シタデルカラーでガンプラ筆塗り!初心者向け4つのコツ

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がく
がく

ども、がく(@oskgaku
です。

シタデルカラー筆塗り4つのコツ

  1. 下地つや消しスプレー
  2. 上塗り用下地白塗装
  3. 関節に塗膜の強い水性ホビーカラー
  4. 筆ムラの少ないモデリングブラシHG

EGストライクガンダムをディアクティブモードに筆塗り。
シタデルカラーでガンプラ筆塗り完成
▲全てシタデルカラー筆塗り。自分としては上手くいったと実感(ガンプラは自分がどう思うかが大事だよね!w)。

素組みのEGストライクガンダム
▲こっちは素組みのEGストライクガンダム。塗装前はやはりちょい寂しい様相。

嫁

アンタのような超不器用人間の筆塗りレポートは参考になる。
上級筆塗りモデラーは筆さばきが神業過ぎて無理。


というように、嫁さんからは、筆塗りレポートに関してはお褒めのお言葉をいただくことが多い。

何故かといえば、わたくしのような不器用オリンピック3大会連続銅メダリスト級の筆塗りは、他の人も出来るだろうという道理からですw

がく
がく

あれこれと筆塗りプランを考え実行して正解だった4つの施策レポートです。ガンプラ筆塗りに挑戦&苦労している方々の参考になれば幸いです。

ちなみに、今回も筆ムラはでちゃってますが、これはウェザリングでごまかせるハズですw(ウェザリングレポートはまた別の機会に)。
シタデルカラーガンプラ筆塗りの筆ムラ

シタデルカラー筆塗りのコツ1)下地つや消しスプレー

水性塗料の筆塗りは弾いてしまう
▲水性塗料の筆塗りは弾いてしまう。

実は筆塗りを始めた当初、水性塗料のシタデルカラーを筆塗りして弾けまくっていた。

水性シタデルカラーをパーツへ喰い付かせるためにどうすれば良いか?

あれこれ調べた結果、パーツをザラザラにするなどの下地処理が必要だとわかった(世間の皆様や書籍などを見るとつや消しを施している)。
DSC06730
Mr.スーパークリアー つや消し コスパ重視。

下地処理としてつや消しを吹き付けるだけ。綺麗なつや消しの必要はない。ならばコスパ重視よね。

もちろん、つや消しトップコートでもヨシ。

つや消しスプレーの種類あれこれなどは、過去記事をご覧ください。

スプレーの吹付け方などはこちら。

パーツをバラしたガンプラ
▲パーツはなるべくバラした方が万遍なくつや消しを吹き付けられる。

つや消しザラザラ表面下地の準備完了。素組みEGストライクガンダムをディアクティブモードに筆塗りする。
EGストライクガンダムの成型色は白
▲成型色は白。

がく
がく

貼り付けてるパーツはプラユニット。詳細は過去記事をどぞ。

ここからグレイ・シーアセレストラ・グレイで筆塗りです。

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シタデルカラーのグレイ・シーアで筆塗り
▲シタデルカラーのグレイ・シーアで筆塗り。

セレストラ・グレイで筆塗り
▲セレストラ・グレイで筆塗り。シタデルカラー、さすがの隠蔽力です。プラユニットを塗りつぶしてます。

しつこいようだが筆ムラはウェザリングでカバーですw

シタデルカラー筆塗りのコツ2)上塗り用下地白塗装

スミ入れしたEGストライクガンダム

先述しているとおり、EGストライクガンダムはディアクティブモードに塗り替えるプラン。

塗り替え=上塗り

という作業になります。これが案外難しい。

がく
がく

パーツ成型色をシタデルカラーで隠蔽しなければイケません。

案外難しい上塗り塗装

成型色パーツからの上塗りですが

明るい色の上から暗い色に塗り替え

は比較的簡単。

例えば

黄色→黒

とかです。

黒で塗り重ねる場合、下地の黄色を隠蔽するのは簡単。

難しいのは逆パターン。

黒を黄色に塗り替える場合は、黒の上に白などを塗って下地色を作ってからでないと黄色が発色しません(まぁそもそも、黄色の塗装は難しいですよね)。


以前、SDガンダムの赤いシールドに青に塗り替えたとき、なかなか発色せずに苦労した記憶。
SDガンダムの赤いシールド

SDガンダムの赤いシールドを青で上塗り
▲青で赤を隠蔽するのは簡単そうだが案外上手くいかない。

この時の反省を踏まえ、今回は

赤→白→青

という順番で筆塗り。

上塗り対策に下地白塗装

白もただの白ではなく、シタデルカラーで隠蔽力が高いと有名なコラックスホワイトを使用。

▲結果、コラックスホワイトを使用しての上塗りは成功!

