ども、がく(@oskgaku)
です。
エアブラシのうがい洗浄、あれって全然綺麗にならないの私だけ?w
カップ内にずっと塗料が残って永遠に終わらないw
そんなことを思っていたある日、月刊モデルグラフィックス(2021年11月号)を読んでいたところ、とある洗浄方法が紹介されてました。
一部を引用させていただきます。
エアブラシにツールクリーナーを入れてエアを出さずにレバーを引いてチョロチョロとツールクリーナーだけをだしてやるのです。
引用-月刊モデルグラフィックス(2021年11月号)-教えて矢澤さん!! TIPS編
なるほど!これはよさげ!
ってなことで、これを参考に自己流アレンジをちょいと加えて、エアブラシ洗浄してみました。
ただこれ、あくまで参考程度として、自己責任で。
エアブラシ内のパッキン劣化とか、ありえるかも(後述)。
私はうがい洗浄よりも、このチョロチョロとツールクリーナーを流し出す方法の方が、手間も少なくラクだと感じてます。
それと、後述しますが、ニードルボトルがあれば簡単にこぼれることなくエアブラシ内にツールクリーナーを投入できます。便利なのでオススメ。
エアブラシはハンドピースと呼んだりしますが、色々紛らわしいので今回は「エアブラシ」で統一します。
※ニードルキャップなどエアブラシの部品名については下記webサイトが参考になります。
目次
チョロチョロだしエアブラシ洗浄の流れ
この洗浄方法、仕組みとしては至極シンプル。
エアブラシのカップ内にツールクリーナーを投入。
エアを使わず、ニードルを全解放。
先端から、ツールクリーナーとエアブラシ内の塗料が一緒にチョロチョロ流れ出る。
上記の方法、ちょっと上手くいかなかったので、自己アレンジを加えました。
注意すべき点として、ノズルキャップを外す箇所(STEP.6)
先端を剥き出しにするので、ニードルを最後まで引っ込めておかないとイケない(後述)。
これ、面倒くさいやん。
手順を細かく記載したのでそう感じるかもですね。
実際の作業は、面倒臭がりな私でもさほど面倒とは感じません。
それに、うがい洗浄も手順を細かく記載すれば似たようものだと思うのよねw
この洗浄方法は自己流アレンジ加えてるから要注意
しつこいようですが、これは自己責任でやってます。
私は、ニードルキャップを外して作業してますからw(これ、下手するとニードルの先端が曲がってしまう可能性もある)
表面張力で流れ出てこないの?
モデルグラフィックスに記載してあった、エアブラシのレバーを引いてツールウオッシュをチョロチョロと流す洗浄方法。
実はこれ、真似したみたけど、最初はダメでしたw
どうやら、ノズル先端で表面張力が発生して流れ出てこないご様子。
エアブラシの口径が0.3mmというのも関係しているのかもしれないが・・・。
でも、そうだとすれば、ほとんどのエアブラシで、この洗浄方法は使えない。
もしかすると、エアブラシの個体差などもあるかもしれません(このエアブラシもワリと長期で使ってますし)。
なので、自己流アレンジを加えた次第です。
超要注意のニードルキャップ外し
そんなこともあり、ニードルキャップを外して、ニードルを完全に引いて引っ込めた状態にしてます。
で、ノズル先端を紙コップのフチにつけます。
そうすると、表面張力が解消(という言い方でよいのか?w)されて、エアブラシ内に残った塗料と一緒に、ツールウォッシュがチョロチョロと流れだします。
全て流れ出たら、またツールウォッシュを継ぎ足す。
3回目くらいで大概は塗料が全て流れ出す(なのでここでヤメてもヨシ)。
私は、このチョロチョロ流れるのがちょっと面白くて、4回くらい繰り返し、完全に塗料が出なくなるのを確認して終了してます。
うがいよりも、こちらの方がラクなので気に入ってます。
ツールウォッシュの取り扱いは要注意
エアブラシの洗浄には、各社で専用の洗浄液があります。
私が使ってるのはガイアノーツのマイルドツールウォッシュ(臭いが抑えられてる)。
エアブラシ洗浄液、実はエアブラシの中にツールウォッシュは入れない方が無難なご様子です。
ツールクリーナーは薄め液よりも溶剤成分が強いので、エアブラシ内のパッキンを痛めてしまうのだとか(フォロワーさんからも同じようなアドバイスをいただきました)。
長時間入れて置かなければ大丈夫みたいですが、まぁ芳しくないのは事実。
ツールクリーナー(もしくはツールウォッシュ)は洗浄専用ですもんね(薄め液とは違う)。
上級者とか、ツールクリーナーの特性をよく理解している方は、自己責任のもと、良い塩梅でエアブラシ内に入れたりしてるかもですね。
私は上級者ではありませんが、ツールウォッシュを入れています。薄め液だと、どうにも流れ出にくいので。
0.5mm口径は簡単にチョロチョロ出てくる
先ほど「0.3mm口径のエアブラシは、薄め液が流れ出てくれない」と記載しました。
では0.5mm口径はどうか?
と思いまして試してみたところ、簡単に流れ出てくれました。
0.3mmと0.5mm、たった0.2mmの違いですが液体の表面張力としては大きな違いなのですね。
ちなみに、0.2mm口径も試しましたが、当然流れ出にくいです。
まとめ
何度も申し上げますが、今回の洗浄方法は自己責任で。
しつこい男はモテない、というのはいつの時代も不変。
モテなくても構わない!(50歳オッサン、そういうフェーズは終焉したw)
これだけしつこく記載するにはワケがあります。
果たして、この方法は洗浄として正しいのかどうか、ちょっと自信ないというのもあるw(今さら)。
ただまぁ、この方法で、新しく塗料を吹き付けるとき、前の塗料が混ざるとかの不具合はない。
なので、大丈夫かなぁと。
うがい洗浄って、撥ねてカップから飛び出すし、ちょっとやりにくいなぁと思ってました。
そんなことで、この方法がとても気に入ってます。
同じ気持ちを持つ皆様の、参考になれば幸いです。
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がく(@oskgaku)