ども、がく(@oskgaku)
です。
ガンプラやプラモデルのヤスリがけ、削った跡が汚い!クソがっ!ってなことありません?w
でも、
様々な失敗を経て、昨今では、ヤスリがけのコツを掴めてきました。
そのコツは以下の3つ。
- ヤスリをゆっくり動かす。
- 削る部分を可視化
- キチンとした道具を使う
書き出してみれば当たり前のこと。シンプル。
でも、これって初心者さんや不器用さんは、案外できない。
過去の私同様、
「不器用でヤスリがけがどうにも上手くイカン!」
という方々の参考になれば幸いです。
目次
不器用人間が教えるノウハウこそ意味がある
世の中って平等じゃない(急に)。
器用な人は、何やらせてもエエ感じで仕上げてしまう。
不器用は何やらせても、仕上がりがイマイチw
しかも遅い。
不器用にいいところはないのか?
といえばそんなことはない。
不器用は、他人が躓く箇所がわかるもんな。自分が躓いてるから。
器用な人は自分が出来ちゃうぶん、人に教えるとか気遣いが出来なかったりするよね。
そんな不器用な私が伝える
「綺麗なヤスリがけのコツ」。
(不器用なので習得には時間かかったよねw)
不器用な人とか、これからプラモデル始めてヤスリがけやろうと思ってる人には参考(汎用性高し)になるはずです♪
以上の前置きをしつつ、不器用人間による綺麗なヤスリがけポイントの説明です。
ヤスリをゆっくり動かす
速い動きは強い力を生む。
例えばビンタ(わかりやすいからねw)。
ゆっくりビンタされても痛くない。
でも、腕を素早く動かしたビンタは痛い!
金属ヤスリなども、速く動かせば強い力が発生する。
・金属ヤスリを速く動かす
↓
・強い力が生まれる
↓
・パーツをキズつけるリスク大
強い力の分だけ、パーツをキズつけるリスクが高くなる。
ちょっと横にズレただけえぐれる、とか。
逆にいえば、ゆっくり動かせば、えぐるなどの失敗を防げる道理。
それに、ゆっくりヤスリを動かした方がしっかりと削れます。
金属ヤスリをゆっくり動かす理由
私の場合、ヤスリがけを始めた頃、
「硬いモノはヤスリを速く動かせば削れる」
と思い込んでました。
硬いゲート跡、硬化した瞬間接着剤、とか。
これ、実は違うんですよね。
むしろゆっくり削った方がしっかり削れる。
ヤスリにはヤスリ目がある。
そのヤスリ目を利用してモノを削る。
ヤスリ目を活かすには、ヤスリをゆっくり動かす。
ゆっくり動かせば、ヤスリ目にパーツがしっかり食い込んで削ってくれる。
ヤスリを速く動かしてしてしまうと、ヤスリ目にパーツが食い込む前にヤスリが通過しちゃう。
上級者なら、ヤスリを速く動かしても、ヤスリ目にしっかりパーツを食い込ませて削ることができるのでしょうけどね。
上級者は、ヤスリの扱いに慣れてるからな。
ヤスリ目の効果を発揮させるには?
そして、そのヤスリ目、基本的には一方通行で動かした方が効果を発揮する。
金属ヤスリのヤスリ目は形状が一方向だからです(違うのもあるけどね)。
そのことをわかりやすく説明してくれてるのが、ゴッドハンド公式YouTube。
このYouTube動画では、以下のことを仰ってます。
- 往復させてもほとんど削れない
- 往復させるとキズつけるリスクがある
金属ヤスリは、往復させて削ってもあまり意味がない、
ということですね。
ちなみに、紙ヤスリやスポンジヤスリは、ヤスリ目が一方向ではないので、往復させても削ることはできる。
でも、やっぱり、往復させるとキズがつきやすい。
特に不器用さんとかは余計なキズがつく(私です)。
パーツを固定させる
あと、綺麗にヤスリがけを仕上げたいなら、ベストはパーツを固定させること。
削るパーツが動かなければ、安定して削れるのは自明の理。
よりクオリティの高いパーツに仕上げたければ固定させるのがベスト。
パーツ固定マテリアルの定番は、スジボリ堂のパーフェクトバイス1号。
【パーフェクトバイス1号レビュー】パーツ固定で作業効率は倍以上!削る部分を可視化
これは主にゲート処理の話。
ゲート跡を削っているとき、どの程度削れているか?というのは案外わからないですよね。
すでに削り終わっている。でも、よく見えないのでさらに削ってしまう。
または、
ゲート跡が残っているのに終わらせてしまう、とか。
無駄なゲート処理作業ををしていた過去の私
私の場合は、
「ゲート跡、削れてないなぁ。もうちょいやるか(本当はすでに削れているのに)。」
という具合で、無駄に、必要以上に、パーツを削っていました。
気がつけば、パーツはボロボロになっていました。
ゲート跡を水性ペンで塗る
この無駄を無くすため、ゲート跡の状態を可視化する。
その方法は簡単。
ゲート跡を水性ペンで塗るだけ。
使う水性ペンはパイロット。
削れてない部分に、水性ペンの塗料が残るので
「削れてるのか?削れてないのか?」
で迷うこともない。
結果、作業も早く終わる(時短)
油性ペンではアカンのか?
油性ペンだと、パーツに食い付きすぎて削るの大変だったりするのでね。
水性ペンについて
過去、私は油性ペンを使ってました。
白い水性ペンは、安いものだとパーツに塗っても弾いてしまうからです(要するに塗れない)。
どうにかならんものかと調べたところ、パイロットやポスカなら水性ペンでもパーツに塗れそうだと判断。
東急ハンズに行ったら、パイロットがあったので買ってみた次第。
でも、中字はちょっと太かったな。
細字でもよかったかも。
キチンとした道具を使う
不器用な人間が、ロクでもない道具を使うとロクでもない結果になる。
これ、必然。
小学3年生の私が習字の筆で苦労した理由
わたくし、小学3〜4年まで、土曜日の午後に、習字を習っていました。
習字は筆が命。
使い終わったら墨を落とすなどの手入れが必要。
その手入れを怠ると、筆に付着した墨が固まってガッチガチになる。
子供の頃の私、手入れなんかするワケない。
ガッチガチのまま何カ月も放置。
それを習字教室で使っていた。
字の形が綺麗云々よりも、字の墨がガサガサで話しにならない。
ある日、それを見かねた習字の先生が、新品の筆を使わせてくれました(しかも先生が使う高級な筆)。
すると、めちゃくちゃ綺麗な字を書くことができた!(当たり前w)。
前置きが長くなったけど、道具の重要性とはそういうこと。
キチンと道具の手入れしろ、ということでもある。
・・・ごもっとも。
とはいえ、キチンとした道具を使う重要性には変わりない。
スジボリ堂の微美鬼斬なら、削り跡も綺麗。
キチンとした金属ヤスリは、切削力高いし、削り跡も綺麗。
その後の整面もラクなので、作業効率は上がります。
ハイクオリティのガンプラを作りたいなら、ある程度の精度が確保された道具を使うのは必須です。
まとめ
様々な物事に通ずる道理ですが、
綺麗に仕上げたければ、時間をかける。
時間をかける=丁寧。
仕事で作成する報告書や企画書も、日を置いて見直した方が、クオリティは上がりますよね。
ガンプラやプラモデルも同じ。
不器用さんは、さらに時間をかける必要がある(3倍やって人並みってよくいうよね)。
ゆっくり進めても、継続すればゴールは見えてくる!
ゆっくり確実に進もう♪
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がく(@oskgaku)