初心者でも1時間で高クオリティ!エントリーグレード ストライクガンダム レビュ

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がく
がく

ども、がく(@oskgaku
です。

ガンプラを作ってみようかな?と思い立って買ってはみたものの、パーツの多さや複雑な構成に度肝抜かれまくり!

その後放置プレーになってしまった人はいませんか?

そんなアナタには超絶簡単に作れるエントリーグレードはどうでしょう?
ストライクガンダム全身
▲ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(ライトパッケージVer.)

実はわたくし自身も、エントリーグレードは特に関心はなかったんです。

ですが、不意に嫁さんがコンビニで見かけて買って来てくれまして、何気なく作ったところ、少ないパーツ数と塗り分けギミックビックリです!

がく
がく

色ごとにパーツ分割されてますから塗装初心者にはもってこいのガンプラです。

エントリーグレードとは?

ストライクガンダムパッケージ
▲今回購入したのはライトパッケージver.

付属武装について
ストライクガンダムライトパッケージverの武装はアーマーシュナイダーのみです。
アーマーシュナイダー

ガンプラにはHGやMGなどの種類がありまして、エントリーグレードもその種類のうちのひとつ。

エントリーグレードについてwebサイトを拝見しますと、以下のようなコンセプトが記載されております。
パズル感覚でだれでもたのしくカンタンにつくれるプラモデルです!

コンセプトの下に記載されている項目も簡潔明瞭でわかりやすい。

  • “サクッ!”とつくれるパーツ数
  • 道具不要!“プチッ!”ととれる!
  • “パチッ!”とはまって気持ちいい
  • キミだけのヒーローのできあがり!

引用-ENTRY GRADE[エントリーグレード] | バンダイ ホビーサイト

ダボ処理とか撮影とか色々やっても1時間以内で完成しちゃうんです。
ストライクガンダムアーマーシュナイダー

エントリーグレードにはガンダム以外にも様々なラインナップがあります(エントリーグレード的には、むしろこっちがメインなのかなw)

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今回レビューするのは、ストライクガンダム(ライトパッケージVer.)ですが、すでにAmazonでは定価の販売はないご様子。

2022年1月15日にビームライフルとシールドが付属したストライクガンダムが発売されます(こちらにはアーマーシュナイダーは付属されていない)。

ランナー枚数はわずか3枚

RGサザビー1
RGサザビー

RGシリーズのガンプラ。パーツ数の多さと組み立ての複雑さはありますが、素組みでもディティールたっぷりでかっこよさ満載です。
RGサザビー2
RGガンプラはかっこいいんだけど、そのパーツ数の多さと組み立ての複雑さで、作る前からそれ相応のプレッシャー。

モノグサなわたくしは、ガンプラにも同様な気軽さを求めるときがあります(仕事が忙しいときなんかは特に)。

エントリーグレードシリーズなら、そんな気軽な気分で作れます。だって、ストライクガンダムのランナー枚数は3枚よ。
ストライクガンダムランナー
▲エントリーグレードのwebサイトに記載されていた「“サクッ!”とつくれるパーツ数」のフレーズに嘘はない

さらにいえば、ランナー枚数ごとのパーツ数も極小。製作プレッシャーのハードルが一気に下がりますw


webサイトにはパーツ数全79種とのこと。
全79種
▲画像引用-ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム | バンダイ ホビーサイト

HGガンプラで簡単に作れるモノでも武装を合わせると10枚くらいはあるかと。
HGギャンランナー
▲嫁さんがわずか70分で素組みしたHGギャンですらランナー数は10枚

ランナー枚数3枚といえど、劇中を彷彿とさせるプロポーションのストライクガンダムが組み上がるのです!バンダイの設計技術には脱帽!
ストライクガンダム武装ポージング
▲冒頭の立ち姿と若干違うの気づきました?アーマーシュナイダーを持ってますw

パーツ自体には複雑なディテールはないですね。
ストライクガンダム腰パーツ

ストライクガンダムふくらはぎパーツ

昨今のガンプラは最初から深く複雑に刻まれた工業デザイン的のディティールがあります。それに比べるとちょっと物足りなさも感じますが、エントリーグレードにおいては致し方ありません(^^;)
HGギャンパーツ
HGギャンのパーツ

