箇所があるかもなんでね(^_^;)
目次
合わせ目消しに瞬間接着剤を使う理由
っていうか、ガンプラ初心者としては
「なんで合わせ目消しを瞬間接着剤でやるのよ?」
ってなると思うんですよね?
色々と理由あるんでしょうけども、やっぱり主な理由としては
時間短縮
ですわな。
普通だったら、プラセメントといわれている、まぁ一般的な接着剤をパーツにつけて、パーツを合わせてムニュってやって、乾くの待って、それで削る、ってパターンが多いと思うんですよ。
ただ、
乾くの待ってられねぇ!
ってことです。
だって、接着剤が完全に乾くには、一週間は待たなきゃなんねぇっす。
そんなに待ってたら、いつまでたっても積みプラが減っていかないもんねぇ。
ってことで、乾くのを待つ必要がない、瞬間接着剤で合わせ目消しをやりまっす。
瞬間接着剤を混ぜる、という方法
今回は「黒い瞬間接着剤」と「瞬間接着剤 ×3L 低白化」を混ぜて使う、という方法でいきます!
まぁこの混ぜる、というやり方も雑誌やネットを見て知ったのですがね(^_^;)
こちらは「黒い瞬間接着剤」
・高粘度
・パテがわりにもなる
・完全に乾くのは時間かかる
こちらは 「瞬間接着剤 ×3L 低白化」
瞬間接着剤を混ぜる理由
というか、そもそもなぜ混ぜるのか?
それは瞬間接着剤の「瞬間接着剤 ×3L 低白化」だけだとサラサラすぎて合わせ目をうまく塞いでくれないんです(初心者的には)。早く乾いて(硬化)くれるんですけどね。
かといってサラサラではない、高粘度の「黒い瞬間接着剤」だけ使うとこいつは乾くのに時間がかかる。
「黒い瞬間接着剤」を早く乾かす(硬化してくれる)方法があればいいんじゃね?
「黒い瞬間接着剤」が早く乾けば問題解決?
ってことで、世間には硬化促進スプレーなるものがあるんです!
これをパーツにつけた瞬間接着剤に吹きかければ早く乾く(硬化)するんですよ。
瞬間接着剤をさらに瞬間な接着剤にするんですなぁ。
まぁとにかくよかったよかった、とはいかない。そうは問屋がおろさない(←そういうえば最近こういう表現みかけないなぁ)
削るのが困難!硬くなる「黒い瞬間接着剤」
「黒い瞬間接着剤」は硬化促進スプレーかけると、めっちゃ硬くて削るのが大変なんですわ!
それで失敗したのが前回の記事です。
ってことで、折衷案として「黒い瞬間接着剤」と「瞬間接着剤 ×3L 低白化」を混ぜます(笑)
ちょうどよい粘度で削りやすくもなる
サラサラな「瞬間接着剤 ×3L 低白化」と高粘度の「黒い瞬間接着剤」を混ぜて、中間くらいの粘度になった瞬間接着剤を合わせ目に流し込む、ってワケです。
それならきっと、イイ感じに合わせ目を塞いでくれるし、硬化促進スプレーかけても硬くなりすぎず、イイ感じに削れます!
ってことで早速実践してみますよ!
合わせ目消しの準備
準備として、まずは瞬間接着剤を混ぜる皿と棒を用意します。
準備1)準備する道具
わたくしが用意したのは「塗料皿」と「養生テープ」と「ランナーの切れ端」です。
準備2)塗料皿のセッティング
そんで、この養生テープの上で瞬間接着剤を混ぜますよ。
まぁ塗料皿の上にダイレクトに瞬間接着剤をだして混ぜてもいいんですけど、そうすると乾いて余った瞬間接着剤がガッチガチになって残っちゃうのでね。
なので養生テープの上で混ぜるようにします。終わったら養生テープを捨てるだけ。らくちん~。
ガムテープでもいいんでしょうけど、粘着力が強すぎて剥がすのに一苦労なんですよ。
因みに、前に一度、養生テープ貼るのダルいんでアルミホイルでやったらアルミホイル溶けました(^_^;)
準備3)ランナーのセッティング
次に、瞬間接着剤を混ぜるために、ランナーを切って棒状にしておきます。
このランナーは混ぜるだけではなく、合わせ目に混ぜた瞬間接着剤を流し込むのに使うのでこんな形に切っておきます。
ただ、これだとランナーが瞬間接着剤で溶けてしまうような気もしなくはない(^_^;)
【Mr.グルー・アプリケーターレビュー】瞬間接着剤を塗る手間が激減!
