
ガンプラのスミ入れをする時に、何気に心配なのがエナメル塗料を入れすぎてパーツが割れてしまわないか?という事。
でも、シタデルカラーのナルンオイルなら、そんな心配とは無縁です。だって、水性だもん♪
今回、水性のシタデルカラーであるナルンオイルを「RX-78-2 ガンダム」のパーツにガンガンとスミ入れしましたが、割れる事なく、何も問題ありませんでした、というだけの話w
▲ガンプラスターターセットvol.2に同梱されている「RX-78-2 ガンダム」にスミ入れ!





なので、忙しい人はこの先を読む価値のない内容です。
っていうか、その程度ならツイートとかで終われよ。
まぁそうなんですけどね(^^;)
ただ、もしかすると、詳細な部分を知りたい、という人もいるかもなのでね。
という事で、今回はスミ入れではありますが、今までのようなエナメル塗料のスミ入れではなく、シタデルカラー(シェイド)のナルンオイルでのスミ入れをやっていきますよ。



赤い機体のシャア専用ザクⅡとナルンオイルの色は、結構あってましたね♪
目次
シタデルカラーナルンオイルとは?





そういうの、キチっと説明せいや。
という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
そんな疑問をお持ちの方は、過去記事をどぞ!(雑っ!w)
これだけだと説明が雑すぎますね。
シタデルカラーがなんやねん?というのは過去記事を読んでもらう事として、ナルンオイルの概要をチラっとだけ。
ナルンオイルというのはシタデルカラーの「シェイド」という種類の中のカラーです。
参考 シェイド(18~24ml)ホビースタジオ愛新堂店/ウォーハンマー正規販売店&ネットショップ 上記のホビーカラースタジオ愛新堂店さまのwebサイトから一部を引用させていただきますと、以下のように記載されております。
黒。
ナルンとは、ウォーハンマー世界の国家エンパイアにある都市国家にして撰帝侯領。
黒色火薬を始めとする近代兵器の一大生産拠点でもある。
油と煤にまみれた都市を思わせる色。
色としては、黒というより、黒と茶色の中間、もしくは茶色に近いでしょうか。
そして、シタデルカラーの中でも、かなりシャバシャバです。薄いですねぇ。
▲思ってた以上のシャバシャバ感。
見た感じ、スィーと流れてくれそうな雰囲気なのですが、まぁ実際にはそうもいかずでした(^^;)
詳細は後述~。
ナルンオイルのスミ入れ作業工程
▲前回までで、既存モールドをデザインナイフで彫り直した「RX-78-2 ガンダム」。
デザインナイフでの既存モールド彫り直し作業は、なかなかにしんどい作業でしたが、まぁこれはこれとしていつもとは違うスジ彫りになり、ガンプラの見た目の印象も変わってよかったかと。
この既存モールドを彫り直した「RX-78-2 ガンダム」に、ガシガシとシタデルカラーのナルンオイルでスミ入れしていきます。
作業工程としては、
1)ナルンオイル流し込み
↓
2)拭き取り
というシンプルなものです。





と思うのは、わたくしがガンプラに興味がないからだけなのでしょうか?
皆さんはどう思いますか?(笑)
ナルンオイルは流れず
▲今回のスミ入れ作業、ちょいと問題が。水性のシタデルカラーであるナルンオイルだと、エナメル塗料のようにスィーっと流れていってくれないのであります。
スィーと流れる感覚に慣れてしまっているので、ちょっと不思議。
ナルンオイルの場合、流し込む感覚よりも、塗る感覚ですね。
「神ふで 平丸筆」
を使っています。
最初、筆には拘らず適当に100均のを使っていたのですが、筆ムラは出来るし塗料は含まないしで、キチンとしたものを買う事にしました。
筆が良いと、塗る作業がスムーズですから、ストレスなく作業が捗ります♪





