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ども、ガンプラ初心者のがく(@oskgaku)です。


ガンプラの塗装、雨の日でもやろうと思えば出来る!かもしれないなぁ~と前々から思っておりまして、実際どうなんだろうってことで今回試してみました(笑)


試すといってもやることはシンプル。


部屋の湿度を適正にしてパーツを乾燥させるだけですw


ガンプラの塗装を雨の日に諦める要因、それはいわゆる「塗装かぶり」といって、塗装面が白くなってしまうからですよね。


でも、この塗装かぶり、どうやら塗装した後の乾燥しているときに起きてしまうものらしい。


塗装したパーツを乾燥しているとき、大気中に湿気などの水分があると、その水分が塗装面のパーツに付着して白かぶりがおきるそうな。


雨の日は湿気が多いから、部屋の中の大気中にも湿気がたくさんありますもんね。


ということは、乾燥させているとき、湿気のない状態(晴れの日と同じ)で乾燥すれば起きないはず?


ってなことで、部屋に湿度を適正にしてパーツを乾燥させる、ってな検証をしてみることにしました。


まぁ今回の検証は、塗装に慣れているモデラーさんたちからしたら、当たり前の結果になる?(笑)
検証っていうか、確認ですよね(^_^;)


ということで、今回もガンプラ初心者同志の皆様の参考になれば幸いです!



検証するスプレー缶塗料について



室内の湿度


検証環境ですが、まず部屋の湿度は59%。
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2017年10月29日、関東には台風が来ておりまして、外は豪雨です(^_^;)
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まぁ計測することもなく、外の湿度はかなり高いですよね(笑)



塗料は4種類


塗装で使った塗料はスプレー缶で以下の4種類です。


GSIクレオスの「Mr.サーフェイサー1200スプレー[グレータイプ]」
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GSIクレオスの「Mr.カラースプレー ニュートラルグレー」
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GSIクレオスの「Mr.スーパークリアー つや消し」
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GSIクレオスの「Mr.トップコート 水性スプレー つや消し」
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全部スプレー缶です。


実は、エアブラシ塗装だとコンプレッサーを使ったりするので、湿気が多いとレギュレーターでなんたらかんたら・・・というのがあるようですね。
※レギュレーターってこんなの↓(らしいw)

ですが、今回はそういう部分は触れず、スプレー缶塗装で(笑)


わたくしの持っているコンプレッサーはそういう高度な機能がない・・・。


ってなことで、今回、実際にスプレー缶塗装をやるのは雨は降っているが、雨に濡れない玄関の直ぐ出たところで、周辺にお住まいの方に迷惑かからないところでやりました(^_^;)


さすがに部屋の中でスプレー缶は吹けないw


スプレー缶を吹いたら速攻で部屋に入れて乾燥、って感じです。




塗装かぶりとは?



そもそも、「塗装かぶり」というのはどういう現象で何が原因なのか、ちょっと掘り下げて調べてみました。


塗装かぶりとはwikipedia先生によりますと「白化現象」ともいうそうな。

白化現象(はっかげんしょう)とは、工作物の表面をラッカー塗料などの速乾性の高い塗料で塗装した際に時間の経過とともに塗装面が白く濁る現象をいう。かぶり、ブラッシングともいう。

白化現象 (塗装) - Wikipedia

さらにwikipedia先生よると、その塗装かぶり(白化現象)の原因は以下のように記載されておりました。

ラッカー塗料の溶剤が蒸発する際、気化熱によって塗装面の温度が下がり、空気中の水分が塗装面で凝結してしまうため生じる。

wikipedia先生の書いてるとおりでありまして、まぁ要するにざっくりいうと、冒頭でも書いた通り

「塗装したパーツを乾燥しているとき、大気中に湿気などの水分があると、その水分が塗装面のパーツに付着して白かぶりがおきる」

ってことですね。


この原理でいくと、ラッカー塗料(っていうか溶剤が入っている塗料)を使わなければ、塗装かぶりは起きない、ってことになりますね。


じゃあラッカー系塗料以外も試せよ、って話なんですけど、そうすると、塗装かぶりが起きるような環境を用意しなければならない・・・。


その環境(湿度が高い部屋)が用意できない・・・(^_^;)


それに有機溶剤が入っていない塗料も持っていない・・・(^_^;)


巷には、有機溶剤が入ってない塗料として、「シタデルカラー」というのがあるそうな。
「シタデルカラー」、wikipedia先生によると

ゲームズワークショップ社が、フランスの画材メーカーと共同で開発した水溶性アクリル系塗料である。有機溶剤を使用しない水性塗料であるため安全性が高く、使用後の筆も水で洗い流すことができる。

シタデルカラー - Wikipedia

ってなことだそうです。


まぁしかし、今回はそのシタデルカラーとやらも持ってないので、今回は

・サーフェイサーを吹いたパーツ
・グレーのスプレー缶塗装したパーツ
・スーパークリアーコートをしたパーツ
・トップコート(水性)をしたパーツ

の4種類で検証です。


塗料とは


ついでにそもそも塗料ってどういう成分やねん、ってことを思いまして調べたところ「カンペハピオネットショップ」というwebサイトの「塗料の基礎知識 : カンペハピオ ネットショップ :」が非常にわかりやすいです!


