がく
今回は超超簡単に、スミ入れとつや消しでお手軽に仕上げます。お手軽スミ入れとつや消しで仕上げるのは「LBX ダンボール戦機 アキレス」
どこらへんがお手軽なのか?結論からいえば、ランナーごとつや消しスプレーを吹きかけます(笑)
▲イメージ的にはこんな感じw
ダンボール戦機のパーツにつや消しスプレー!ランナーごと!(笑)
やっぱり、結構違いがでるもんですね(^^) pic.twitter.com/GbU2rb7FCS— がく@ガンプラのブログ更新中!レビューとか道具紹介書いてます♪ (@oskgaku) April 18, 2019
前からこんな感じでやってみたかったんですw
今まではお手軽に仕上げようと思っても、つや消しはパーツごとにやる事になるので、ひとつずつ持ち手につけたりして結構面倒なんですよね(^_^;)
なので、今回買った「LBX ダンボール戦機 アキレス」では、つや消しもスプレー缶でランナーごと丸っと吹き付けて、お手軽に仕上げてみようかと思った次第。
このダンボール戦機のアキレス、パーツ数が少なくて組みやすそうなので、今回のような試みにはもってこいですね(笑)
ダンボール戦機のアキレス、箱を開けてビックリ!パーツ数が少なっ!(笑)
なんか、ホッとするなぁ(^^)
この色分けも素晴らしい♪ pic.twitter.com/XGVQi8nwGa— がく@ガンプラのブログ更新中!レビューとか道具紹介書いてます♪ (@oskgaku) April 14, 2019
今回の工程は以下のとおり。お手軽だね!(←だと思うんですよねw)
1)スミ入れ
↓
2)つや消しスプレー吹きかけ
↓
3)組み上げ
では各工程を説明していきます~。
おっとその前に、道具の説明をば。道具もすんげぇ少ないです。
目次
お手軽つや消し作業工程に使う3つの道具
使う道具は基本は3つだけ。
その1)
スミ入れに「スミ入れ塗料 ブラック」(場合によってはダークグレイも)
その2)
つや消しに「Mr.スーパークリアー つや消し スプレー」。
その3)
パーツの切り離しに「アルティメットニッパー5.0[SPN-120]」(場合によっては「アルティメットニッパー スリム SS」)
各道具の詳細については、各工程で書いていきます~。
お手軽つや消し作業工程1)
スミ入れ
最初の工程はスミ入れです。
スミ入れ塗料はお手軽にスミ入れ出来ちゃうタミヤの「スミ入れ塗料 ブラック」と「スミ入れ塗料 ダークグレイ」。
※タミヤのスミ入れ塗料レビューはこちら。
このスミ入れ塗料ですが、今まで白いパーツには「グレイ」を使ってました(ブラックだと濃すぎるのよね)。
でも、このグレイはちょいと色が薄いなぁ、と思ってたんです。そんなところにタミヤさんから「ダークグレイ」が発売されたのであります!さすがタミヤさん、わかってらっしゃる!
これで今度から白いパーツにはこの「ダークグレイ」でスミ入れ出来ます。今回のアキレスもこの「ダークグレイ」でスミ入れです。
赤いトサカ(?)の部分には「スミ入れ塗料 ブラック」を使いました。
「スミ入れ塗料 ブラック」
わたくしは、スミ入れ塗料をパーツの色に合わせて2色使いましたけど、まぁ別にブラックだけとか、グレイだけとかでもイイと思います。
実際のところ、わたくし、今回のスミ入れ、2箇所しかやってないので、別にわざわざ2色使う必要なかったな、みたいな(笑)
最初からキチンと施されているモールドのみスミ入れ
今回は、最初からキチンとモールドが施されている箇所にしかスミ入れしない予定。
スミ入れって、最初から施されているモールド(いわゆる既存モールド)にスミ入れする場合は、ホントにしっかりとした既存モールドの箇所でないとスミが流れていってくれないんです。
しっかりとした既存モールドとは、例えばこんな場所。ここは結構しっかりと既存モールドが施されています。
最初からしっかりとモールドが施されている場所はこんな具合にスイっとスミが流れます。
それに、こういう箇所ならハミだしたスミも綺麗に拭き取れますからね。
微妙なモールド箇所にはスミ入れしない
こういう箇所なんかにスミ入れすると、ハミだしたスミが綺麗に拭き取れなくて、結局全部スミをを拭き取るハメに・・・。
▲結局、この箇所は全部スミを拭き取りました。
そんな具合ですから、ムリしてスミを流さない方がイイですね。
スミの拭き取りはキチンとした綿棒で
ちなみに、スミを拭き取る際は、タミヤの綿棒を使いました。タミヤの綿棒はXSサイズを中心に揃えてます。
