ども、ガンプラ初心者のがく(@oskgaku)です。
今回はガンプラを100均の画用紙を背景にして明るくクッキリ撮影する方法を紹介します。
とはいえ、わたくしは撮影やカメラ機材に超精通している、ってなワケではないので、ガンプラ初心者の方々の参考になれば、程度よ(笑)
- ダイソー:画用紙四つ切
- SONY:α5000
- SIGMA:19mm F2.8 DN
- JOBY:フレキシブル三脚ゴリラポッド
目次
デジカメ初心者の撮影上達方法
わたくしがデジカメ撮影を始めたばかりの頃、
絞り値(F値)とか
シャッタースピードとか
全然わからんかったし、理解するのにも、すんごく時間かかったんですよwww
そんで、どうやって理解していったかといいますと、雑貨なんかをキレイに撮影してる方々がそれをネットにだしたりしていて、そのカメラ設定なんかを記載してくれてるのがめっちゃ参考になりまして。
その設定をそのまま自分でも真似して試してみて、色々と覚えることができました。
なので、わたくしのガンプラ撮影がガンプラ撮影初心者の方々の参考になるかな、と思った次第です。
撮影環境やカメラ機材で差がでる
しかし、真似して試してみる、とはいっても、人によって撮影環境やカメラ機材が全然違うから、真似するのが難しかったりもする。
撮影環境の違い
小物やアクセサリーなんかを撮影する際に便利な撮影ブース。例えばこんなの。
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こんだけ明るい撮影ブースの中にガンプラ入れて撮影したら楽しいでしょうねぇ。
ちなみに、わたくしが使っている撮影ブースは以前ブログでも紹介した100均アイテムで作ったもの(^_^;)
100均グッズだけでガンプラ撮影ブースを自作しました!結構キレイに撮れますよ!詳細はブログ記事で!→https://t.co/dTb9QENl1v pic.twitter.com/2fcU3YbJD4
— おっさん家事@がく (@oskgaku) 2016年9月11日
まぁこれも安価ではありましたけども、材料揃えたり作ったりするのに、それなりに手間はかかりますね・・・。
なので、今回は白い紙だけ用意して、それを背景として使うという超お手軽な方法で撮影してみます。
これならデジカメ初心者の方にも参考になるかと。
カメラ機材の違い
もうこれはさ、デジカメ撮影初心者には、触れちゃいけないサンクチュアリ(聖域)だよね(^_^;)
だって、カメラやレンズって、種類も超たくさんあるし、お値段も超高価なモノがたくさんあるやん!
そらぁ高価な機材なモノたちには、仕上がりに違いがでるさな(^_^;)
カメラやレンズというのは大変奥深いものでして、メーカーや機種によって個性がすごくでる(ようです)。
人気のレンズやカメラの機種は中古でも定価とあまり変わらない値段で出回ったりしているし・・・。
それに、後ほど説明する絞り値(F値)についてもレンズによって設定できる幅が違ってきたりするので、やはりレンズによって出来る事が違ってきます。
まぁぶっちゃっけますと
いいレンズやカメラで撮影すれば、素人だってそれ相応の写真が撮影できちゃいます(^_^;)
まぁ言い切ってしまうと語弊があるので「いいレンズやカメラで撮影すれば、素人だってそれ相応の写真が撮影できちゃうこと多々あり」というところですかね。
わたくしも初めて一眼レフ買った当時、絞り値も何もわからなかったのですが、友人のススメで単焦点レンズを買って、オートでもめっちゃプロっぽい写真が撮れて感激した覚えがあります(笑)
わたくしのカメラ紹介
今回はわたくしの愛機、SONYのミラーレス一眼レフ「α5000」での撮影でございます。
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レンズはSIGMAというメーカーのモノを使っております
19mm F2.8 DN | Art | プロダクト | レンズ | SIGMA GLOBAL VISION
カメラ本体とレンズを合わせるとソコソコのお値段ですが、これはガンプラ撮影のために頑張って投資しました!
