
今回もエアブラシの話。
あっ、わたくしのエアブラシの話、ガンプラ超初心者orエアブラシ超初心者に参考なれば、程度の話なので、初心者以外の方が読んでも参考にならないのであしからず(笑)
そんで、エアブラシについては
「水性カラー アクリジョン つや消しクリアー」で吹いて失敗したりとか、
「スーパークリアー つや消し 基本色・エアブラシコート用」でうまくいったりとか、
試行錯誤をしております。
ただ、ちょっと思ったんですよ。
「スプレー缶のつや消しトップコートと同じ成分の塗料、瓶でないのかしら?」
ってね。
早速、これをエアブラシで試してみましたよ。
目次
スプレー缶つや消しトップコートの成分



品名
水溶性合成樹脂塗料
成分
・合成樹脂(アクリル)
・有機溶剤
・水
とあります。
ってことで、これと同じ成分の瓶の塗料があればいいワケです。
瓶の「つや消しクリアー 水性ホビーカラー」の成分
それが冒頭でもお見せしたこれ。「つや消しクリアー 水性ホビーカラー」
品名と成分を見ると
品名
水溶性合成樹脂塗料
成分
・合成樹脂(アクリル)
・有機溶剤
・水
・顔料
と記載されています。
スプレー缶のつや消しトップコートとの違いは「顔料」があるかないか、です。
「顔料」って何よ?って話になると思うのですが、三菱鉛筆のwebサイトでお客様相談室の中にある「油性と水性、染料と顔料の違いは何か」というページを見ますと、以下のようなことが書いてありました。
溶剤に溶ける着色剤を染料、溶けないものを顔料といいます。筆記具以外では、染料は繊維を染めるために、顔料は塗料や化粧品などで用いられています。
要するに溶剤に溶けない着色剤を顔料、というワケですね。
というか、この三菱鉛筆の客様相談室のwebサイト、溶剤とか着色剤のことがわかりやすく書いてあってすごく参考になります。
画像引用:油性と水性、染料と顔料の違いは何か | お客様相談室 | 三菱鉛筆株式会社
ただ、この「つや消しクリアー 水性ホビーカラー」、クリアーだから色はないんでないかしら?(^_^;)
クリアー、という色なのかしら?
まぁそのあたりのことは、今回深く掘り下げませんデス。
ともかく、この瓶の「つや消しクリアー 水性ホビーカラー」がエアブラシでキレイに吹けるかどうか、ということなんです。
スプレー缶つや消しトップコートで吹いてみる
ということで、まずは今までどおり、スプレー缶のつや消しトップコートを吹いてみます。
もはや恒例の旧キット旧ザクのパーツでお試し。旧ザクよ、すまん(^_^;)
ちなみに、右下のキズはちょっと試しに爪で引っかいてみました。
塗膜、強いのかなぁ、と思ったので(^_^;)
そんなに思い切りやってはいないのですが、引っかいたりしたらキズはついちゃいますよね。
ってかね、白化しちゃったりしましたけども、決してブログ用に不真面目にやってたワケではないんですけどねぇ・・・悲しい。
エアブラシで「つや消しクリアー 水性ホビーカラー」吹いてみる
さて、本日のメインイベント、「つや消しクリアー 水性ホビーカラー」をエアブラシで吹いてみますよ。
発売元のGSIクレオスの水性ホビーカラーを紹介しているwebサイトを見ると・・・
画像引用:Mr.HOBBY.com/水性ホビーカラー
エアブラシの稀釈に関してはこう書いてありました。
濃度が高くて塗りにくい場合や、プロスプレーやプロコンBOYなどエアブラシでの吹きつけ塗装は10~15%位、水または、水性ホビーカラーうすめ液でうすめて下さい。
エアブラシでの吹きつけ塗装は10~15%位でうすめる(稀釈)、とのこと。
ということなので、水性ホビーカラーうすめ液も買っておきました。
水で薄めることもできるようですが、パーツへの食い付きが落ちるようなので、やはりここは手堅く買っておきますよ。
稀釈した。
※希釈する時は100均などの紙コップなんかでやると後片付けも楽で便利です。
エアブラシ、まだいささか慣れてないのでこういった準備はそれなりに手間取りますなぁ。
エアブラシはこの準備と片付けが面倒なのがねぇ・・・
これ、むしろ「スーパークリアー つや消し 基本色・エアブラシコート用」で吹いたときよりもイイ感じかと!!
吹いたあと油断してたのでゴミついちゃったけど(笑)
「スーパークリアー つや消し 基本色・エアブラシコート用」はラッカー系ですから、パーツへの食い付きはいいはずなんです。
だけども、今回の「つや消しクリアー 水性ホビーカラー」の方がイイ感じに!
まぁとはいえ、実は今回の「つや消しクリアー 水性ホビーカラー」は3回くらい重ねていたりする(^_^;)
あれ、でも「スーパークリアー つや消し 基本色・エアブラシコート用」も3回くらいは重ねてたよなぁ。
その日の天候にもよるのかも、ですが。
▼綺麗なエアブラシ塗装に強い相棒!のコンプレッサー参考記事
まとめ
とにかく、今回の「つや消しクリアー 水性ホビーカラー」でのエアブアシは大成功といっていいでしょう(←自分としては)
ふ~む、こうなると、これから作るガンプラは今までどおり、塗装なしの成形色を生かす感じで、最後のつや消しをトップコートではなくエアブラシ、かな。
でも、最後の仕上げのつや消しだけをエアブラシで施しても、その仕上がりは全く違うモノになりそうですよ!
ってなことで、今回のつや消しクリアー水性ホビーカラーの記事が皆さまの参考になれば幸いです。
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