
ども、がく(@oskgaku)です。
私、不器用なので、ガンプラのスジボリがまっすぐ彫れないんです・・・。
どうすればビシっとまっすぐ、正しい位置にスジボリを彫れるのか?

試行錯誤の末、たどり着いた問題解決のマテリアルがドラパスのスプリングコンパス。

でも、スプリングコンパスを使えば、パーツのフチに沿って平行にビシっとアタリをだせる。







今回は、スプリングコンパスを使えば、ビシっとまっすぐスジボリ出来るよ!という話です。
目次
スプリングコンパスとは?

まずは今回の主役、スプリングコンパスについて。
これ、本来は製図用コンパス。
※スプリングコンパスは商品情報ページの「01 製図機 P25」に記載されてます。
ドラパス製ですね。製図用製品で有名な会社なご様子。
コンパスという図面に描く機材を製造するところからスタートし、100年余にわたる長い期間クリエイターと共に歩んできた私たちだから出来ることがあります。
引用-会社概要|ドラパス株式会社

歴史が長いので安心。そして、歴史の分だけ製品クオリティも高い。
このスプリングコンパス、製図用なので精度が違う。
一度幅の長さを変えたらビシっと動かない!

なので、左右対称に同じ幅の線を彫ったりアタリをつけたりするのが簡単なのです(詳細は後述)
詳細は過去記事を書いてるのでそちらを参考にどうぞ。
あと、gpartsさんの製品ページがわかりやすい。
100均のコンパスがNGな理由

100均のコンパスでエエんちゃうの?

やっぱりそう思いますよね。でもそれが違うのです。
私も100均コンパスで試したことあります。でも、全然ダメでした。
そもそも幅が固定出来ないし。
試しに円を書いて見たりしたけど、ズレてきちゃう。
100均と製図用では、精度が全く違いますから。
スジボリで使う道具紹介
今回使うスジボリのマテリアルは以下の通り。


※今回は使わなかったけど、普段よく使っているガイドテープも透明で視認性高くて便利。


あとは下書きで線を描くスミ入れふでペン(水性)と、まち針シャープペン(自作)。

待ち針シャープペンシルだとペン先がビビリ(揺れる)が生じるので、最近は超硬けがきニードルを使っています(まぁアタリをつけるだけなら待ち針シャープペンシルでも問題ないですけどねw)
スプリングコンパスを使ったスジボリ4手順
スプリングコンパスならば、自分みたいな超絶不器用でもビシっとまっすぐなスジボリが可能!
使い方も簡単。
お手軽4ステップの方法を紹介します。
スジ彫り手順1)下書き
これはただの目安ですから大体で。

スジ彫り手順2)アタリをつける
ここでスプリングコンパスの出番。
スプリングコンパスの最大のメリットはこのアタリをつけるとき。

まず上辺のアタリをつけます。

次に左右辺のアタリ。

次に右の線。スプリングコンパスの幅は変わらないので・・・、

これでアタリはつけられた。


たったこれだけのことですが、定規で測ってアタリをつけるとか面倒なことは不要。
この方法の方が簡単だし確実よね。
スジ彫り手順3)ガイドテープを貼る
ガイドテープは、アタリに沿って貼るだけですからこれも簡単。

さて、ハイキューパーツのガイドテープ3mm(ハード)ですが、これは粘着力強くてしっかり固定出来ます。

カバー付きなのでフチに埃も付かない(フチに埃が付く粘着力が落ちる)。
2個入りだし、これはオススメですね♪

スジ彫り手順4)スジボリする
あとは彫るだけ。
私は不器用選手権8年連続日本代表。
いきなり彫るとズレちゃうので、まち針シャープペン(自作)でアタリをつけます。

そのあとにBMCタガネ0.2mmで本彫り(この方がズレる失敗が少ない)。

スジボリを綺麗に仕上げる方法
最後、スジボリを軽く仕上げます。
過去記事でも書いたけど、紙ヤスリでフチをヤスリがけして、Mr.セメントSPで溶かす

ガイドテープを剥がして、完成。


まとめ
スプリングコンパスを使えば、スジ彫りの幅を定規で測る必要ないので手間を軽減できますね。
とは言いつつも、スジボリは手間をかけた方が失敗が少ない。

そのあたりのバランスは、自分の技量と相談ですね。
今回の私のスジボリ方法、不器用な方々の参考になれば幸いです♪
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