
ガンプラのゲート処理って、パーツを傷つけがちじゃないですか?(^^;)
なんなら、ゲート跡をえぐったりとか・・・。
なるべくゲート跡だけをヤスリがけして、他の部分は傷つけたくないんですけどね。












































宿命っていうか、自分の特性ですよね。
ともかく、ゲート処理の失敗って不器用という理由以外にもありまして、案外、使ってる道具がマズかったり、合わなかったり、って事もあるんですよ。




























己の技量を受け入れず、道具のせいにしようとしている。イヤだねぇ。
まぁ嫁さんはこのように仰っておりますが、ガンプラのゲート処理におきましては、適正な道具を使えば不器用さんでも綺麗に、そして早くゲート処理が出来たりしますよ。
例えばスジボリ堂の「薄刃鬼斬」なんかでゲート処理をやれば、パーツを傷つける事も少ないし、ヤスリ跡が綺麗です。
今回は、色塗装せず、「スミ入れ」「デカール貼り」「つや消し」のみで仕上げるHGUCグフ(リバイブ版)で、ゲート処理をやっていきます。そんで、ゲート跡の大きさによって道具を使い分けていきますよ。
※HGUCグフ(リバイブ版)の素組みレビューはこちらです。
目次
HGUCグフ(リバイブ版)の作業工程
今回はHGUCグフ(リバイブ版)のゲート処理をやっていくワケですが、全体的な作業工程はこんな具合にやっていく予定です。




























































・・・ゲーミングPC導入への圧がスゴイですが(事の成り行きは前回のブログを参照の事w)、ともかくHGUCグフ(リバイブ版)の作業工程は今後記事にしていきたい所存です♪
デザインナイフでゲート処理をやらない理由
































「ゲート処理はデザインナイフだと綺麗に出来てイイっすよ」
みたいなアドバイス受けてるよな。
素直にデザインナイフ使えや。
















デザインナイフなんですが、不器用欧州選手権毎年プレーオフ進出な自分だと、デザインナイフでゲート処理をやると、パーツをえぐるか、余計な部分を傷つけるか、っていうほぼ最悪な2択結果が選出されるんですよねぇ・・・。
惜しげもなく失敗を晒すシリーズ!
HGUCグフのゲート処理、たまにはいっちょデザインナイフでやってやっかぁ!
って事でえぐるよね(^^;)
やっぱり自分は、マイクロセラブレードを使う事にした(笑) pic.twitter.com/itfcPRHTa7— がく@ガンプラのブログ毎週日曜日22時更新中!レビューとか道具紹介書いてます♪ (@oskgaku) February 4, 2020




























・・・まぁともかくね、デザインナイフでのゲート処理は、自分にはどうも合わないんです(^^;)
もっと技術力が上がってくれば、デザインナイフでスッとゲート処理が出来るようになるかもです。
ただまぁね、別にプロとしてガンプラ作ってるワケでなし、結果としてそれなりにゲートが処理出来てればイイんで、今は金属ヤスリを使ってる次第です。ケガの心配もないしねw
金属ヤスリ中心でゲート処理をやる理由








































































店頭以外に、Amazonでもこんなのあったりとか・・・。












































「神ヤス スポンジ布ヤスリ」
を使えや。アレなら1000円未満だし、コスパも良い。
















ですが、ゲート跡によっては大きいモノだと、「神ヤス スポンジ布ヤスリ」だとどうしてもキツイ。







▲こんだけゲート跡が大きいと、スポンジ布ヤスリでは10mm厚とかでも、どうにもキツイ
もちろん、小さいゲート跡なんかは、「神ヤス スポンジ布ヤスリ」とか「マイクロセラブレード」なんかも使いますよ。
という事で、今回はゲート処理を金属ヤスリを中心に使ってやっていきますよ。
チートなゲート処理方法?































▲作業時間が大幅短縮される神アイテム!































ヤスリがけ全般、ペンサンダー使えば一発で終わりやんけ。












































だって、よ~く考えてみいや。アンタのこのロクでもないブログを読んでくださる方の中には、ペンサンダー買うのはパワーコントローラーも必要だし、ちょいとハードル高い、とかペンサンダーを机に置くスペースがない、って方もおるかもだぞ。アンタ、そういう方々、無視か。スルーか。
















という事で、今回は姫君殿下の提案により、ペンサンダーは使わずやっていきますw
まぁでもね、ペンサンダーはペンサンダーとして、めっちゃ便利なんで、興味のある方は導入を検討してみてくださいませ。
パーティングライン処理
前置きが長くなりましたが、ようやくここから作業開始。
ゲート処理についての話を先にしちゃいましたけど、HGUCグフ(リバイブ版)の作業の最初はパーティングラインを処理します。
▲こんなやつですね。
パーティングラインが残ってるのと、残ってないのとでは大違い。
パーティングラインが残ってると、やはりおもちゃ感でちゃいますからね(^^;)
そんで、ガンプラHGシリーズは、パーツが小さいのでパーティングラインを削る事自体は大して大きな作業パワーを使わなくて済みます。
しかし、気をつけなければイケないのが、パーティングラインが小さいからと調子に乗って削ると、余計な箇所まで削ってしまうので注意が必要です。
そこだけ注意すれば、作業自体は簡単。むしろ楽しいw
パーティングライン処理道具1
パーティングラインを削る時に使う第1候補はもうこれっきゃない!ガイアノーツの「マイクロセラブレード」。












































