サックサクに削れる!硬い瞬着凸凹境目の整面は光硬化パテで解決だ!

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がく
がく

ども、がく(@oskgaku
です。

瞬間接着剤で埋めた跡、ボッコボコでガタガタの残念なパーツ面に仕上がる。悲しい。

HGグフの太腿増幅改修中。プラ板を挟んで瞬着カラーパテで隙間接着。
プラ板の境目らしきあたりに溝?
サフを吹き付けて発覚。深さ、長さ、大きさ、サイズ、どれも超微妙~、溝。もうイヤ。

硬化した瞬間接着剤はカッチカチ。

ちょい深めの溝や段差の場合、削るときに「微妙なコントロール」が必要でムズイんだよなぁ。

この状況、私の作業モットーに反する・・・。

がくの作業モットー
  • その日のウチに
  • 簡単に
  • 綺麗に

マイモットーに則り、ボッコボコな溝を「削る」ではなく「埋める」という整面作業に切り替えてみる。

埋めるのに使うのはタミヤの「光硬化パテ
結果、案外エエ感じに仕上がる。光硬化パテもアリやな。

とはいえ、この修復作業は、あいも変わらずグッダグダ。

がく
がく

このグッダグダの工程レポート、不器用同志諸君が、同じ轍を踏まずに済めば幸いです。

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瞬間接着剤が苦手な修復パターン

HGグフの太腿改修として、プラ板を挟んで太くする。

HGグフの太腿。
パッカーンと3分割。
1mm厚のプラ板挟んで、ゴリゴリな競輪選手みたいな太腿にしたいワケで。

ゴリゴリマッチョグフに一歩近づけたかな、と思ったのも束の間。う~ん、なんでこうなるかなぁ。

プラ板の境目に埋めきれていないor削りきれていない、溝。

理由は簡単。「硬化した瞬間接着剤が硬いから

これ、ムリに削れば剥がれるし、ガリガリやるので傷がつく。

瞬着カラーパテは深さ0.2mmくらいの溝埋めには不向き

ならば瞬着カラーパテでまた埋める?

いやいや、そしたらまたしても境目をゴリゴリ整面しなけりゃならん。それはヤメるんだ。

低粘度ゆえ低粘速硬は深めの溝埋めには不向き

前回活躍してくれた低粘速硬も同様で、今回みたいな溝は埋められない。

低粘速硬は低粘度が故、サラーと流れちゃう。よって、ちょっとでも深い溝を埋めるのは不向き。
がく
がく

瞬着カラーパテを始めとする瞬間接着剤は、0.2mmくらいの溝や段差を埋めるのには、向かないね。

光硬化パテは案外食いつく

さてどうしよう?

低スペックの脳ミソで、アレコレと過去の試行錯誤を思い返し、光硬化パテを思い出す。

これなら速攻硬化だし、削りやすいし、イイんじゃね?!

ただ、心配なのは光硬化パテの弱点であるパーツ面への食いつきの悪さ。

光硬化パテは、パーツをある程度荒らしておかないと、食い付いてくれない。場合によっては塊でゴソっと剥がれることもゼロとはいえない。
※詳細は過去記事にて。

今回みたいな微妙な凹み湾曲で、縦に長く、浅めの溝。光硬化パテは不向きかも?不安。15の夜以上に不安。

ものは試し(いや、私はモノグサなだけ)。サフ塗面のままだけど、ベターっとそのまま光硬化パテを塗ってしまった。

結果、剥がれることなく食い付いた。サフ塗面はツルツルではないもんね。

で、ちょっと広めに塗った。

がく
がく

溝部分だけに塗ると、
・整面時に削り作業がやりにくい
・境目の削り残しが出やすい
ので広めに塗ったゾ。

つまり、溝だけをピンポイントで埋めようとせず、全体的に滑らかな面として覆ってしまおうという魂胆。

その結果、あとで面倒なことになる・・・(後述)。

光硬化パテ、盤石の10分硬化待ち

10分乾燥待ち。

公式webサイトには「卓上型蛍光灯(27W)の場合は約2分で硬化します。」と書いてある。

とはいえ、過去の経験から、2分程度では塗面を触ると手がベタベタ(太陽光以外はどんだけやってもベタつきは残りるけど)。

なるべく、ベタつきを抑えるためor完全硬化のために、机の照明になるべく近づけて10分。カチカチに硬化。

まぁヤスリがしちゃえば、ベタベタはなくなるけども(だったら10分も待つなよ、というツッコミには同意)。

光硬化パテ問題点1)視認性(←私だけだと思う)

この光硬化パテ、硬化ごは薄い黄色に変化。塗布した箇所がちょいわかりづらくない?

色弱な私的には視認性が落ちる。一般的には、問題ないかも。
がく
がく

まぁでも、全くわからないワケではないし、何より削りやすい
トレードオフってところかな。

光硬化パテ問題点2)削りカスが宙に舞う

光硬化パテの素晴らしいところは切削性の高さ。サックサクという表現にウソはない。

つい嬉しくて金属ヤスリでサックサクに削りまくる。どんどん削れるのが楽しすぎる。

がく
がく

サクサクと削れる分、金属ヤスリで削ると削りカスが「フワ~っ」と舞う。
これにはちょっと困った。

光硬化パテは金属ヤスリ以外で削る

そこでわたくし、削る道具を切り替えてみる。

こういうとき、道具大好き人間は有利(気になった道具はすぐに買ってしまうタイプ)。

超硬スクレーパーで削る。鰹節を削るように(いやそれ以上)サックサク。

鰹節は削ったことない。削るときは超硬スクレーパーか面出しスクレーパーを使ってる。

もしくは、神ヤス(水研ぎなら削りカスが舞うこともない)。

光硬化パテは盛り付けには向かないかもしれん

冒頭で、「溝だけをピンポイントで埋めようとせず、全体的に滑らかな面として覆ってしまおうという魂胆」と記載した。

これが間違いだった。

何故かといえば、エッジ部分まで塗ってしまったので、整形するのが面倒なことこの上ない。

雑な削りのせいで、エッジ部分がくねくね曲がってしまった。

整形においての「削る」のはサックサクで簡単なのだが「整える」のは微調整が必要。

これで悟った。

光硬化パテといえど、埋めたい箇所にピンポイントで、なるべく薄く塗る

これが作業効率をグンと上げるコツ。

光硬化パテをはじめとするパテをキレイに塗るにはスパチュラ必須と訴えたい。

結論、光硬化で作業効率爆上がりだな!

仕事も私生活もグタグダと言い訳するタイプの私。

レポートもグタグダと長くなってしまったが、ボッコボコな境目は綺麗に消えた。なので許して。

光硬化パテを使うことで「削りやすさ」という作業性は抜群に向上。

リカバリーもほぼ必要ないので、時短にもなる。

光を照射すれば硬化してくれる。これも時短。

がく
がく

私の作業モットー、全部叶えてくれた。

がくの作業モットー
  • その日のウチに
  • 簡単に
  • 綺麗に

今後の改修に光硬化パテの存在は重要なポジションとなり得ますな。

瞬間接着剤→光硬化パテで整面、というコンボ。

これで瞬間接着剤を使った溝埋めは、作業効率爆上がりだな!(ブンブンジャーにハマり中)。

ただ、繰り返しになるが(←自分に言い聞かせる)、光硬化パテ使用時に大事なのは、

光硬化パテといえど、埋めたい箇所にピンポイントで、なるべく薄く塗る

これを忘れると、作業効率は爆下げだよ(ブンブンピンクが好きです)。

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