ども、がく(@oskgaku)
です。
週末、エアブラシから塗料が吹き出されない!という恒例の問題が発生して困ってしまった。
原因は、撹拌と希釈。
これは毎回同じ度合いでやればよい、というワケではなくケースバイケースで、都度、柔軟に対応しないとイケない!
過去に何度も失敗してるから、その重要性は痛いほどわかってるんですけどね。
撹拌は、塗料が保管期間の違いによってドロドロだったりするから、気を使う。
希釈は単に1:1、1:2にすればイイってもんじゃないんですよね・・・。
臨機応変の撹拌と希釈が必要。
私はめちゃくちゃ不器用な上に物覚えも悪いので、何度エアブラシ塗装を経験してもジタバタしちゃう。
そのジタバタぶりを見て、アナタ様のスムーズなエアブラシ塗装に活用していただけると幸いですw
なぜアルミシルバーはエアブラシから吹き出されないのか?
まずタミヤのアルミシルバー。
エアブラシから出にくいんだよなぁ~w
なぜかって、キラキラ粒子がたくさん入ってる。
キラキラ粒子の塗装、あれこれと注意が必要!
これもね、過去の経験で把握済みなんだけども・・・。
エアブラシ塗装は塗料の希釈度合いが重要。一般的な割合は塗料と薄め液が1:1、もしくは1:2程度。
でも、キラキラ塗料は粒子大きめなので希釈度合いは1:2、もしくは1:3でもイイくらい(私の経験ではね)。
薄め希釈でないと、詰まって塗料が出ない。
ですが、今回のアルミシルバーはそれだと薄くて垂れてしまった。おかしい・・・。
1:2で垂れてしまったのは、タミヤのアルミシルバーの個性で1:1でも十分に設計されているのかもしれない。
または、このアルミシルバーがたまたま長期陳列されていてちょっと古くて本来の性能を発揮してないかもしれない(そういうことはほとんどないと思うけど、可能性としてゼロともいえない)。
なので、1:1に希釈し直してみたら、詰まったw
困った。
エアブラシ塗装って、こういうことが頻発するんですよね。
再度思案して、まずは撹拌をやり直し。
そして、ホンの少しアルミシルバーを足して1:1.5くらいの比率で希釈。
100均のプラスチックスプーンで試し吹き。
エアブラシ塗装において、この試し吹きは失敗回避に超重要!
いきなり吹付けはNG。
結果、アルミシルバーはどうにか塗装できました。
なぜメカサフヘヴィはエアブラシから吹き出されないのか?
この塗料、サフと関節の色が一緒になった塗料。非常に便利。
メカサフヘヴィ、位置づけはサフなのかな。
なので、これも、どちらかといえば、粒子が大きい系ですね。
こちらもメタリック系塗料と同様に、希釈度合いが濃すぎるとエアブラシから噴出されないので注意。
そのような塗料にも関わらず、わたくし、このメカサフヘヴィを長期保管状態(4年は経過してる!)にしておりました。アホ。
こういうね、長期保管していた塗料を使うのは撹拌と希釈が大変なのです。
塗料というのは、時間の経過とともに溶剤が揮発していくらしく、ドロドロになっていく。
今回のメカサフ、ドロドロとまではいかないが、瓶の底に塗料がこびりついてるのは感じる。
調色スティックで瓶の底をゴリゴリ撹拌する。もはや、瓶の底を剥がしての撹拌。
2分くらい手で撹拌して、さらにボルテックスターラー TURBOで撹拌。
※ボルテックスターラー TURBOの参考に私のyoutube動画を貼っておきます。
で・す・が、実際に吹き出してみるとやはり出にくい!
長期保管の塗料(しかもサフ)はこういうことが起きるので、本当は使わない方がいいのでしょうね。
でも、もったいないからねw
1:2程度の希釈ではダメだったご様子。
さらに薄め液を足して1:3くらいにする。
これですらちょい出にくい。
う~ん、面倒。
今回のメカサフヘヴィは吹き付けるパーツ数も少数なので、パワープレイにでる。
ニードルストッパーを開放気味にする。
さらにエア圧も大きめにしてどうにか対処。
こういうとき、パワーのあるコンプレッサーを使ってると助かりますね。
パワーコンプレッサーのおかげで、どうにか塗装出来たのでした。
まとめ
今回のアルミシルバーとメカサフ、撹拌と希釈のやり直しで、どうにか塗装できました。
エアブラシ塗装って、実はシレッと終わることの方が少ないのかもしれないね。
っていう心構えで臨んだ方がいいのかもしれない。
時間配分とかも、簡単に終わると思ってると最後の方で足りなくなるし。
失敗前提でエアブラシ塗装に臨めば、心にゆとりが生まれて、クオリティの高い仕上がりになるよね!
ガンプラ製作進捗やマテリアル紹介をツイート。
がく(@oskgaku)