ども、がく(@oskgaku)
です。
HGグフの二の腕を増幅すべく、瞬間カラーパテで造形中。
困ったことがひとつ。
瞬間カラーパテで盛り付けると、0.3mmくらいの小さな穴(気泡)ができてしまう!
さっさと埋めろよ。
いやいや、瞬間カラーパテなどで埋めるのですが、穴が小さすぎて、整面ヤスリがけで剥がれてしまうのです。
色々調べて、waveの
「瞬間接着剤×3S 低粘速硬」
が良さげとわかった。
早速使用してみたところ、エエ感じに埋めることができました。
低粘度、がポイント!
目次
瞬間カラーパテで穴埋め出来ない!
瞬間カラーパテで造形→小さな穴(気泡)が発生。
サイズとしては0.5mm。小さ過ぎてどうにも埋まらない。
瞬間カラーパテをチョコンと埋めても、整面のヤスリがけで剥がれてしまうのです。
光硬化で埋めても剥がれてしまう。
普通のパテで埋めてもいいが、ヒケてしまうのもイヤだしなぁ。
低粘速硬が小さい穴埋めに適している理由
小さい穴を埋めるのに、何か良い材料はないものか?
色々調べてみると、「低粘速硬」が良さげ、とわかった。
小さい穴を埋めるのに適している理由は以下。
- サラサラなので穴に入りやすい
- 硬化しても気泡(穴)が出来にくい
瞬間カラーパテのように高粘度だと、盛り付けやすい反面、小さい気泡は埋めにくいという面も。
低粘速硬、気泡が出来にくい理由に関してはサラサラ系なので、物理的に気泡ができる空間が少ないということかも。
瞬間カラーパテのように盛り付けちゃうと、気泡が出来る空間は確保出来ちゃいますもんね。
ただ、このあたりは溶剤や揮発が云々、という科学的なことがありそう(専門家ではないのでよくわからずです)。
気泡発生の実証実験
低粘速硬での穴埋め作業を始める前に、ちょっと実験してみることに。
瞬間カラーパテと低粘速硬、どちらが気泡が出来やすいのか?
プラ板に、瞬間カラーパテと低粘速硬を盛り付けてみる。
この状態で24時間放置。
結果。
瞬間カラーパテは思い切りハッキリと2つの気泡が出来てます。
低粘速硬は薄っすらな気泡が出来てる程度なご様子。ただ周囲が白化しちゃってますね。
このように特性がハッキリわかれば、使い分けがキチンと出来ますね。
例えば、
瞬間カラーパテはちょい大きめの穴とか、欠けた部分に盛り付けて、気泡を防ぐために硬化促進剤を吹き付ける。
低粘速硬は小さい穴埋め。ただし、周囲が白化するかもなので塗装時には注意が必要。
というところでしょうか。
低粘速硬は硬化も速い
waveの「低粘速硬」。速硬と名に相応しく、硬化は速いです。
10分も待てば、大丈夫かと。
硬化後も比較的削りやすいです。
ガッチガチで削れない、というレベルではない。
低粘速硬のデメリット
劣化の速度がはやい、ということでしょうか。
開封したならば、どんどんと中身が硬化して、いずれ出なくなってしまうワケですね。
これは瞬間接着剤全般にいえること。
なので、この低粘速硬も、ユーザーに対して早めに使い切りさせるために、小分けにしていると思います。
そのあたりの理屈はわかっているけど、瞬間接着剤を頻繁に使うワケでもなし。
この使用頻度の塩梅とコストは、難しいところです。
小さな穴埋めに便利なアイテム
小さい気泡を埋めるにあたり、準備したのが0.3mmの真鍮線。
真鍮線で穴埋めする、というのは多くの方々がやっているようで、それに倣ってみました。
こんだけ細い先端ならば、ハミだしも防げます。
小さな穴は、盛り付け気味になってしまうと、その箇所を削る時に埋めた箇所も一緒に剥がれてしまう!
なので、なるべくピンポイントで塗りたいですね。
スパチュラだと、小さい穴埋めには、先端がちょいと太いのですw
低粘速硬付属のノズルは使わず
低粘速硬には細いマイクロノズルがついてます。
でも、私は使いません。これって、すぐに先端が詰まってしまうし、量のコントロールが難しいんです。
なので、パレットなどに一度少量を出してから、真鍮線で掬います。
小さい穴埋め作業開始
あとは埋めるだけ。
はい、ピンポイントで埋められました!
あとはハミだした箇所を整面のヤスリがけするだけ。
整面ヤスリがけの注意
ヤスリがけの整面で大事なこと。
600番以下のヤスリでヤスリがけしないこと。
こんだけ小さい穴、400番でヤスリがけしてみたら、剥がれることが多かったのです!
でも、600番なら大丈夫。ただ、その分、切削力が落ちるのでキチン平面にするにはちょい根気がいります。
極小穴埋め、綺麗に完了!
整面が終わったパーツ、状態確認で捨てサフを吹き付けてみました。
ただちょっと心配なのは、低粘速硬などの便利アイテムは、何かのキッカケで突然入手困難になってしまうことw
まぁそれだけ、優秀なアイテムという証拠ですかね。
今回の低粘速硬での穴埋め作業レポート、同じ悩みを抱えている方々の参考になれば幸いです。
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がく(@oskgaku)