ども、がく(@oskgaku)
です。
久々にガンプラのスミ入れ。またしても、同じ失敗をやらかしてしまった。
▲スミが綺麗に流れていかない。なので、無理くり塗りまくる始末。仕上が汚い・・・。
ガンプラの、スミ入れ失敗の代表的2例。
- スミが綺麗に流れない
- スミが薄い
ガンプラ歴7年で、スミ入れは何度もやってるのに繰り返しやらかす過ち。
なぜ同じ過ちを繰り返すのか?→面倒くさがって下処理をしないから。
繰り返しやらかしてしまうこの失敗、自責の念を持って振り返ることにします。
何度もやってる失敗なので、リカバリーは簡単に終わった。
▲スミ入れして、水転写デカール貼り、つや消し、で仕上げ。
あのモビルスーツが1位?
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目次
スミが綺麗に流れないのは何故か?
▲ガンダムヘッド(RX-78-1 プロトタイプガンダム)。
参考
EXCEED MODEL SERIES|ガシャポンオフィシャルサイトEXCEED MODEL SERIES|ガシャポンオフィシャルサイト
スミが綺麗に流れないと、仕上がりはやっぱり汚い。
これって既存のモールド(溝)が浅いんですよね。
綺麗なスミ入れにしたいなら、やはりモールド(溝)彫り直し作業は必須。
ちなみに、ガンダムヘッドのスミ入れに使ったのはタミヤのスミ入れ塗料ダークグレイ。
▲白いガンダムにブラックはメリハリが強すぎるのでダークグレイがちょうどよい。
モールド彫り直しでスミが流れる
▲使う道具はスジボリ堂のBMCタガネの0.5mm。
参考
BMCタガネ、スジボリ(スジ彫り)工具です。ガンプラ、フィギュア、プラモデルに使用できます。スジボリ堂
超絶便利アイテムゆえ、高価で入手しづらいのがちょい残念w
既存モールドを彫り直してスミ入れ塗料を流し込めば、スィ~と綺麗に流れ込んでくれます。
スミが薄くなってしまうのは何故か?
彫り直したモールドは太い
何故にスミが薄いか?
彫り直すとこうなる(イメージ)。モールドの底面も平たく太くなった。
底面が平らで太くなった分、スミを塗る面積が広くなれば相応のスミ量が必要、という具合。
ただこれは、今回のガンダムヘッドの既存モールドが元から太かった、というのがありますね。
HGサイズのガンプラなら、彫り直した程度でスミは薄くなりません(大抵は)。
タミヤスミ入れ塗料は薄い
それと、そもそもなのですが、タミヤのスミ入れ塗料はスミの濃さとしては、薄い。
▲スミ入れ塗料はエナメル塗料を、薄め液(溶剤)で最初から希釈(濃度を下げるためにエナメル塗料の量を増加する)してある製品。
参考
タミヤ メイクアップ材シリーズ スミ入れ塗料 (ダークグレイ) | タミヤwww.tamiya.com
▲沈殿しているのがエナメル塗料。この見た目の希釈率だとかなり薄いのがわかります。
これくらいの薄さだと、HGサイズのガンプラならばしっかりとした濃さのスミ入れは可能。
でも、今回のガンダムヘッドのような太い既存モールドには薄め。
さて、どうしたものか。答えはシンプル。
太いモールドはスミを塗る
太いモールドに濃いスミ入れをするにはどうすれがいいか?
答えはシンプル。
塗るためにはどうすればよいか?
スミ入れ塗料は使わない。
エナメル塗料を薄め液(溶剤)で希釈して好みの濃さにする。
▲エナメル塗料のシャーマングレイと薄め液。
エナメル塗料1、薄め液1、要するに同じ分量くらいの割合で希釈。
▲まぁ、目分量です。エナメル塗料は希釈しないと濃すぎます。
エナメル塗料の特性に気をつける
やることはシンプルだけど、エナメル塗料の特性には気をつけないとイケない。
エナメル塗料(正しくはエナメル塗料の溶剤)は塗りすぎると、パーツを割ってしまうことがある。
▲過去の実験で、スミ入れ塗料でプラ板を割る実験をしてみた。ヒビが入ってます。
調子に乗ってベタベタと塗りすぎると、パーツが割れてしまうかもなので注意が必要。
エナメル塗料以外でもスミ入れは出来る
エナメル塗料、薄め液、塗料皿、筆、ダルい!
片付けもダルい!他にないんかい!
なので、ガンダムマーカーとかでもイイんですよね。
▲今回に関しては、マジでガンダムマーカー流し込みスミ入れペンでもよかった。
ガンダムマーカーの詳細はこちら
ただ、このガンダムマーカーは素組み専用と書いてあるとおり、素組みの場合に有効なアイテム。
▲これには注意が必要。
ガンダムマーカーを使わなかった理由
昨今、わたくしは、あまりガンダムマーカー流し込みスミ入れペンを使ってません。
何故かというと、不器用なんでドバっと流し込み過ぎてしまうのです。
それらを踏まえると、エナメル塗料と薄め液を希釈する方法は失敗が少ない。
それともうひとつ、今回のような太いモールドだと、やっぱり塗った方が早い(濃さをコントロール出来るので)。
最初のウチはガンダムマーカーでも良いですね。
ガンダムヘッド完成までの工程
過去の水転写デカール貼り作業は、手間が多くて時間がかかるので疲れるばかりの日々。
しかし、クイックトレイとデカールスキージーを使うようになってからは、作業効率がグッと上がって短時間で終わるようになりました。
▲一気にたくさんの水転写デカールを貼ることが出来る。これは本当に便利。
参考
デカーリングQuickトレイ – プラモ向上委員会プラモ向上委員会
▲先端のスポンジが、曲面パーツにフィットして水転写デカールが密着。
参考
HIQPARTS / デカールスキージー(1本入)
デカールはハイキューパーツのコーションデカール。
ピンセットはゴッドハンドのパワーピンセットショットタイプ。
▲水転写デカール貼り作業は、精度の高いピンセットを使うだけで作業効率が劇的に上がる。
つや消しはスプレー缶、GSIクレオスのMr.スーパースムースクリアー。
ガンダムヘッド完成
ガンプラって、スミ入れを施せばビシっと引き締まる。
▲凹凸がハッキリとわかるので、全体的に際立ってかっこいい。
スミ入れするなら、モールドを彫り直すのはデフォルト作業ですね。
どうせまた失敗したことも忘れるんだから、失敗込みの製作時間を想定しておけ。
その方が、無難かもしれない(^_^;)
でもまぁ、ガンダムヘッドに関しては、この程度の作業なら1日で終わりますよ♪
▲1日で完成するのは嬉しい限りよね。
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