ども、がく(@oskgaku)
です。
ガンプラのゲート処理道具5つの紹介&使い方
ガンプラのゲート処理って、パーツを傷つけがちじゃないですか?
なんなら、ゲート跡をえぐったりとか・・・。
▲金属ヤスリを使ってのゲート処理は油断してるとパーツを気ずつけちゃうよね
そんな失敗を減らすには、ゲート跡の場所や大きさによって適正な道具を使い分けること。
適正な道具を使えば、不器用さんでも綺麗に、そして早くゲート処理が出来たりしますよ。
目次
ゲートとは?
▲ガンプラのパーツは「ランナー」がついてます。そのランナーとパーツを接続しているのが「ゲート」です。
ランナーからパーツを切り離す(カットする)と、「ゲート」が残ります。
▲「ゲート」をニッパーでカットします
そのゲートをカットした跡が、パーツに残ってますね。これがいわゆる「ゲート跡」です。
正式にそのような呼称があるワケではなく、一般的にいわれているだけだと思いますのであしからず(笑)
このゲート跡が残ってると、やはり美しくない。
これをキレイに処理するのが「ゲート処理」です。
キレイなゲート処理はニッパーのカットから
ゲートはニッパー等でカットしますが、キレイにカットすれば後のゲート処理も楽にできます。
キレイにカットするにはどうすればいいか?
切れ味抜群のニッパーでカットすればいいんです!
切れ味最上級のアルティメットニッパー
▲わたくしが普段使っているのはニッパーの最上級!切れ味ベギラゴン級!なゴッドハンドの「アルティメットニッパー5.0 SPN-120」
切れ味抜群ならゲートをカットする際にムリな力がパーツにかかりません。
スッとゲートをカット出来る
↓
カットした後のゲート跡がキレイ
ゲートをキレイにカットできれば後々のゲート処理作業の負担も軽減!
アルティメットニッパーレビューはこちら
驚きの切削力!アルティメットニッパーで綺麗なゲート跡を手軽に実現!
ゲート処理に金属ヤスリを使う理由
ヤスリは揃えるのに金がかかる。
アンタの好きなゴッドハンドの
「神ヤス スポンジ布ヤスリ」
を使えや。アレなら1000円未満だし、コスパも良い。
ハマーンカーン様姫君殿下に置かれましては、仰る事一々ごもっともw
ですが、大きなゲート跡は、「神ヤス スポンジ布ヤスリ」だとヤスリがけも作業負担が大きいです。
▲こんだけゲート跡が大きいと、スポンジ布ヤスリでは10mm厚でもなかなか削れません
めっちゃ小さいゲート跡は
「神ヤス スポンジ布ヤスリ」
とか
「マイクロセラブレード」
でも対応可能。
小さめのゲート跡を処理する道具1)
神ヤス #400
まずは小さめのゲート処理の場合。
小さめのゲート処理は簡単そうですが、油断してはイケません。
小さいので大したパワーを使わずに作業出来そうですが、油断していると余計なところまで削ってしまいます。
初心者でも失敗しにくい
「神ヤススポンジ布ヤスリ #400」と
「マイクロセラブレード」を使います。
「神ヤススポンジ布ヤスリ #400」は10mm厚であれば、ゲート処理も簡単。
神ヤスの詳細を知りたい人はこちら
【神ヤスレビュー】コスパも性能もマジで神!使い方をまとめた!
小さめのゲート跡を処理する道具2)
マイクロセラブレード
小さいゲート跡ならば「マイクロセラブレード」でも大丈夫。
▲マイクロセラブレードならパーツを傷つける心配も少ない
マイクロセラブレードの詳細はこちら
【マイクロセラブレードレビュー】不器用さんの削りすぎ失敗が激減!
中間サイズのゲート跡を処理する道具)
薄刃鬼斬
▲持ち手がちょっとベタついてると感じたのでテーピング巻いてますw
次に、ゲート跡が中間サイズの普通なくらい大きさな場合、道具はスジボリ堂の「薄刃鬼斬」を使います。
「薄刃鬼斬」の詳細については、スジボリ堂さんのwebサイトをご覧いただければと。
参考
極薄極細単目ヤスリ カーモデル、ガンプラ、フィギュアに使用できます。スジボリ堂
「薄刃鬼斬」を使うのは、これまたパーツを傷つける心配が少ない、という理由ですw
▲スジボリ堂さんのwebサイト曰く「切れ味鋭く、滑らかな削り肌」との事。
金属ヤスリ「単目」について
金属ヤスリの削り肌について少々解説。
「薄刃鬼斬」は単目(削り肌)のヤスリ。
ヤスリには「単目」と「複目」ってな種類があって(他にもたくさん種類はありますが代表的な種類)、これまたスジボリ堂の「ハンディ鉄ヤスリ」のページ見ますと、その説明が以下のように記載されております。
複目は切削力がありますが、削り肌が粗く、単目は切削力が劣りますが削り肌は美しいです。
単目のヤスリは切削力が落ちる分、削り肌が美しい。まぁ仕上げ用ですね。
単目のスジボリ堂の「薄刃鬼斬」は
削り肌が美しい=パーツを傷つける心配が少ない
ので非常に重宝しております。
ちなみに、わたくしはスジボリ堂の「ハンディ鉄ヤスリ」も持ってますw
▼参考記事
ガンプラ製作のオススメ便利道具厳選8選!2017年版!
