【ガンプラ初心者用】MG百式Ver.2.0のアンダーゲートをアルティメットニッパーでキレイにカットする方法!

記事内に広告を含みます

がく
がく

ども、がく(@oskgaku
です。

ゴッドハンド SPN-120 アルティメットニッパー 5.0」を買ってから、この切りやすさにすっかりハマってしまいました。楽しくて、パーツをサクサクと切りまくっています!


DSC04079

が、しかし、「ゴッドハンド SPN-120 アルティメットニッパー 5.0」も万能ではありませんです。

調子に乗ってるとやはりパーツをえぐったりしちゃいます。
DSC04433
どんなに万能で優秀なニッパーでも、上手に使いこなせければ、そりゃぁ切れるもんも切れませんよね・・・。

そんなことをモヤモヤと考えながら、試行錯誤していくうちに、このニッパーを上手に使いこなすコツが少しずつわかってきました。

そのコツをガンプラ初心者の皆様方にお伝えすることで、少しでもお役に立てれば幸いですっ!

今回やること

「ゴッドハンド SPN-120 アルティメットニッパー 5.0」を使って「ガンプラMG百式Ver.2.0」のパーツを傷つけずキレイに切ります

今回やることの作業メニュー
  • ゲートから切り離す
  • パーツから2~3mmのところで切る
  • パーツの側面に沿って切る
  • パーツの裏側面に沿って切る

まずはアルティメットニッパーの構造を理解しておく

アンダーゲートを実際にカットする前に、「ゴッドハンド SPN-120 アルティメットニッパー 5.0」の構造をしっかり把握しておきます。

その理由は、構造を理解することで、より効率的な切り方ができるようになるからです。

では、構造について説明します。

このニッパーをよく見ると、片方の刃が「まな板刃」になっています。

これは、片刃構造(シングルエッジ構造)と呼ばれるもので、一方の刃が鋭い切れ味を発揮し、もう一方の刃がサポート役としてクリーンな切断面を実現する設計です。

以下は、「ゴッドハンド SPN-120 アルティメットニッパー 5.0」に付属の説明書の一部を抜粋した画像です。
DSC_2119

この「切刃」と「まな板刃」は持ち手も含めると以下のような構成になっています。
DSC04593

「まな板刃」があるということは、ニッパーの動かし方として、「まな板刃」を固定したまま、「切刃」の方をまな板刃に向かって動かすのが正しい使い方です!(もちろん、まな板「刃」ではありますが)。

これは、料理で具材を切る際に、まな板を包丁に向かって動かして切ろうとはしないのと同じ理屈です。

つまり、「まな板刃」を支柱のように固定し、「切刃」の方を動かすイメージで切るのがおすすめです!
DSC04593_2

具体的にはこんな具合。
DSC04560

前置きが長くりました。ではアンダーゲートをカットしていきます。

ガンプラのアンダーゲートカットにアルティメットニッパーは最適!

いま作っているMG百式Ver.2.0
image_2

このガンプラには「アンダーゲート」が採用されています。

「アンダーゲート」とは、ゲート跡が目立たないように、パーツの下部にゲートが配置されたパーツ構成のことを指します。
DSC04325

このアンダーゲート、「ゴッドハンド SPN-120 アルティメットニッパー 5.0」を使えば、抜群に切りやすくなっています。

それでは早速、このニッパーで「ガンプラ MG 百式 Ver.2.0」のパーツを切り進めていきましょう。

アンダーゲートカット方法①
ゲートから切り離す

まずはパーツの遠いところから切ってゲートを切り離していきます。
DSC04545

こんな具合。
DSC04548

アンダーゲートカット方法②
パーツから2~3mmのところで切る

ここからは少々緊張感を持って切ります。
DSC04553

アンダーゲートカット方法③
パーツの側面に沿って切る

アンダーゲートを横から見た画像です。
DSC04555

このアンダーゲートを以下のように切っていきます。
DSC04555_2

さぁ、ここからが本番!

パーツの側面に沿って切る、わけですが・・・
DSC04558

まず、ニッパーの刃がパーツ側面を傷つけないような位置にあてがいます密着させるようにしますよ。

ここは金色メッキパーツを傷つける可能性が一番高いところだからよりいっそう注意が必要

丁寧にパーツの側面をニッパーを密着させて切っていきますが、えいやっ!とか力強く切るのではなく、

「そっ」と優しく切ってください。

以前、ブログで「ガンプラど素人が初心者に訴える!ゲート処理の白化は強い力が加わってできたワケだから丁寧にやればよさげですよ♪」という記事を書きました。

これは強い力を加えると、いくら「ゴッドハンド SPN-120 アルティメットニッパー 5.0」といえどゲート跡が白化したりえぐられてしまう、という話です。

なので「そっ」と優しく切ってください。

優しく切った結果、こうなりました。
DSC04564
DSC04566

えぐっちゃってますね(^_^;)

でも、最大の目的である「金色メッキのパーツは傷つけない」というミッションは成功!

金色メッキのパーツ部分は傷つけずに済んだのでよしとしましょう。

アンダーゲートカット方法④
パーツの裏側面に沿って切る

そして、最後です。
DSC04576

結果、こんな具合です。
DSC04578

こちらもえぐってしまってますなぁ(^_^;)

横から見た画像。
DSC04579

っていうか、結局はちょっと出っ張ってしまってますwww

この部分、気になる場合はヤスリとかで注意しながらちょいちょいと優しく削ったりしますかね。

まぁこれは肉眼だとほとんどわからないので、やってもやらなくてもよさそうです。
DSC04585

まとめ

以上、アンダーゲートの切り方を説明してきました。

今回は「ゴッドハンド SPN-120 アルティメットニッパー 5.0」を使いましたけども、他のニッパーでも基本的には切り方は同じかと思います。

必要なのはやはり「注意深く、丁寧に、優しく」ってことですよね。

ただ、普通のニッパーよりは「ゴッドハンド SPN-120 アルティメットニッパー 5.0」の方がパーツを傷つける確率はかなり減るはずです。

ゴッドハンド SPN-120 アルティメットニッパー 5.0」のまな板刃構造はアンダーゲートを切るのに相性はいいと感じましたよ。

ブログ更新をX(旧Twitter)でお知らせ

ガンプラ製作進捗やマテリアル紹介をツイート。

がく(@oskgaku