ども、がく(@oskgaku)です。
ガンプラのつや消し、ガッサガサになってしまう失敗とかないですか?
あと、白くなっちゃうとかね。
もっとこう簡単に、自然なつや消しに仕上げたいのになぁ。
その悩み、マテリアルで解決!
コレ使えば、大体エエ感じに仕上がる。
何故か?
その理由はパッケージにも記載されている「フッ素配合による滑らかな塗膜」
詳細は後述。
とりあえず、スーパースムースクリアーを使ったビフォーアフター。
ビフォー。素組みのゼータガンダムのフライングアーマー。
アフター。スーパースムースクリアーを吹き付ければこうなる。
スーパースムースクリアーなら、素組みの成型色パーツでも色塗装したかのような仕上がり。
初心者や不器用さん、つや消しにスーパースムースクリアー使えば安牌よ。
目次
つや消しの仕組みをざっくり説明
スーパースムースクリアーの素晴らしさを語る前に、まず、そもそもなぜつや消しに見えるのか?という話。
それを理解した方が、スーパースムースクリアーの特徴をより理解出来るので。
以下、すんごいざっくり説明。
つや消し塗料は、小さい粒(粒子)が入ってる。
小さいツブツブ粒子でパーツ表面に凹凸が出来てザラザラ。
ザラザラ=つや消し
という理屈です。
ではipadの裏面。ザラザラ。
詳しいことは、初心者向けにわかりやす記事を書いてますので、そちらも参考にしてください。
エアブラシ塗装超初心者向け!つや消し方法とか種類まとめ!あと、そういうことを説明しているwebサイトを見るべし。
ツブツブ粒子が大きければ、凹凸が大きいので強いつや消しになりますね。
なぜつや消しは失敗してしまうのか?
私の主なつや消し失敗は、ガッサガサの表面になってしまうこと。
つや消しが濃すぎるんですよね。
その理由は色々ありますが、初心者のときにやりがちなのは下地塗装の段階でかなり強めのつや消しで仕上げてしまうこと。
サーフェイサーがつや消し失敗の原因?
ガンプラ塗装、綺麗に仕上げるために下地を整えたりする。
その際に、サーフェイサーを吹き付けたりする。
サーフェイサーはパーツの傷隠したり、塗料の食いつき良くしたり、発色良くしたりメリット色々。
ガンプラ初心者こそ表面処理に使うべき!サーフェイサーの5つのメリットただ、そのサーフェイサーを厚めに吹き付けてしまう→表面がガサガサに仕上げる(初心者の頃にやりがち!)
または
塗装を何回も重ねてつや消し表面になったりする(つや消しの色塗料を使ったら尚更よ)。
ガッサガサのパーツ表面に、さらにつや消し吹き付けちゃうとガッサガサのガッサガサw
ガッサガサの被害拡大・・・。
ガッサガサ過ぎて綺麗な塗膜とは程遠いね。
つや消しは小さいツブツブ粒子を使ってるんだよな?
だったら、そのツブツブ粒子がさらに小さいのを使えばつや消し具合が抑えられんちゃうか?
察しの良い我が姫君殿下(嫁)。
そのマテリアルが「スーパースムースクリアー」なんですよ。
スーパースムースクリアーがつや消し失敗を回避出来る理由
スーパースムースクリアーの場合、このツブツブ粒子が他のつや消しに比べてさらに細かい粒子!らしいです。
GSIクレオスのwebサイトから一部抜粋します。
また、従来品(C182)と比較すると、つや消し添加剤の粒が小さいため、隙間なく被塗面をコートするため、しっとりとした塗膜を得ることができ、白ボケ感も軽減されています。
引用元-Mr.カラーGXスーパースムースクリアー<つや消し> | Mr.カラー | 塗料・うすめ液 | GSI クレオス Mr.HOBBY
要するに、フッ素が細かい粒子を実現してるのですね。
このことについては、あのnippperさんが塗料メーカーさんにインタビューしてくれております。
使用しているのは正確には『フッ素化合物』というものであり、その正体は目に見えないほど小さな固体(粉体)なのだそう。このフッ素化合物を塗料に混ぜ込むことで、強すぎないツヤ消し効果と滑らかな感触の効果が得られるんだとか。
フッ素入りでツルスベ触感! プレミアムなつや消しクリアーならプラモに「触感」が加わります。 | nippper ニッパーを握るすべての人と、モケイの楽しさをシェアするサイト
エエことづくしやないかい!
