スタンピングとは?ガンプラ初心者にも出来るかやってみたよ!

ども、ガンプラ初心者のがく(@oskgaku)です。

ガンプラ製作において、ガンプラ上級者様たちの技法をマネしてみる、というのも上達の一歩。

先日、あのGWBC日本大会決勝で優勝した下田重工業さまのツイートに衝撃を受けました!


凹みモールドの製作方法に、こんな方法があったなんて・・・。

これはスタンピングという方法らしく、プラモデル製作の技法としては一般的なご様子(←わたくしは全く知りませんでしたがw)
参考webサイト→ガンプラのスクラッチ技術を紹介!側面インテークの製作方法【『ガンダムホビーライフ010』拡張版】 | 電撃ホビーウェブ

ガンプラ初心者的にはこの長方形モールド(わたくしは凹みモールドなどと言っておりますがw)は、かなり難しい・・・。

彫るのがなかなか難しいんですよねぇ・・・。

しかし、この方法であれば、キレイな長方形の凹みモールドが彫れるのではなかろうか!

ということで、下田重工業さんのツイートを参考にして、早速実践してみることにしました!ガンプラ初心者なわたくしがやることなので、ガンプラ初心者同志さまたちには参考になるかも!です(笑)

ガンプラ初心者以外の方は、下田重工業さんのツイートで十分ですから、この記事を読む必要ないですよ(笑)

 

ガンプラ初心者スタンピングは6工程

工程は全部で6工程です。

工程1)PPシートをカット

工程2)丸型モールドを彫る
工程3)シアノンDWを盛る
工程4)PPシートをスタンピング
工程5)瞬着硬化スプレー吹き付ける
工程6)削る

それでは工程の詳細を紹介していきますよ。そんで、しつこいようですが、ガンプラ初心者同志な方々に参考になれば、程度の内容になってますのであしからず(笑)

ガンプラ初心者スタンピング
工程1)PPシートをカット

さぁまずはPPシート(ポリプロピレン製シート)をカットします!工具を自作、ってやつですね(^^)

PPシートはダイソーで買ったモノです。厚みも記載されてる。
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わたくしはこのPPシート、撮影用に買ってあり、たまたま0.75mmと比較的薄かったので助かりました(笑)

その後ダイソーに行ったところ、0.75mmより薄いのは確認できませんでした(一店舗しか見てませんけども)。

巷にには0.5mmってのもあったりするので、今度はこれでもイイなぁ。薄い分、カットしやすそうw

今回は縦幅1.5mmの長方形な凹みモールドを彫りたいので、1.5mm幅にカットします。

ですが、そもそも、ガンプラ初心者にはこのカット作業が大変だったりする(^_^;)

PPシートを固定

何が大変かって、そもそもこのPPシート、カットしようと思うと滑るワケですよ(T_T)

まぁ滑る材質だから、瞬着パテの中に挿しても引き抜けるんですけどね。

材質的に仕方のないところではある。

このPPシートが凹みモールドの「型」になるワケですから、キッチリ切り口が長方形になるようにカットしたいところなんですよねぇ・・・。

ってなことで、まずはPPシートを適当な大きさにカットしまして、
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それをweveHGステンレスT定規を使ってカットするのですが、滑るのでPPシートとweveの「HGステンレスT定規」をマスキングテープで固定しちゃいます。
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これでかなりカットしやすくなりました。

 

キレイなPPシートをカットするための注意点

カッターはOLFA万能L型を使います(カッターに型番書いてないからよくわからんけど、たぶんこれw)。
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PPシートは若干厚みがあるので、こういうしっかりしたカッターで切るのがよいですよ。

ガンプラ製作にはOLFAの万能L型みたいなしっかりしたカッターをひとつ持っておくと何かと重宝します♪

さぁ、これで準備万全!実際にカットするのですが、わたくし、何度か失敗しまして、その中で得た教訓があります!(←大げさ)。
2点ありますよ。

・一発でカットしようとせず、何度かなぞってカット
・真上からキチンと見て、直角にカットする

ってなことですね。

・一発でカットしようとせず、何度かなぞってカット
PPシート、ワリと厚みありますから、一発でカットしようとすると、力が入りすぎて曲がってしまいます。

なので、さほど力を入れず、何度かに分けてなぞるようにカットしていく方が無難。

・真上からキチンと見て、直角にカットする
もうひとつは、切り口が斜めになると、出来上がった型がキレイな長方形になりませんから、カットするときは真上から見るようにして、直角にカットする、ってことですね。

以上2点を踏まえまして、1.5mm幅でカットするのですが、まぁキッチリとその幅にカットできずともよくて、1.0mmと1.5mmのあいだくらいかなぁ、程度で(^_^;)
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大事なのは、この後丸型モールドを彫りますから、そのときに1.5mm幅のスピンブレードを使いますから、1.5mm幅を超えないようにすればOK、程度で(^_^;)
※これがゴッドハンドの1.5mm幅のスピンブレード↓
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ということで、カットしました。
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スタンピングする側と反対側のケツの方は間違えないように斜めにカットしておきました。

