

今回はガンプラ初心者向けに、お手軽簡単にできるエッジ出し(面出し)5つのstepの紹介~。
現在「HGUC 1/144 RX-0 ユニコーンガンダム ユニコーンモード」を製作しておりまして、各パーツを面出ししつつ、エッジ出しを頑張ってやってます。
やっぱり、ガンプラって、パーツをシャープにビシッと仕上げたいですよね。
ただ、ガンプラ初心者にとって、パーツをシャープに仕上げるエッジ出しはなかなかに難しい!
上級者の方はプラ板をパーツに貼り付けたりしてエッジ出しするそうですがとてもそこまではまだできません(^_^;)
やはりパーツを削ってエッジをだす、という初心者向けなやり方でまずはやっていきたいところ。
いきなり難しいことをやるのは大変なので、簡単なエッジ出しからやっていきましょうよ(^^)
目次
小さなことを積み重ねていく
簡単なエッジ出し、それは
パーツの面出しをしっかりやる
↓
そうするとパーツの縁(へり)もピシッと整う
↓
パーツの縁(へり)が整う=エッジ出し
はい、これで一応はエッジ出し完成www
でもね、エッジというのはパーツの縁(ヘリ)でもありますもんね。
そういう意味では面出しをキチンとすればエッジ出しもできてシャープになる、ということですよね。
一応、エッジ出ししたパーツ画像を載せます。
積み重ねの内容も大事
物事の上達は小さい簡単な作業を積み重ねていく事!
エッジ出しも然り!
ということで、その小さな積み重ねですが、どんなことを積み重ねていくか、が大事!
なにも考えずにただ無意味にパーツ表面の面出しエッジ出ししても上達しない!(←ガンプラ始めた当初のわたくしです)
ということで、ガンプラ初心者がエッジ出しを上達するための小さいステップを5つ紹介!
このステップを積み重ね、繰り返し鍛錬すれば、エッジ出しが上達できる!はず?(^_^;)
まずは準備から~。
エッジ出し準備1)
パーツの選定
以前書いたブログ記事の「ガンプラ初心者がスジ彫り習得のために一番最初にやるべき超基本の5つの手順」でも「スジ彫りはパーツの選定が大事」と書いたのですが、エッジ出しでもパーツの選定は大事でッス!
「どうせエッジ出しやるなら、全てのパーツにエッジ出しして、ガンプラをシャープにしたい!」とお考えでしょうけども、やはりエッジ出しにも難しいパーツってのはあるワケです。
なので、エッジ出し作業に慣れるまでは、ヤスリがけしやすい平面なパーツを選ぶのがよいですよ。例えばこんなのとかね。エッジ出しに優しい雰囲気のするパーツw
エッジ出し準備2)
ヤスリの当て木
エッジ出しに使うヤスリの当て木、これ、非常に大事です!
昨今のわたくしは、エッジ出しの当て木として「リタックスティックハーフ」をを使いまして紙ヤスリを貼りつけてます。
ちなみに「当て木」といってますが、別に木である必要はないですwww硬いモノならいいかと。
わたくし、ガンプラ始めた頃は紙ヤスリをハサミで切って手でやすりがけしておりました。
それだとパーツのエッジが丸くなってしまうんですよね・・・。特にわたくしのような初心者は・・・。
平面に整えるためには
例えば、野球のグランド整備なんかでトンボかけたりしますよね。
これって、グランドを平面に整備するために、広い面を持つ木製の板でグランドを平面に均(なら)しているワケですよね。
しかも板なので水平に均すことができる。
広い面を持つ木の板なら、広い面を一斉に、さらに水平に均せますよね。
もしスコップとかだったら、ちょっとずつしかできないし、平面にするのは難しいです。
パーツも一緒で、平面に対して、広い面を一斉に、さらに水平にヤスリがけすれば、均一な平面になって、キレイに面出しできる!キレイに面出しできればキレイにエッジ出しできる!ってなもんですわ(^^)
平面パーツを水平に均一にやすれる道具たち
となると、ヤスリも広い面を持っていて、水平に均一にパーツをやすれる道具がいいわけです。
そういう便利な道具が巷には各種あるんですよぉ。
例えばAmazonでホビー用工具のヤスリ・研磨材で「板」なんて検索するとたくさんでてきますよ。
ホビーストア : ホビー用工具・塗装・材料 : ホビー用工具 : ヤスリ・研磨材 :"板"
わたくしも、MGデルタプラスはスジボリ堂の「木の板に貼り付けたヤスリ 面出しヤスリ」を使いました。
道具はキチンとしたモノを揃えること
ガンプラ製作において、このような道具はとっても大事ですね。
釣りだって、木の棒に糸を垂らした程度では鯛は釣れませんよね(^_^;)
料理だって絵画だって、何事もある程度のことを成したければ、ある程度の道具は必要!まぁ高価なモノばかり揃える必要はありませんけど。
今回使用するパーツと道具まとめ
ということで、前置きが長くなりましたけど、今回使うのは以下のとおり。
パーツ
「HGUC 1/144 RX-0 ユニコーンガンダム ユニコーンモード」の肩のパーツ。
道具
ハイキューパーツ「リタックスティックハーフ」にタミヤ「フィニッシングペーパー」の400番と600番を貼り付け。
面出しヤスリの順番
さてエッジ出しのための面出しですが、パーツの広い面からヤスリをかけていくと楽ですよ。
パーツのいちばん広い面、次に2番目に広い面、最後は残った小さい面、という具合。
最後に小さい面の面出しをやるようにすれば、調整する面が少しで済みますからね。
超硬スクレーパーが便利
それに小さい面ならば「超硬スクレーパー」を使えば簡単にパーツ面を整えることができますよ。ということは、エッジも出しやすい!
