エアブラシ塗装トリガー式のメリット・デメリットをまとめてみた

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がく
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ども、がく(@oskgaku
です。

トリガー式メリット

  • 疲れにくい

トリガー式デメリット

  • ちょっと重たい
  • 細かい塗装に不向き
  • 高価

ボタン式メリット

  • 初心者にも扱いやすい
  • たくさん種類がある
  • 細かい作業向き
  • 安価

ボタン式デメリット

  • 疲れる
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大きな違いは疲れにくいかどうか。
でもこれって、オッサンには超重要w

ガンプラのエアブラシ塗装、30分もやってると手首と肩が痛くなってきませんか?

▲ボタン式のダブルアクションは押して引くという2つの動作が必要。オッサンだと長時間使用はツライ!

この悩み、トリガー式なら一発で解消なのです。

▲トリガーを引くだけ。長時間でも疲れない。49歳オッサンの腕への負担激減。

トリガー式のデメリットとしては、ちょっと重たい、細かい塗装に不向き、といったことが挙げられます。

でも、メリットとしては指・肩・腕が疲れにくい、ということ。

これ、アラフィフにとっては非常にありがたいw

アラフィフになると、ちょっとしたことでも身体への負担が大きいんですよ。

今回は、トリガー式ダブルアクションタのエアブラシは腕への負担が少ないからオススメだよ、という話。

エアブラシとは

エアブラシについての説明は「株式会社エアテックス」のwebサイトの説明がとてもわかり易いです。

エアブラシとは空気の噴き出す力を利用し、絵具液剤を霧状に吹き付けられる、空気(air)の筆(brush)です。
引用-株式会社エアテックス

エアブラシのボタン式ダブルアクションは疲れる?

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▲6年前、初めてのエアブラシはセットを購入。

これ、使っていくうちに、長時間使用のあと、手首と肩に疲労を感じるようになる。

がく
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もしかして、ボタン式ダブルアクションってしんどくね?と思うようになってきたのです。

エアブラシボタン式ダブルアクションが疲れる理由

では何故、ボタン式ダブルアクションは手首やら肩が疲れてくるのか?しんどくなってくるのか?

それは、ボタン操作に対して以下の動作を1度にやらねばイケないからです。

  1. 押す
  2. 引く


▲ボタンを押すと空気が出ます。


▲ボタンを引くと塗料が出ます。

しかもこれって、正確には4つの動作をしていることになります。

  1. 押す
  2. 押す状態を保つ
  3. 引く
  4. 押して引いた状態を保つ
がく
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要するに「押しながら引く」、この動作が疲れるのです。

特に人差し指で押す、という動作がキツイ(これはわたくし個人の資質によるところがありますw)。

指でボタンを押すのがシンドイ個人的な理由

指でボタンを押すのがシンドイ理由、自分なりにもうちょい深掘りしてみると指が短いことも理由のひとつかもしれない

▲逆にいえば、指が長い人はさほど疲れないのかも?

それと、長時間同じ姿勢をキープするのが身体的にかなりシンドイ

ボタン式ダブルアクションが劣っているワケではない

ただ、繰り返しになりますがこれはわたくしの場合。

ボタン式のダブルアクションのエアブラシが使い勝手が悪いのか?といえばそんなワケはなく。

ボタンの押し具合、引き具合でエアーや塗料の量を調整して美しいグラデーション塗装が可能。
(こういうのはトリガータイプよりもボタン式ダブルアクションの方が適してますね。)

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細かい調整を伴う塗装は、ボタン式の方がやりやすい。

世間の上級者さまのYou Tube(グラデーション塗装の様子)を見るとよくわかります。

それに、その他のYouTube動画を見ていると、グラデーション塗装云々は関係なく世間の皆様はボタン式のダブルアクションを使用しているのがわかります。

がく
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あ長時間の連続使用でなければ、ボタン式でも疲れませんからね。

