微美鬼斬が超便利!合わせ目消しの削り作業で疲弊してる人にオススメ!

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がく
がく

ども、がく(@oskgaku
です。

今回は

合わせ目消しで「光硬化パテ」を削るのには「微美鬼斬」がマジで便利

ってな話です。

ガンプラ初心者的には合わせ目消しの何がしんどいかっていうと、

合わせ目に盛った接着剤やらパテを削る作業

でも、合わせ目消しの作業において、それなりに道具が揃えると、作業もかなり楽になってくる!

私の場合、今や以下の2つを導入して、
光硬化パテ
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ペンサンダー
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と~っても合わせ目消し作業が楽になったんです!

そして、さらに合わせ目消し作業を軽減してくれる道具を導入!それが
・微美鬼斬
です!めっちゃ便利!
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今回は、このHGUCシャア専用ゲルググの、太腿パーツの合わせ目を・・・。
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こんな具合に消していきますよ。
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合わせ目消し手順は以下の通り。

1)「Mr.セメントSP」で合わせ目を接着

2)「神ヤス スポンジ布ヤスリ #400」でヤスリがけ

3)「光硬化パテ」を塗る

4)「光硬化パテ」を削る

そして、
4)「光硬化パテ」を削る
の工程で、以下の道具を使って削っていきます。

「超硬スクレーパー」→「微美鬼斬」→「ペンサンダー」

微美鬼斬の概要説明

まずは「微美鬼斬」の詳細です。

いちばん正確な情報は、当然、スジボリ堂のwebサイト。

スジボリ堂のwebサイトに、微美鬼斬のサイズが載ってます。

  • 幅:2.8mm
  • 厚さ:12.mm
  • 長さ:150mm
  • 刃の長さ:40mm

実際の大きさを感じるために、爪楊枝と比べてみます。

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爪楊枝の先端と、ほぼ同じ太さ。

全体の長さはほぼ15cm(わたくしの測り方が下手くそなので多少の誤差でてますw)

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そして、スジボリ堂の「微美鬼斬」紹介webサイトでは冒頭で以下の4つの特徴を挙げてます。

  1. 細い
  2. 小回りがきく
  3. 微細で美しい切削肌
  4. 削るのではなく切れる

美しい切削肌を実現しているのは、スジボリ堂webサイトによると、
日本のヤスリ職人が手作業で刻んで、単目を採用しているから
ってことらしいです。

ヤスリ目の角度や深さ、先端の形など、それらを職人んが施してるなら、ヤスリの精度も高そうですね。

単目なのに削り肌は美しい

やすりの目というのはいくつか種類があるようで、代表的なのが単目と複目。

一般的には複目の方が目が複雑、ってことで切削力はあるけど、仕上がりは粗いって感じですよね。

スジボリ堂の「ハンディ鉄ヤスリ」のwebサイトにもそんなことが書かれてます。

複目は切削力がありますが、削り肌が粗く、単目は切削力が劣りますが削り肌は美しいです。

この「微美鬼斬」がすごいのは、単目で削り肌は美しいのに切削力がある、ってこと。

職人さんが作っているってことで、それが実現されているのかと!スジボリ堂の開発力凄しっ!

わたくしが持っている「微美鬼斬」は平と四角。
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▲「微美鬼斬 平」

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▲「微美鬼斬 四角」

材質については、スジボリ堂のwebサイトに記載されていないのでわかりませんが、かなりしっかりとしております。
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微美鬼斬はやすりがけ方向に注意

微美鬼斬」は単目ですから削る方向は1方向のみ。構造をアップで見れば、その意味がわかります。

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試しに「微美鬼斬 平」でランナーを削ってみます。

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やすり跡、綺麗!

微美鬼斬」の方を見てみます。

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ヤスリ目に削りカスが入ってます。しっかり削ってくれている証拠です。

微美鬼斬を使った合わせ目消し作業開始!

実際に「微美鬼斬」を使って、HGシャア専用ゲルググの太ももの、合わせ目消しをやっていきます。

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手順は冒頭でも書いたとおり以下でやっていきます。

1)「Mr.セメントSP」で合わせ目を接着

2)「神ヤス スポンジ布ヤスリ #400」でヤスリがけ

3)「光硬化パテ」を塗る

4)「光硬化パテ」を削る

4)「光硬化パテ」を削る
の作業時は「超硬スクレーパー」→「微美鬼斬」→「ペンサンダー」
という道具を使っていきます。

では、HGUCシャア専用ゲルググの太腿パーツを、手順3までやっていきます。
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1)「Mr.セメントSP」で合わせ目を接着
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2)「神ヤス スポンジ布ヤスリ #400」でヤスリがけ
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▲合わせ目をやすりがけすることで、「光硬化パテ」の食いつきが良くなるんです。

