ガンプラ塗装後のスミ入れ失敗を防ぐ!簡単光沢クリアー活用術

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がく
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ども、がく(@oskgaku
です。

ガンプラのスミ入れ、塗装後にやるのがいいのか?塗装前にやるのがいいのか?

結論としては

塗装→光沢クリアー→スミ入れ→つや消し

という順番が良いですね(これが絶対的な正解というワケではありません)。

何故にこの順番が良いのか?

その理由を説明していきます。

失敗!滲んでしまったスミ入れ!

まず、私がやらかしたスミ入れ失敗をご紹介。

がく
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この失敗を理解すると、なぜ光沢クリアーを吹き付けた後にスミ入れするのが良いのかが分かりますよ

私は、塗装したパーツにつや消しをエアブラシで吹き付けました。

ということは、パーツはつや消しの状態。

そして、その上からエナメル塗料の「スミ入れ塗料(グレイ)」でスミ入れしました。

結果、思い切り滲んでしまったのです!
滲んだパーツ

何故スミ入れが滲んでしまったのか?

その理由を説明します。

ガンプラ塗装後にスミ入れが滲んだ理由

スミが滲んだ理由はシンプル。

パーツに「つや消し」を吹いてますから、パーツの表面はザラザラになっています。

がく
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つや消しは、表面をザラザラにすることによってつや消しに見えるワケです。

ザラザラ表面にスミ入れすれば、滲むのは当然ですねw滲んだパーツ

塗装後のパーツへ綺麗なスミ入れ方法

状況を整理します。

今回のスミ入れが滲んだ理由としては以下の通り。

塗装

つや消し吹付け

表面ザラザラ

スミ入れ

滲んでしまった!(失敗!)

上記の失敗を防ぐのは簡単。以下の工程で作業すればヨシ!

塗装

光沢クリアー吹付け

表面ツルツル

スミ入れ


最後につや消しクリアー吹付け

結果、この工程で、滲まず綺麗なスミ入れが出来した。

要するに、滲まない綺麗なスミ入れをするためにパーツ表面をツルツルにしておけば良いワケです。

がく
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ツルツルな表面なら、スミもスィ~っと綺麗に流れていきます。

パーツ表面をツルツルにするマテリアルがこちら!

GSIクレオス Mr.スーパークリアー(溶剤系スプレー) 光沢
Mr.スーパークリアー光沢

塗装後にラッカー系スプレーを重ね塗りして大丈夫?

こちらはマーク2の頭部。
マーク2頭部

こちらの頭部、GSIクレオス ガンダムカラー UG01 MSホワイトで塗装してます。
ガンダムカラー UG01 MSホワイト

GSI クレオス(GSI Creos)
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これで塗装した頭部に「Mr.スーパークリアー(溶剤系スプレー) 光沢」を吹いていきます。

ここで心配なことが1点。

この「ガンダムカラー UG01 MSホワイト」の塗料はラッカー系。

そんで「Mr.スーパークリアー(溶剤系スプレー) 光沢」もラッカー系。

ってことは、ラッカー系で塗ったパーツの上からラッカー系のスプレーを吹くワケです。

そうすると、下地になってるホワイトの塗料は溶けてしまうのではなかろうか!という心配です。
※詳細は以下の記事を参考にしてくださいませ。

でも大丈夫!

最初は薄っすらと吹き付けてやればヨシ!(薄っすらなら溶けることもない)。

塗装後、すぐに光沢クリアーを吹き付けると下地の塗料が溶けてしまうかもしれません。
自然乾燥なら1日待つのがベター。乾燥ブースでの乾燥なら1時間待つのがベター(※これらの乾燥時間が絶対な正解ではありません)。

薄っすら吹き付けたあと、さらに薄っすら吹き付け。

がく
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という具合に、優しくコーティングする感じで吹き付けれが大丈夫。

スーパークリアー光沢を重ね塗り後はツルツルピカピカ

こちらが塗装後に「Mr.スーパークリアー(溶剤系スプレー) 光沢」を吹いた後のマーク2の頭部。
マーク2頭部光沢1

画像で見ると、あんまり変わってませんね(^_^;)

これだとわかりやすいでしょうか・・・。
マーク2頭部光沢2

画像ではわかりませんが、実際はかなりツルツルのピカピカなんですよ。

ツルツル表面にエナメル塗料でスミ入れ!

今回使用するのはタミヤのタミヤ スミ入れ塗料(グレイ)
スミ入れ塗料(グレイ)

タミヤ(TAMIYA)
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これはエナメル塗料。なので、今回の光沢クリアー(ラッカー塗料)を吹き付けたパーツへの侵食は心配しなくてよい。
スミ入れ塗料(グレイ)記載
参考記事:タミヤスミ入れ塗料の使い方を「使用上の注意」4項目から徹底解説!

ではツルツルピカピカ表面のパーツへ、スミ入れ塗料を流していきます。

スミ入れも吹き付けた光沢クリアーが完全に乾いてからですね。
自然乾燥なら1日待つのがベター。乾燥ブースでの乾燥なら1時間待つのがベター(※これらの乾燥時間が絶対な正解ではありません)。

おお~!超すいっ~とスミが流れていきますよ!

ハミだしたところも滲んでませんね!
マーク2頭部スミ入れ後

これは気持ちいいw

はみ出したスミの修正
はみ出したスミは綿棒に溶剤のタミヤカラー エナメル X-20 溶剤大びんを軽く染み込ませて軽く拭き取ります。
タミヤカラー エナメル X-20 溶剤大びん

がく
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綿棒にたくさん染み込ませちゃうと、スミ入れ部分に流れていっちゃいますので要注意。

すべてにスミ入れして、はみ出た部分も修正した頭部がこちら。
タミヤカラー エナメル X-20 溶剤大びん

パーツ表面がツルツルなので、ハミでたスミを拭き取るのも楽ですね。

仕上げにつや消しスプレー

最後、つや消しのGSIクレオス Mr.スーパークリアー つや消しを吹きます(今回はスプレー缶のつや消しを使います)。
Mr.スーパークリアー つや消し

つや消し吹いて、完成した頭部がこちらです。
マーク2頭部完成

つや消しもスミ入れが完全に乾いてからですね。
自然乾燥なら1日待つのがベター。乾燥ブースでの乾燥なら1時間待つのがベター(※これらの乾燥時間が絶対な正解ではありません)。

塗装後スミ入れ方法|まとめ

今回の内容をまとめると以下の通り。

つや消し→表面ザラザラ→スミが滲む。

光沢→表面ツルツル→スミは綺麗に流れる。

がく
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今回のは、わたくしのやり方ですが、参考になれば幸いです♪

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がく(@oskgaku