準備4)パーツも合わせておく
そして合わせ目を消すパーツも事前にキチンと用意しておきます。
わたくしは、パーツを完全に合わせておくのではなく、ホンの少しだけ合わせ目をあけておくようにしています。もうホンの気持ち程度。A4の紙が入るか入らない程度。
準備が整ったのでやっていきますよ。
合わせ目消し ステップ1)
瞬間接着剤を混ぜる
「瞬間接着剤 ×3L 低白化」も同じ量、もしくはちょい多めに入れます。まぁ目分量ですけどね。
合わせ目消し ステップ2)
瞬間接着剤を合わせ目に流し込む
そしたら最初はランナーにちょっとだけ混ぜた瞬間接着剤をつけて、合わせ目に流し込んでみます。
ここで、注意したいのは、いきなりたくさん混ぜた瞬間接着剤をランナーにつけないことです!
たくさん流し込みすぎない
最初は加減がわからないので、たくさんの瞬間接着剤をランナーにつけてしまいがち!そうするとパーツの合わせ目にたくさんドバっと瞬間接着剤がついてしまいます!
こうなるとあとで削るのが大変なんですよ・・・。
最初はちょっとずつ合わせ目に流し込んでいくのが無難。
そんで、様子見ながら合わせ目が埋まるように瞬間接着剤を流し込んでいきます。
合わせ目消し ステップ3)
硬化促進剤スプレーを吹きかける
うまく流し込めたら硬化促進剤のスプレーの「瞬着硬化スプレー」を吹きかけます。
※画像ではあまり変化ありませんが・・・汗
ひと吹きすれば十分かと思います。
合わせ目消し ステップ4)
#240で削る
固まったらゴッドハンドのスポンジ布ヤスリ「神ヤス」で削っていきますよ!
削るのは3工程
削る工程は以下の3つ
#240で削る
#600で削る
#1000で削る
そんで、最後にサーフェイサーをかけて削ったあと、合わせ目が消えてるか確認してみましょう。
優しく削るよ
まずは#240で削ります。
そんで、この時に気をつけるのは、#240のやすりで普通に削ればちゃんと黒い瞬間接着剤は削れていきますので、ムキになってガリガリと削らないことです!
前回のブログ記事でも紹介しましたが、ムキになって#240でガリガリと削るとパーツにキズがつきまして、そのキズを消す表面処理が大変なんでね。
ガンプラ合わせ目消し作業の道具チョイスで失敗!リカバリーは神ヤスで整面!
合わせ目消し ステップ5)
#600で削る
ここではある程度しっかりとやすります。
#600であれば激しくパーツをキズつけることはないので、これでキチンとパーツの表面を整えてあげますよ。
とはいえ、ここでも激しくやっちゃうと、それなりにパーツがキズついてしまいますから様子見ながらですね。
合わせ目消し ステップ6)
#1000で削る
ここは最後整える感じでやすっていきます。
表面を見ると、キレイに「黒い瞬間接着剤」が合わせ目の溝に入って埋まってるようには見えますね。
この最後のステップは#1000でなく、メラミンスポンジでもいいかもです。
#1000で削って、さらにメラミンスポンジで磨く、ってのもいいですね。メラミンスポンジは柔らかいので曲面のパーツではとても重宝しますよ!
メラミンスポンジについては以下の記事で詳しく書きましたので参考にしてくださいませ。
【ガンプラ初心者用】100均メラミンスポンジのつや消し表面処理5工程!
サーフェイサーで仕上がりを確認
ということで、最後にサーフェイサーを吹いてみて、仕上がりをみてみます。
おおっ!表面はキレイに合わせ目消えてます!ってことで、とりあえずは成功よね(笑)
まとめ
合わせ目消しの工程を一通りお見せしましたが、これはワリとうまくいったのを紹介しておりまして、なんだかんだでちょいちょい失敗もしております。
そういう失敗するときって、たいていは雑にやってるときです(^_^;)
瞬間接着剤をたくさん流し込んだりとか、適当にやすりがけしたとりとか。
なので、初めてやる作業なんかは、少しずつ、様子見ながらやるのがよさげです。
まぁガンプラは焦らずにゆっくりやるのがいいですね。
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