難しい設定不要!黒背景で光を反射させずガンプラをスマホ撮影!

記事内に広告を含みます

がく
がく

ども、がく(@oskgaku
です。

今回は、ガンプラを黒背景で撮影する方法と道具を紹介します。

黒背景撮影って、照明の光が黒い部分に反射しちゃうんですよね。

でも、今回はスマホ撮影で反射が映らず出来ました。

がく
今どきのスマホは、大体で撮ってもイイ感じになってくれます。


▲こんな感じに機材をセッティング


▲スマホで撮影

これらの撮影に使った道具や気を付けるポイントなどをレポートしていきます。

美しいものは、より美しく。
そうでないものも、それなりに美しく。
そんな感じに撮影出来るというスマホ撮影はOL女子には非常にありがたい機能。
まぁ大体は、白で飛ばせば綺麗に撮れる。
化粧品のCMを注意して見てみろ。オバハン女優はあらゆるところを白で飛ばし気味。

バラエティ番組でも、ベテラン女優にめっちゃライトがあてられたりしますもんねw

それはともかく、白背景はガンプラでも色々と誤魔化す事が出来るのでラクですね(^^;)

今回のガンプラ黒背景撮影、あくまでわたくしの我流です。

参考としてお読み頂ければ幸いです。

 ガンプラ黒背景撮影で必要な機材

まずは撮影に使う機材一覧です。

  • LEDライト
  • トレース台
  • 黒背景
  • ミニ三脚
  • 100均撮影ブース

※100均アイテムで自作した撮影ブースに関しては、過去記事をご覧ください。
ガンプラ撮影ブースを100均グッズだけで自作!小学1年生にも作れちゃう明るい撮影空間をあなたにも!
ガンプラ撮影ブースを100均グッズで自作した後カスタマイズ!あなただけの表現を見つけよう!

LEDライトについて

使用した道具について補足説明していきます。

わたくしが使用しているLEDライトですが、随分前に購入したものです。

光量としては十分ですが、電源アダプターもついておらず。

そのため電池を入れてますので、重量はかなり重くなり、使い勝手に関してはなんともいえないところですw

LEDライト、いまはコロナ禍の影響でオンライン会議用とかもたくさんあるし、YouTube配信用も豊富ですよね。

とはいえ、やはり値段が安かったりすると、思ったほど明るくなかったりします。

なので、AmazonでLEDライトを探す場合はルーメン(光の明るさの量)が記載されているものを選ぶのがよろしいかと。
※ちなみに、わたくしが使用しているLEDライトは800ルーメンあります。

チラッとAmazonでLEDライトを探してみましたが、このあたりは良さげです。

1000ルーメンあるみたいだし、2つセットで三脚もついてます。

USB電源みたいなので、キチンと規格にあったアダプターは用意する必要がありそうです。

それと、LEDライトと三脚を接続するアダプターがキチンと付属されているかどうかの確認も。


▲わたくしが使用しているLEDライトにはアダプターが付属してありました

ちなみに、わたくしが購入して使っているのは
「Mcoplus LED-130」

トレース台について

大事なのがこのトレース台。

LED照明は、明るさは十分なんです。

しかし、その分、黒背景に光が反射してしまうんですよね・・・。

▲LEDライトが明るすぎて黒背景に反射してしまう

LEDライトは、十分な光を得る事が出来る反面、黒背景に反射してしまいます。

なので、光の量を下げます。そうすると、今度はガンプラが暗くなってしまう、というジレンマが常にありました。

それを解消するために、トレース台を置いた次第。

これなら、LEDライトの光量を下げても、下からの光で光量を十分に得る事が出来ます♪

LEDライトの光量も少なくて済むので、黒背景への反射も防げるというワケです。

がく
トレース台の光も、黒背景へは反射しません。

わたくしが購入して使っているトレース台はこちら。
「トレース台 A4 サイズ ライトテーブル LED薄型 USBケーブル 3段階調光 5mm (A4)」

しかし、現在はAmazonで取り扱っていない模様・・・。

まぁ今は似たようななのがたくさんありますのでw



黒背景素材について

いま使ってるのはPVCという素材のもの。

PVC素材は
塩ビ(ポリ塩化ビニル)
という素材らしいです。
※参考webサイト
参考 塩ビ(ポリ塩化ビニル・PVC)の特徴|湯本電機株式会社湯本電機株式会社

PVC素材はシワや傷がつきにくいので撮影の際、背景としては綺麗です。

さらに、光の反射が出にくい表面素材です。

そんな理由で撮影背景としては重宝します♪

とはいえ、黒背景の場合、やはり100%反射を抑えるのはムリですねぇ・・・。

反射を抑える素材背景はないかと探し、以前、ハイミロンという布素材を黒背景に使った事があります。

ハイミロン、光の反射はほぼ抑える事は出来るんです。

しかし、ホコリがめっちゃ付着するんですよね(^^;)

うまくいかないものです。

わたくしが使用しているのはこちら。
「【iMakim’s】 PVC 背景布 背景紙 商品 小物 撮影 白 黒 つや消し 定番2枚 セット」

ミニ三脚について

ミニ三脚は、まぁどれでもイイかとは思います。

撮影環境に応じてですが、あまり大きいのだと撮影ブースに入らないかもですね。

今は良さげなのがたくさんありますね。



あと、先述しましたが、三脚とLEDライトのアダプターが合うかどうかも一応確認が必要ですね。

わたくしが使用しているのはこちら。スマホのリモコンも何気に便利&お得♪
「【VIUME】三脚 スマホ カメラ 自由雲台 自撮り ミニ三脚 Bluetooth リモコン付き どこでも固定できる 軽量 iPhone/Android/一眼レフ/デジカメ/ビデオ カメラ/プロジェクター ブラック(標準)」

