がく
ガンプラが完成するまでの道のりは長い。なるべくなら作業工程を時短して早く完成させたい。
ならば、サーフェイサーの吹付け(捨てサフ)は、ランナーの状態で吹付けちゃう!という手法もアリ!
結果、作業工程は大幅に短縮。
本来なら
仮組み→バラし→サーフェイサー→表面処理(ゲート処理等)
ですが
サーフェイサー→仮組み→表面処理(ゲート処理等)
という具合に時短出来ました。
あとは単に、サーフェイサー吹き付けてHGジェスタを組み上げただけの話。
目次
HGUCジェスタのランナー枚数は少ない
今回のHGUCジェスタ、ガンダムユニコーンで登場するモビルスーツですね。
地球連邦軍が掲げたUC計画の下、本来は《ユニコーンガンダム》の護衛役としてアナハイム・エレクトロニクス社で開発された、新型のジェガン系上位モビルスーツ。
引用-モビルスーツ|機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096
参考
モビルスーツ|機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096
ガンプラとしての発売は「ガンプラカタログ2018 HG編」を見ると、2011年9月との事。そこそこ古いキットなご様子。
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HGUCジェスタ、ランナーは全部で8枚。ビームサーベルとポリキャップは省くとして、実質は6枚かな。
▲ごっつい機体のワリに、パーツ数は少なめ。助かるw
今回は、このランナーたちを、丸ごとサーフェイサーを吹いてしまったワケです。
サーフェイサーのメリット復習
ここでサーフェイサーについておさらい。
サーフェイサーは、塗装する時の下地としてパーツに吹き付け(塗る)ます。
メリットとしては、以下のような項目が挙げられます。
- パーツの小さいなキズなどを隠してくれる
- パーツのゲート処理状態などを確認できる
- パーツが透けないようにする
- 塗装の下地として色を揃える
- 塗料の食い付きをよくする
※詳細は過去記事をご覧くださいませ。
ガンプラ初心者こそ表面処理に使うべき!サーフェイサーの5つのメリット
今回のサーフェイサーは白
さて、今回ランナーに吹き付ける捨てサフは
「Mr.フィニッシングサーフェイサー 1500 ホワイト スプレータイプ」
です。
サーフェイサーの色、これが正解!ってのはなく、パーツを塗装する色によって変えたりなど様々。
しかも、今回吹き付けるのは捨てサフ。
エッジ出しやら、スジ彫りやらの作業状態を把握するための吹くサーフェイサーです(色塗装のために下地を整えるワケでない)。
そのような目的のサーフェイサーなら、基本的には何色のサフを使ってもよいかと。
HGUCジェスタはパーツの色が基本的に紺色。
なので、捨てサフの色は白の方がスジ彫りなどの作業状態がよくわかるかな、程度の話です。
1500番という番手ですが、たまたま家にあったスプレー缶のサーフェイサーが1500番だった、というだけの話。
捨てサフなんで、番手は1000番でも1200番でもヨシ。
まぁ1500番は細めなのでヤスリがけする時は楽ですね。
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スプレー缶サーフェイサー吹き付け
▲適当に吹き付けにしては、綺麗な仕上がり。
ランナーごと吹き付けたサーフェイサー。
これって思った以上に吹付けが楽ですね。
パーツを組んだ状態で吹き付ける場合、吹き付け残しがないように注意が必要。気を使います。
でも、ランナー丸ごとであれば、全てのパーツが平面になっている状態。
吹き付ける方向がわかりやすい。
真上から、左側面から、右側面から、上側面から、下側面から、という感じで終わり。
それに、ランナー状態でサーフェイサーを吹き付ければ、ゲート跡の状態もよくわかります。
とはいえ、スプレー缶の吹き付けは注意も必要。
スプレー缶を吹き付けるときは、以下のことを気をつけます。
スプレー缶はともかくよく振る
もうこれは、スプレー缶の塗装(つや消しとかも)では、絶対に必須。
スプレー缶の中身を攪拌させるためによく振るワケです。
振り方とかも方法があって、それはGSIクレオスの動画が非常に参考になります。
振り方はもちろん大事。でも、ともかく、しっかりと振るのが基本!
私は最低1分は振ってます!振って中身を攪拌させる!
