
ども、がく(@oskgaku)
です。
エアブラシ塗装のつや消しで「添加剤」という製品を目にすることがあります。

これって何?ただのつや消しではない?
今回はこの「添加剤」についてです。
なぜつやが消えて見えるのか?

ピカピカなモノは、光が反射してるでのピカピカなツルツルに見えます。


▲ツルツルな表面なので、ガンプラが反射して映る
他には車のボンネットなんかもそうですね。
逆に、ピカピカでツルツルでない、光沢でないモノは、反射しない。自分の顔も映らない。
スマホの表面のコーティングシールも、マットだと顔は映らない。ipadの裏面も、マットだから光は反射しない。


このipadって、触った感触が、表はツルツルですけど、裏はザラザラですよね。これがつや消しって事です。
つまり光沢は、ツルツルな表面で光がそのまま反射するからピカピカだし自分の顔も映る。
つや消しは、ザラザラな表面で光がバラバラに反射するからつや消しに見える。
塗料のつや消しは小さい粒子
では塗膜をガサガサにしてつや消しにするにはどうすればいいのか?
それは、小さい粒(粒子)を塗料に入れて塗装します。結果、パーツを表面に凹凸が出来てガサガサになり、つや消しになるワケです。
参考
用途:塗料|微粉体綜研化学
参考
つや消しのしくみもみあげ牧場
つや消しを添加の使い方


じゃあこの添加剤とやらを薄め液と希釈して吹き付ければイイんやな。

ところがそうもいかないのです。これがエアブラシ塗装初心者が困惑するところ。
この添加剤だけで吹き付けると、パーツが白くなってしまいます。
なので、クリアーを混ぜます。

そして、当然に薄め液も混ぜます。
結果、混ぜるのは
薄め液+クリアー+つや消し添加剤
の3つを混ぜることになります。
添加剤の割合でつや消し具合をコントロール
その割合は、当然好み次第(ここが腕の見せ所?w)。
この混ぜ具合で、つや消しの仕上がり具合が違ってきます。
とはいえ、添加剤は混ぜすぎるとガッサガサになりがち。
なので最初は10%くらいが無難かと。
薄め液60%、クリアー30%、つや消し添加剤10%
ただ、このあたりは本当に好みによります。

トライアンドエラーで試していくことになりますね。




