シタデルカラーでガンプラ筆塗り!初心者向け4つの簡単ポイント

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がく
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ども、がく(@oskgaku
です。

今回はシタデルカラーでガンプラを筆塗りしていきますが、まずはポイントと道具の紹介。

シタデルカラーでガンプラを筆塗りすための4ポイント

  1. 下地としてつや消しスプレー吹き付け
  2. 発色のために下地のパーツを白塗装する
  3. 関節には塗膜の強い水性ホビーカラー
  4. 筆ムラを最小限にするための筆選び
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Mr.スーパークリアー つや消し下地粗面化コスパ重視、170ml大容量¥674
コラックスホワイト (Citadel)白下地塗装発色向上¥558
水性ホビーカラー H38 赤鉄色関節塗装塗膜強度が高い¥500
モデリングブラシ HG 平筆 中筆塗りムラを抑える平筆タイプ
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さて、今回はEGストライクガンダムを筆塗りします。でも、ただ塗るだけではつまらない。

素組みのEGストライクガンダム
▲パチ組みのEGストライクガンダム。塗装前はやはりちょい寂しい様相。

EGストライクガンダムをディアクティブモードに筆塗り。
シタデルカラーでガンプラ筆塗り完成
▲全てシタデルカラー筆塗り。自分としては上手くいったと実感(ガンプラは自分がどう思うかが大事だよね!w)。

ガンプラを筆塗りする場合、下地に工夫を施すなどの準備が必要。

それに、今回は赤い足首を青に塗り替えるなど、筆塗りにはちょっとハードル高い内容もある。

それらの詳細をレポートしていきます。

シタデルカラー筆塗りのポイント1)下地つや消しスプレー

シタデルカラーで筆塗りする際、まずは下地をザラザラにすることが重要!

何もしてないパーツにいきなり筆塗りすると、塗料が弾かれて上手く塗れないのです。

水性塗料の筆塗りは弾いてしまう
▲水性塗料は弾いてしまう。

これを防ぐために、つや消しスプレーを吹き付けてパーツをザラザラにします。

これだけで、シタデルカラーの筆塗りがビシっと塗れます。
シタデルカラーガンプラ筆塗りの筆ムラ

パーツ表面に吹き付けるつや消しスプレーですが、私は主にこれを使っています。
DSC06730
Mr.スーパークリアー つや消し コスパ重視。

綺麗なつや消しの必要はない。ならばコスパ重視よね。

もちろん、つや消しトップコートでもヨシ。

ただ、水性トップコートだと容量が少ない。筆塗りの下地を作るだけなので、コスパ重視w

つや消しスプレーの種類あれこれなどは、過去記事をご覧ください。

スプレーの吹付け方などはこちら。

因みに、パーツはなるべくバラした方が万遍なくつや消しを吹き付けられるます。

パーツをバラしたガンプラ

つや消しザラザラ表面下地の準備完了。

パチ組みEGストライクガンダムをディアクティブモードに筆塗りしていきます。
EGストライクガンダムの成型色は白
▲成型色は白。

がく
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貼り付けてるパーツはプラユニット。詳細は過去記事をどぞ。

ここからグレイ・シーアセレストラ・グレイで筆塗りです。

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シタデルカラーのグレイ・シーアで筆塗り
▲シタデルカラーのグレイ・シーアで筆塗り。

セレストラ・グレイで筆塗り
▲セレストラ・グレイで筆塗り。シタデルカラー、さすがの隠蔽力です。プラユニットを塗りつぶしてます。

シタデルカラー筆塗りのポイント2)発色のために下地のパーツを白塗装する

スミ入れしたEGストライクガンダム

先述しているとおり、EGストライクガンダムはディアクティブモードに塗り替えるプラン。

これが案外難しい。

がく
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赤い足首を青に塗り替える場合、下地の赤を透けないようにするのが大変なのです。

もっと極端な例でいえば、

黒を黄色で塗る。

そのまま黄色で塗っても、下の黒がいつまでも透けて見える。

なので、黒の上に白などを塗って下地色を作ってからでないと黄色が発色しません(まぁそもそも、黄色の塗装は難しいですよね)。


以前、SDガンダムの赤いシールドに青に塗り替えたとき、なかなか発色せずに苦労した記憶。
SDガンダムの赤いシールド

SDガンダムの赤いシールドを青で上塗り
▲青で赤を隠蔽するのは簡単そうだが案外上手くいかない。

この時の反省を踏まえ、今回は

赤→白→青

という順番で筆塗り。

白もただの白ではなく、シタデルカラーで隠蔽力が高いと有名なコラックスホワイトを使用。

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こちら、成形色が赤の足首。

成型色が赤の足首

これにに、コラックスホワイトを筆塗り

成型色が赤の足首をコラックスホワイトで上塗り

その後、シタデルカラーのマクラーグ・ブルーを筆塗り。
成型色が赤の足首をマクラーグ・ブルーで筆塗り
▲1回目筆塗り

これだとまだ白が透けているので、もう1度塗ります。

成型色が赤の足首をマクラーグ・ブルーで筆塗り2回目
▲2回目。マクラーグ・ブルーを2回薄く重ね塗りで発色成功。

がく
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重ね塗りすると、どうしても塗膜が厚ぼったくなってしまう。
まぁこれはやむを得ないかなと。
筆塗りテクニックが上がれば、薄塗りで仕上げられるのでしょうね。