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EGストライクガンダムは、成型色は鮮やかなカラー(白、青、赤)
スミ入れしたEGストライクガンダム
▲これをディアクティブモードにすべく、灰色や黒系の色に上塗り。

今回は足と腹部の成型色(赤)を、青に塗り替える作業。
コラックスホワイト→マクラーグ・ブルーの順番で上塗り
▲成型色は赤。コラックスホワイト→マクラーグ・ブルーの順番で上塗り。

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まずは成型色が赤の足首に、コラックスホワイトを筆塗り。
成型色が赤の足首

成型色が赤の足首をコラックスホワイトで上塗り

その後、シタデルカラーのマクラーグ・ブルーを筆塗り。
成型色が赤の足首をマクラーグ・ブルーで筆塗り
▲1回目筆塗り

成型色が赤の足首をマクラーグ・ブルーで筆塗り2回目
▲2回目。マクラーグ・ブルーを2回薄く重ね塗りで発色成功。

ちなみに、胸部の成型色(青)をメカニカス・スタンダード・グレイに塗り替え作業もありました。
胸部の成型色(青)をメカニカス・スタンダード・グレイに塗り替え1

胸部の成型色(青)をメカニカス・スタンダード・グレイに塗り替え2
▲青いパーツをシタデルカラーのメカニカス・スタンダード・グレイに塗り替え。

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シタデルカラー筆塗りのコツ3)関節を水性ホビーカラーで筆塗り

パーツが擦れ合う箇所は塗装が剥げる
▲これもガンプラの塗装を始めた頃によくやらかした失敗。

関節は擦れ合う箇所。塗膜の弱い水性塗料のシタデルカラーハゲてしまう。

関節を動かした時、ハゲてしまわないように塗膜の強い水性ホビーカラーの赤鉄色で筆塗り。
水性ホビーカラーの赤鉄色で筆塗り1

水性ホビーカラーの赤鉄色で筆塗り2
水性ホビーカラーの赤鉄色で筆塗り3

水性ホビーカラーの赤鉄色で筆塗り4
▲赤鉄色は塗っただけで関節フレームに鉄鋼感を演出してくれるので助かります。

塗膜の強い理由を紐解くべく、水性ホビーカラーの成分を読んでみると実は有機溶剤入り。
水性ホビーカラーの成分は有機溶剤入り
▲塗膜の強さもちょい納得。

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とはいえ、ニオイはほとんど気になりません。

嫁

じゃあ最初から水性ホビーカラーを使えや。
売ってる店も多いんだからよ。

がく
がく

水性ホビーカラーは薄め液が結構臭いんです。
筆洗う時に臭くなるのでねぇ(あくまでも主観です)。v

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薄め液を使わずとも洗えくはないですが、シタデルカラーと比べると作業は面倒。

水で筆を洗う場合は、筆についた水性ホビーカラーが乾く前に洗う必要があり、乾いてしまうと洗うのが大変→薄め液を使う→臭いw

そんなこともありまして、水性ホビーカラーはワンポイントで使うには重宝してます。

おかげさまでEGストライクガンダムの関節では、擦れてもほとんどハゲない(ある程度の細工も必要。関節部分が擦れないように削っておくとか)。
EGストライクガンダムの関節は擦れてもほとんどハゲない

シタデルカラー筆塗りのコツ4)モデリングブラシHG 平筆を使用

神ふで3種類
▲勝負どころの筆塗りは神ふで使用が多かった。

神ふでの品質と仕上がりについては全く問題ない。

とはいえ、筆は消耗品。買い替え頻度が高し。毎度高価な筆を買う訳にもいかず。

そこで、巷で高評価な「タミヤ モデリングブラシHG 平筆 中」をゲットした次第。

タミヤの公式webサイトではお値段660円。

タミヤのwebサイトには以下の説明あり。

馬毛を使用し、柔らかく塗料の含みに優れた模型塗装用の平筆です。
筆の毛をずらして植えた特殊構造が特長。
筆の根元の毛の密度を厚く、穂先の密度を薄くすることで、塗装面に筆が柔らかく当たり、塗りムラを抑えます。
引用-タミヤ メイクアップ材シリーズ タミヤ モデリングブラシHG 平筆 中 | タミヤ

「タミヤ モデリングブラシHG 平筆 中」、個人的主観として、筆塗り具合は筆ムラが出にくく塗料の含みもよいので非常に使い勝手ヨシ!
シタデルカラーガンプラ筆塗りの筆ムラ
▲まだまだ初心者な自分なので筆ムラはでちゃうけどかなり抑えられてる方かな。

まとめ

シタデルカラーでディアクティブモードで筆塗り

筆塗りって、どうしても筆ムラは出でちゃうんです。

筆ムラが出にくい(目立たない)パターンは戦車とかのスケールモデル。

戦車とかは表面に凹凸がたくさんあったりディティールがあるので筆ムラも目立ちにくい(との推測)。

しかし、ガンプラは広い面積を塗ることが多いので、筆ムラが目立ちやすい(画一的に平滑に塗るのは超難しい)。

そんな理由から、ガンプラを筆塗りする人は少数派(しかもシタデルカラー)と思われます。

でも、筆塗りで仕上がったガンプラは、類似作品皆無の超個性的ガンプラに仕上がります。オススメよ♪
シタデルカラー筆塗り百式

シタデルカラー筆塗りSDユニコーンガンダム


今回の筆塗りレポート、エアブラシ塗装が出来ずにガンプラ塗装を諦めてる人の参考になれば幸いです。

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がく(@oskgaku