ということで、カメラの性能について参考になるかどうかわかりませんが、そのあたりはどうかご勘弁のほど(^_^;)
ということで、以下はお手軽撮影環境で、ミラーレス一眼α5000を使ってのガンプラを撮影例でございます。
今回撮影したガンプラ
これをどんな感じで撮影したか、ってのを順を追って説明していきますね。
撮影に必要な3アイテム
今回の撮影で必要なアイテムは、主に3つ。
1、背景紙
2、マニュアル設定できるカメラ
3、三脚
ではひとつずつ説明していきます。
背景紙
たくしは100均のダイソーで四つ切サイズの紙を買ってきました。これを背景紙として使いますよ。
100均なんで、汚れたらすぐに交換できる手軽さが気に入ってます。
カメラ
まぁ今はたいていデジタルカメラですよね。
スマホだと、ちょい厳しいです。
カメラについては冒頭でも紹介しましたのでここでは割愛。
まぁカメラやレンズは、語りだしたらキリがない世界(笑)
三脚
三脚は高価なモノである必要はありませんです。
それなりにカメラが固定できればそれでよし、です。
わたくしはこちらを使っております。
JOBY フレキシブル三脚|ゴリラポッド 三脚シリーズ
大型家電量販店でセールをやっていて、たしか3000円代で買ったような記憶が・・・。
これはいろんな角度に変えられるし、平坦な場所でなくても水平とりやすいので気に入ってます。1年近く使ってますが全く壊れていない。
むしろ、今まで相当手荒に扱ってきたのに、ネジのひとつも外れずよく頑張ってくれてるなぁ、と(^_^;)
三脚ですが、場合によっては三脚でなくてもカメラが固定できる箱なんかがあればそれでも可、です。
カメラのセルフタイマーを使って撮影しますので。詳しくは後述。
背景紙をセッティング
では準備していきますが、再三申し上げているように、あくまでもこれはわたくしの撮影方法なので参考程度ということであしからず(笑)
まず最初は100均ダイソーで買ってきた四つ切サイズの白い紙。 さてこの背景紙、どこにセットするかが問題。
なぜに問題なのか、といいますと、壁に貼ったりすると、ガンプラに影ができてしまうんですよ。
天井についてるLED照明の光が、斜めに入ってきますから。
撮影ブースの場合だと、こういう心配しなくていいのがメリットですね。
ということで、こんな場合は部屋の照明の真下にセットするようにします。
これだと明かりが真上から降り注ぐのでガンプラに影ができにくい。
わたくしはイスを持ってきまして、それに背景紙を貼り付けました。
カメラのマニュアルモードで設定する項目は2つ
さて、ここからが本番。 カメラを設定していきます。
カメラを「マニュアルモード」にします。
(カメラによっては言い方が違うかもですが)
「シャッタースピード優先」とか「絞り優先」とかのモードがあるかもですが、今回は「マニュアルモード」です。
そんで、カメラで設定する項目は2つです。
「絞り値(F値)」
「シャッタースピード」
まぁ撮影項目の意味が多少わからなくても設定いじって撮影して、それを見てまた設定をいじって、ってことやっていけばそれなりに自分の肌で感じてわかってくるってもんですよね。
その他の設定
わたくしは普段、マニュアルモードのとき、「絞り値(F値)」と「シャッタースピード」以外に「ホワイトバランス」と「ISO」も設定してます。
ただ、最初の頃は「ホワイトバランス」と「ISO」はオートで充分です(今回もオートっす)。
ムリして色んな項目の設定を変える必要ないですから♪
ってか、そういうのやると、カメラを嫌いになりそうですよね(^_^;)
絞り値(F値)の設定
さて、クッキリ撮影したい場合は絞り値(F値)を上げる必要があるワケです。
絞り値(F値)ってなんやねん、ってことなのですが、これはもうSONYのデジタル一眼カメラαサポートページの説明がわかりやすいので引用させていただきます(笑)
参考webサイト
絞りとは、レンズから入る光の量を調整する部分です
レンズから入る光の量を調整(絞り値を大きくしたり小さくしたり)することによって、明るさを調整できる、ってことですね。
さらに、SONYのデジタル一眼カメラαサポートページの説明を読む進めると