塗料というのは
「樹脂」
「溶剤」
「顔料」
「添加剤」
で構成されているそうで、さっきから何度かでているキーワードの「溶剤」ですが、塗料というのはこの「溶剤」を混ぜることで塗りやすくなっているそうな。


その他の成分の詳細については「塗料の基礎知識 : カンペハピオ ネットショップ :」を見てくださいませ(笑)


そんで、ガンプラの塗装でよく使われているラッカー系塗料には、溶剤として「有機溶剤」が使われているワケですね。


こちらMr.カラーの「インディーブルー」
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この裏をみると成分に「有機溶剤」と記載されておりますね。
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有機溶剤については詳細を「【ガンプラ初心者用】つや消しスプレーのトップコートとクリアコートの違いをわかりやすさ優先でまとめた」でも書いてますので参考にしてくださいませ。


さらにもっと有機溶剤とか塗料について知りたい方は「モデルグラフィックス2017年9月号」にGSIクレオスの特集が載ってますので、そちらをご覧になるとすごくよくわかりますよ!めっちゃ勉強になりました(笑)


乾燥ブースがあれば一気に解決?!


あーだこーだと能書きをたれましたが、ともかく雨での塗装はパーツを乾燥させている場所に湿気がなければ問題ないはず・・・。


じゃあ乾燥ブース買えばいいだけじゃん!ハイ、終了(笑)


いやいや、世間のガンプラを作る皆様の中には、乾燥ブースを自宅に備えるのが難しい人たちもたくさんおりまっせ。わたくしもその中のひとり!



人間が快適に過ごせる湿度は?


とはいえですよ、部屋の中ってエアコンつけてると、雨降っていても湿度ってそんなに高くならずにすみませんか?


わたくしはマンション住まいなんですが、部屋の中で「湿度高っ!」って感じたことはほぼない(笑)


一般的な湿度ってどのくらいなんだべさ、ってことで調べると「株式会社クレセル」という室内環境を専門とする温度計・湿度計の製造販売メーカーさんのwebサイトが非常に参考になりました。


その株式会社クレセルさんのwebサイトに「快適温度湿度・FAQ - 株式会社クレセル」というページがありまして、以下のように記載されておりました。

建築物における衛生的環境の確保に関する法律(以下「建築物衛生法」という。)では、相対湿度の管理基準値は40~70%と定められています。

なるほど~。まぁあくまで人間の感じる湿度の話でしょうけども、まぁ70%超えなきゃ湿度は高くない、って感じなのかもです。


今回、わたくしの部屋の湿度は59%。


外は台風の影響で豪雨だけど、室内は59%(笑)


マンション住まいのわたくし、リビングの湿度が70%超える、ってことはほとんどないなぁ。


これなら塗装したパーツを乾燥させても塗装かぶりは起きないはず。


ということで、試しに塗装してみましたよ。



サーフェイサーで検証



まずはサーフェイサーを吹いていきます。
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こちらがサーフェイサーを吹き付けたパーツ。
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これを見ると、塗装かぶりどころか何も起きてない(笑)
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シレっと普通に乾燥してるなぁ(笑)


カンペキ塗装ガイド3によると、サーフェイサーってのは粒子が非溶解性らしいので、湿気には強そう(←根拠のない完全な主観ですがw)。

成分を見ると、有機溶剤は入ってますけどねw
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まぁでも、捨てサフだったら、パーツの表面の状態がわかればいいから、塗装かぶりしようがあんまり関係ないといえば関係ないか(^_^;)


サーフェイサーの詳細につていは以下を参考にしてくださいませ。
ガンプラ初心者の表面処理がグングン上達!サーフェイサーの5つのメリット
【ガンプラ初心者用】サーフェイサー瓶入りタイプで新たなステージ!ガンプラが抜群に楽しくなるよ!


