ども、がく(@oskgaku)
です。
プラモデルで目を描いたりする細かい塗装、神業すぎますよね?
老眼なら尚更ムリ!と思いがちですが諦めるのはまだ早い。
メガネ型ルーペがあれば、アラフィフ老眼でも戦える、という話。
3倍率のヘッド型ルーペとは全く違う視界です。
目次
メガネ型ルーペで初めて見えた別世界
メガネ型ルーペ、製品の構成としてはシンプル。
レンズ度数が記載されているのは何気に嬉しい。
さて、メカコレクションの孫悟空ジェットバギーに挑戦。悟空の顔を塗装。
3倍のヘッドルーペ程度では、色の境目などの細部が全く見えない。
見えないからハミだす。勘で塗ってるんだもの。
もっとアップで見えるヘッド型のルーペはないものか?
そんな思いから最大25倍のメガネ型ルーペを導入してみた。
結果、大正解(私には15倍がちょうどよかった)。
パーツの細部が大きく見えるので塗り分け可能!(簡単とは言わないが)。
面相筆の先端も拡大して見える!これなら、塗るときにどの程度の細さが必要か?というのがよくわかる。
悟空の顔、細部を塗るならもっと細い面相筆があればいいのになぁ、というのもよくわかったりします。
今回は神ふでショートを使いました。高価なだけあって塗りやすかったけど、もっと細いのあればいいなぁw
使い捨てと割り切って、こういうのを使うのもアリかも。面相筆も使ってるウチに筆先が広がってしまうので。
大きく見えれば細かい作業もできる道理!
よくよく考えれば、これは当然の道理。
例えば、PCでの画像編集。
でも、画像をドアップにすれば、簡単よ。
当たり前の道理やな。髪の毛を摘むのは難しいが箸を摘むのは簡単やろが。
仰るとおりです。
どんなに不器用さんでも、大きく見ることができれば細かい作業のハードルは下がりますもんね。
ではここから、今回入手したメガネ型ルーペを使った感想をメリットデメリットにわけてレポートします。
メガネ型ルーペのメリット・デメリット
メリット
- 拡大してハッキリ見える
- 安価
- 軽い
- レンズが4種類
- ライト
デメリット
- ボタン電池式
- ライトのON・OFFが不安定
- 作りがチープ
まずデメリットについて。
素材はほぼプラスチックなのだろうけども、正直、ちょっと作りが頼りないw
レンズを上下しているウチに折れてしまわないか心配になる。
購入したメガネ型ルーペ、作りとしては正直なところちょっとチープ笑(音でわかるかな)
— がく@エアブラシ塗装修行中 (@oskgaku) March 16, 2024
雑に扱ったら折れてしまうかも💦
でもでも、その分、軽い‼️
これは大きなメリット‼️
軽いと装着してもストレス感じないので作業がスムーズです🎵 pic.twitter.com/sndh2GaRvZ
それと、ライトのON・OFF。
ダイヤルを回すのですが、これまたちょっと頼りない。
👓メガネ型ルーペのライト、思ったより明るい🔦
— がく@エアブラシ塗装修行中 (@oskgaku) March 16, 2024
点灯させるのと、そうでないのとでは、作業効率的が段違い。 pic.twitter.com/Dw2GM5KiXV
なので、しっかりとONにしないと点滅しはじめて、ちょっと消えそうになったりします。
あと、ライトがアルカリボタン電池。
実は最大のメリット?!軽いは正義!
だがしかし、軽いので負担は少ない!
頭に装着するので軽いのは大きなメリット!
疲れないし作業しやすい!
試しに量ってみた。まずヘッドルーペ。
次、メガネ型ルーペ。
アルカリ電池の数がヘッドルーペの倍なのにこの軽さ。軽さ的には優秀。
メガネ型ルーペを躊躇していた理由
今まで私が高倍率のメガネ型ルーペを導入しなかったのは、視野が狭そうだなと思ったから。
ヘッド型ルーペは一枚のレンズでパーツ全体を見れます。
しかし、メガネ型ルーペは片方ずつにレンズがあって、両目で見るときピント合わせるのが大変そうだったので。
メガネ型ルーペは片目で見る
でもまぁそれは当然の道理だったようです。
ググって調べたところ、高倍率のルーペというのは、対象物とレンズ、レンズと目の距離がどうしても近くなってしまう様子。
参考webサイト→ルーペ(虫眼鏡)の選び方 | ルーペの専門店ルーペスタジオ
そのため、両目でピント合わせて見るのが難しい(というか無理)みたいです。
そもそも、両目の視力がまったく同じということもないだろうし。
要するに、高倍率のルーペは片目で見る。
基本的には対象物の確認用(鑑定とか)。
メガネ型になっているのは、対象物を両手で持てるように、ということらしい。
メガネ式なのは、両手で作業するためかと思ってました。
両手で作業するとしてもワンポイントのちょっとした作業。
電池交換とか。
まぁ対象物とレンズの距離が近いので、作業はやりづらいですね。
それと、高倍率を長時間見るという行為は、目がとても疲れます。
そういう意味でも、やはり作業としてはワンポイントなのでしょうね。
メガネ型ルーペを使う上での注意点
今回初めてメガネ型ルーペを使って感じたことをまとめると以下2点。
- 長時間作業は無理
- 慣れが必要
慣れ、というのはレンズとパーツの距離が近いので、塗る時に筆をパーツに近づけるのがちょい難しい。
レンズ越しの視野に筆を入れてくるときに、余計な箇所を触ってしまう。
要するに、パーツとの距離感を掴みづらいのです。
これは慣れが必要そうです。
15倍とかの高倍率ルーペは、基本的には確認用。
作業向きではないので止む得ないところです。
まとめ
総合的に判断して、これはよい買い物をしました。
過去に40倍拡大鏡ルーペを買いましたが、コレはコレとして、パーツの加工した状態を確認するためとしてアリ。
メガネ型ルーペは細かい筆塗りワンポイント用、という使い分けです。
メガネ型ルーペでのスジボリやヤスリがけはちょっと無理だな、と私は感じました。
細かいワンポイントの筆塗り専用、と割り切って使うくらいがちょうどいいかもです。
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がく(@oskgaku)