トリガー式ダブルアクションエアブラシは腕への負担激減

道具でカバー出来る事象は、多少の金銭的リスクが発生してもどうにか解決したい(←金が貯まらない一番の理由)。

結果、

手首、肩、腕全体の負担激減です。

トリガー式ダブルアクションはトリガーを引くとエアーが出ます。

▲トリガーに指をかけている状態(引いてない)。


▲途中までトリガーを引くと空気がでます。


▲さらにトリガーを引くと塗料が出ます。

この動作、恐ろしいほどに手首・肘・肩への負担が軽減されます。30分使っていても疲労を感じません。

トリガー式が腕への負担が少ない理由

先述しましたが、ボタン式ダブルアクションの動作は以下。

  1. 押す(空気噴出)
  2. 引く(塗料噴出)

もっと細かいことをいえば4つの動作が重なっている。

  1. 押す
  2. 押す状態を保つ
  3. 引く
  4. 押して引いた状態を保つ

ボタンを人差し指でボタンを押し、それをキープするのってワリと肩に負担がかかるのよね

それに対して、トリガー式ダブルアクションは
引く
という1つの動作のみ。

  1. 引く(空気噴出)
  2. さらに引く(塗料噴出)

細かいことをいえば3つの動作。

  1. 引く(空気噴出)
  2. さらに引く(塗料噴出)
  3. 引いた状態を保つ(塗料噴出)

腕の動かし方云々の医学的なことはわかりませんが
トリガーを引いた状態を保つ動作は腕への負担が少ない
というのは実感としてあります。

トリガーを引くという動作は思ってる以上に腕や肩に負担が少ないんです!

トリガー式ダブルアクションエアブラシのメリット・デメリット

トリガー式ダブルアクションの動作はトリガーを引くだけ。

その操作はボタン式に比べると、グラデーションのような微調整が必要な塗装は難しい(特に初心者は)。そこはデメリット。

それでも、動作負担が少ないのは大きなメリット

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私のようにすぐに疲れちゃうオッサンで、グラデーション塗装のようなコントロールが不要ならトリガー式は超絶オススメです。

ちなみに、エアーと塗料の噴出量コントロールがトリガーの引き具合で難しければ、レギュレーターとニードルアジャスターで調整すればヨシ

▲コンプレッサー側のレギュレーターでエアーの圧力をコントロール(まぁ別途購入しなければイケませんが)

ニードルアジャスターはこれ。


▲エアブラシのニードルアジャスターで噴出量をコントロール(ニードルアジャスターが付いてないエアブラシもあるので要確認)

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それと、トリガー式ダブルアクションは高価なのもデメリットですかね。

トリガー式ダブルアクションは高価?値段相応?

オッサンの腕への負担を激減させてくれるトリガー式ダブルアクションのエアブラシ。

超絶オススメではあるのだけど、ボタン式に比べて高価。

例えば、こちらのボタン式ダブルアクションエアブラシ。3000円前後で買えちゃう。

それに比べて、現在わたくしが所有しているトリガー式ダブルアクションエアブラシ。

がく
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お値段、4倍近くの差がある。

これはアルミの計量ボディとブルーのワンポイントがかっこいい。

こちらもアルミ。口径が変更出来るのだとか。黒いボディが重厚感を醸し出してかっこいい。

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でもね、トリガー式ダブルアクションのエアブラシ、高価ではあるけど導入して全く後悔なし。
エアブラシ塗装で腕を痛めて日常生活に支障をきたしては元も子もない。

まとめ

トリガー式ダブルアクションエアブラシを購入して、後悔ナシというのは本当に本音。

それを証拠に、0.2mmのダブルアクションまで購入する始末!

HGのガンプラで細かい箇所はどうにも噴出量コントロールが難しいのでね。

口径が0.2mmなら細吹きが簡単。

まぁそれはともかくとして、トリガー式ダブルアクションのエアブラシは本当に使いやすい。

初めて使ったときの
なんじゃこりゃ!やりやすっ!
という感動を上手く伝えられないのがもどかしいw

疲れやすいアラフィフ、肩こりと四十肩ホルダーのアラフィフにはぜひともオススメです。

そして、エアブラシのスタンドがあると、塗料を注ぐときや一時的に置く作業が非常に楽。これも最後にそっとオススメします。


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