3)「光硬化パテ」を塗る
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▲塗るっていうか、盛ってるよね(^_^;)

微美鬼斬で光硬化パテを削る

では今回のメイン作業、
4)「光硬化パテ」を削る
をやっていきます。

そもそも「光硬化パテ」は、瞬間接着剤なんかに比べると、かなり切削しやすいんです。

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それでも、削る作業はソコソコに大変なワケです(^_^;)

というこで、
超硬スクレーパー」→「微美鬼斬」→「ペンサンダー
ってな順番で削っていきます。

まずは超硬スクレーパーで光硬化パテを削る

まずは「超硬スクレーパー」から。

もう何度もこのブログでも書いている、めちゃくちゃ便利すぎるアイテム「超硬スクレーパー」。
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周りの余計な部分を傷つけないように削っていきます。

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サクサク削れちゃうので楽しくなってきます(笑)

ちなみに、こういう曲面の部分を削るときは、スジボリ堂の「BMCダンモ」も便利です(^^)
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微美鬼斬で光硬化パテを削る

とはいえ、結構な量を盛り付けてしまった「光硬化パテ」を「超硬スクレーパー」だけで削るのはちょいとしんどい。

ということで、ここで登場するのが「微美鬼斬 平」。
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こちらも「光硬化パテ」がサクサク削れていきますが、一度に削れる量がすごい(笑)
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ご覧のように、めっちゃ削れます。
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そして、わたくしは「微美鬼斬 四角」も持っておりますので、こういう角の部分なんかも・・・。
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こんな具合に削っちゃいます。便利っ!
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微美鬼斬」は「」と「四角」があると便利ですよ。

この「微美鬼斬」で削る作業で、「光硬化パテ」をほとんど削ってしまいます。

特に、「光硬化パテ」とパーツの際のあたりを丁寧に削ります。ここは削り残しが目立ちますので。
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この「光硬化パテ」とパーツの際の部分を削るときって、パーツを傷つけてしまいそうになるのですが、「微美鬼斬」ならそのリスクが少ない!

なんせ、削った跡は「美しい切削肌」ですからね。

とはいえ、金属やすりですから、ガサツに削ってしまうとえぐってしまったりするから、丁寧にやるのは基本ですw

最後にペンサンダーで光硬化パテを削る

最後の仕上げは「ペンサンダー」。
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この最後の「ペンサンダー」の作業が楽しかったりする。

一気に綺麗になるのがいいのよね(笑)

ペンサンダー」の詳細は、「ペンサンダーで鬼時短!やすりがけ作業の消耗からアナタを解放!」をご覧くださいませ。

ということで、「ペンサンダー」でやすりがけしたパーツ。
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▲「ペンサンダー」のやすりがけは「神ヤス スポンジ布ヤスリ」の400番→600番という順番でやりました。

かなり綺麗になりましたねぇ♪

合わせ目の確認でサーフェイサーを吹いてみる

どれくらい消えたか確認するために、サーフェイサー(ピンク)を吹いてみます。
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合わせ目、バッチリ消えました♪

ちなみに、サーフェイサーをピンクにしたのはHGUCシャア専用ゲルググは赤で塗装するからです。

赤の発色を良くするために、ですね。

以前、特になにも考えずにグレーのサーフェイサーを吹いたあと、赤で塗装しましたならば、全然綺麗に発色しなかった・・・。

ピンクのサーフェイサーはタミヤの「ファインサーフェイサーL」です。仕上がりがすごく綺麗ですよ。

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まとめ

ガンプラ初心者なわたくし、

ガンプラ初心者こそ、未熟な技術を道具でカバー!

ってなスローガンでやっておりますw

そんなわたくしにとって、「微美鬼斬」は本当にありがたい道具でございます(^^)

今回は合わせ目消しに使った「光硬化パテ」を削る作業を、

超硬スクレーパー」→「微美鬼斬」→「ペンサンダー

という順番でやったワケですが、

この削る作業の途中に「微美鬼斬」を使うことで、

作業の負担がもんのすごく軽くなりました!

今まで「ペンサンダー」を使った時点で、十分作業の負担が軽くなったと思ってましたけどね(^_^;)

ガンプラの道具ってのは、便利なのが色々あるんですねぇ(笑)

微美鬼斬」を開発してくれたスジボリ堂さんに心からありがとうございますと言いたいですw

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がく(@oskgaku