スミを塗って命を吹き込む
この塗る作業、当初は面倒だと思っていたのですが、やっていくウチに段々と楽しくなっていきますw
スミ入れではあるのですが、なんだか塗っている感覚。
塗る度にパーツの表情が変わり、なんだかパーツに命を吹き込んでいるような気がしてきますねw
次のガンプラは筆塗りをまたやろうかな、という気持ちになります。
ナルンオイルはかなりシャバシャバ
ナルンオイルはシャバシャバですから、パーツの箇所によっては一度塗ったくらいでは発色しないので、二度塗る事になります。
▲ひたすらにナルンオイルを彫り直した既存モールドに塗っていきました。
でもそれって、結構な量をナルンオイルを流し込む事になるんですよねぇ。
そして、塗る回数も増えるw
まぁナルンオイルは水性なので、どんだけ塗ってもパーツが割れる心配はないのでよいのですが。
ただ、別な心配が。それは既存モールドの彫り直し作業をデザインナイフでやった事なんです。
詳細は次で。
心配なのはハミでたナルンオイルの拭き取り
デザインナイフだと既存モールドをV字に彫り直す事になります。なので、溝は浅め。
そうすると、ナルンオイルも浅めの箇所に流し込む事になりますから、ハミでた箇所を拭き取る時に、流し込んだナルンオイルまで一緒に拭き取ってしまうのでは?という心配です・・・。
まぁ、結果としては大丈夫だったんですけどもw
大きいパーツはキムワイプで拭き取り
兎にも角にも、拭き取り作業を始めます。
大きいパーツはキムワイプにGSIクレオスの水性ホビーカラーうすめ液をしみこませて拭き取り作業をします。
気をつけなければならないのは、GSIクレオスの水性ホビーカラーうすめ液をしみこませるとき、あまりしみこませすぎると、ハミでたナルンオイル以外に、既存モールドに流し込んだナルンオイルまで拭き取ってしまう、という事です。
なので、ちょっと絞ってから拭き取るとよいかと。
▲こういう曲面で大きめなパーツはキムワイプで。
ちなみに、このふくらはぎのパーツ、デザインナイフでの既存モールド彫り直しで、ハミだしまくってしまったのでそこにナルンオイルが流れ込んでしまいました(^^;)
▲まぁこういう事もありますよねぇ~。このパーツは、潔く諦めますw
細かいパーツは綿棒で拭き取り
ガンダムの頭部ダクト、こういうところはさすがにキムワイプで難しいw
という事で綿棒です。そして、ここも100均の綿棒とかは使わずに、キチンとした模型専用の綿棒を使います。
タミヤのクラフト綿棒です。
わたくしは、タミヤの綿棒を、新橋のタミヤショップに行ったときに、ゴソっと買いまして、保管しておりますw
タミヤの綿棒は繊維のほつれがほとんどでないので、うすめ液をしみこませて拭き取っても、かなりの回数を使えます。
▲うすめ液をしみこませたら、指でギュっと絞ります。これ、大事w
▲クラフト綿棒を使えば、ガンダム頭部のダクトも楽々拭き取り。
このような狭い箇所の拭き取りは、クラフト綿棒の三角が便利♪
100均の綿棒だと、うすめ液をしみこませて拭き取りすると、すぐに繊維がほつれはじめて、ハミでた以外の箇所のスミまで拭き取ってしまいます。
まぁ、耳掃除するくらいであれば、100均の綿棒でもよいでしょうけどねw
タミヤのクラフト綿棒は、1000円も2000円もするものではありませんから、素直に使った方が良いですよね。お値段の勝負をする代物ではないかとw
心配が杞憂に終わった拭き取り問題
心配だったハミでたナルンオイルの拭き取り時、いっしょに流し込んだナルンオイルまで拭き取ってしまう問題。
これ、杞憂でしたねw
結構平気でした。おそらくは、デザインナイフでの既存モールド彫り直しで削る際に、意識して深めにしていたのだと思います。
あとは、拭き取る時に、あまり頑張って綺麗に拭き取らない事ですねw
本当に優しく、表面だけ拭き取る気持ちで作業するのがよいかと思います。
スミ入れ完了!RX-78-2 ガンダム
デザインナイフで既存モー彫り直して、シタデルカラーのナルンオイルでスミ入れまで作業が終わりました。
思ったより綺麗にスミ入れ出来ましたね。
もうこれで、完成でよい気もしてきましたw
まとめ
今回は、ガンプラスターターセットvol.2に同梱されていた「RX-78-2 ガンダム」を、シタデルカラーのナルンオイルでスミ入れしてみました。
再三申し上げておりますが、既存モールドにナルンオイルを流し込む、というよりは、もはや塗る感覚でしたね。
塗る、というのはちょいと面倒に感じますが、わたくしはかなり楽しめました。でも、それって前回にデザインナイフでの既存モールド彫り直しておいたからだったと思うんです。
これををやっておいたおかげで、「ナルンオイルが既存モールドに塗られていく」というのがよくわかりましたから。
既存モールドが彫られていなければ、塗るのも難しかったでしょうし、ハミでたナルンオイルの拭き取りも、かなり面倒だったと思います。
ガンプラ製作において、既存モールドの彫り直しは大事ですね♪





わざわざ。
またポチったワケだ。





つい先日、ベランダで換気扇を塗装ブース代わりにやりましたけど、やはりスプレー缶を吸い込むのは無理でしたからね。






という事で、最後の仕上げのつや消しは、新しく導入したハンドピースとコンプレッサー一体型の充電式エアブラシでやります!
という気持ちはありますが、作業は一体いつになるのやら(^^;)
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