ダンボール戦機のアキレスのスミ入れ、適当にやったにしてはボチボチ綺麗に出来た気がする(笑)
クラフト綿棒(丸・XSサイズ)で拭き取りました~。
綿棒とか、そういうのこそ、キチンとしたのを使った方がイイ気がしてます。特に自分みたいな不器用人間には(^_^;) pic.twitter.com/f1rWcbr15r— がく@ガンプラのブログ更新中!レビューとか道具紹介書いてます♪ (@oskgaku) April 17, 2019
オレはスミの拭き取り作業を軽減させるために道具の投資を惜しまない男(笑)
こんだけ綿棒の種類あると、スミの拭き取りも楽になりそう! pic.twitter.com/xjk70Yoj5G— がく@ガンプラのブログ更新中!レビューとか道具紹介書いてます♪ (@oskgaku) May 20, 2017
今日の戦利品~♪
ダイソーの小物入れ、仕切りを外すとタミヤの綿棒入れにちょうど良い(^^) pic.twitter.com/0o7STMSOEB— がく@ガンプラのブログ更新中!レビューとか道具紹介書いてます♪ (@oskgaku) December 16, 2018
不器用さんこそ、綿棒は100均とかの使わずに、素直にキチンとしたモノを使った方が無難。タミヤの綿棒、ある程度の種類があれば大概の箇所スミは簡単に拭き取れますからね。
それに、キチンとした綿棒であれば、綿棒のホコリなんかもパーツに付着する事も少ないかと(まぁ上級者さまになると、100均とかの綿棒でもいいのかもですけどねw)。
道具で時短で解決できる作業は、道具に頼るスタンスです(笑)
お手軽つや消し作業工程2)
つや消し
次の工程は、今回のメインイベントのつや消しです。
つや消しスプレー缶は、GSIクレオスの「Mr.スーパークリアー つや消し スプレー」を使います。
いつもは大体、GSIクレオスの「Mr.トップコート 水性プレミアムトップコート つや消し スプレー」を使う事が多いんですけどね。
では何故に、今回はプレミアムトップコートではなく、Mr.スーパークリアーでいくのか?それは、吹きかけるスプレー量が多そうだから(笑)
やっぱりねぇ、プレミアムトップコートはちょいとコスパは良くない(笑)
あと、個人的にはMr.スーパークリアーの方が塗膜が強いかと。それと、仕上がりのつや消し感も結構好きなので。
さらにいえば、今回はさほどスミ入れしませんから、Mr.スーパークリアーでもスミが滲む心配もない、ってな事もありますね。
※スミ入れの塗料と、つや消しの塗料によっては滲んでしまうかもしれないのですが、そのあたりは過去記事をどぞ。
そもそも、スミ入れがどんな塗料を使っていても、つや消しする時に薄く吹きかけるようにするのを心がければ大丈夫ですね、大概はw
まぁともかく、そんな諸々の理由がありまして、ランナーごとつや消しスプレーを吹きかけちゃいます!
▲イメージとしてはこんな感じです。
このスプレー缶を吹き付ける時は、一方向だけではなく、色んな角度から吹き付けるようにします。
やっぱり、満遍なく吹き付けたいですからね。
でも、この方法、お手軽で簡単につや消し出来るのはイイのですが、いかんせん、塗膜は厚ぼったくなりますね(^_^;)
まぁそこはお手軽の方を重視という事にしましょう(笑)
それに、多少はムラ(つや消しされてないところとか)が出るかもですが、それもお手軽の方を重視という事にしましょう(笑)
実際のところ、このやり方、めっちゃ気持ちイイです(笑)
もう細かい事は考えず、おりゃぁ~、という感じで吹きつけちゃいます♪(とはいえ、なるべく薄く均等に吹きかけるように心がける)
しかし、そこがわたくしのイケないところ。細かい事を考えないモノですから、やらかしてはイケないミスをしてしまいました・・・。しかも2つも・・・(T_T)
つや消しスプレー作業
ミスその1)
ランナーごとつや消しスプレーを吹きかけたものですから、一緒にくっついてるクリアーの部分まで一緒につや消ししちゃいましたよね・・・。
せっかくのクリアーパーツが、つや消しになってしまう始末・・・。注意力散漫がスゴイ。
ランナーごと吹き付ける前に、クリアーパーツだけ切り離しておくべきでした。
これをツイートしたところ、解決策をフォロワーさんが教えてくださいました!ありがとうございます!
上からエナメルのクリアを塗ると復活します。
私も飛行機のキャノピーでやりましたw— てんぷら元年 (@templajp) April 24, 2019
光沢スプレーを吹くのもイイみたいです!アドバイス、ありがとうございます!
