
今回は、ペンサンダーを使って「HGBD 1/144 ガンダムダブルオーダイバー」を可能な限り簡単に、作業工程を省いて、かっこよく仕上げる、ってのをやっていきます!
▲素組み状態のガンダムダブルオーダイバー
工程としては
表面処理(ペンサンダー)→サーフェイサー→塗装
くらいなもんです。
ペンサンダーを使えばガンプラの表面処理がめっちゃ楽して綺麗に出来ます。
表面処理が楽して綺麗に出来ますので、さらに楽するために、スジ彫りとかの情報量を増やす作業は一切なし(笑)
本当に可能な限り、工程を省いてみます。
というのも、もう昨今のガンプラは素組みでもかっこいいワケですわ。
なので、表面処理して塗装しただけでも、そりゃもう十分かっこよくなるに決まってる!!
そもそも、表面処理をすれば、相当に変わってくるハズなんです。
表面処理でパーツの面を整面していけば、自ずとエッジもたってくる、ってもんですわ。
なので、基本的にはエッジだしも「ペンサンダー」(笑)
それに、こういう工程作業を記事にするのも、ガンプラ初心者で、
「そろそろ塗装やってみようかなぁ」
という方々には参考になるかと思いましてねw

・・・ということで、「ペンサンダー」で表面処理やっていきます。
目次
表面処理作業で使用する道具紹介
まず使う道具をご紹介。
なるべく簡単に仕上げる!って事で、道具も限りなく少なくしますよ。
・ペンサンダー
・神ヤス スポンジ布ヤスリ 400番 3mm厚 5mm厚
・神ヤス スポンジ布ヤスリ 600番 3mm厚 5mm厚
・超硬スクレーパー
それと、もし可能であれば、金属ヤスリも用意すれば作業が楽になりますよ~。
ゲート跡の場所によっては、ペンサンダーや超硬スクレーパーでも作業がやりにくい、って場所があったりしますので。
わたくしはスジボリ堂の金属ヤスリ「薄刃鬼斬」を使っております。
メインの道具はペンサンダー
ということで、今回の表面処理は主に「ペンサンダー」を使います。
ペンサンダーならばパーツの表面を綺麗にするのと、ゲート処理(小さいのねw)も一緒に出来てしまうんですわ。
「フザけんな、俺はペンサンダーなんて持ってねぇ」
って方は、まぁ「神ヤス スポンジ布ヤスリ」を使って手作業で表面処理していただく、ということで(笑)
ゲート処理も、「超硬スクレーパー」でやっていただく、ということで(笑)
そういう意味では、「神ヤス スポンジ布ヤスリ」と「超硬スクレーパー」はガンプラ道具として揃えておくのがイイですね♪
▼神ヤス スポンジ布ヤスリの参考記事
▼超硬スクレーパーの参考記事
「俺はスポンジ布ヤスリも超硬スクレーパーも持ってねえし、まだしばらく買うつもりもねえから!」
って人は・・・、もう知らん(^_^;)
趣味を楽しむためには道具はある程度必要よね
趣味に関する道具についてちょいと触れますと、それなりに趣味を楽しむには、どうしたって道具はいくつか必要なんです。
例えば
「よっしゃ!釣りを初めるゼ!」
ってなったときに、釣り竿も買わねえ、糸も買わねえ、リールも買わねえ、ってんじゃぁ何も出来ませんぜw
ってことで、ガンプラ製作を楽しもうと思ったら、せめて
「神ヤス スポンジ布ヤスリ」
と
「超硬スクレーパー」
くらいは揃えておきたいところです。
※「超硬スクレーパー」を使うためには、ピンバイスが必要ですよ(笑)
スクレーバーにつけるタミヤの精密ピンバイスも一緒に買った(笑)ラバーがあるから超安定している♪これは正解だったなぁ。 pic.twitter.com/BsjwrhhUVN
— がく@ガンプラ初心者向けブログ! (@oskgaku) 2016年9月6日
▼参考記事
ペンサンダーのやすりは600番
表面処理として、パーツの表面をキレイにします。これはいわゆる「整面」ってやつですが、本当ならばやすりがけの順番として、番手は
400番→600番
とやっていきたいところなんです。
でも、今回はなるべく作業工程を省きたいので、ペンサンダーに取り付けるやすりは600番だけでやすりがけ(笑)
まぁHGですし、ダブルオーダイバーはそんなに大きなパーツもないので大丈夫でしょう。
ただ、ゲート処理の部分で、ワリとがっつりゲート跡が残っているところはペンサンダーに400番付けてやすりがけします。
使うやすりは、冒頭で紹介した、もはやド定番のゴッドハンドの「神ヤス スポンジ布ヤスリ」。
厚みは基本は3mmです。ということで、まずは脚部から。
ペンサンダーでガンプラ表面処理開始!