絞りはピントの合って見える距離範囲、つまり、撮れる写真のぼけの大きさにも影響します
と説明されています。
つまり、レンズから入る光の量を調整(絞り値を大きくしたり小さくしたり)することによって、ガンプラの背景をぼかした写真にしたり、その逆でガンプラと背景までピントが合ったクッキリとした写真にしたり、という事ができるワケです。
こちらは絞り値(F値)を「F2.8」と小さく(開放した)設定して撮影したガンプラ。
(シャッタースピードは1/100秒)
奥のシャアザクがぼけた感じになってますよね。
そんで、こちらは絞り値(F値)を「F/10」と大きく(絞った)設定して撮影したガンプラ。
(こちらもシャッタースピードは1/100秒)
ピントが奥のシャアザクまでピントが合っているし(実際はちょいボケてますけどw)、ガンダム全体もピントが合ってます。
ややこしい絞り値(F値)の大小
しかし、この絞り値(F値)ってやつは、
F/2.8とかに小さくする=開放→取り込む光が多くなる
F/16とか大きくする=絞る→取り込む光が少なくなる
っていうのがあって混乱してきますよね(^_^;)
でもね、これはあんまり理屈で考えない方がいいと思います。わたくしも最初の頃は理屈で考えていたので混乱してましたけど、撮影していくうちに
明るく撮りたい、背景ぼかしたい→絞り値(F値)を小さくする
ってのを身体で覚えていきますから。趣味でやる分にはそんな感じでいいです。
ガンプラ全体にピントを合わせた絞り値(F値)にすると・・・
わたくしはガンプラの頭からつま先までクッキリとピントを合わせて撮りたい時は、だいたいF/10~16にしてます。
ただ、絞り値(F値)を大きく(絞る)すると、光を取り込む量が減る(レンズを絞ってますからね)ので、暗くなってしまうワケですわ。
ということで、ここからセッティングした白い画用紙を背景にして撮影しますね。
く、暗い(^_^;)
まぁこれはマニュアルモードとはいえ、ISOの数値はオートで3200と高い、ってのもありますけどね。
これを解消するために、シャッタースピードを下げます。
シャッタースピードの設定
シャッタースピードってなんやねん!ってことなのですが、これはNikonのデジタル一眼レフカメラ基礎知識webサイトが参考になりますので引用させていただきます(笑)
参考webサイト
シャッタースピードとは、シャッターが開いている時間のことです。
シャッタースピードは1秒、1/2秒、1/4秒・・・1/250秒、1/500秒のように表します。
シャッタースピードを速くすると、光が撮像素子にあたる時間は短くなり、シャッタースピードを遅くすると、光が撮像素子にあたる時間は長くなります。
カメラ初心者にとっては何が何だかさっぱりわからんですよね(^_^;)
カメラってのは、シャッターを押す(カメラ構造としてはシャッターを開く)ことで撮影するできるワケですけども、そのシャッターを押してる時間、まぁすんごくわかりやすくいうと、シャッターが開いて閉じる動作を速くするか、遅くするか、ってことです。
よく「シャッターを切る」なんていいまが、例えば超絶速く走ってる人にピントを合わせて撮影したい場合は速いスピードでシャッターを切るワケです。「1/1000秒」とかでね。
要するに、カメラのシャッターをはやく切るか遅く切るか、ってことなんですよね。
イメージ的にははやく切る場合は
「カシャッ!」
って感じですけども、遅い場合は
「カ・・・シャ・・・ッ・・・」
って感じです(笑)
よくわからんかもですが、イメージはそんな感じですwww
シャッタースピードをさげることで起きる問題
前置きが長くなりましたが、先ほど絞り値(F値)をF/13で撮影したガンダム。
暗かったので、それを解消するためにシャッタースピードを下げて、シャッターを切る時間を遅くしてみます。
さっきよりは、明るくなった。けどまだ暗いですね・・・。
明るさをだすためにシャッタースピードを下げたので、シャッターを押す時間が長くなりました。そうすると、ブレブレになっちゃうんですよね(^_^;)
ってことで、ここで三脚の出番。
三脚をセッティング
三脚を使えば、手ブレしませんので!
