がく
ガンプラ製作のエッジ出しや平面だしに使うやすりは、スジボリ堂の「木の板に貼り付けたヤスリ 面出しヤスリ」、「マジックヤスリ」とか、ゴッドハンドの「神ヤス スポンジ布ヤスリ」なんかを使っております。
とっても便利ですからねぇ(^^)
そう、とっても便利だったのでガンプラ始めた当初に買ったタミヤの紙やすり「フィニッシングペーパー」は放置しておりました。
そんで、紙やすり「フィニッシングペーパー」の当て木として、「リタックスティックハーフ」も買っておりましたが放置しておりました(^_^;)
他のやすりが便利なのもありましたが紙やすりを張り替えるの、手間かな、とか思ったりして放置しちゃっました。
でもまぁせっかくだし使うかぁと軽い気持ちで使いだしたら、これまたかなり使い勝手がイイっ!
「フィニッシングペーパー」と「リタックスティックハーフ」、放置していてごめんなさいっ!
ってことで、今回はそのレポート。
目次
ハイキューパーツのリタックスティックハーフ3つの特徴
この「リタックスティックハーフ」、詳細は発売元のハイキューパーツのwebサイトを見れば一発でわかるんですけどね(^_^;)
参考webサイト: リタックスティックハーフ(5本入) – ハイキューパーツ
一応、内容物ご紹介します。
そんでですね、この「リタックスティックハーフ」の特徴も、これまたハイキューパーツの公式ブログテクニカルガイドを見ると一目瞭然。ということで、一部を引用させていただきます。以下のようなことが記載されておりました。
なんども使えるように→特殊な透明粘着シートを付属させました
ってなことなんです。この3点が特徴なんですね。
「金属板→ポリカーボネート板」
というのは紙やすりのあて板のことです。金属板よりもポリカーボネート板の方があて板に適してるよ、ってなこと。
この3点の特徴を踏まえつつ、わたくしが使った上での感想を書いていきます。
ポリカーボネートという素材
この当て木、ポリカーボネートという素材だそうですが、かなり頑丈です。
こんだけ軽くてしっかりしてればエッジ出しの際、エッジが丸くなってしまうこともなさそう!
当て木って意外とちょうどイイのがなかったりしません?わたくしはしますよ(笑)
それに、このポリカーボネートという素材であれば、パーツを傷つけることもなさそう!それがイイ!
ハイキューパーツリタックスティックハーフ最大の特徴、粘着シート
この「リタックスティックハーフ」、一番の特徴はこの粘着シートなんじゃないですかね!
ハイキューパーツさんはwebサイトによると、粘着シートで貼りつける紙やすりはタミヤの「フィニッシングペーパー」を推奨しているんですよ。
粘着力としてはかなり強い!安定感抜群!
剥がしたあとはどうよ?
しっかり貼りつくまでは予想できた。でも、これ、剥がすとき、めっちゃ跡がついたりして粘着シートの表面が汚くなるんでないの?
いいじゃない~(^_^)
脅威の復活!粘着力!
キレイに剥がせるのもわかった。
でも、粘着力、落ちるのでは?
洗い流せば粘着力戻るとか!ホンマかいな~。
洗って粘着力戻ればかなり経済的に使えますなぁ。
洗ってみたら・・・
グッっと貼りつければ粘着力回復!
洗った瞬間はツルツルしてるので「大丈夫かこりゃ?」って感じなのですが、乾いてしばらくすると粘着力復活!
しかし、まぁこれも限度があるでしょうし、「無限には使えない」とハイキューパーツの公式ブログテクニカルガイドにも記載されてますからね。
脱脂でさらに粘着力を復活!
さらに、もっと粘着力を復活させたければ「脱脂」をすればよいとか!脱脂って?(^_^;)
材料の表面に塗装する前に、塗料を弾く材料の表面の油分を取り除く表面処理である。
引用:脱脂-wikipedia
とのこと。
ハイキューパーツのwebサイトによると、消毒用エタノールで脱脂すると粘着力が復活するとか。
やってみますよ!とはいえ、消毒エタノールはないので、キズ口に塗る消毒液で(笑)
復活するやんけぇ!!こりゃぁいいや!!粘着力復活で剥がす時に「リタックスティックハーフ」が持ち上がっちゃいました(笑)
消毒液で拭いた方が回復力はやっぱり強いですね。うん、すごい!