わたくし、表面処理とかは部位ごとにやるようにしております。
でないと、どこまで作業をやったか忘れてしまうので(笑)
ペンサンダー表面処理作業1)
ゲート処理
まずはガンプラ製作の定番作業のゲート処理。
これくらいであれば、400番の5mm厚をペンサンダーにつけてやすりがけすれば、簡単に削れちゃいます。
その様子は動画の方がわかりやすいかと。ってことでどぞ。
ちなみに、パワーコントローラーは真ん中くらいです。
▲急にパワーコントローラーがでてきましたけど、これの詳細は過去記事をご覧くださいませ。
ペンサンダー表面処理作業2)
パーティングライン処理
そんで、これまたガンプラ製作のド定番作業のパーティングライン消し。
こんなパーティングラインなんかも、400番の5mm厚で、速攻で削れます。
その様子は動画の方がわかりやすいかと。ってことでどぞw
ペンサンダー表面処理作業3)
整面処理
その様子は動画の方がわかりやすいかと。ってことでどぞ(これが最後w)
ペンサンダーでやすりがけしたところ、パーツ表面にヒケが多少あるのがわかりますね。
ってなことで、さらにペンサンダーでやすりがけして綺麗になりました(^^)
このような小さくて、「ペンサンダー」をあてるのが難しそうなパーツも・・・。
「ペンサンダー」の先端を加工したものを利用すれば大丈夫。
おはようございます(^^)
ガンダムダブルオーダイバー、ゲート処理もペンサンダーで!(^^)
結構小さいパーツでもゲート処理出来る!(笑) pic.twitter.com/DQoJ2oUQG1— がく@ガンプラ初心者向けブログ! (@oskgaku) 2018年7月30日
基本的に、ペンサンダーの表面処理作業は以上のような感じで進めていきますよ♪
ガンプラの合わせ目は消す以外の処理もある
表面処理はペンサンダーでやっていくから良いとして、合わせ目をどうするか問題、があります。
まぁ別に、そんなに気にしなければ、合わせ目は放置でもイイんですけどね(^_^;)
ダブルオーダイバーは、2018年4月7日発売のかなり最新のガンプラ(2018年8月19日現在)なので合わせ目はほとんどありませんし。
でも、やっぱり多少はあるよね(^_^;)
本来であれば、「光硬化パテ」なんぞで合わせ目を消していくんですがね。
※「光硬化パテ」による合わせ目消しについては過去記事をどぞ。
ただ、今回のガンダムダブルオーダイバーは、なるべく工程を省きたいw
なので、「光硬化パテ」で合わせ目を消すのではなく、合わせ目を加工してディティールアップとして仕上げます。
合わせ目を段落ちモールド処理
やり方は簡単で、合わせ目になってるパーツの部分を、スジボリ堂の「BMCダンモ 段落ち幅 0.2mm 0.4mm」の0.2mm側でちょいと削りって、「BMCタガネの0.2mm」で整えるだけ。
▲BMCダンモ
ガンダムダブルオーダイバー、二の腕の合わせ目がちょいと気になる(^_^;)
消す作業だと後ハメ加工とかが面倒なので、ディティールアップをする事に。
1)BMCダンモ0.2mmでちょいと削って
2)そのあとにBMCタガネ0.2mmで整える
ってだけで終了~♪(笑) pic.twitter.com/Sf6zT9yQB1— がく@ガンプラ初心者向けブログ! (@oskgaku) 2018年7月29日
このディティールアップは、「段落ちモールド」なんて言われたりしてますね(^^)
「BMCダンモ」の詳細なんぞは、こちらの過去記事をどぞ。