エントリーグレードの色分け構造が逸品

ガンダムダクト
▲ガンダム頭部のダクト塗り分けって神の領域かよ、と泣きながら必死に塗った15の夜。

大人になった今でもガンダム頭部の塗装は泣きそうになりますね。

顎の赤い部分とか側面の灰色のダクト部分は塗り分けが超大変。マスキングテープ貼ったりエナメル塗料使ったりが難しい(ってか私にはムリですw)

エントリーグレードのストライクガンダム、最も嬉しいのは塗り分け作業が必要ないこと!(不器用オッサンには本当にありがたい)。色ごとにパーツが分割されてますからね。
ストライクガンダム頭部塗り分け1

ストライクガンダム頭部塗り分け2
ストライクガンダム頭部塗り分け3
ストライクガンダム頭部塗り分け4
ストライクガンダム頭部塗り分け5

エントリーグレードはパーツ数が少ないのにも関わらず色分けされている(今回一番伝えたかったこと!)。

これって万年不器用さんや初心者さんには超絶アシストで超絶ありがたいですよ。

ストライクガンダムの説明書を見てみれば、以下の嬉しい記載もあります。
「塗装なしでもカラフル」
「組み立てるだけでカラフルな仕上がりに」
塗装なしでもカラフル

その記載に間違いナシw

胸部や腰部も芸術的なパーツ構成で塗り分け不要。
ストライクガンダム胸部塗り分け1

ストライクガンダム胸部塗り分け2
ストライクガンダム胸部塗り分け3
ストライクガンダム胸部塗り分け4

脚部も同様!
ストライクガンダムふくらはぎ塗り分け1

ストライクガンダムふくらはぎ塗り分け2

色彩表現豊かです。

さらに嬉しいことに、エントリーグレードのストライクガンダムは関節部分の構造がいわゆる「後ハメ」なのです。
ストライクガンダム後ハメ1

ストライクガンダム後ハメ2
ストライクガンダム後ハメ3
ストライクガンダム後ハメ4

「後ハメ」なら、関節部分を塗装する場合、塗ってから組み立てることができます!これは素晴らしい!

一般的なガンプラだと、関節を塗り分けるためには「後ハメ加工」というちょいとした工作が必要ですからね。
後ハメ加工の詳細はこちら

「後ハメ加工」は道具も経験値も必要(失敗したら修正が不可能なことが多い)なので、相応のリスクがあります。

エントリーグレードのストライクガンダムはそのリスクは不要。

これは本当に嬉しいです。

エントリーグレードの可動域を侮るなかれ

ベジータ
▲35パーツの超サイヤ人ゴッド超サイヤ人ベジータを作ったことがあります。

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このベジータは対象年齢6歳以上。関節が動かないので構造がさらにシンプル(その代わり可動域はゼロw)

小さいお子様でも作れます。

不器用選手権毎年ベスト4の老眼オッサンなわたくしでも、組み立てるときに一切ストレスを感じないほど。

シンプルを求めるが故、複雑な部分は捨てねばなるまい。

そう考えるのが一般的ですから、シンプルなストライクガンダムもポージングはあまり期待しておらず。

いやいや、バンダイの最新技術の可動ギミックをナメてはイケません。

シンプルな可動ギミックのクセに、可動域広し。
ストライクガンダムポージング1

ストライクガンダムポージング2

足首。少ないパーツ数でも広い可動域を可能にする構造が秀逸(強度もソコソコにあります)ストライクガンダム可動域1

ストライクガンダム可動域2
ストライクガンダム可動域3

肩部。普通のガンプラならポリキャップが必要な箇所ですね。この構造でも緩さはナシ。ストライクガンダムポリキャップ1

ストライクガンダムポリキャップ2

エントリーグレードのちょい残念なところ

ストライクガンダム上半身

イイやつばかりじゃけいど、悪いやつばかりでもない。

大人になれば誰しも「世の中いいことばかりじゃないよね」というのを身をもって感じているハズ。

エントリーグレードのストライクガンダムもまた然りw

ストライクガンダムのwebサイトには
簡単×ハイクオリティな組み立て!
との記載がありまして、まさにその通りなのではありますが、正直なところちょいと残念な点も見受けられました(主観w)。