まぁ、一応はキレイな長方形に、なるにはなった(^_^;)

場合によっては、ヤスリかなんかで先端の長方形を整えてあげてもいいかもですね。

 

ガンプラ初心者スタンピング
工程2)
丸型モールドを彫る

さて、お次はパーツに丸型モールドを彫りますよ。

今回は彫り終わった凹みモールドの具合がよくわかるように0.3mmのプラ板に彫ってみます。
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ここで、注意したい点としては、あんまり深く彫りすぎない、ってことです。

深く彫りすぎてしまうと、長方形の凹みモールドが深くなってしまって、かえって不格好(笑)

それに、深く彫りすぎると、パーツを貫通させてしまいますから(^_^;)

実は昔、スピンブレードがあまりにも良く切れて彫れるものですから、調子こいて丸型モールドをサクサク彫っていたら、パーツを貫通させて指を切ったことがありました(笑)

皆さま、お気をつけくださいませ(笑)

ベーシックドリル刃で彫る

ってなことで、丸型モールドを彫るべく最初にタミヤベーシックドリル刃セット (1,1.5,2,2.5,3mm)で穴を彫ります。
※丸型モールドの彫り方の詳細は「ゴッドハンドのスピンブレードを使ったらガンプラ初心者でも憧れの丸型モールドが彫れた!」を参考にしてください。
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スピンブレードで彫る

ベーシックドリル刃で彫ったところを、ゴッドハンドスピンブレードで彫ります。
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若干、不格好になってしまったがヨシとする(笑)

 

ガンプラ初心者スタンピング
工程3)
シアノンDWを盛る

瞬着パテを盛る工程です。瞬着パテは高圧ガス工業のシアノン DWを使いました。
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これを先程彫った丸型モールドに盛ります。まぁあんまり盛りすぎちゃうとあとで削るのが大変ですから適度にね(笑)
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ちなみに、瞬着パテを盛るとき、ガンプラ初心者さん(←自分含む)は、「シアノン DW」を一度違うところにだしてから、「Mr.グルー・アプリケーター」なんかを使って盛る方が無難です。
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「シアノン DW」を直接、彫った凹みモールドにだして盛ろうとすると、絶対出すぎてしまいますよ(^_^;)

「シアノン DW」はベビーパウダーを混ぜて使ったりする方法もあるようですが、わたくしは何も混ぜずに使った方がやりやすかったです。

瞬着パテにシアノンDWを使った理由

彫った丸型モールドに、瞬着パテを入れるこの工程、わたくし、躓きました(笑)

というのも、「瞬着パテ」ってのは、まぁ要するに瞬間接着剤のパテ、ってことで、わたくしは「黒い瞬間接着剤」「ベビーパウダー」を混ぜたものを「瞬着パテ」として使ってました。合わせ目消しもこれでやってたんですよ。
過去記事→ガンプラ初心者でも合わせ目消しの瞬間接着剤がサクサク削れる5工程
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ところが、どうもこれだと、しっかりと硬化してくれませんで、PPシートを抜いた後の凹みモールドの長方形がいびつになってしまう・・・。

こちら、旧キットのガンキャノンの背中パーツで試した凹みモールドたち・・・。ガンキャノン、すまねぇ・・・(^_^;)
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そんで、わたくしが持っている他の瞬間接着剤とかで試しても上手くいかずだったので、結局は「シアノン DW」を新たに購入したのでありました(笑)

まぁ最初からそうすればよかったのですが、せっかく「黒い瞬間接着剤」があるのですから、それを有効活用したかったのよね(^_^;)

「シアノン DW」は瞬着パテとしては有名なようで、検索したりツイートするとモデラーの皆さま使っているご様子。

結果、さっさと「シアノン DW」を購入して使えばよかったな、ってなことです(笑)

 

ガンプラ初心者スタンピング
工程4)
PPシートをスタンピング

さて、今回のスタンピングによる長方形な凹みモールドを製作するにあたり、一番難しい工程です。

PPシートにタミヤの「硬化促進剤」を塗る

それを「シアノン DW」を盛り付けた凹みモールドにスタンピング

ってなことをやるのですが、そもそも、「シアノン DW」を盛り付けた長方形な凹みモールドに、PPシートをスタンピングするってのがかなり難しい!!

っていうのは、彫った長方形な凹みモールドが、「シアノン DW」で見えなくなってるんですもん(^_^;)
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なので、凹みモールドにPPシートをスタンピングすること自体も大変なのですが、キチンとまっすぐにスタンピングするのも大変・・・。

さらに加え、PPシートをスタンピングする前に、PPシートにタミヤの「硬化促進剤」を塗りつけて、硬化を促進(そのままですがw)させるのですが、「硬化促進剤」を塗ってるがために、挿したあとにマゴマゴしていると、あっという間に盛り付けた「シアノン DW」が硬化し始めてしまうのです!