細かい粒子のフッ素のおかげで、強すぎないしっとり滑らかなつや消し効果が得られる。
これなら、ガッサガサの下地塗装につや消しを吹き付けても、ガッサガサ被害は拡大せず。
他のつや消しに比べて、大幅に失敗を回避出来ますね。
スーパースムースクリアーはつや消しなのに滑らか
そして、このスーパースムースクリアーを使うメリットは他にもある!
この製品のそもそものコンセプトは
つや消しクリアーの塗膜を滑らかに!
ってなことです。
これは超絶ありがたい。
私、つや消しを濃すぎて吹き付けて、ガッサガサになりがちなのでね。
スーパースムースクリアーの特徴ざっくりまとめ
GSIクレオスのwebサイトを読んで、スーパースムースクリアーの特徴をざっくりまとめてみました。
- フッ素配合で従来品より滑らかな塗膜形成が可能
- 粒子が小さいのでしっとりとした塗膜
- 白ボケ感が軽減
- 成型色に吹き付けると全塗装のような質感に
- 摩擦抵抗の軽減によりキットの擦れキズが低減
摩擦抵抗を軽減も嬉しい♪
一般的なつや消しの場合、写真撮る時のポージングで関節を動かして、そこが擦れてつや消しがチョイハゲ。
途端に統一感が薄れてしまいますからね。
あと白ボケ感が軽減されるのもありがたい。
不器用人間な私、つや消しを濃過ぎで吹き付けてしまうので白ボケがよく出来てしまう。
スーパースムースクリアーなら、主張しすぎないつや消し感なので白ボケも回避しやすい。
ってなことで、この優秀なマテリアル「スーパースムースクリアー」を使って、素組みのMGゼータガンダムver.kaをつや消しで仕上げたよ。
塗料の撹拌をナメるな!
スーパースムースクリアーを使うにあたり、超絶大事な作業があるんです。
撹拌
エアブラシ初心者が塗装で失敗する最初の原因がこの撹拌(経験者は語る)。
逆に言えば、この撹拌をキチンとやればエアブラシ塗装の失敗をかなり防げる!
しっかり瓶の中身をかき混ぜて撹拌です。
で、このブログで何度も書いてますけども、撹拌するときは素直に攪拌棒や調色スティックを使いましょう。
割り箸とか使うと、カスが塗料の中に混じってしまいますからね。
スーパースムースクリアーの使い方
スーパースムースクリアーの使い方、これはもうGSI公式You Tubeを見るのが一番よ。
スーパースムースクリアーのwebサイトによれば、希釈率は1:2、もしくは2.5とのこと。
スーパースムースクリアーでなるべく失敗したくない人向け施策
でも、私はビビリ。
そして不器用。
なので1:3くらいにしておく。
それくらいのちょい薄め希釈なら、
「ちょっとつや消し弱いな」
という場合、リカバリーは重ね塗りすればヨシ。
でも、濃すぎのつや消しになってしまった場合、その表面を薄くするのは超絶めんどくさい。
ヤスリがけとかして、つや消しを落とさないとイケませんからね。
スーパースムースクリアーで仕上げた結果
吹き付ける前と後で比較。ヤスリがけしてガサつきのあるパーツ。
スーパースムースクリアーでつや消し。
ヤスリがけ後のガサつき表面が綺麗なつや消し塗膜に!
でも、ガッサガサの濃過ぎるつや消しも回避出来ちゃう。超絶ありがいたんですよ。
GSIクレオスのコンセプト、
「つや消しクリアーの塗膜を滑らかに!」
を実現されてます。
本当に滑らか。しっとり。
完成したMGゼータガンダムver.ka。
まとめ
ガンプラの展示会を見に行くと、上級者の方々の作品は塗膜が本当に滑らか。
様々なテクニックを駆使されているかとは思いますが、あれ、憧れでした。
どうやってるかもよくわかりませんでしたが、今回のスーパースムースクリアーを使えば、その滑らかつや消し塗膜が実現出来る!
上級者の方々のつや消し塗膜に近づける!
ストック買うなら5・6本にしとけや。
どうせ使い切れないんだからよ。
そうしますデス(本当は10本くらい買おうとしてた)。
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がく(@oskgaku)