バンダイエッジを削りたいガンプラ初心者に試してほしい超硬スクレーパーでのエッジ出し3手順

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がく

ども、がく(@oskgaku)です。

今回はファンテックの超硬スクレーパーを使ってバンダイエッジを削るってのをやっていきますよ!

ガンプラ製作において、習得したい技術のひとつである「エッジ出し」。

やっぱり、ガンプラってバッキバキなシャープな感じにしたいっすよねぇ(笑)

エッジ出しって方法は色々とありますが、最初からパーツに施してある「バンダイエッジ」を削ってしまう、ってな方法もあるワケです。

いやぁもうね、ファンテックの超硬スクレーパーを入手してから、ガンプラ作業の幅がひろがりまくってます!ファンテックさまに感謝!

今回使う道具
ファンテック:超硬スクレーパー
ハイキューパーツ:リタックスティックハーフ

バンダイエッジ?C面?

今回はこのパーツに対してエッジ出しを施します。
DSC06532

この部分をシャープにしたい(エッジ出しをしたい)。
DSC06534_1

ちなみに、「エッジ出し」については以下の過去記事を参考にしていただければと。

そんでこの部分、よく見るとバンダイエッジ、というやつになってるようです。
DSC06534_2

バンダイエッジについても同様にこちらの記事を参考にしてくださいませ。

この部分、バンダイエッジとも捉えられますが、C面ともいわれているやつですね。

C面とは

C面とはwikipediaで調べると

面取り(めんとり、chamfering)とは、工作物の角または隅を斜めに削る加工法の一つである。

引用:面取り-wikipedia

とのことです。

C面の「C」は「chamfering:面取り」だったんですね。

まぁ要するに、パーツの角を切り落としてるってことですね。
C面

ちなみに、ガンプラ技術としては逆にこのC面を作る、ってのもあるようですよ。

ガンプラを作ってると

「これはバンダイエッジ?C面?」

って思うことも多々あるのですが、まぁ要するにエッジ出しをしたワケなので。今回のこの記事では、この部分はバンダイエッジと呼ぶことにしますね。

手順1)
バンダイエッジを観察して削る側面を決める

さて、このバンダイエッジを削る作業ですが、またしても超硬スクレーパーが活躍しますよ。
DSC03365

※超硬スクレーパーに関しては以下の記事も参考にしてみてください。

まずはバンダイエッジをよく観察しまして、バンダイエッジに付随するどの面を中心に(先に)削るかを決めます。

今回の場合、わたくしはこちらの側面から削ります(赤く塗りつぶしてる部分)。
DSC06547_2

イメージ的にはこんな感じです。
C-2

上面は形が複雑になっているので、たくさん削るのが難しそうなので(笑)

側面はただの平らな面なので削りやすい♪

要するに、最終的にはこうするワケです。
DSC06635

手順2)
超硬スクレーパーで「丁寧」に削る

ということで、バンダイエッジに付随する側面のこの部分を超硬スクレーパーで、ゆっくりと、丁寧に削っていきます。C面と一緒に側面を削る、ってなイメージですね。
DSC06551

ここで注意!

超硬スクレーパーは切れ味抜群なものですから、調子こいてこんな風に上面も一緒に削ってしまうとあとでエッジ出しにするため処理が超面倒になりますorエッジ出しの処理が不可能に(^_^;)
(パテとかで削った部分埋めなおすとかしないといけなかったりね)
C-3

なので、あくまでも側面だけを超硬スクレーパーで削るように注意して丁寧に削ります。

一度削ったら確認、一度削ったら確認、とやった方がいいですね。

超硬スクレーパーでこの作業をやっておきますと、ヤスリがけがとっても楽になりますよ。

手順3)
リタックスティックハーフでヤスリがけ

超硬スクレーパーで削ったら、あとはひたすらヤスリで側面を削ります。

削って平面にしいていくワケです。

まずは400番のヤスリ。
DSC06653

わたくしは、ハイキューパーツのリタックスティックハーフで削っています。

DSC04760

ここでも注意してゆっくり削りますよ!

 2019年3月17日追記 

やすりがけする道具ですが、スジボリ堂の「木の板に貼り付けたヤスリ」も便利です。
さらにゴッドハンドの「神ヤススポンジ布ヤスリ」も便利♪
さらにさらに、ご予算に余裕のある方はプロクソンの「ペンサンダー」を導入するとやすりがけがあっという間に終わって超便利ですよ!

超硬スクレーパーで削りきれなかったバンダイエッジをリタックスティックハーフでやすりがけして削っていきつつ、側面を整えていきます。
DSC06580

そんである程度側面が削れたら、今度は上面をやすりがけしていきます。ここも400番で削ります。
DSC06594

600番でキレイに整える

大体整ってきたら、今度は最終的な作業として表面をキレイにする作業。

側面、上面、ともに600番でやすりがけしていきます。
DSC06652

ひととおり終わって、こんな感じになりました。
DSC06635

まとめ

ひととおりやってきまして、今さらこんなこというのもどうかと思うのですが、

ガンプラ初心者のウチはエッジ出しの精度にあまりこだわりすぎない方がいいです(笑)
(まぁわたくしもガンプラ初心者なワケなんですが)

というのは、こういう技術って、結局はどうしても

経験で積み重ねて習得する技術

なんですよね。

そのためには、失敗を積み重ねるしかないかと(^_^;)

なので、あんまり精度にこだわって「うまくイカン!」ってヒステリックになって作業をとめてしまうよりも、ある程度のところで納得しまして、次に生かしましょ♪

エッジ出しがうまくいかなかったガンプラと、うまくいったガンプラを見比べる、ってのもかなり成長の糧になりますよね。

わたくしもまだガンプラ初心者でエラそうなことは言えませんが、ガンプラ初心者のみなさん、一緒に何度もやって習得していきましょうよ(笑)

ってなことで、今回のバンダイエッジを削る方法が多少なりとも参考になれば幸いです(^^)

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