面出ししつつ、エッジ出しも簡単!「超硬スクレーパー」、ありがたし!もうこれなしでは面出しエッジ出しできない(笑)わたくしは、最近コレを特に気に入っておりまして、愛用しております。
ということで、冒頭でも紹介したエッジ出ししたパーツがこれ。
わたくしはエッジ出しの具合をわかりやすくするためにサフを吹いてエッジ出しをしましたのでサフが残っちゃってますけど、その点は目をつぶってください(^_^;)
エッジ出しの5step
それではエッジ出しの実際の5stepです。
1)「①」の面を400番のやすりで削る
↓
2)「②」の面を400番のやすりで削る
↓
3)「①」の面を600番のやすりで削る
↓
4)「②」の面を600番のやすりで削る
↓
5)「③」の面を超硬スクレーパーで整える
という具合です。
パーツ裏面からエッジ出し
パーツによっては、パーツの裏面を超硬スクレーパーで薄く削って整えてエッジ出ししてもイイですね。
自分なりのやり方で
上記の5stepはわたくしのやりやすい簡単エッジ出しですので、それを参考にしていただいて、自分好みのやり方をするのもよいですね。
600番で削らずに800番とか。または超硬スクレーパーを使わずに1000番で削るとか、ですね。
ぜひ自分なりのやり方を色々と試してみください!
エッジ出しで大事な超基本的なこと
以前、「【ガンプラ初心者用】エッジ出し、やるなら超絶ゆっくりと!失敗から学んだ削りすぎない方法をあなたにも!」という記事でも書いたのですが、エッジ出しはともかくゆっくりやるのが大事です!
これはガンプラ初心者なわたくしでも断言できる(笑)
ゆっくり確認しながらやすりを水平にかける
これを意識しながらやりましょう!(わたくしも含むwww)
面出しすればガンプラが引き締まる
面出ししてのエッジ出し、うまくいかねぇし面倒くせぇ!ってことで敬遠されるガンプラ初心者さんもいると思うんですよねぇ・・・わたくしそうでしたからね(^_^;)
でもね、面出しをやればパーツがグッと引き締まりまるんですよ!
たとえばこのマーク2、塗装の影響もありますけど、面出しはほぼ全てのパーツにやりましたので、やはりグッと引き締まってる!
ガンプラパーツ表面の微妙な凹凸
ガンプラって、工場で製造されて出荷されるワケですが、その状態でもガンプラ表面は微妙に凹凸があったりします(「ヒケ」といわれるモノですがヒケの詳細はまたの機会に)。
その微妙な凹凸を整えて、パーツを平面にするだけでも仕上がり具合がかなり違うってもんですよ!
まとめ
今回の面出しからのエッジ出しはお手軽簡単な方法でありつつ、基本的な工程だったりします。
なので、仕上がり具合も簡素なモノでしたが、ガンプラ初心者としては最初はこういう簡単なモノから初めて、徐々に高度なモノに取り組んでいくのがいいですよね。
わたくしも、いずれはプラ板なんぞでエッジ出しをやってみたい!(←いつになることやら)
ってなことで、今回のエッジ出しの記事が参考になりましたならば(^^)
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がく@oskgaku
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