ヤスリかけたクリアパーツが綺麗にツルツルになったのでイケると思いますよ。もしもまたやっちやったら試してみてくださいw
— オトカワII (@ms_otokawa) April 24, 2019
つや消しスプレー作業
ミスその2)
スミ入れ塗料を拭き取るのを忘れてました(まぁ一箇所ですが)。
ハミだしたスミを拭き取るのを忘れてつや消ししちゃったので、もう拭き取る事は出来ません(^_^;)
まぁ厳密にいえば、拭き取る事は可能でして、つや消しごと全部一度拭き取ればイイのですがね。でも、それはちょいと面倒だったので、もうココは諦めました(笑)
その2つの失敗をのぞいては、つや消し作業はボチボチうまくいったかと。
お手軽つや消し作業工程3)
組み立て
最後はランナーからパーツを切り出して、組み立てるだけ♪
一番楽しみな作業ですね(^^)
果たしてどんな感じに仕上がってるのか。
このパーツからの切り出しですが、ニッパーだけは拘りましたよ。
何故に拘ったかといいますと、このダンボール戦機アキレスはつや消しのみで塗装はしてませんから、ゲート跡はやっぱり目立ちますよね。
となると、なるべく綺麗にカットしてゲート跡を目立たせたくない。そうなるとやっぱりここは「アルティメットニッパー5.0[SPN-120]」の出番です!
さらに、今回はこの「アルティメットニッパー5.0[SPN-120]」と併用して、「アルティメットニッパー スリム SS」も使っちゃいますよ!
【数量限定】大特価!アルティメットニッパースリム SS/SSSが各2,980円!刃先が細いので狭い場所に刃を入れられる!刃が短いのでブレにくいアルティメットニッパーです。https://t.co/PmN2d0KWwn pic.twitter.com/czYO19XTJ9
— ゴッドハンド【公式】模型工具 直営店情報 (@godhandshop) October 27, 2017
※2019年4月28日現在、ゴッドハンドで「アルティメットニッパー スリム SS」は取り扱ってないみたいです・・・。
この「アルティメットニッパー スリム SS」は、名前のとおりスリムなんです♪
なので、小さいパーツのゲートカットも綺麗出来ちゃう。そして、さらなるメリットとしては、ノーマルな「アルティメットニッパー5.0[SPN-120]」で届かないような箇所でもカット出来ちゃうんです!!
これはありがたいメリット。パーツによっては、「アルティメットニッパー5.0[SPN-120]」でカットしづらい箇所って、結構あるんですよね。
でも、「アルティメットニッパー スリム SS」はパーツの狭っ苦しい箇所も大抵はカット出来ちゃいます♪
これは本当にありがたくて、パーツの狭っ苦しい箇所のゲート跡ってのはヤスリがけも大変だったりするけども、この「アルティメットニッパー スリム SS」を使ってカットすれば、綺麗にカット出来るのでかなりヤスリがけの負担が減りますしね。
この2つのニッパーを使ってカットしたパーツたちを組んでみたんですが、ゲート跡、ボチボチ目立たない感じでカット出来たかと♪
この「アルティメットニッパー5.0[SPN-120]」と「アルティメットニッパー スリム SS」のコンボによる素組み、ゲート跡が目立たないのでかなり有効ですね~。
今後の素組みが楽しくなりますわ。
ちなみに、「アルティメットニッパー5.0[SPN-120]」はレビュー記事も書いておりますので、参考にどぞ。
ニッパーも、スミ入れの時と同様に、わざわざ2つのニッパーを使い分ける必要はないかと思います。わたくしは、単に2つ持っていたから、使い分けただけの事w
でもね、2つあると、便利よ(^^)
ダンボール戦機アキレス、お手軽仕上げで完成
ひと通り組みまして、シールも貼り、マントもつけて完成でございます。
つや消しも、しっとりな落ち着いた感じに仕上がりましたね。自分的にはとても気に入ってるので、もう勝ったも同然です(笑)
ゲート跡も目立たない感じに仕上がりました。
拭き取り忘れたスミが残る二の腕パーツは、盾を持つ方にしまして、こっそり隠す感じで(笑)
ただ、ひとつ、最後に結構大きなミスをやらかしました。お顔の一番目立つ場所にゴミがついてしまった(T_T)
つや消しスプレーをしちゃってるので、取り除く事がかなり困難・・・。まぁヤスリがけをちょいとして、もういちどつや消しスプレーをすればよいのでしょうけども、もうこれは戒めとして残しておきますわ(←素直に面倒くさいと認められない45歳おっさんw)。
まぁでも全体的には良かったではなかろうかと。
まとめ
今回のダンボール戦機アキレス、以下の工程で仕上げました。
1)スミ入れ
↓
2)つや消しスプレー吹きかけ
↓
3)組み上げ
使った道具は以下のとおり。
スミ入れにタミヤの「スミ入れ塗料(ダークグレー、ブラック)」
パーツのカットに「アルティメットニッパー5.0[SPN-120]」「アルティメットニッパー スリム SS」
素組みよりも、ちょいと手間をかけて製作しましたが、そのちょいと手間が自分好みに作ってる感じがして楽しめました。
今回のゲートごとつや消しスプレー吹きかけてしまう方法、なかなかに楽しい♪
これはガンプラでも使えるでのはなかろうか(笑)
特に白い機体なんかだと、ゲート後は目立ちませんから、この方法でもアリかもですね。
機会があればまたやってみたいです♪
ってなことで、今回のダンボール戦機アキレスのお手軽仕上げ記事が、皆さまの参考になれば幸いです。