ども、がく(@oskgaku)
です。
はい、シタデルカラーでオイル表現には、ナルンオイルをぶっかければイイよ、という話。
そもそもが、プラモデル塗装の表現力には、必要な要素がたくさんある。
- エッジ
- 影
- 質感
ナルンオイルのおかげで、「質感」はお手軽に表現できるようになった、という次第。
筆塗りって、最後の仕上げが難しい。なので、こういうお手軽マテリアルは非常にありがたいw
筆塗りを楽しむための下地処理
バンダイのメカコレクション、孫悟空のジェットバギーを筆塗り中。
この記事を読んでくれている人の中には、シタデルカラーの筆塗り初心者の方がいるかもしれない。
なので、少しだけ筆塗りの基本的なことを少し書いておきます。
まず、筆塗り前にはどうしても下地処理が必要。
サーフェイサーを吹き付けるとかね。
シタデルカラーは水性なので、パーツにそのまま塗っても弾かれてしまうのです。
楽しい筆塗りをしたければ、下地処理は必須です。
スプレー缶のコラックスホワイトがムズイ!
シタデルカラーは英国ミニチュアゲームメーカーの「ゲームズワークショップ」が発売している水性塗料。
このシタデルカラーにはサーフェイサー代わり(だと思ってる)のスプレー缶もある。
これ、正直なところオススメできない。
噴射力の勢いが強すぎる!
そこらじゅうに塗料が広がってしまう。
勢いが強いだけに、臭いも強い。
自宅が郊外とかで、広い庭、ガレージなんかがあって、スプレーを吹き付ける十分な広さがあればいいとは思うけど。
これをマンションのベランダでやろうものなら、悲惨なことになりますな。
わたくし、いまの住居の前、賃貸マンションの狭いベランダで、新聞紙を広げて軽く一発吹き付けてみたことがあります。
そのときは、それはもう勢いが強すぎて、ベランダの壁に思い切りサフが付着!
泣く泣く拭き取る作業をした過去。
軽く吹付けようとしても、噴射力強すぎてコントロール不能でした。
筆はケチるな!
筆塗りで重要なのはやっぱり筆。
やっすい筆だと、筆先が広がって筆ムラになりやすい。
やっすい筆、最初の3・4回とかは綺麗に塗れるのでコレでエエやん、とか思ったりするのだが、それで終わり。
耐久性がないんですよね。
キチンとした筆を使うと、筆先(私は平筆が好きなので)がビシっと揃って、パーツの塗り分けが比較的簡単にできる。
なんやかんやで、筆に関してはシタデルカラーの純正がいちばん塗りやすい気がしてます。
塗料の含みもヨシ。
塗料の含みが悪いと、塗ってるときに掠れるのです。
万能エフェクト塗料!ナルンオイル!
さて、こちら、孫悟空のジェットバギーに付属するアサルトライフル的な銃。
ただ、これだけだと少し寂しい。
そんなときは万能塗料のナルンオイル。
このナルンオイル、シェードという種類に分類されています。
シタデルカラーは塗料のカテゴリーがあって、ナルンオイルはシェードにというカテゴリーです。
各カテゴリーの詳細は過去記事を参照のこと。
ナルンオイルはベースの塗料と違ってシャバシャバです。
使い方にちょっとコツがあって、単に塗りつければよい、というものでもない。
気をつけるべきは以下2点。
- 適量を素早く塗る
- 塗りつけ過ぎたら適量をすばやく吸い取る
なぜかといえば、乾くのがワリと早いので、中途半端に塗ると乾き跡が付いてしまうのです。
それらを防ぐために、私は以下の感じで塗ってます
自己流ナルンオイル筆塗り方法はこちら
方法は簡単。
スポンジ、もしくはキムワイプを用意しておく(ティッシュは紙粉がついたりするので避けたい)。
ナルンオイルを塗りつける。大概は塗りつけすぎてしまう!
ナルンオイルを塗った筆先を、すぐにスポンジなどに付けて筆の余分なナルンオイルを吸収させる。
その筆先で、パーツに塗りすぎたナルンオイルを吸い取る。
このヘンの塩梅はどうしても経験値が必要だね。
まとめ
ナルンオイル塗りつけ塩梅には多少のコツがいるけれど、慣れればこれほど便利な塗料もない!と思えるほど。
オイルで使い込まれた機器の雰囲気がグッと増す。
質感表現が超簡単!
ミリタリー系の戦車やバイクには重宝すると思われます!
筆塗りする人は、1本持っておけば重宝すること間違いナシです♪
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がく(@oskgaku)