さらにちなみに、「微美鬼斬」も持ってますw
「微美鬼斬」はレビュー記事書いてますので、よかったら参考にどぞ。
微美鬼斬が超便利!合わせ目消しの削り作業で疲弊してる人にオススメ!
大きなゲート跡を処理する道具)
クラフトヤスリPRO
▲こんだけ大きいゲート跡だと、薄刃鬼斬では削るのが大変・・・。
結構しっかりめな大きなゲート跡の場合、マイクロセラブレードや薄刃鬼斬なんかではちっとも削れません。
こういう場合はタミヤの「クラフトヤスリPRO(平・6mm幅)」です。
物理的に金属ヤスリとしても大きいのでガリガリと削れます。
タミヤのクラフトヤスリPROのwebサイトに記載されてある説明書を引用します。
一般的なヤスリとは異なり、精密な切削加工によって刃をつけた波目ヤスリの採用に加えて、削りカスの排出性を高めるチップブレイカーを追加加工しました。高い切削性能はもちろん切削面が滑らかに仕上がり、しかも目詰まりが少ないのも特徴。
タミヤの「クラフトヤスリPRO(平・6mm幅)」、高い切削性能なのに切削面が滑らかとの事、しかも目詰まりが少ない!(こういう特徴を波目っていうらしい)。
これまたとんでもなく便利なヤスリ!ありがたし!
クラフトヤスリPROを入手してからは、大きいゲート跡を削るのが楽しくなりました!
大きいゲート跡を見ると「よ~し、いっちょやったるでぇ!」みたいなね(笑)
▲クラフトヤスリPROでヤスリがけからの~・・・。
▲神ヤススポンジ布ヤスリの400番→600番のヤスリがけで綺麗になりました♪
曲面のゲート跡を処理する道具)
匠之鑢・極 雲耀 半丸平行単目
最後は、曲面のゲート処理道具。
曲面のゲート処理は作業が少々面倒。物理的に作業がやりにくいんです。
平面のゲート処理で使用した「薄刃鬼斬」を使ったりすると、角がパーツをえぐったりししちゃいます。
そんな失敗を回避すべく、曲面パーツにはGSIクレオスの「匠之鑢・極 雲耀 半丸平行単目 MF15」を使います。
半丸なので、こんな具合に曲面にあるゲート跡に対してピンポイントに削る事が出来ます。
仕上げに神ヤススポンジ布ヤスリの400番→600番でヤスリがけ。綺麗に仕上がりましたよ。
おまけ|パーティングライン処理について
このパーティングライン、見た目はホンのちょこっとですが、調子に乗って削ると余計な箇所まで削ってしまう。
そうならないためにも、適切な道具を使うのは大事ですね。
パーティングライン処理道具1
▲パーティングラインを削る時にも便利なのがガイアノーツの「マイクロセラブレード」
このパーティングライン、放置しておくのは見た目の美しさ的によろしくない。
でも、初心者さんや不器用さんはデザインナイフでの動力パイプのパーティングライン処理はやめた方がイイですねぇ。
パーツ、傷だらけになる可能性高しっ・・・(経験者は語りますw)
「マイクロセラブレード」を使えば、ピンポイントでパーティングラインを削れるし、切削力が弱いので削りすぎてパーツを傷つけるリスクも最小で済みます。
パーティングライン処理道具2
パーティングラインを削る作業はゴッドハンドの「神ヤ ススポンジ布ヤスリ」もオススメです。
特にパーツの広い面は、表面処理とパーティングライン処理を一緒にやってしまえばよいワケです。
がく
ガンプラゲート処理道具|まとめ
今回のゲート処理で使用したヤスリ道具は全部で5個。
これら5種類を一気に全部揃えるのは少々大変。
ゲート処理作業をしていく中で、必要に応じてゲットしていくのがイイですね。
がく
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