
ども、がく(@oskgaku)
です。
ガンプラEXPOでHG 1/144 高機動型ザクⅡ 黒い三連星メタリックVer.を入手しちゃいました。
これは表面処理せず素組みで飾るのが最も美しいと思うんですよねぇ。
フォロワーさんたちもメタリック系のはそのようにしているようですし。
しかし、せめてゲート処理はキレイにやりたい。なるべく美しくするために。
しかし、いつもパーツを切るとき、ゲート跡がどうも白化(白くなること)してしまうんです・・・。
普段は紙ヤスリとかで、白化部分ごと削ってしまうから問題ない。
でも今回はカットのみなのでそうもいかない。
そんなワケで、この白化させないゲート処理についてガンプラ初心者なりの対策を考えました。
ガンプラのゲート跡が白化する原因
さて、ゲート後がどうして白化してしまうの?
これはプラスチック(ガンプラの説明書にはパーツはスチロール樹脂:PSと書いてある)の特性でどうしようもないらしいです。
私の愛読している「プラモデルテクニックガイド 工作基本編」から一部を引用させていただきます。
白化とは細かい傷による光の屈折。取り返しは付かない。
引用-プラモデルテクニックガイド 工作基本編 CATEGORY1 プラモデルの材質である”樹脂”について
要するにプラスチックに強い力を加えて曲げたりすると、傷がついてそこは白くなってしまうってこと。
ゲート跡の白化を理解するために敢えて白化させてみる
試しにランナーのをちょっと曲げてみました。
ご覧のとおりですw
見事に赤い部分が白く(白化)してしまっています。
これがパーツのゲートをニッパーで切るときに、ゲートの部分で起きているのですね。
パーツを切る時、ニッパーでパーツに強い力を加えて切っているためです。
見た目にはたいして力がかかってるとは思えないのですが、ミクロの世界だと力がかかっているのでしょうな。
となると、パーツとゲートを強い力で切るのではなく、バナナをナイフでスッと切るようにできればいいですよね。
実際はスッと切るのは難しいでしょうけども、なるべく強い力を加えないようにしたい。
試しに、細いランナーをニッパーでカットしてみます。
細いのであれば、ニッパーで大きな力を加えずに、スッと切れるワケです。
まずは太いランナーを強い力でグッと切った状態。

お次は細い(小さい)ランナー。

このように、小さいゲートならば、ほとんど白くならずにカットできます。
ってことはやはり強い力を加えずにゲート跡を切って処理してやればいいんですね。
強い力を加えずゲート処理するとなると、やはりニッパーよりもデザインナイフ。
で、パーツについてるゲートもなるべく小さい状態にして、最後の一手となるデザインナイフで処理してやるのがベスト!
なぜならゲートが大きいと、それだけパーツを切る時にデザインナイフでパーツに強い力を与えていることになるからです。
なので、なるべく何度かにわけてカットしていくのがよさげ。
デザインナイフのカットでゲートの白化を軽減
あんまりキレイじゃないですね(^_^;)
さんざん能書きたれておいて、結果これですみません。
でも、基本はそういうことだと思います。
デザインナイフは動かし方を工夫すれば無理なくカットできます。
一応、高機動型ザクⅡ 黒い三連星メタリックVerのシールドも同じようにカットしてみる。
まぁいまのわたくしの技量ではこんなものかなw
初心者向けのお手軽白化軽減ニッパー!
ただ、初心者さんのゲート処理を救ってくれるアイテムもあります。
「ゴッドハンド SPN-120 アルティメットニッパー 5.0」
切れ味が超絶に抜群なので、少ない力でスッとゲートをカットできる。
この「ゴッドハンド SPN-120 アルティメットニッパー 5.0」については以下の記事にまとめましたのでよかったら参考にしてください。
まとめ
ゲート跡の白化を「完全」になくすのは正直難しいかなと。
でも、道具や工夫次第で白化(ゲート跡)をかなり減らすことも可能!
今回のゲート跡の白化対策、同じ悩みを抱えている同志の参考になれば幸いです。
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がく(@oskgaku)