合わせ目を利用したディティールアップは、「光硬化パテ」で消すよりも工程が少なく済むので、初心者でも上手に活用できますね(笑)
やっぱり便利な超硬スクレーパー
小さくて細いパーツのエッジ出しやら表面処理なんかだと、ペンサンダーではパワーが強すぎる、ペンサンダーで処理出来ない、ってこともあります。
こんな場所は「ペンサンダー」を使ったらパーツが折れてしまいそうなワケです(^_^;)
なので、こんな具合に「超硬スクレーパー」でエッジ出しするのであります。
繊細な頭部パーツにも超硬スクレーパー
ガンプラのHGシリーズの頭部なんぞは、小さいし繊細なパーツなので、さすがに「ペンサンダー」を使うのはムリ。
なので、頭部パーツのエッジ出しは「アルティメットニッパー5.0[SPN-120]」と「超硬スクレーパー」を使います。
このツノ?アンテナ?なんかは、エッジ出しすると印象が変わりますからねぇ。
まずはバンダイエッジを「アルティメットニッパー5.0[SPN-120]」でカットしちゃいます。
「アルティメットニッパー5.0[SPN-120]」でカットした後、「超硬スクレーパー」で整えます。
バンダイエッジの詳細なんかはこちらの過去記事をどぞ。
こういう頭部の繊細なパーツは、手で持ってエッジ出しなんかの加工作業をした方がいいです。
そんで、めっちゃ繊細に、丁寧に、ゆっくり作業した方がいいです(^_^;)
っていうのは、まぁ繊細なパーツゆえに、折れやすいっていうことですわ。
なので、初めのウチは、ムリして
「バリバリにエッジ出しして、バッキバキのシャープな頭部に仕上げるでぇ」
ってなことは避けた方が無難(笑)
もうね、頭部パーツが折れたりしたら、そのキットを作る気なくなるよね(^_^;)
色んな事に挑戦するのはイイけども、それも時と場合を考慮したいよね、っていうのが座右の銘は「無難」の45歳おっさんの意見です(笑)
ってなことで、ダブルオーダイバーの頭部、無難にエッジ出し終了。
ガンダムダブルオーダイバーの頭部、エッジ出しの前と後。
ざっとしかやってませんが、自分的にはやっぱりエッジ出し後はスッキリしたなぁ、と自己満足(笑) pic.twitter.com/v8nzxT2KZz— がく@ガンプラ初心者向けブログ! (@oskgaku) 2018年8月5日
ってなことで、ダブルオーダイバー、一通りの整面やらエッジ出しやらが終了。
おはようございます(^^)
ガンダムダブルオーダイバーの脚部、左が表面処理したモノ。右が何もしてないモノ。画像見た目、全然変わらんなぁ(^_^;)
表面処理した脚部は、肉眼だとだいぶピシっとしてるんだが(笑) pic.twitter.com/C87WbGaXA5— がく@ガンプラ初心者向けブログ! (@oskgaku) 2018年7月31日
ガンダムダブルオーダイバーの胸部を、ペンサンダーと超硬スクレーパーを使ってエッジ出し~。
やっぱり胸部は、ガンプラの目立つ場所だから、丁寧にやりたいよねぇ、ってなことをやってると、ちっとも進まないのがガンプラあるある(^_^;) pic.twitter.com/Dxryw3yA0L— がく@ガンプラ初心者向けブログ! (@oskgaku) 2018年8月3日
おはようございます(^^)
ひと通り、表面処理が終わったガンダムダブルオーダイバー。
一応、全体的にシュッとしたかと(^_^;) pic.twitter.com/9AqCorJ5SI— がく@ガンプラ初心者向けブログ! (@oskgaku) 2018年8月6日
ガンダムダブルオーダイバー完成!
