ども、がく(@oskgaku)
です。
ガンプラやプラモデルのゲート処理、手間をかけずに綺麗に仕上がる方法はないものか?
色々試して、以下のコンボは、疲れやすい不器用老眼オッサンに合ってました。
1)ゲートを限りなく平坦にカット(デザインナイフなら可能)
2)金属ヤスリで「チョン」と削る(微美鬼斬なら簡単)
- 切削力が高い
- 切削肌が綺麗
- 幅が細い
ゲートを平坦にカットすれば、金属ヤスリの「微美鬼斬」が最強のパフォーマンスを発揮する。
目次
なぜ金属ヤスリのゲート処理はパーツがキズだらけになるのか?
私は過去、ゲートは主にニッパーでカットしていた。
この、ゲート跡(突起)、硬い!
※なぜゲート跡は硬いのか?詳細は前回の記事を参照。
硬いので、金属ヤスリで削る。
だがしかし、硬いゲート跡、金属ヤスリでもなかなか削れない。
頑張って、ガリガリ削ったりする。
結果、勢い余ってパーツをキズつける。
ガリガリ削るの、やめたい!
そんな悩みを抱えながらのゲート処理。
もうこれは、丁寧に削るしかない。
ってな具合で、時間をかけて削ってた。
ガリガリ削る箇所を、減らせればいいのだけれど・・・。
綺麗にゲートを処理するための前提条件
ガリガリ削る箇所を減らすにはどうすればいいか?
ゲートを可能な限り平坦にカットすればイイ。
ガリガリ削る箇所が減る。
綺麗にゲートを処理出来る。
ゲートをデザインナイフでカットすれば、突起は残らず、平坦にカットできる。
こんな具合に。
このあたりの詳細は、前回の記事を参照。
こんだけ平坦にカット出来れば、ガリガリ削る箇所はほとんどない。
これなら、金属ヤスリで削る作業は楽勝。
さらに、微美鬼斬を使えばもっと楽勝!
切削力強し!微美鬼斬ならサクサク削れる
削る箇所は減っても、削る必要はあるワケで。
普通の金属ヤスリなら5・6回削って完了。
でも、
微美鬼斬なら1・2回で完了!時短!楽勝!
切れ味抜群の微美鬼斬なら、硬いゲート跡を速攻でサクッと削れる。
はい、デザインナイフでほぼ平坦にカット出来たゲート跡。
微美鬼斬なら、1・2回程度のヤスリがけで十分。
微美鬼斬は何度も削る必要がない!
他の金属ヤスリでも、4・5回で削れるなら、それでもエエやん。
でも、それだと時間かかるし、回数が増える分だけパーツにキズがつくリスクも増える。
微美鬼斬ならサクッと終わる。助かるのよ、コレが。
スジボリ堂のwebサイトにも、以下の記載があります。
切れ味鋭い刃先ががっちりプラに食い込みます。何度も削る必要がないので周囲のモールドを壊しません。
スジボリ堂-極細、精密ヤスリ。ガンプラ、フィギュア、プラモデルにおすすめです。
何度も削る必要がない。
それが超嬉しいのです!
不器用人間は、削る作業が減らせれば、それだけキズつけるリスクも減らせる。
微美鬼斬は何故に切削力が強力なのか?
この強力な切削力を発揮する理由、それは
職人さんが、目で、手で、キチンと確認して作ってくださっているから!
本製品は単目の切れ味を最大限に引き出すため、ヤスリ職人が手作業で目立てをしています。
スジボリ堂-極細、精密ヤスリ。ガンプラ、フィギュア、プラモデルにおすすめです。
切れ味を最大限に引き出す
美しいフレーズw
機械で大量生産される金属ヤスリとは、ちょっと違うシロモノなんですね。
機械で大量生産される金属ヤスリとは、ちょっと違うシロモノなんですね。
単目で綺麗な削り肌
切削力が高いのに切削肌も綺麗とか、ずいぶん都合イイな。
怪しい。
そのご意見、ごもっともw
微美鬼斬、単目なのです。
ヤスリ目には色々種類がありますが、代表的なのは以下の2つ。
- 単目
- 複目
単目だと切削力は落ちる。
だがしかし、微美鬼斬は職人さんが目立てしてるから切削力強し!
小さいサイズでは希少な単目
微美鬼斬の幅は約2.8mm。
このサイズで単目は珍しいのだとか。
削り跡の美しさを求め、このサイズでは希少な単目を採用。
極細、精密ヤスリ。ガンプラ、フィギュア、プラモデルにおすすめです。
さらに都合の良いことに、幅サイズがHGガンプラのゲート幅サイズに合っていてちょうどよい。
心からありがとう、微美鬼斬 。
金属ヤスリの注意点
どんな金属ヤスリでも、相応に切削力は強い。
なので、切削力の強さには注意が必要。
それは、微美鬼斬も同じ。
切削力の強さを求めるなら、このリスクは避けられない。
リスクを最小化するために、金属ヤスリを使うときは以下に注意してます。
- ゆっくり削る
- 1回削るごとに状態確認
深いキズをつけるのは、大概が
「シャッシャッ」
と勢いよく微美鬼斬を動かしているとき。
速い動きは強い力を生む。
ゆっくり動かせば、深いキズをつけるような力は生み出せない(ハズ)。
そして、1回ごとに、削ったゲート跡の状態を確認する。
それは自分の状態を振り返ることでもある。
「雑やな」
とかを気づくのは品質向上には大切!
パーツ状態確認には、ミクロレベルでしっかり確認出来るルーペが便利。
まとめ
段ボールをバラすとき、切れ味悪いカッター使うと段ボールがボロボロになりますよね?
新品な替え刃で切れ味抜群なら、スパッと段ボールをカット出来る。
ゲート処理も同様で、切れ味抜群の金属ヤスリなら、サクっと削れる。
余計なキズがつかないからパーツは綺麗。
切れ味抜群なのに切削肌が綺麗、という矛盾が成立しちゃうのは何故なのか?
職人さんが手作業で目立てしているからですね。
金属ヤスリの性能を引き出すためには、機械ではなく、面倒な手作業が必要!(なのかなw)
微美鬼斬のおかげで、ゲート処理が秒で終わって助かってます。
ガンプラ製作進捗やマテリアル紹介をツイート。
がく(@oskgaku)