削る道具、いくつか持ってるから「マイクロセラブレード」は別にいいかぁ、と入手してなかった事を激しく後悔しましたよね。
「マイクロセラブレード」を使えば、ピンポイントでパーティングラインを削れるし、切削力が弱いので削りすぎてパーツを傷つけるリスクも最小で済みます。
HGUCグフでいえば、こういうパイプのパーティングライン。
こういうところこそ「マイクロセラブレード」がイイですね。
そんで、冒頭でもふれましたが、デザインナイフでの動力パイプのパーティングライン処理はやめた方がイイですねぇ。特に初心者さんや不器用さん・・・。パーツ、傷だらけになる可能性高しっ・・・(^^;)
わたくし、最初の頃、デザインナイフで動力パイプのパーティングを削ってたら、動力パイプが傷だらけになった事がありますから(^^;)
パーティングライン処理道具2
パーティングラインを削る作業はゴッドハンドの「神ヤ ススポンジ布ヤスリ」もイイですね。


特にこういう広い面なんかは、表面処理とパーティングライン処理を一緒にやってしまえばよいワケです。















































このあたりは個人差ありますので、一応「神ヤススポンジ布ヤスリ」も紹介って事でね。
っていうか、こういうところこそ、ペンサンダーを使えば秒で終わる・・・。




























ゲート処理1)
平面のゲート処理
次はゲート処理です。
まずはパーツの平面部分(もしくは平面に近い)のゲート処理から。
平面パーツ(もしくは平面に近い)のゲート処理はシンプルです。
シンプルではありますが、ゲート跡の大きさによって道具を変えた方が作業はやりやすいですよ。
小さめのゲート処理→厳選道具1、2
という事で、まずは小さめのゲート処理の場合。
小さいのは簡単そうですが、結構気をつけないとイケない箇所です。
というのは、小さいので大してパワー使わずに作業済みそうなのですが、油断していると余計なところまで削ってしまうパターンだからです(^^;)
なので、ここはパーティングライン処理と同じで、「神ヤススポンジ布ヤスリ #400」と「マイクロセラブレード」を使います。































































まぁともかく、厳選1の「神ヤススポンジ布ヤスリ #400」は10mm厚だとゲート処理がやりやすいですよ。
▲自分の作業がやりやすいようにカットするとよいかと。


そんで厳選2の「マイクロセラブレード」は、ゲート跡をカリカリと削る感じです。






▲マイクロセラブレードならパーツを傷つける心配もすくないですね。
普通サイズのゲート処理→厳選道具3












































という事で、ここで厳選道具3です。わたくし的にゲート跡が小さいと大きいの中間サイズの普通なくらい大きさな場合、道具はスジボリ堂の「薄刃鬼斬」を使います。
▲持ち手がちょっとベタついてると感じたのでテーピング巻いてますw
「薄刃鬼斬」の詳細については、スジボリ堂さんのwebサイトをご覧いただければと。
参考 極薄極細単目ヤスリ カーモデル、ガンプラ、フィギュアに使用できます。スジボリ堂
「薄刃鬼斬」を使う理由としては、これまたパーツを傷つける心配が少ない、という理由ですw
▲スジボリ堂さんのwebサイト曰く「切れ味鋭く、滑らかな削り肌」との事。
「薄刃鬼斬」は単目のヤスリ。ヤスリには「単目」と「複目」ってな種類があって(他にもたくさん種類あるけど、代表的な種類って事でね)、これまたスジボリ堂の「ハンディ鉄ヤスリ」のページ見ますと、その説明が以下のように記載されております。
複目は切削力がありますが、削り肌が粗く、単目は切削力が劣りますが削り肌は美しいです。
単目のヤスリは切削力は落ちるけど、削り肌が美しい、って事でまぁ仕上げ用ですね。
単目のスジボリ堂の「薄刃鬼斬」は
削り肌が美しい=パーツを傷つける心配が少ない
ってな事で非常に重宝しております。
ちなみに、わたくしはスジボリ堂の「ハンディ鉄ヤスリ」も持ってますw


