ども、がく(@oskgaku)
です。
HGグフ、動力パイプをもっとリアルにしたい!
月刊モデルグラフィックス2024年7月号を読んでいたところ、改修の記載が!
はい、居ても立っても居られない。「俺もやってみたい!」という衝動MAX51歳。ソッコー真似してみた。
この動力パイプの改修方法、雑誌やwebだとシレっと紹介されて終わりなパターンが多しっ!
「不器用人間としては、腰部分への取り付けとか、細かい部分が知りたい!」
なので、細かい部分を含めてレポートしてみる。
同じ悩みを抱えている「不器用同志諸君」の参考になれば幸いです。
目次
動力パイプ改修の道具や材料
動力パイプの改修、作業工程の概要はこんな具合。
エナメル線にA・スプリングを被せる。
↓
その上にモビルパイプを通す。
これらをやるには、パーツや材料に相応の準備は必要なんだよなぁ。
材料はこの3点
材料は以下3点。
1)コトブキヤのモビルパイプ 4.0mm(内径2.6mm)
2)エナメル線 1.0mm
3)wave A・スプリングブラック2.5mm
道具はこの7点
道具は以下7点
- HG 金属線用ニッパー(1.0)
- 匠之鑢・極 雲耀 半丸平行単目 MF15
- ミニルーター
- タミヤセメント
- コバックス NEXT耐水ペーパー
- 超硬スクレーパー
- ペンチ
「ガンプラの改修をやろうとすれば、どうしても道具や材料は、それなりに必要になるんだよなぁ。」
などとブツブツ言いながらも、その買い物は嫌いじゃないw
などとブツブツ言いながらも、その買い物は嫌いじゃないw
1)モビルパイプをカットして整面
はい、作業開始。
まずはモビルパイプの用意。
モビルパイプのゲート跡を処理しつつ、整面作業。
その昔、こういう細かくて複数に及ぶ作業は
「ゲっ!面倒くさっ!」
と思っていた。腰に20kgの重りをつけたくらいに、腰が重くなっていた。
でも昨今は、むしろこういう細かい複数作業が好きになりつつある。
何故かといえば、こういう作業を丁寧にやると、ガンプラのクオリティが上がる!というのがわかったから♪
そんなワケでモビルパイプの整面をチマチマとやる。
ゲート跡は金属ヤスリで削って処理(ゲート跡は硬いので金属ヤスリを使う方が効率は良い)。
整面は100均で買ったミニルーターを活用。
ミニルーターを使ったモビルパイプの整面作業は自己責任で。
ミニルーターで整面するために、以下の調整を行う。
- モビルパイプが刺さるように爪楊枝の太さを削って調整。
- 爪楊枝がミニルーターに装着できなかったので、マスキングテープで太さを調整。
これらの調整が終わったら、爪楊枝にモビルパイプをセット。
ミニルーター回転させて、ヤスリをあてがう。あっという間に終わる!小躍りステップするくらい、楽しい♪
ただ、ちょっと残念なことも。
やっぱり100均(700円したけど)なので、ヤスリを強くあてるとチャックごと抜けてしまう。
このあたりも微妙な調整が必要。
結局、すげぇ面倒だな。
我が姫君殿下(嫁)が仰ることもごもっとも。
実は私、プロクソンのミニルーターを持っている。
こちらの方が安定感は当然抜群。作業効率は100均のとはダンチ。
安定性や作業効率を考えると、ミニルーターを購入した方が早いかもしれない。
2)モビルパイプを腰とバックパックに接着
この一連の作業で、最初にぐむっ~と悩んだのは、スプリングをどのようにして腰とバックパックに装着するか?
だって、通常のパチ組みであれば、動力パイプは腰に刺す仕組み。簡単。
でも、スプリングはこのままでは刺せない。
モデルグラフィックの画像を見てみると、パイプを腰パーツに装着してる模様。
早速、モビルパイプの底面を削って、タミヤセメントで接着してみる。
腰パーツは湾曲してるけども、案外にフィットした。ホッ。
隙間にもタミヤセメントを塗る。乾燥後に整面。
バックパック。こちらはモビルパイプが入らない。
なので、超硬スクレーパーでチマチマと削る。
これでスプリングが装着出来る♪
3)エナメル線をカット
エナメル線を大まかにカット。
カットにはwaveのHG 金属線用ニッパー(1.0)を使います。
こういうのはね、キチンとした専用ニッパーの方が抜群にカットしやすい。
金属線とかは硬いから、キチンとした専用ニッパーの型が断然ラク(大事なことだから繰り返したw)。オススメ。
4)エナメル線の形状を整える
エナメル線、柔らかい上に強度もソコソコある。
なので、形状を整えるのワリと簡単。
最初はアルミ線を使っていたけど、ちょっと硬いので、形状を整えるのが大変だった。
エナメル線使ったらめちゃくちゃ簡単だった。
材料選び、大事だと実感w
アルミ線は、何度も曲げたり戻したりの試行錯誤を繰り返すと折れたりした。けども、エナメル線はそんなこともなく。
まぁあと、コスパ良し。だって10mもあるw(一生分だよね)。
5)スプリングをカット
スプリングをアルミ線の長さに合わせてカット。そして被せる。
6)モビルパイプを装着
最後にモビルパイプを装着させて完成。
まとめ
動力パイプのレポートを書いていて気付いたのが
「人それぞれで技量や作業環境が違うので、絶対的正解なレポートはない。」
ということ。
ガンプラに限らず、雑誌やwebでハウツーが載っていたとしても、それを鵜呑みせず参考として自分の中に取り込むことが大事。
お料理レシピなんかも、それの通りにやれば大体は美味しく作れる。
けども、「塩:小さじ1」を確実に小さじ1だけ投入しているか?
その塩はレシピと同じ塩なのか?
ってな違いはどうしても発生しちゃうワケで。
それらを踏まえ、今回の私の動力パイプ改修レポート、不器用同志諸君の参考にしていただけると幸いです。
ガンプラ製作進捗やマテリアル紹介をツイート。
がく(@oskgaku)