そんで、今更なんですけど、経験則ではありますが、実はわたくし、過去に捨てサフは雨の日でもガンガンやってますが、塗装かぶりが起きたことは一度もありません。



カラースプレーで検証



次は個人的にはいちばん気になるカラースプレー缶塗装。
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いわゆる「ラッカー塗料」。


成分に有機溶剤は入ってます。
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吹いた結果、見た目は普通のときに吹いたのとさほど変わらない感じ。
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でも、かなりよぉ~く見ると塗装面がちょっとまだらになってるように見えなくもない。
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とはいえ、これはスプレー塗装のやり方がマズイだけなのではなかろうか(^_^;)


まぁ激しい塗装かぶりの現象は見受けられません。



スーパークリアーで検証



続いてつや消しスーパークリアー。
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このスーパークリアーもラッカー系ですね。


なので、成分に有機溶剤入ってますね。
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つや消しなんですけど「Mr.スーパークリアー つや消し」「Mr.トップコート 水性スプレー つや消し」の2種類って、なんの違いがあるか最初の頃はさっぱりわかりませんでした(^_^;)
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その違いについていは先程も紹介しました「【ガンプラ初心者用】つや消しスプレーのトップコートとクリアコートの違いをわかりやすさ優先でまとめた」で説明しておりますので参考にしてください。


そんで、つや消しスーパークリアーの吹付け工程は、ガンプラ製作工程において、最後の仕上げに使うのことが多いので、なるべく早く吹き付けたいところですよね。


このスーパークリアー吹付け作業が雨で延期って、そりゃもうストレスってもんですよ。


これが雨の日でも出来ればなぁ・・・ってなことで、台風のこの日に吹いてみる(笑)


こちらもほとんど塗装かぶりの影響はないご様子・・・。
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まぁこちらもちょいと吹き方が甘かったのでまだらな感じになってます。こういうときはもう一度重ね吹きしてあげるといいんでしょうけどね。
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トップコート 水性スプレーで検証



最後はトップコート 水性スプレー。
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成分に有機溶剤、入っとるがな(^_^;)
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まぁともかく、吹いてみる。
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はい、液だれしました(^_^;)


キチンと吹こうと思ってパーツをスプレーに近づけたらこのザマです(笑)


まぁわたくしのようなガンプラ初心者がやりがちな失敗パターンです。みなさん気をつけましょうねw


まぁパーツを近づけすぎたので、結果厚塗りすぎになってしまったのですが、その状態でパーツ表面を見てみると・・・。
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う~ん、どうなんだろう(^_^;)


厚塗りすぎでこの状況(笑)


晴天のときはもう少しマシなような気もするけども。


ちなみに、晴れのときにつや消しトップコートを吹いたみた。
画像左が何もしてないパーツ。右がつや消しトップコートを吹いたパーツ。
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つや消し効果はでているけど・・・。アップで見てみます。
DSC09450

まぁこんなもんか(笑)


っていうか、このつや消しトップコートだけでなく、他の3種類の塗料にもいえることなのですが、


スプレー缶をキッチリ振ってないから中身の塗料がキチンと撹拌されてない、ってのもありますね(^_^;)


とくにつや消しトップコートはその影響がでやすいのでしっかりスプレー缶を振らないといけませんねぇ・・・。
参考記事:あなたがつや消しトップコートで失敗するのは缶を振る回数が圧倒的に足りないからかも!


ちなみに、晴天時にエアブラシで「なめらかスムース」と「Ex-フラットクリアー」でつや消ししたシャア専用ズゴックはこんな感じです。
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このつや消し方法の詳細なんかは「ガンプラつや消しに新風!なめらかスムースとExフラットクリアー!」を見てくださいませ。




まとめ



ということで、台風の中、部屋の湿度は59%という状況で

1200番のサーフェイサー
グレーのスプレー缶
スーパークリアーコート
トップコート

という4種類のスプレー缶で塗装したワケですが、結局塗装かぶりの影響は激しくは見られなかった感じですね。


とはいえ、微妙に影響もあるようなないようなモヤモヤする結果でもあります。


っていうか、今更なんですけど、玄関先でスプレー塗装して、すぐ部屋の中に入りましたけど、やっぱり


雨の日に、外でスプレー塗装するというのは、それなりに影響するかも?


というところですね。例え乾燥は部屋の中でも・・・。


今回はひとつのパーツずつしか試してませんから、たくさんのパーツを雨の日に塗装していると、いくつかは塗装かぶりしたりするかも?という疑念は拭えません。


そんで、わたくしなりの結論としていは、


「ガンプラ初心者は雨の日の塗装はやめた方がイイ」


ということですね(^_^;)


でも、雨の日でも塗装は出来なくはない、ってこともわかりました(笑)


塗装している途中で、ポツポツと雨がふる程度なら、塗装を続行しても大丈夫そう。


塗装に慣れている方は、色々とコントロールできるでしょうけど、経験値と知識が少ないガンプラ初心者は、よっぽどの事情がない以外はムリに雨の日に塗装しない方がよさそうです。


コンテストだしたりとか、絶対失敗したくない、というガンプラに関しては盤石を期すために、やはり晴天の日にやるのが無難。


そんで、最後に雨の日塗装でオススメしたい道具としては、やっぱり湿度計(笑)


例えばこんなの。レビューでも評判良さげでお値段も庶民的、欲しい(笑)

湿度計は、湿度を測定する重要なものですから、安物を買わずにキチンとしたモノをゲットしたいところですね。


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