さらにちなみに、「微美鬼斬」も持ってますw


大きめなゲート処理→厳選道具4
結構しっかりめな、大きなゲート跡だと、マイクロセラブレードや薄刃鬼斬なんかでは、ちっとも削れない状況になります。
▲こんだけ大きいゲート跡だと、薄刃鬼斬では削るのが大変・・・。
こういう時はタミヤの厳選道具4として「クラフトヤスリPRO(平・6mm幅)」です。
物理的に金属ヤスリとしても大きいのでガリガリと削れます。
タミヤのクラフトヤスリPROのwebサイトに記載されてある説明書を引用します。
一般的なヤスリとは異なり、精密な切削加工によって刃をつけた波目ヤスリの採用に加えて、削りカスの排出性を高めるチップブレイカーを追加加工しました。高い切削性能はもちろん切削面が滑らかに仕上がり、しかも目詰まりが少ないのも特徴。
タミヤの「クラフトヤスリPRO(平・6mm幅)」、高い切削性能なのに切削面が滑らかとの事、しかも目詰まりが少ない!(こういう特徴を波目っていうらしい)。これまたとんでもなく便利なヤスリやんけ・・・。ありがたし!
クラフトヤスリPROを入手してからは、大きいゲート跡を削るのが楽しくなりました!
大きいゲート跡を見ると「よ~し、いっちょやったるでぇ!」みたいなね(笑)
▲クラフトヤスリPROでヤスリがけからの~・・・。
▲神ヤススポンジ布ヤスリの400番→600番のヤスリがけで綺麗になりました♪
ゲート処理2)
曲面のゲート処理→厳選道具5




























貴族に会った事ないけど、たぶんそんな感じ。曲面のパーツをゲート処理するのに、またしても一々道具を変えるんかい。一々道具変えちゃってさぁ~。道具だけはいっちょ前なんだよねぇ。












































鉄拳用のゲーミングPCを用意とか。
鉄拳用のゲーミングPCを用意とか。
ゲーミングPC、時間経てば忘れると思ったのですが、中々に粘り強いw(まぁしばらく放置です)
ともかく、曲面のゲート処理の話。
曲面のゲート処理、実は少々作業がやっかい(というか面倒)。
というのも、物理的に作業がやりにくいんです。平面のゲート処理で使用した「薄刃鬼斬」を使ったりすると、角がパーツをえぐったりししちゃいます。
なので、わたくしは、曲面パーツにはGSIクレオスの厳選道具5として「匠之鑢・極 雲耀 半丸平行単目 MF15」を使います。
まぁ実はこれも、最近買ったばかりなんですけどね(^^;)
おはようございます(^^)
モデラーあるある!半丸の金属ヤスリをなくした!クッソー、仕方ない、新たに買うか!
買った瞬間に見つかる!(^^;)
おかげで、半丸の金属ヤスリを2本所有しておりますw
GSIクレオスの匠之鑢 極 雲耀半丸平行単目をゲット! pic.twitter.com/rWOSkFvhhj— がく@ガンプラのブログ毎週日曜日22時更新中!レビューとか道具紹介書いてます♪ (@oskgaku) January 20, 2020
これ、半丸なので、こんな具合に曲面にあるゲート跡に対してピンポイントに削る事が出来ます。
さらに、単目なので削り肌(削り跡)も綺麗です。




























なんならえぐってないか?
















でもね、削り肌が綺麗だから、この後、神ヤススポンジ布ヤスリの400番→600番でヤスリがけの整面も簡単で、綺麗に仕上がりましたよ。































私には他のヤスリ道具のやり方とあんまり変わらんように見えるけどな。
















個人差といいますか。




























まぁね、わたくしは曲面パーツのゲート処理、もしくは盛り付けた瞬間接着剤のヤスリがけは、半丸の金属ヤスリがやりやすい、という事で、それが参考になれば幸いです。
おはようございます(^^)
HGUCグフのえぐってしまった太ももパーツ、えぐってしまった箇所にイージーサンディングを塗って補修したけど、曲面なんで削りにくい・・・。
そんな時、便利なのがGSIクレオスの匠之鑢 極 雲耀 半丸平行単目!ピンポイントで削れるから余計な箇所傷つける心配が少ない!便利! pic.twitter.com/SN8zcmcuuR— がく@ガンプラのブログ毎週日曜日22時更新中!レビューとか道具紹介書いてます♪ (@oskgaku) February 6, 2020
まとめ
▲ゲート処理を始めた今、もう素組みのHGUCグフを見る事はなかろうてw












































この先もまだ長いので、ゆっくりいきましょう。




























あとはパーツ全部にヤスリがけして、バッーとつや消し吹いたら終わりやろが。


既存モールド彫り直し
↓
合わせ目の段落ちモールド
からの~、全体を600番でヤスリがけして、デカール貼り、そんで最後にバッーとつや消し吹きます。




























小学生の時に見学に行って見た時のパン工場か。うわ~、たくさん工程があるんだねぇ、やあらへんがな。
はよ鉄拳用PC用意せいや。
















ただ、こういう風に作業を工程をメモとかにして可視化すると、やる事がハッキリするので、そんなに作業ストレスは感じませんけどね。
という事で、このHGUCグフの作業工程は、今後もブログ記事としてレポートしていきますので、お付き合いいただけると幸いです。




























・・・一度、自分のデスクトップパソコンに、鉄拳7をダウンロードして試すくらいはするかなぁ・・・(^^;)
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がく@oskgaku
▼その他の「ゲート処理」の記事はこちらです。
▼HGUCグフ(リバイブ版)の製作記事はこちらです。