ガンダムダブルオーダイバー、表面処理などが終わったので、
サーフェイサー吹いて、
塗装して、
完成ですw
ガンダムダブルオーダイバー、完成~♪
スジ彫りとか、スミ入れがないと、やっぱりちょいあっさりしてるなぁ(^_^;)
とりあえず、サクっと撮影してみた(^^) https://t.co/2BptmePfwE
塗装関係の工程、すっ飛ばしてすみません(^_^;)
そんで、ダイバーエースユニットも製作したんですよ。
嫁さんから誕生日プレゼントでもらったコイツを、作り忘れるところだった(笑)
ガンダムダブルオーダイバーを作るんだし♪ pic.twitter.com/H0m9ixa9cT— がく@ガンプラ初心者向けブログ! (@oskgaku) 2018年8月6日
ダイバーエースユニットも乾燥終了で完成♪ pic.twitter.com/01sg8cXUEm
— がく@ガンプラ初心者向けブログ! (@oskgaku) 2018年8月13日
ってことで、ダイバーエースユニットを装着しまして、これも撮影ブースにて撮影~。
っていうか、繰り返しますが、塗装工程、すっ飛ばしてすみません(^_^;)
塗装工程書くと、めっちゃ長くなりそうなんで、それはまた別の記事にサクっと書きたいと思います。
まぁ兎にも角にも、完成してよかった。
ガンプラはさ、完成させることも大事で、完成させることでスキルもあがりますよねぇ、っていうのを
「ガンダムビルドファイターズ 炎のガンプラ教科書」
で掲載されていた林哲平さんの
「誰も教えてくれない「絶対にガンプラが上達する7箇条」」
で学びました(笑)
ちょっとだけ、引用させていただきます。
その2、完成させる
ガンプラは必ず塗装して完成させてください。5体途中まで作って放置するより、1体完成させるほうが多くの経験値を得られます。
この林哲平さんの作品「NZ-111 ケーニヒス・マンサ」はめちゃくちゃカッコイイし、作業工程も非常に勉強になりました!読むべしっ!(笑)
まとめ
今回の「HGBD 1/144 ガンダムダブルオーダイバー」、なるべく作業工程を省いて完成させました。
先ほども書きましたけど、やっぱりガンプラはなるべく塗装して完成させたいのよね(笑)
っていうのは、製作依頼(というと大げさだけど)を受けて製作している「MGジム・スナイパーⅡ」ですが、頼まれているからにはカッコイイのを作りたいと意気込んで、進行度がめっちゃ牛歩!
最近はガンプラ製作にまとまった時間がとれないのですが、チマチマとMGジム・スナイパーⅡのスジ彫りを進めてます(^^)
こういう薄っすら彫られている既存のスジ彫りも、ゴッドハンドのスジ彫りヤスリがあれば初心者でも失敗が少なく彫り起こしできます♪ pic.twitter.com/Md1j86WipT— がく@ガンプラ初心者向けブログ! (@oskgaku) 2018年7月21日
おはようございます(^^)
MGジム・スナイパーⅡ、めっちゃチマチマ進めてます(^_^;)
スジ彫りは奥が深いですねぇ。 pic.twitter.com/sX8JWHmkzP— がく@ガンプラ初心者向けブログ! (@oskgaku) 2018年7月19日
まぁこれはこれで楽しいからイイのですが、全然完成しないので、満足度とか達成感がまるでない(^_^;)
これはアカンということで、「MGジム・スナイパーⅡ」を製作しながらも、他のガンプラを完成させていきたい。
「MGジム・スナイパーⅡ」の依頼主さまからも
赤木氏:「MGジム・スナイパーⅡ、がくさんのペースで完成させてくれればいいっすよ。」
という許可(お情け)を頂戴した所存(^_^;)
ということで、今後はスジ彫りとかのディティールアップもいいですが、ともかく表面処理などの整面を中心に、なるべくガンプラを完成させていきたい。
今回の「HGBD 1/144 ガンダムダブルオーダイバー」の表面処理→塗装、という工程で完成したガンプラを見ていただいて、ガンプラ初心者さんの参考になれば幸いです。
「HGBD 1/144 ガンダムダブルオーダイバー」は武器も少ないし(←これ、案外大事w)、細かいディティールが施されたパーツも少ないから表面処理もやりやすくて、ガンプラ初心者さんにも作りやすいです。
ということで、今回のガンダムダブルオーダイバーの表面処理作業記事が参考になりましたならば幸いです(^^)
Twitterもフォローしてくれると嬉しいです(^^)