 撮影ブースと部屋の照明位置関係

道具の用意が出来たので、いよいよ撮影。

まず大事なのが撮影ブースの位置。

部屋の照明の光が、黒背景に映らない場所に撮影ブースを置きます。

がく
雨戸を閉めて、部屋を真っ暗に出来ればどこに置いてもいいのですが、そうもいかないですよね。

我が家は夫婦で1LDK住まいという極小賃貸住宅w

そのため、完全に部屋の照明を遮る事は出来ません。

部屋の天井照明を背にしているので、これだけでかなり光をカットしてます。

その上で、撮影ブースに蓋をして完璧です♪

▲100均ダイソーで購入した発泡スチロールを蓋にしてます

地球上に私という嫁がいた事に感謝しろ。
学生が住むような部屋で、給料めっちゃ安くて、トシが一回り以上違うオッサンを旦那に持つ事を許容する私という嫁を。

急に?!w
極小住宅の話ですね(^^;)
ま、まぁ仰るとおりかとw
1LDKの部屋が、ほとんどガンプラ関係で埋め尽くされてますからねw

ガンプラとライトと黒背景位置関係

部屋の照明が黒背景に反射しなければ、あとはもうこっちのものw

まずトレース台を置きます。

あとはトレース台の横にLEDライトを置くだけ。
▲LEDライトを置く位置は、黒背景から離れた場所に起きます。

がく
黒背景とLEDライトが近いと、光が反射してしまいますからね。

細かい位置調整としては、LEDライトが左右ともに同じ高さだと、ガンプラに影が強く出てしまいます。


▲こんな具合に影になるのもアリではあるのですがw

そのため、ミニ三脚なんかで斜め上から光をあてたりして影を調整します。

スマホ撮影のコツ

光の調整が出来たら、あとは撮影するだけ。

わたくしは今回はスマホのカメラ(SONY SO-41A)で撮影しました。


▲スマホカメラのレンズを下にして、ガンプラを煽るように撮影

これならば、黒背景に光の反射が映らないという次第。

それに、昨今のスマホカメラはめっちゃ高性能なので、オートで撮影すれば物凄くエエ感じになってくれますw

▲エエ感じに撮影できたガンダム

ちなみに、スマホアプリで背景の左右を若干切り抜いてます。

ミラーレス一眼での撮影は細かい調整が可能

便利でお手軽なスマホ撮影。

でも、やっぱりミラーレス一眼なんかには敵わない部分もあります。

細かい調整が出来ないんですよね。

例えば、スマホカメラ撮影だと、綺麗に撮れているようで、実はノイズがたくさん出現します。

▲HGガンキャノンのドアップ。画像がザラついた感じになってしまう

これはISOの設定で解消しますが、スマホだとなかなか難しかったりします。

※ISOの参考webサイト
参考 初心者でもすぐ分かる「ISO感度」の基本。夜景や室内の撮影で活用できる高感度撮影を解説
参考 ISO感度 | 撮影の基礎知識 | デジタル一眼カメラ α(アルファ)で写真撮影を楽しむ | 活用ガイド | デジタル一眼カメラ α(アルファ) | サポート・お問い合わせ | ソニー
参考 デジタル一眼レフカメラの基礎知識 – ISO感度 | Enjoyニコン | ニコンイメージング

ミラーレス一眼ならば、ISOの設定に加え、F値やシャッタースピードを変えて撮影がやりやすいですね。

ISOの値を小さくすれば、画像のザラつきも減りますね。

ちなみに、わたくしが使用しているミラーレス一眼はこちら(ボディはシルバーですが)。

ソニー(SONY)
¥36,800 (2023/10/08 13:58:12時点 Amazon調べ-詳細)

中古で買いましたw

ミラーレス一眼で撮影したHGマンロディも、エエ感じに撮影出来ました。

先日素組みしたHGマンロディもエエ感じに撮影

照明具合に正解はない

あ~だこ~だとやってきましたが、結局のところ、光量とか、影の具合とかは、もう完全に好みですw

雑誌の作例などは、キットをわかりやすく見せるために、キット全体に光があたるようにしていますよね。

でも、自分で趣味としてガンプラや模型を撮影する場合は自分好みの演出になります。

そうすると、敢えて影を作った方がイイ場合もありますから。

目にLEDライトを仕込んだ時なんかは、顔に影があった方がイイわけですし。

ガンプラ黒背景撮影|まとめ

黒背景への光の反射を抑えるためには、色々と苦労しますね。

大きな撮影ブースが置ければ、照明と背景の距離が長くなるので、反射が抑えられます。

それに大きな照明を置ければ光のコントロールがとても楽になります。

でもまぁ、一般的には、大きな撮影ブースを置けるスペースがない、って人が多いのでは?(^^;)

我が家のような極小住宅では、黒背景のMGサイズガンプラの撮影はムリやな。

これまた仰るとおり。白背景ならストロボで白背景を飛ばしてしまえばよいのですがw

MGガンダムMk-IIver.2.0ティターンズ仕様

がく
黒背景撮影は、HGサイズ限定になりそうですね。

黒背景のガンプラ撮影、この記事を参考として、皆さまそれぞれの環境に合わせてカスタマイズしていただければ幸いです。

あのモビルスーツが1位?
Amazonガンプラストアの売れ筋ランキングはこちら

アナタのまだ知らないガンプラ道具があるかも?!
AmazonのGSIクレオスストアはこちら

ブログ更新をTwitterでお知らせ♪
ガンプラ道具の便利な使い方なんかもツイートします♪
フォローをよろしくお願いします(^^)
がく@oskgaku