シタデルカラー筆塗りのポイント3)関節を水性ホビーカラーで筆塗り

パーツが擦れ合う箇所は塗装が剥げる
▲これもガンプラの塗装を始めた頃によくやらかした失敗。

関節は擦れ合う箇所。塗膜の弱い水性塗料のシタデルカラーハゲてしまう。

関節を動かした時、ハゲてしまわないように塗膜の強い水性ホビーカラーの赤鉄色で筆塗り。
水性ホビーカラーの赤鉄色で筆塗り1

水性ホビーカラーの赤鉄色で筆塗り2
水性ホビーカラーの赤鉄色で筆塗り3

水性ホビーカラーの赤鉄色で筆塗り4
▲赤鉄色は塗っただけで関節フレームに鉄鋼感を演出してくれるので助かります。

塗膜の強い理由を紐解くべく、水性ホビーカラーの成分を読んでみると実は有機溶剤入り。
水性ホビーカラーの成分は有機溶剤入り
▲塗膜の強さもちょい納得。

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とはいえ、ニオイはほとんど気になりません。

嫁

じゃあ最初から水性ホビーカラーを使えや。
売ってる店も多いんだからよ。

がく
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水性ホビーカラーは薄め液が結構臭いんです。
筆洗う時に臭くなるのでねぇ(あくまでも主観です)。v

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薄め液を使わずとも洗えくはないですが、シタデルカラーと比べると作業は面倒。

水で筆を洗う場合は、筆についた水性ホビーカラーが乾く前に洗う必要があり、乾いてしまうと洗うのが大変→薄め液を使う→臭いw

そんなこともありまして、水性ホビーカラーはワンポイントで使うには重宝してます。

おかげさまでEGストライクガンダムの関節では、擦れてもほとんどハゲない(ある程度の細工も必要。関節部分が擦れないように削っておくとか)。
EGストライクガンダムの関節は擦れてもほとんどハゲない

シタデルカラー筆塗りのポイント4)モデリングブラシHG 平筆を使用

神ふで3種類
▲勝負どころの筆塗りは神ふで使用が多かった。

神ふでの品質と仕上がりについては全く問題ない。

とはいえ、筆は消耗品。買い替え頻度が高し。毎度高価な筆を買う訳にもいかず。

そこで、巷で高評価な「タミヤ モデリングブラシHG 平筆 中」をゲットした次第。

タミヤの公式webサイトではお値段660円。

タミヤのwebサイトには以下の説明あり。

馬毛を使用し、柔らかく塗料の含みに優れた模型塗装用の平筆です。
筆の毛をずらして植えた特殊構造が特長。
筆の根元の毛の密度を厚く、穂先の密度を薄くすることで、塗装面に筆が柔らかく当たり、塗りムラを抑えます。
引用-タミヤ メイクアップ材シリーズ タミヤ モデリングブラシHG 平筆 中 | タミヤ

「タミヤ モデリングブラシHG 平筆 中」、個人的主観として、筆塗り具合は筆ムラが出にくく塗料の含みもよいので非常に使い勝手ヨシ!
シタデルカラーガンプラ筆塗りの筆ムラ
▲まだまだ初心者な自分なので筆ムラはでちゃうけどかなり抑えられてる方かな。

「弘法筆を選ばず」
といいますが、私のような老眼不器用人間がその域に達するのはいつになるやら。

がく
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そんな具合なので、筆ムラをカバーするために、筆に頼ってる次第ですw

まとめ

シタデルカラーでディアクティブモードで筆塗り

筆塗りって、どうしても筆ムラは出でちゃうんです。

筆ムラが出にくい(目立たない)パターンは戦車とかのスケールモデル。

戦車とかは表面に凹凸がたくさんあったり、ディティールがあったりで筆ムラも目立ちにくい(との推測)。

しかし、ガンプラは広い面積を塗ることが多いので、筆ムラが目立ちやすい(画一的に平滑に塗るのは超難しい)。

そんな理由から、ガンプラを筆塗りする人は少数派(しかもシタデルカラー)と思われます。

でも、筆塗りで仕上がったガンプラは、類似作品皆無の超個性的ガンプラに仕上がります。
シタデルカラー筆塗り百式

シタデルカラー筆塗りSDユニコーンガンダム


今回の筆塗りレポート、エアブラシ塗装が出来ずにガンプラ塗装を諦めてる人の参考になれば幸いです。

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がく(@oskgaku