ども、がく(@oskgaku)
です。
エアブラシ塗装を楽しまれている皆さんは、コンプレッサーにはどんなものをお使いでしょうか?
私はタミヤのパワーコンプレッサーを使っているのですが、引っ越してからは頻繁にエアブラシ塗装を行うことになり、このコンプレッサーを導入してとても良かったと感じております。
なぜそのように感じているかといいますと、先日久しぶりに充電式のコンプレッサー一体型を使ったところ、その違いを実感したから。
▲もちろん、充電式コンプレッサー一体型を否定するつもりはなく。メリットもある。
今回は、改めてパワーコンプレッサーの素晴らしさを実感したので、その魅力について語ります。
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目次
タミヤのパワーコンプレッサーは優れた出力パワーが最大の魅力
タミヤのパワーコンプレッサーは、そのパワーが一番の魅力。
塗料が均一で綺麗なミストになって噴出され、パーツへの塗料の付着もビシっと決まるのを感じられます。
充電式コンプレッサーは物足りない感じ
この性能を改めて実感したのは、久々に取り出した充電式のコンプレッサー一体型を使用したとき。
塗料の噴出力が弱い、とまではいいませんが、パワーコンプレッサーに慣れていると物足りない感じがするのです・・・。
特に、粒子の大きめなサーフェイサー塗装なんかではちょいと不安を感じます。
普通の塗料でも、パーツにビシっと付着する感じとしては、ちょい心もとない。
また、充電式なので時間が経つとパワーが弱くなることもあり、その点も心配です。
実際にどの程度の時間使用するとパワーが弱まるのかはわかりませんけども(充電時間にも左右されるため、検証していません)。
大きなスペックなら技術不足も補える
しかし、パワーコンプレッサーなら出力パワーに心配はナシ。
ガンガンに塗料を噴出してくれるため、粒子の大きいメタリック塗装やサフでも、パーツにしっかり付着させて塗装することができます。
むしろ、出力パワーが強すぎる場合もあるため、調整が必要かも。
▲私の技量では0.15MPaがせいぜい。
希釈が多少不足していても、ちょっと強めの出力で吹き付けることができます。
▲レギュレーターをちょいとプラスにして強めればヨシ。
充電式コンプレッサー一体型のエアブラシのミスト質と操作性について考察
もうひとつ、充電式コンプレッサー一体型のエアブラシを使用する際に気になる点アリ。それはミストの質に関するもの。
塗料を吹き出してみると、充電式コンプレッサー一体型でも問題なく使用できるのはわかります。
でも、やはりパワーコンプレッサーを使用したエアブラシと比較するとミストの質に違いが見られます。
吹付けてるときの手に伝わる感触とか・・・違うのです。
充電式コンプレッサーとパワーコンプレッサーのミストの違い
そこで、充電式コンプレッサー一体型のエアブラシ部分を外して、パワーコンプレッサーに取り付けてミストを比較してみました。
結果、充電式コンプレッサーのエアブラシでも、普通にミストは発生します。
でも、タミヤやwaveのエアブラシと比較すると、美しいミストが出るという点で見劣りがしてしまいますね(そもそも、値段が違うので仕方ありませんがね笑)。
映像や画像では伝わらないと思うのですが、やっぱり手で感じる感触が違う。
エアブラシの高精度部品が美しいミストを作り出す?
同じパワーコンプレッサーを使っても、エアブラシが違うとミストの質に違いを感じる。
これはやっぱり、エアブラシ自体の品質、ということになりましょうか。
思うに、エアブラシは高精度の金属部分が複数集まって製品となり、その結果、綺麗なミストで塗装出来るようになるかと。
▲ニードルや先端のノズル、これら精度の高い設計部品の集合体が高品質なエアブラシになる。
安い製品(セットとか)はそれぞれの部品は値段相応なので相応の結果になろうかと。
その点、タミヤの製品なんかは、ニードルとかキャップとかキチンと加工して仕上がってるのでしょうねぇ。
充電式コンプレッサー一体型の操作がやや困難
最後にもうひとつ。
充電式コンプレッサー一体型、操作がやや困難な印象を持ってます・・・。
これは主観的なものかもしれませんが、私のような手のひらが小さい人間には、トリガー操作が難しいのです。
▲充電式のコンプレッサーを手で持ってエアブラシを操作する必要があるため、非常に扱いづらく・・・。
充電式コンプレッサー一体型は手軽さが魅力!初心者にもオススメ!
とはいえ、コンプレッサー一体型を否定するワケではなく。
一体型はやっぱりそのお手軽感が魅力。最初のお試しにこれはこれで良いとは思う。
昨今は安くても性能が高いのもたくさんあるようだし。
※充電式コンプレッサーエアブラシ→Amazon
カップも2つ付属、掃除用品のブラシともついてかなりお得!なんて思ったり。
私も、タミヤとwaveのエアブラシを使ったからこそ、ミストの質の違いに気がついたワケでw
最初はコンプレッサーと一体型を使って、エアブラシ塗装の知見が増えてきてから、改めてマテリアルを買い替えるのもヨシ(マテリアルの重要性がわかるというものです)。
私がエアブラシ塗装を始めたときは、こういうのはなかった。
もしこれらがあったら、即座に買ってただろうなぁ。
今後、エアブラシ塗装をガンガやるかどうかわからん、最初はベランダで新聞紙広げて塗装する程度、という人は充電式コンプレッサー一体型でも十分ですね。
まとめ
タミヤのパワーコンプレッサー、お値段的には高価。だがしかし、全く後悔ナシ。
▲捨てサフとかなら、綺麗な塗膜である必要はないからガンガン吹き付けられればOK!
安心のタミヤ製品なので、壊れても修理にだせるだろうし。
なので、今後はガンガンとエアブラシ塗装をしていくぜ!という人はケチって安めのコンプレッサーを選ばず、パワーやクオリティの高いブツを選ぶことをオススメします!
っていうか、今はハイクオリティでも安いのがたくさんあるよねw
ガンプラ製作進捗やマテリアル紹介をツイート。
がく(@oskgaku)