ガンプラ初心者がスジ彫りのコツをつかむ為に試行錯誤した結果希望の光が見えてきた話

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がく

ども、がく(@oskgaku)です。

ガンプラ製作のなかで、スジ彫りおこしをチマチマとやってきましたが、そろそろ「新たにスジ彫りを加える」ってこともやっていきたいんですよねぇ。

道具もかなり揃ってきましたし。
▼参考記事
【超硬スクレーパーレビュー】切れ味が抜群!面出しがビシっと簡単に決まる!
【ガンプラ初心者用】スジ彫りは「線」でひければもっと楽しい!可能性をグイグイ引き出す道具レビュー
まぁいきなり製作中のキットで試すのは危険すぎるのでちょっと練習していきますよ。

今回使う道具
スジボリ堂:BMCタガネ 0.6mm

スジボリ堂:スジボリガイドテープ6mm×3m 青

ドラパス:独式中型スプリングコンパス 両針

タミヤ:クラフトツールシリーズ No.20 デザインナイフ

タミヤ:サンドペーパー 紙やすり ( P-細目セット)

今回の作業の流れ

今回の作業ですがおおまかな流れを先に書いておきます。

1)ガイドテープを貼る

2)スプリングコンパスでアタリをつける

3)スタート位置とストップ位置を短辺に作る

4) スジ彫りを整えていく

だいたいはこんな感じでやっていきます。

ディティールアップのために習得したいスジ彫りの形

いまやりたいスジ彫り追加はこういうのなんですよ。

こちらガンダムホビーライフ009の表紙。
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こんなのです。
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こういうのって、ガンプラ的には「ディティールアップ」とかいうそうです。

google翻訳使うと

ディティール=詳細

ってことだそうな。

ようするに、パーツに細かいスジ彫りなんかして情報量を多くすることでガンプラをかっこよく見せる、ってことですね。

たしかに素組みだと、ちょっとサビシイですもんね。
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そのディティールアップのためのスジ彫り、BMCタガネで彫れることは彫れると思うんですよ。

ただね、キレイにやるのが難しそう。

まぁ考えていても仕方ない!実践あるのみ!(そして失敗する(^_^;))

ガンプラディティールアップの強い味方BMCタガネ

まず使う道具はBMCタガネの0.6mm

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最終的には0.2mmでスジ彫りを加えたいのですが、いきなり細いのは難しいのでまずは太いのから。

ガンプラに限らずですが、物事の習得の近道はまずはハードルの低いことから始めること!=基本が大事!

遠回りと思えても長期的に見れば近道ですよね(特に凡人は(^_^;))

おれは、ニュータイプではい・・・バリバリの、オールドタイプさ・・・。

ということで、最初はフリーハンドで彫ってみましたよ。

やっぱりガッタガタ。まぁ仕方ないですよねぇ。

ちなみに、左のスジ彫りは0.2mmに試しで彫ったもの。

さらにガッタガタ(^_^;)

スジボリ堂のガイドテープで下準備

このまま練習していてもラチがあかない!なので、もっとキレイにスジ彫りする方法を模索していきますよ。

いつも練習台になってしまっている旧キットの旧ザク(笑)
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まずはスジ彫りをやりやすくするために、パーツにガイドを貼っていきますよ。

使うのはスジボリ堂のガイドテープ
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これは硬くて安定感抜群です。直線のスジ彫りのガイドにはもってこい。

ただ、ちょっと裏のテープが剥がし辛いかな(^_^;)
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ってことで、こんな風にガイドを貼りました。
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スジ彫りのスタート位置とストップ位置

スジ彫りで大事なことをフォロワーさんが教えてくれたのですが、それは

スタート位置とストップ位置を先にしっかりと作っておくとやりやすい

ということです。

なるほど!