そうしないと、綺麗な霧状に噴射してくれなくて塗膜が汚くなってしまいます。
広いところで新聞紙などを広げて
スプレー缶は噴射量と勢いがスゴイので、広いところで吹き付け作業をしなければイケません。
さらにいうならば、サーフェイサーは普通の塗料と違って粒子が大きいんです。
私がいつも参考にさせていただいている「YZPハウス」さんでは、サーフェイサーについて以下のように記載されております。
サーフェイサーの成分には、ラッカーパテなどにも使われている「タルク」という粒子の大きな顔料が含まれています。
粒子の大きい顔料が使う事によって、サーフェイサーを塗装した時にパーツ表面の細かいキズを埋める事ができます。
そのようなサーフェイサーは、普通のスプレー缶塗料よりもさらに気を遣って広いところで粉塵などに注意する必要があります。
私は狭いベランダで作業しますので、サーフェイサーの粉塵が舞いまして、ベランダや作業のイスなどに粉塵が付着したりします(^^;)
▲サーフェイサー吹き付け作業後は、ベランダの拭き取り掃除が待っておりますw
マンションでガンプラのエアブラシ塗装用の塗装ブースを検討してみる
サーフェイサーの吹付けを失敗した理由
ベランダで新聞紙を広げて作業したスプレー缶サーフェイサー吹き付け。
粉塵が舞うので、さっさと終わらせようと思って慌ててやってしまった。
そのため、同じパーツに対して2度吹き重ねてしまったようです。
このような事もあるので、スプレー缶のサーフェイサー吹き付けは、キチンと環境を整えて準備してやりたいところですね。
ちなみに、サーフェイサーの乾燥時間ですが、吹き付けから10分くらいでもう乾いてました。
ラッカー塗料ですから早いですね。
ランナーごと吹き付けてるので、乾燥時間が短いのは助かります(すぐに箱の中に片付けられますからね)。
HGUCジェスタの素組み完成
ランナーごとサーフェイサーを吹き付けた後、組み上げてました。
パーツ数が少なくて組みやすいHGUCジェスタ、素組み、シレっと完成w
HGUCジェスタの素組み時間
作業時間は、大体4時間くらいでしょうか(サフの塗装時間はのぞく)。
とはいえ、わたくしの場合はダボ処理とかもやってましたのでそれくらいの時間を要しただけのこと。
本当に普通な素組みであれば、2時間くらいで終わっていたと思います。
▲ビームライフルもサクッと組めます♪
パーツの向きに注意
さらにいえば、このHGUCジェスタ、素組みするうえで躓くところがなく、レポートするような箇所がない。
これはHGUCジェスタに限らずの話。こういうパーツって、向きを間違えてもハメる事は出来てしまうので、素組み完成後に
「あれ、どうも様子がおかしいぞ」
ってな事で気づいて、パーツを全部バラす、というのがよくありますね。
ダボ処理のやりすぎ注意
気をつけなければイケないポイントをもうひとつご紹介。
太もものダボ処理、ちょっとでもやりすぎると、ガッパガパになりますw
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このタイプの太ももパーツはガンダム系、ジム系に多い。
これって、普通にハメようと思うとカタいので、ダボ穴を削ったりします。
しかし、削りすぎるとあっという間に緩くなりまして、都度ポロポロと取れてきます。
今回のHGUCジェスタも、ちょいとやりすぎてしまったようで若干緩くなっております。
ダボ穴が緩くなってしまった場合、わたくしはツイートで見つけた「パーマネントマットバーニッシュ」をダボ穴に塗ってます。
▲画像だとわかりづらいですが、ダボ穴にパーマネントマットバーニッシュを塗ってます。
この「パーマネントマットバーニッシュ」をダボ穴に塗ってあげればあら不思議。
緩くなったダボ穴が復活して、きっちりハマるようになりますよ。
とはいえ、これも程度がありますから、あまり塗りまくると、今度はめっちゃキツくなるので注意ですw
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まとめ
サクッと素組みが終わったHGUCジェスタ。
今回は、サーフェイサーをランナーに丸ごと吹き付ける事で、作業工程の手間を省こうというもの。
素組みの前にサーフェイサーを吹いた事で、素組み完成時には、パーツのゲート跡や、合わせ目の状態がしっかりとわかります。
成型色の素組み完成状態を楽しめないのはちょいと残念ですが、捨てサフの手間が省けたのはかなりよかった。
ガンプラ完成までの作業工程を、少しでも省きたい場合にはランナー丸ごとサーフェイサー吹付けも有効ですね。
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