ガンプラのつや消しトップコートで失敗しないための対策4ポイント

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がく
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ども、がく(@oskgaku
です。

つや消しトップコートを綺麗に吹くために、今まで四苦八苦してきました。

最近、エアブラシ使ったりとか、つや消しトップコートの中の撹拌用の玉を取り出したりして、わかってきたことがあります。
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それは

つや消しトップコートを超絶振って中の塗料や溶剤を撹拌させる

ことです。

キチンと撹拌(混ぜること)しないと、吹いたときに、塗料が塊りになって出てきたりして、キレイに吹きつけられないんです。

一体、どれくらいスプレー缶を振ればいいのやら。

がく
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そんなスプレー缶の基礎的な吹き付けについて、レポートします。

大事な対策ポイントは以下4つ。

  • スプレー缶を温める
  • スプレー缶を超絶に振る
  • スプレー缶とパーツの距離は10cm以上離す
  • パーツの外で吹き出した状態から始める

このポイントを踏まえた上で、このバルバトスの胸のパーツに吹き付けました。
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プラスチック感満載な胸のパーツ。
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キチンとポイントをおさえれば、こんな具合に仕上がります。
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つや消しトップコート失敗回避対策1)スプレー缶を温める

本とかネットを見ると、スプレー缶を温めるとエア圧が高くなる、との情報がありました。

スプレー缶を温めることにより噴射力が増す、ということのようです。

つや消しトップコートを温めるために、40度くらいのお湯を洗面器などに入れ、その中につや消しトップコートの缶を入れたりしているようです。

それを実践してみようかと思ったのですが、過去42年間生きてきて、スプレー缶をお湯に入れるなんてやったことないからちょっと怖いんですよね(^^;)

つや消しトップコートの裏側には高温注意って書いてあります!
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 まぁ直接火にかけたり、高熱をかけたりしなければいいんでしょうけどね。

とはいえ、スプレー缶を販売する側にすれば「高温注意」、ってことだから40度くらいのぬるま湯でも、温めてほしくはないはず。

がく
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間違って熱湯で温められでもしたら大変ですから。

ビビりなわたくしは、手をぬるま湯に入れ、その手の温度で温めることにしました。

つや消しトップコートは保管中は冷たい

早速実践!

わたくしが保管しているつや消しトップコート。
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直射日光のあたらないクローゼットに保管してますので、触ると冷たい。

今まで意識してませんでしたが、つや消しトップコートって、保管しておくと結構冷たくなってるものなんですね。

がく
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こんなに冷たいと、吹き出すときに塊で出ちゃう可能性が上がってしまうね。

塊が吹き出すと、みっともない感じでパーツに付着する。こんな感じです。
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つや消しトップコートを温めるべく、手を温めます。

つや消しトップコートではなく手を温めてみる

さて、スプレー缶を直接温めるのはちょっと怖い。

なので、手を温めて、その手の温度でスプレー缶を温めます。

がく
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手であれば、高温になることもない。

ウチの給湯は42度。
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それを洗面台にためまして・・・

手をじっくり温めます。
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なんか、今からマッサージでも受ける気分w

濡れた手を拭いて、早速つや消しトップコートの缶を振っていきますよ。

つや消しトップコート失敗回避対策2)スプレー缶を超絶に振る

以前書いたブログの記事『ガンプラ初心者がやりがちなつや消しトップコート失敗をおっさんが晒すので参考にしてくださいw』で、つや消しトップコートの中身を撹拌させるために

「使用する前に、かな~りよく振る(30秒くらい振る!)」

などと書いておりました。

足らん!

30秒じゃあマジで全然足りんです!

もっと長い時間振って撹拌させきゃあダメダメ!!

30秒くらいでは、つや消しトップコートの中身は撹拌されません。

万全を期すならば、せめて

3分くらいは振らないといけないのです!

つや消しトップコートの缶をしっかりと温めるために両手で持ち、振ります。
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さぁここからは何も考えず、ただひたすらに己と向き合って振るだけです。

シェイク!!
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シェイク!!
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シェイク!!
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ってなことを、わたくしは4分やりましたともさ。

4分間、全く休まずに振ってたワケではなく、10秒くらい振っては休み、10秒くらい振っては休み、という事を繰り返しておりました。

振ったつや消しつや消しのスプレー缶をよく拭いて、頬にあてて温度を確かめると、温かい!とまではいきませんが冷たくはない、という感じにりました。

つや消しトップコート失敗回避対策3)スプレー缶とパーツの距離は10cm以上離す

つや消しトップコートとパーツとの距離、10cm以上は離したい。

不慣れな初心者は特に。

とはいえ、吹き付けるときに10cmなどの距離を計測するのは不可能なワケで・・・。

なので、これに関してはどうしても経験を重ねて距離感を把握するしかない

がく
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いきなり本番つや消しを吹き付けるのではなく、ジャンクパーツで試した方がいいですね。

つや消しトップコート失敗回避対策4)パーツの外で吹き出した状態から始める

いよいよつや消しトップコートを、バルバトスの胸のパーツに吹きます。

つや消しトップコートの吹き始めは、缶の中の塗料などが塊になったものが出てくる可能性高し(どんだけ撹拌してもね。)

まずはパーツの外側でシューと吹いてから、パーツに対して横に一直線に吹きかけるイメージで吹きかけます。

以前書いた記事の『ガンプラ初心者が初心者に訴える「つや消しトップコート」仕上げに絶対使った方がいいっすよ!』から一部を抜粋します。

①しゅ~と1秒吹いて

そのまま

②なでるように吹き付ける
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こんな具合ですね。

さて、どんな感じに仕上がったでしょうか。

つや消しトップコート仕上がり結果

比較のためにまずは最初のつや消しトップコートを吹く前のパーツ。

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そんでこれがつや消しトップコートを超絶に振って吹いたパーツ。
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ボチボチうまくいってるかと。

こちら、比較画像です。
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光の反射がなくなって落ち着いた感じになってるかと思うのですが。

このパーツをはめなおすと、こんな具合。
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まとめ

今回、超絶につや消しトップコートを振り、温めることで上手に吹けられるのを実感できました。

「つや消しトップコートがうまくいかないなぁ」

というガンプラ初心者は、超絶に缶を振ってみてくださいませ。

つや消しトップコートもキチンと下準備すれば上手吹けます

6本セットを買うと1本分お得でコスパ良し!

がく
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今回のつや消しトップコートの記事が参考になれば幸いです。

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がく(@oskgaku