ども、がく(@oskgaku)
です。
久々にガンプラのスミ入れ。またしても、同じ失敗をやらかしてしまった。やりすぎなんだよなぁ。
▲スミが綺麗に流れていかない。なので、無理くり塗りまくる始末。スミ入れをやりすぎて仕上が汚い・・・。
ガンプラのスミ入れやりすぎてしまう原因、それは主に2つ。
- スミが綺麗に流れない
- スミが薄い
でも逆にいえば、
上記2つを排除=スミ入れやりすぎの解決策
に繋がるワケですね。
この記事では、上記2つが起きてしまう原因と、その解決策を書きました。
ガンプラのスミ入れやりすぎで悩んでいる方々の、参考になれば幸いです。
スミ入れをやりすぎて失敗したガンダムヘッド。解決策は簡単。なのでリカバリーも簡単に終わった。
▲スミ入れして、水転写デカール貼り、つや消し、で仕上げ。
あのモビルスーツが1位?
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目次
スミ入れやりすぎ原因1)スミ入れするモールド(溝)が浅い
▲ガンダムヘッド(RX-78-1 プロトタイプガンダム)。
参考
EXCEED MODEL SERIES|ガシャポンオフィシャルサイトEXCEED MODEL SERIES|ガシャポンオフィシャルサイト
スミが綺麗に流れなので、ついやりすぎてしまう。結果、仕上がりはやっぱり汚い。
これって既存のモールド(溝)が浅いんですよね。
綺麗なスミ入れにしたいなら、やはりモールド(溝)彫り直し作業は必須。
ちなみに、ガンダムヘッドのスミ入れに使ったのはタミヤのスミ入れ塗料ダークグレイ。
▲白いガンダムにブラックはメリハリが強すぎるのでダークグレイがちょうどよい。
スミ入れやりすぎ解決策1)モールド(溝)の彫り直し
▲使う道具はスジボリ堂のBMCタガネの0.5mm。
参考
BMCタガネ、スジボリ(スジ彫り)工具です。ガンプラ、フィギュア、プラモデルに使用できます。スジボリ堂
超絶便利アイテムゆえ、高価で入手しづらいのがちょい残念w
既存モールドを彫り直してスミ入れ塗料を流し込めば、スィ~と綺麗に流れ込んでくれます。
これで解決!と思いきや、ちょいとスミが薄い気がする。
スミ入れやりすぎ原因2)スミが薄い
スミが薄い→濃くしたい→再度スミ入れ→失敗
まぁこういう構図になるワケですね(^_^;)
スミが薄い理由1)彫り直したモールドが太いから
何故にスミが薄いか?
彫り直すとこうなる(イメージ)。モールドの底面も平たく太くなった。
底面が平らで太くなった分、スミを塗る面積が広くなれば相応のスミ量が必要、という具合。
ただこれは、今回のガンダムヘッドの既存モールドが元から太かった、というのがありますね。
HGサイズのガンプラなら、彫り直した程度でスミは薄くなりません(大抵は)。
スミが薄い理由2)タミヤスミ入れ塗料自体が薄い
それと、そもそもなのですが、タミヤのスミ入れ塗料はスミの濃さとしては、薄い。
▲スミ入れ塗料はエナメル塗料を、薄め液(溶剤)で最初から希釈(濃度を下げるためにエナメル塗料の量を増加する)してある製品。
参考
タミヤ メイクアップ材シリーズ スミ入れ塗料 (ダークグレイ) | タミヤwww.tamiya.com
▲沈殿しているのがエナメル塗料。この見た目の希釈率だとかなり薄いのがわかります。
これくらいの薄さだと、HGサイズのガンプラならばしっかりとした濃さのスミ入れは可能。
でも、今回のガンダムヘッドのような太い既存モールドには薄め。
さて、どうしたものか。解決策はシンプル。
スミ入れやりすぎ解決策2)太いモールド(溝)はスミを塗る
太いモールドに濃いスミ入れをするにはどうすれがいいか?
解決策はシンプル。
塗るためにはどうすればよいか?
スミ入れ塗料は使わない。
エナメル塗料を薄め液(溶剤)で希釈して好みの濃さにする。
▲エナメル塗料のシャーマングレイと薄め液。
エナメル塗料1、薄め液1、要するに同じ分量くらいの割合で希釈。
▲まぁ、目分量です。エナメル塗料は希釈しないと濃すぎます。
エナメル塗料の特性に気をつける
やることはシンプルだけど、エナメル塗料の特性には気をつけないとイケない。
エナメル塗料(正しくはエナメル塗料の溶剤)は塗りすぎると、パーツを割ってしまうことがある。
▲過去の実験で、スミ入れ塗料でプラ板を割る実験をしてみた。ヒビが入ってます。
調子に乗ってベタベタと塗りすぎると、パーツが割れてしまうかもなので注意が必要。
ガンダムマーカーでもスミ入れは出来る
エナメル塗料、薄め液、塗料皿、筆、ダルい!
片付けもダルい!他にないんかい!
なので、ガンダムマーカーとかでもイイんですよね。
▲今回に関しては、マジでガンダムマーカー流し込みスミ入れペンでもよかった。
ガンダムマーカーの詳細はこちら
ただ、このガンダムマーカーは素組み専用と書いてあるとおり、素組みの場合に有効なアイテム。
▲これには注意が必要。
太いモールド(溝)は塗った方が綺麗に仕上がる
昨今、わたくしは、あまりガンダムマーカー流し込みスミ入れペンを使ってません。
何故かというと、不器用なんでドバっと流し込み過ぎてしまうのです。
それらを踏まえると、エナメル塗料と薄め液を希釈する方法は失敗が少ない。
それともうひとつ、今回のような太いモールドだと、やっぱり塗った方が早い(濃さをコントロール出来るので)。
最初のウチはガンダムマーカーでも良いですね。
ガンダムヘッド完成までの工程
過去の水転写デカール貼り作業は、手間が多くて時間がかかるので疲れるばかりの日々。
しかし、クイックトレイとデカールスキージーを使うようになってからは、作業効率がグッと上がって短時間で終わるようになりました。
▲一気にたくさんの水転写デカールを貼ることが出来る。これは本当に便利。
参考
デカーリングQuickトレイ – プラモ向上委員会プラモ向上委員会
▲先端のスポンジが、曲面パーツにフィットして水転写デカールが密着。
参考
HIQPARTS / デカールスキージー(1本入)
デカールはハイキューパーツのコーションデカール。
ピンセットはゴッドハンドのパワーピンセットショットタイプ。
▲水転写デカール貼り作業は、精度の高いピンセットを使うだけで作業効率が劇的に上がる。
つや消しはスプレー缶、GSIクレオスのMr.スーパースムースクリアー。
ガンダムヘッド完成
ガンプラって、スミ入れを施せばビシっと引き締まる。
▲凹凸がハッキリとわかるので、全体的に際立ってかっこいい。
スミ入れするなら、モールドを彫り直すのはデフォルト作業ですね。
どうせまた失敗したことも忘れるんだから、失敗込みの製作時間を想定しておけ。
その方が、無難かもしれない(^_^;)
でもまぁ、ガンダムヘッドに関しては、この程度の作業なら1日で終わりますよ♪
▲1日で完成するのは嬉しい限りよね。
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