結果、「あれ、曲がったか?挿したのか?」とかマゴマゴしている状態で、「シアノン DW」が硬化すると、グダグダなことになるワケです・・・。そうなったら、もう一回盛り付け直すしかねぇ・・・。

ここは、工夫と経験が必要な工程かもですね。今後の課題。

ってことで、PPシートにタミヤの「硬化促進剤」を塗りまして、
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「シアノン DW」を盛り付けた凹みモールドに挿しました。とりあえずは上手くいったっぽい(笑)
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ガンプラ初心者スタンピング
工程5)
瞬着硬化スプレー吹き付ける

盛り付けた「シアノン DW」に硬化促進剤の吹く瞬着硬化スプレーを吹き付けますよ。

まぁ自然に乾くの待ってもいいのですがね(笑)

使うのはwaveの「瞬着硬化スプレー」
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吹き付けすぎると、カッチカチになっちゃいますから1回or2回もやれば十分かと。

そんで、吹いたあとは、一応、5分くらい待ちます。

ちなみに、「瞬着硬化スプレー」を吹いたパーツには、当然「瞬着硬化スプレー」が付着しているワケでして、その状態で新たに凹みモールドを彫って、「シアノン DW」を盛り付けると、「シアノン DW」はすぐに硬化を始めてしまいます(^_^;)

なので、もし「瞬着硬化スプレー」を吹いたパーツに、新たに「シアノン DW」を盛り付けるときは、「瞬着硬化スプレー」が完全に乾くのを待ってからの方がいいですね。

 

ガンプラ初心者スタンピング
工程6)
削る

さて、「シアノン DW」が硬化したようなので、PPシートを抜いてみます。

ワリとキレイな長方形な凹みモールドになってます。よかった(笑)
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ということで、最後の仕上げ、盛り付けられた「シアノン DW」を削っていきます。

この削る時に、雑にやると長方形が崩れちゃいますから丁寧にやりたいところ。

最初はスジボリ堂の「二代目鬼斬 細目」でガリガリと削ります。

このとき、盛った「シアノン DW」だけを削るように気をつけます。

あとはゴッドハンドの「神ヤス スポンジ布ヤスリ」で仕上げていきます。
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わたくしは5mm厚の

240番→400番→600番

という感じで仕上げていきました。
「神ヤス スポンジ布ヤスリ」の使い方なんかについては「ガンプラ初心者最初は神ヤススポンジ布ヤスリじゃね?な4つの理由」を参考にしてくださいませ。
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最後に、長方形凹みモールドのフチなんかを紙ヤスリなんかでちょいと撫でるようにして整えたりするのもよいかと。

ってなことで、わかりやすくグレーのサーフェイサーを吹いてみました。
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まぁ初心者としては、大体いいんでないかい(笑)

ちょいといびつ、底面もちょいと汚い、そして、しっかりと、凹みモールドの横に、気泡が出来ている(^_^;)

 

スタンピングのデメリット

デメリットとしては、下田重工業さまもツイートで書いているとおり、気泡が入ったりするかも、なんです。

まぁ実際のところ、わたくしもしっかり気泡が出来ているワケで・・・(実はめっちゃ小さいのもいくつかあるw)。
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これは瞬間接着剤の性質上、ある程度は仕方のないことかもですねぇ・・・。

なので、気泡が出来ないように、あんまり盛り付けすぎないとか、凹みモールドを深く彫りすぎて、たくさん瞬間接着剤を入れない、とかの工夫が必要でしょうね。

それと、もうひとつデメリット。先程も書いたのですが、PPシートの位置決め(ってか向き)がの調整は、やはり難しいですね・・・。その点はこれまた下田重工業さんもツイートで書いておられます。

ガンプラ初心者的には、これらは今後の課題・・・。

まとめ

今回、長方形の凹みモールドを彫るために、スタンピングという方法を初めてやってみたワケです。

人によっては「これなら彫った方が早いべ」と感じる人もいるでしょうねぇ(^_^;)

ただ、わたくしとしては、彫る作業が苦手なので、このスタンピングという方法を知ったことは非常に嬉しい!!

手間としては、彫るのもスタンピングも変わらないように感じますが、同じ手間ならスタンピングの方がいいかな、って感じです(笑)

とはいえ、スタンピングだと凹みモールドの向きの調整が難しいし、パーツの場所によっては出来ないところもありますから、彫る凹みモールドと、スタンピングの凹みモールドは、併用していくのがイイのでしょうね。

なので、彫る凹みモールドも練習しなくては!とむしろ感じました(笑)

ということで、今回のスタンピングの記事が多少でも参考になりましたら、シェアボタンをポチっとしていただけると嬉しすw多くの方に読んでもられると次の記事も頑張れます(^^)