EGストライクガンダムのちょい残念なところ1)
タッチゲート

タッチゲート1

エントリーグレードには「タッチゲート」が採用されております。

タッチゲートについて説明書には
ニッパー等の道具を使わずに、パーツを取り外すことができます
と記載されています。

要するに、手でグリっともぎる感じで取れますよ、ということですが、正直、

手でもぎるのはキツイ

小さいパーツでゲートが3つとかなら力任せで取れますが、4つのゲートとかは大人でも結構な力を入れないと取れません。
タッチゲート2
▲ゲートが3つならなんとかもぎれます

タッチゲート2
▲ゲート4つ。子供がこれを手でもぎるのはちょっとケガしそうなだぁ

引きちぎったパーツ、汚いな。
ゲート跡

がく
がく

一応、優しくもぎったつもりですが、まぁ仕方ないですね。

今回、最初は手でもぎってたのですが、ゲート跡がどうにも汚くなってしまうので、途中から切れ味抜群のアルティメットニッパーを使いました。
アルティメットニッパー

綺麗なゲート跡
▲スパッとカットした方が、この後のゲート処理も楽ですよね

EGストライクガンダムのちょい残念なところ2)
ハメ合いはカタイ

ストライクガンダム嵌め合い1

エントリーグレードはシンプル構造ゆえ、パーツがポロリと外れないよう設計されていると推測され、パーツの嵌め合い精度はかなりキッチリしています。

“嵌め合いについて”
パーツ同士のハメ込みなどの事を「嵌め合い」とか「篏合」、というそうです。
なので、本当は「ハメ合いが強め」とか言うのが正しいかもですね。

それゆえに、一度パーツをハメてしまうのと外すのはかなり困難・・・。

後々の塗装のために、仮組みしてからバラす必要がある人には、ダボ処理作業をオススメします。
ダボ処理
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もしくは、ハイキューパーツの面取りビットも便利。

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ダボ処理の詳細はこちら

“関節部分は要注意”
エントリーグレードのストライクガンダムですが、肘と膝の関節は一度ハメると外すのは相当困難です。
わたくしは外す際にパーツがボロボロになってしまいましたw
ダボ処理などを施すなどして、お気をつけください。

ストライクガンダム後ハメ2

EGストライクガンダムのちょい残念なところ3)
ランナー配置

説明書に記載されているランナー配置の説明。
部位ごにまとまった、パーツが探しやすいランナー配置
ランナー配置1
▲この配置、わたくしは便利とは感じず。

パーツによってはまとまってない場合もあるので、返って探しづらいんです。

例えばボディ。説明書だと青い枠で囲ってありますよね。
ランナー配置2

パパさんと一緒に作ってるならまだしも、母子家庭でママが皿洗いなんぞしている後ろで、ひとりで作っているボクちゃんだったら、気づけなくて可哀想やんけ!というお節介な妄想をしてしまいますw

この説明書のランナー配置図を載せるなら、全部のパーツを線で繋いであげて欲しいですねぇ。

エントリーグレードストライクガンダム完成

ストライクガンダム完成
▲あっという間に完成です。大人であれば、恐らく1時間も必要ないですね。

わたくしは、ダボ処理とか写真撮ったりしながらでも1時間でしたから。

SDガンダムよりも簡単かもしれないw

このプロポーション、HGシリーズを謳っても遜色ない。
ストライクガンダム全身

プロポーションの形状デザインは原典イメージ通りです。

少ないパーツながら、可動ギミックを駆使して多彩なポージング。
ストライクガンダム多彩なポージング1

ストライクガンダム多彩なポージング2
今までエントリーグレードをスルーしてましたけど、とんでもなく素晴らしいキットですね(語彙不足すみませんw)。

エントリーグレードストライクガンダムレビュー|まとめ

ストライクガンダム多彩なポージング2

冒頭でも記載しましたがエントリーグレードのストライクガンダムは、

少ないパーツ数と塗り分けギミックは塗装初心者にオススメです

エアブラシ塗装でも筆塗り塗装でも、塗り分けに伴う面倒な作業が不要です。

塗り分け作業、パーツによってはマスキングテープを貼る必要があったりします。

塗り分け作業、パーツによっては後ハメ加工が必要だったりします。

エントリーグレードのストライクガンダムにはそのような配慮考慮は一切不要。

塗装作業に集中出来ますね。

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がく(@oskgaku