三脚使うと、手ブレしませんので撮影の可能性が広がりますねぇ。なので、本当は、基本的には撮影するときは三脚あった方がいいんです。
三脚を使ってもブレやがる
しかし、もっと明るく撮りたい!となった場合、シャッタースピード下げまして、例えば絞り値(F値)を「F/4.5」でシャッタースピードを「1/3秒」とかにすると・・・
三脚にセットしてシャッターを押してもブレてしまいます。
というのは、シャッタースピードが遅すぎるので、三脚にカメラをセットしていても、シャッターを押す振動でさえもブレてしまうワケです。う~ん、繊細(笑)
ブレを防ぐアイテム
こういうとき「レリーズ」というのを使ったりします。まぁリモコンみたいなものです。
わたくしのα5000だとこんなのです。
http://www.sony.jp/ichigan/products/RM-VPR1/
※上記サイトから画像を引用しました。
その他、Amazonで検索するとたくさんありますね。
家電&カメラ : カメラ : アクセサリ : カメラ用アクセサリ : ケーブルレリーズ
このレリーズというのがあると、手で直接シャッターを押さなくてすむので手ブレの心配もありません。
いや~よかったよかった。
しかし、このレリーズも結構なお値段したりするワケです。
なので、何か他の方法はないものか・・・。
あるんです!それはスマホをリモコンとして利用するんです!昨今の技術、スゴイ!(笑)
わたくしのα5000だとこんなのがあったりします。
参考webサイト
昨今のデジタルカメラは、たいがいスマホでリモコン操作できるようなので、お手持ちのデジタルカメラのスマホアプリを探してみるといいかもしれません。
最後の手段
スマホアプリもない、ってなひとは最後の手段、セルフタイマーで(笑)
でも、これならシャッターは自動なんでブレませんよ。
いざ撮影
ということで、あれこれとやってきましたけど、最終的にはこんな設定で撮影しました。
シャッタースピード:1/3秒
絞り値(F値):F/13
ISO:800(←これはカメラがオートで設定した値)
ちなみに、クッキリとガンプラ全体を撮影することを特に意識しない(絞り値を気にしない)パターンだとこんなのも。
シャッタースピード:1/3秒
絞り値(F値):F/4.5
ISO:100(←これはカメラがオートで設定した値)
奥の足の方はちょっとボケてますね。まぁこのヘンは好みの問題ですよね。
画面上部の暗さについて
画面の上部、端の方ですが、暗くなってますよね。
これは照明の光が影になってしまってるからです。
これを防ぐためには、スタンドライトなんぞの照明を増やすとよいかもしれません。
まとめ
今回、わたくしの撮影方法を紹介しましたが、カメラ撮影を趣味や仕事にしている方々からすると「なんじゃこりゃ!」的なツッコミ受けそうですけど、そこはご勘弁、という言い分け無事終了(笑)
まぁ趣味でやっているワケで、自分なりにカッコいいガンプラが撮影できればいいんです!
ぶっちゃっけ、カッコいいガンプラが撮影できれば方法なんてなんでもよくね?
と思うときが多々ありますね。
例えば、
「あれ超サイヤ人やんけ!」
って瞬間にシャッター押して撮影できれば、それはもう大スクープでなワケで、写真としてはすげぇワケです。
さらに、フュージョンの瞬間撮れたらホワイトバランスだとか白とびだとかどうでもエエがな!ということです(笑)
なんかよくわからん例えになってしまいましたが、楽しむガンプラ撮影は、自分さえカッコイイ、と思えれば、細かいことあんまり気にしなくていいですよね。
ということで、もし皆さんがコンテストとかに画像送るときは、撮影は、がんばろっ(笑)