スジ彫りの短辺に位置を設定

ということで、0.6mmのBMCタガネでスジ彫りする場合の、わたくしなりのスタート位置とストップ位置を先作っておく方法です。

今回の場合、スタート位置とストップ位置はスジ彫りの短辺にあたるワケです。
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なので、この短辺を先に作る、って感じですね。

とはいいつつも、準備として長辺に「アタリ」をつけておくことにします。

スプリングコンパスでアタリをつける

まずは先ほど貼ったガイドに沿って長辺に「アタリ」をつけていきます。

ここで登場、便利なスプリングコンパス!
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これでガイドに沿って「アタリ」を彫ります。

ガイドに沿って、ガイドを引く、って感じですね(笑)

このときも、いきなり「ガッ」と引くのではなく、そっとなでるように引いていきます。

スジ彫りを多少なりともやってきましたが、スジ彫りの基本は「なでる」とか「なぞる」とか、ともかく優しく、が基本ですね(笑)

ということで、まずはガイドに沿って、スプリングコンパスでなぞりました。
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なんか、わかりづらくてすみません・・・。

BMCタガネでスタート・ストップ位置を作る

ガイド貼ったり、アタリをつけたり下準備してきまして、いよいよスタート位置とストップ位置である短辺に着手します。

まず、スタート位置となる場所に、ガイドに沿って、0.6mmのBMCタガネをこのようにあてます。刃の背中部分をガイドにあてます。

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そんで、そのまま優しくなぞるようにして、ちょいと中央までスジ彫りします。
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反対側も同様に。
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これでスタート位置とストップ位置に一応はスジ彫りができました。

スジ彫りはとにかく優しくゆっくり

ということで、この状態で短辺の左からスジ彫り、右からスジ彫り、を繰り返していきます。ゆっくりやれば、それなりにマシな感じなるかとwww

そんで、たまにBMCタガネの刃の平らの面を下にして、短辺に向かってスジ彫りしたりします。このときも優しくなでるようにね(笑)

フォロワーの方からご指摘いただいたのですが、BMCタガネで刃の平らの面を下にして彫るとき、手前に向けて彫っていく、というのもやった方がいいかもです。スジボリ堂のwebサイトでもそのような使用方法を紹介されています。

2016年10月10日追記

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ゆっくり、優しくこれを繰り返していくとそれなりに彫れていきますよ。

そんで、彫れてきたら、スタート位置からストップ位置まで一気にゆっくりとひいて、様子を見ながらキレイに整えていく、っという感じです。

このあたりは修行が必要ですよね。経験で要領を得ていくことにします。

ディティールアップ、スジ彫り最後の仕上げ

最後の仕上げとして、スジ彫りのフチをデザインナイフの背でなぞったりします。
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さらに、1000番の紙やすりなんかで撫でて整えたりなんかして。
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サフを落として、わかりやすくスミ入れなんかして、最終的にはまぁこんな感じになりましたよ。

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見ていただければわかりますけど、仕上がりはまだまだキレイではありませんな(^_^;)

結局のところ、手作業なワケですから、最終的は仕上がり具合の精度をあげるには、それなりの修行が必要ですね。

手先が器用な人は、こういう作業を効率よく、キレイにできるんでしょうねぇ。

まとめ

まぁ今回のスジ彫りも独学っていうか、試行錯誤で自分なりにやったワケで、本当はもっと効率よく、キレイにやる方法や道具があるかもです(^_^;)

ただ、これもガンプラに限らずですが、なんでも一度自分でやってみる、というのは大事ですよね。

自分でやってみて、なんかうまくいかないなぁ、というときに人からアドバイスもらうと、すごくスっと自分の中に入ってきますから。

小学生のとき、すごく足が遅くて、自己流で必死に太ももあげて走ってましたけど、陸上クラブの先生から

「腕をキチンと振る」

ということを教わり、その振り方も教わったら速く走れるようになりました(笑)

今後は回数を重ね、トライ&エラーで最善な方法を見つけていく、って感じですね。

まぁ今回のことで、今後のスジ彫りに希望の光が見えてきました!

スジ彫り、なんとなくですが、できるようになると楽しいもんですね(^^)

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