
ども、がく(@oskgaku)
です。
塗装しないガンプラということで、HGUCリックドムをちまちまと作ってきました。
塗装しないガンプラのゲート処理方法は
ゲート跡を粗い紙ヤスリで削り、それを目立たせないようにする
です。
その方法を7つの工程としてまとめました。
目次
ゲート跡処理に使用する道具6点
まずは今回使用する道具です。全部で6点
3点目
フィニッシングペーパー細目セットの400番と600番(いわゆる紙やすり)
4点目
スーパーポリッシングクロス
5点目
Mr.コンパウンド粗目
ゲート処理1)
デザインナイフでカット
以前、わたくしはゲート処理に関しては最初は金属のヤスリで削る、と書いたりしてましたがゲート跡をデザインナイフでキレイに処理できたのであれば、ゲート跡をいきなり400番の紙ヤスリで削る、ってのもアリです。
今回のリックドム、ふくらはぎにあるゲート跡をデザインナイフで処理しましたよ。
ゲート処理2)
400番の紙ヤスリで削る
デザインナイフでキレイにゲート処理できたので次の工程は金属のヤスリではなく、400番の紙ヤスリでゲート跡を削ります。
▲紙ヤスリを折り曲げるのがポイント
金属のヤスリでもいいんですが、初心者のわたくしがやるとやすりすぎてしまうことが多々ありまして・・・。
なので、金属のヤスリは、ニッパーで切る時に失敗しちゃって大きなゲート跡になってしまったときなどで使っています。
はい、今回はこんな感じでゲート跡をやすります。
ここはちょっとがんばらないとアカンところ。ゲート跡をキチンと消します。
紙やすりは水研ぎがオススメ
今回使用している紙やすり(フィニッシングペーパー)ですが、耐水ペーパーなので水につけて使うこともできます。
水につけることで以下のようなメリットがありますね。
- 水の潤滑でパーツが傷つくのを防げる
- 削りカスがパーツに目詰まりしにくくなる
- 削りカスが周囲に飛び舞う(落ちる)のを防げる
そんなメリットがあるなら、紙ヤスリを水につけた方がいいですよね。
まぁこのあたりの使い方は、それぞれの作業環境なんかによりますが。
わたくしの知り合いのベテランモデラーさんは、水につけるとやすり具合がわからないから使わない、なんて事をいってましたしね。
ゲート処理3)
600番の紙ヤスリで削る
そして次に600番の紙ヤスリでやすります。
これは400番で粗く削ったゲート跡を、目立たせないようにするためです。
あとはパーツ全体を600番の紙ヤスリで削っていきます。
キレイなパーツ全体をわざわざ削るんかい!
って感じかもですが、これはパーツ全体を削ってパーツ全体の表質を同じにするため。
実際のところは、そもそもつや消しトップコートの缶スプレーにおいて、食いつきがどうとうかいうレベルではないもしれませんが(そもそもわたくしのスプレー技術もないですしねw)
ゲート処理4)
コンパウンドで磨く
そして次はコンパウンド処理。
600番の紙やすりで削ったままだとパーツ全体の表面は汚いですよね。
コンパウンドで処理するとパーツ表面がすごく落ち着く感じになります。
ゲート跡はこんなんなってます。
パーツ表面がキレイになって落ち着いたカンジになりました。
ゲート処理5)
水で洗浄
パーツ表面が落ち着いたところで、コンパウンドのカスが見えない溝なんぞについてますから水で洗浄します。
洗浄したあとのパーツ
ゲート処理6)
スーパーポリッシングクロスで磨く
ゲート処理7)
つや消しトップコート
つや消しトップコートをキチンとかけることができれば、たいがいの小さいキズは隠してくれますw
キズが目立つようならつや消しトップコートが乾いた後にもう一度吹いたりすればさらに隠してくれます。厚塗りってヤツです。
つや消しトップコート、ありがたし。
まとめ
わたくしは7つの工程で塗装しないガンプラのゲート処理をやってますが、都度やり方変えたりしてます。上級者の方々からすれば要領悪いかもしれないw
でもまぁガンプラの作り方に、正解なんてない!(守った方がいい基本はあるでしょうね(^_^;))
ただ、確実いえるのはひとつひとつの工程や作業を丁寧にやる、ってことですね。そうすれば美しいガンプラになる!
あと、つや消しトップコートを頑張る!
以上、ゲート処理方法7つの工程でした。ガンプラ初心者の方々の参考になれば幸いです。
ということで、今回のゲート処理方法の記事、ガンプラ初心者様方の参考になれば幸いです。
ガンプラ製作進捗やマテリアル紹介をツイート。
がく(@oskgaku)