とはいえ、やっぱり新品のときよりかは粘着力は落ちるワケで、完全にもとの粘着力には回復しませんね(^_^;)そこはまぁ仕方ないね。
ってか、この粘着シートを適度な大きさに切って、他の道具に貼る、という応用もあり?!(笑)
リタックスティックハーフを勝手に半分にしてすみません
わたくし、ハイキューパーツさんに謝らなければいけない!
わたくし、この「リタックスティックハーフ」を半分に切って使っています(^_^;)
というのは、わたくし、相当に手が小さいんですよ。なので、デフォルトのサイズだとちょっと大きい。
なので、半分に切ってしまいました。す、すみません。
ただまぁこれは使い勝手なので、普通の方はデオフォルトでも全然使いやすいと思います。
なかなか切れないスタックスティックハーフ
半分に切る際、この「リタックスティックハーフ」の頑丈さを痛感しました。
全然切れません!!!(^_^;)
叩いてパキっ!と半分にしようと思ったのですが、全然ムリっ!
そんで、わたくし、クロスバイクに乗るものですから、その工具でノコギリ持っておりまして、それを使ってようやく切りました。
でも、そのノコギリでもドエライ時間かかりました。たしか記憶によると、1度では切れず、疲れ、2日にまたいでカットした記憶あります。
まぁそれだけ強固、ってことです。
張り替える手間は個人差
「リタックスティックハーフ」、紙やすりを張り替える手間はかかるのですが、やってみるとさほど手間と感じない。
それはたぶん、この「リタックスティックハーフ」がサクサクと面出しやエッジ出しができるので、楽しいからなんですよね。
もちろん、張り替える手間はない方がいいんです。超硬スクレーパーなんかは手に持ったままどんどん作業すすめますから。
でもあらかじめタミヤの紙やすり「フィニッシングペーパー」を「リタックスティックハーフ」のサイズに合わせてカットしておけばそれほど手間になりません。これでかなり手間が省けます。
わたくしにとってのハイキューパーツリタックスティックハーフ
さて、ここからは、わたくし実際の作業方法を僭越ながらご紹介。
片側だけに貼りつけ
わたくしは「フィニッシングペーパー」を両面に貼らずに片面だけに貼ってます。その方が作業しやすいので。
そんで、小さい面などはこのリタックスティックハーフだとかなり削りやすい!
こういう超硬スクレーパーで削ったあとに整えるとかも削りやすい!
マジックヤスリなんかは大きい面のパーツだとかなり便利ですが、小さい面だとちょっとやりづらかったりもします。
小さい平らな面に対して
わたくしは、小さい面は
超硬スクレーパーで面をならす
↓
リタックスティックハーフ(1000番)で面をならす
ってやり方してます。
すんげぇ楽です。
ある程度大きな平らな面に対して
パーツの面が平らで、ある程度大きな面積であれば
ゲート処理を超硬スクレーパー
↓
リタックスティックハーフ(320番)で注意深く面出し
↓
リタックスティックハーフ(1000番)で整える
ってなやり方をしております。
これもとっても楽ですよ。
リタックスティックハーフの弱点?!
ただ、この「リタックスティックハーフ」にもちょいと弱点があります。
それは紙やすりが耐久ペーパーなので、「リタックスティックハーフ」に紙やすりをつけて、水につけたりすると、粘着シートがズルズルとはがれてきてしまいます(-_-;)
粘着シートは水に濡れてる状態のときは、粘着力は落ちてしまうのかもですね(乾けば粘着力復活)
とはいえ、もしかして、わたくしのやり方が悪いかもしれませんが・・・。
まぁパーツの方に水をつける、ってやり方もあるかもですけどね。
まとめ
わたくし個人的には、エッジ出しや面出しのやすりには
大きな面のやすりには「マジックヤスリ」
小さい面には「リタックスティックハーフ」
曲面には「神ヤス スポンジ布ヤスリ」
というのがイイんじゃないかなぁ、という感じですし、実際そのように使ってます。
今回紹介したのはわたくしのやり方。
人によってはやりづらいかもしれませんし、もっと効率よくやる方法もあるかもしれません。
なんにせよ、わたくしの方法がガンプラ初心者の方々の参考になれば幸いです。
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