ども、がく(@oskgaku)
です。
ガンプラでスジボリしていると「ズケっ!」とハミだして傷がつく。そんな悲しみを背負ってるアナタと私は同志。
この失敗、どうにか回避したい!
という一心で、不器用老眼でも出来る対策を、足らない脳みそメモリからひねり出し、試行錯誤を繰り返した過去。
辿り着いたその対策は至極簡単。
彫る前にアタリ(いわゆる本彫り前のガイド、道筋。)を薄っすら彫っておく、というもの。
最終的なスジボリはこんな具合。
アンタが山のように買ってるプラモデルの書籍に、ちょこちょこ書いてあるけどな。
などと嫁さんから購入されたブツのチェックを密かに受け、至極真っ当な指摘を受けて気にしない(フリをするのが妙に悲しい51歳初夏)。
ともかく私は、スジボリの前にこの2つの道具をシレっと机に並べるのであります。
- スジ彫りヤスリ
- まち針シャープペンシル(自作)
目次
スジボリの失敗打率をグンと下げるちょっとした工夫
さて、今回のHGグフのふくらはぎダクト、これって曲線だし湾曲。曲がりまくっている。
スジボリがハミだす要素しかない。
スジボリ失敗打率3割超えの私。失敗打率を下げる良さげな工夫があれば、可能な限り試すのです。ええ、やりますとも。
アタリを彫る前にも、やれることがある。
アレコレ試して、スジボリしているパーツの状態、視認性をグンと上げて、失敗打率をグンと下げる工夫に辿り着く。
水性ペンで塗る。
これやれば、そもそもパーツが見やすくなるし、彫ってるときもその状態がよくわかる。
拭き取るのも水性なら簡単。
視認性を上げるだけで、失敗が大幅に減る。これ、マジで激推しなのです。
ゴッドハンドのスジ彫りヤスリがあればもう泣かない
過去、私はスジボリで幾度となく泣かされてきた(いや、自分が悪いのだが)。
その原因の理由は、いきなりBMCタガネでるから(当初はそれしか方法を知らなかった)。
だがしかし、ゴッドハンドのスジ彫りヤスリを知った今、もう泣かない(Wake Me Up!)。
これでなぞるだけでイイ。
アタリをつけるだけの作業。でもね、スジ彫りヤスリならズレて涙を流す失敗はほぼない。
スジ彫りヤスリがズレない理由
なぞるだけでイイ。その理由は、使ってみるとよくわかる。
刃を寝かせて彫れるから。
これって、先端の刃の角度が大きいからなのよね(こういう形状の金属ヤスリって、案外ないのよ)。
しかも先端の刃の角度が大きいことで、パーツに対して均一に力をかけやすい。だからズレにくい(点ではなく面でパーツを捉えるイメージ)。
わたくし、これを初めて使ったとき、
「すげぇ簡単やないかい!誰かもっと早く教えてよ!」
と思ったものですw
引いてなぞればさらに失敗減
しかもこのスジ彫りヤスリ、さらに失敗を減らせる超絶簡単な方法がある。
スジ彫りヤスリを押すのではなく、引いてアタリをつける。
引いてアタリをつける方という動作、これは余計な力が入らない。
なので、仮に横にズレてもパーツを傷つけることは、ほぼない。
これを知れば、スジ彫りヤスリの愛用者が増えること間違いナシ!w
安価なスジ彫りヤスリ的なのもある?
スジ彫りヤスリ、金属ヤスリにしては高いな。
シレっと至極真っ当ツッコミを囁く嫁。
便利な世の中。類似品的なのが、ないこともない。
ただ、先端の刃の角度がほぼ直角。不器用に使いこなせるかどうか・・・。
仕上げは自作のまち針シャープペンシル
ここまでできれば、もうこっちのもんだ。
あとは、まち針シャープペンシルで、アタリをちょい深くする。
スジ彫りヤスリのアタリだけだと、さすがに浅すぎる。
このまち針シャープペンシルを手に持つとき、毎度自分にこう言い聞かせている。
「超絶にゆっくりなぞらないと、明日は下痢になる」
まち針シャープペンシルは先端が鋭利。点でなぞる道具。
これって「ズケっ!」とズレがち。
なので、超絶にゆっくりとなぞる。
「超絶にゆっくりなぞらないと、明日は下痢になる」
と毎回唱える。アナタも唱えてください。約束。
まとめ
このあとはBMCタガネで彫る作業。
それを見せろや。
いや、それ見せると、この記事が長くなる。
ついつい長文を書いてしまうのが私の悪いクセ。
もし、HGグフのダクトのスジボリレポート見せろや!というリクエストがあれば書くかもだけど、たぶんないよね(ただのオッサンのスジボリだもの)。
リクエストがあれば、Xのコメントへどうぞ(リクエスト受付るんかい)。
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がく(@oskgaku)