【初心者向け】ガンプラのスミ入れとつや消しの順番をざっくり解説

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がく
がく

ども、がく(@oskgaku
です。

この記事の対象者
  • ガンプラ初心者
  • スミ入れのタイミングがわからない人
  • つや消しのタイミングがわからない人

ガンプラのスミ入れとつや消しって、どのタイミングでやればいいのか最初はよくわかりませんよね。

スミ入れはつや消しの前?その後?

つや消しは最後?スミ入れの前?

この記事ではそのあたりの順番を、ざっくりわかりやすく説明します。

とりあえず、先に結論。

  • スミ入れはつや消しの前
  • つや消しは一番最後

詳細を順番に説明していきます。

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つや消しは表面がザラザラ

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つや消しのズゴック。表面はかなりザラザラです。

スミ入れの順番や、つや消しのタイミングを理解するためには、つや消しのメカニズムを知ることで理解が深まります。

難しい話は抜きにして、めっちゃシンプルに簡単にざっくり説明します。

ガンプラがつや消しになるのは、パーツ表面がザラザラしているから
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▲これはつや消し過ぎてザラザラすぎるパーツ
ガンプラのつや消しがザラザラになってしまう原因とその対策

光沢の表面ならば、光って見えますよね。

▲光沢スプレーを吹き付けたパーツ。表面にはライトが反射して光ってます。

がく
表面がザラザラしてるので、つや消しに見えているのですね。

※つや消しには小さい粒(粒子)が入っていて、その凸凹(ザラザラ)による光の屈折でつや消しに見えるのです。

つや消し後にスミ入れすると滲んでしまう

つや消しのメカニズムを理解したところで、こちらをご覧ください。

スミ入れが滲んで、失敗したパーツです。

▲スミ入れがハミでた箇所、滲んでますね。

なぜ滲んでしまったのか?

これはつや消しを吹き付けたパーツに、スミ入れしたからです。

では何故、つや消しを吹き付けたパーツに、スミ入れしたら滲んでしまったのか?

理由はシンプル。

表面がつや消しの凸凹でザラザラしているからです

凸凹の中に、スミが流れ込んでいるからです。

例えばこちら。これはただのつや消し状態。

▲白でわかりづらいですがめっちゃザラザラよ。

これにスミを流し込めば滲みまくるワケです。

滲んだスミは拭き取り困難

さらに面倒なのは、滲んだスミは綺麗に拭き取れないんです。

▲こんだけ滲んでるとねぇ・・・。

綺麗に拭き取るのはほぼ不可能・・・。

▲溶剤でスミを拭き取ると、スミが残って汚い感じ。ウォッシングとかに見えなくもないけどw

これは、表面に目に見えない凹凸があるからですね。

凹凸の凹み部分にもスミが流れ込んでいて、それを拭き取れないんです。

スミ入れはつや消し前に流し込む


グフのパーツ。つや消し前なので綺麗にスミ入れ

つや消し後のパーツ表面がザラザラだとわかっていれば、スミ入れのタイミングはわかりやすい。

スミ入れはつや消し前にやればよいワケですよね。

表面ツルツル光沢加工なら尚よし

さらにいえば、表面がツルツルの方がスミも流れやすい

例えば、スジ彫りしてあるプラ板に光沢スプレーを吹き付け。

▲表面はツルツル

こんな具合に光沢スプレーを吹き付けてからスミ入れする方法もオススメです。

がく
光沢スプレーを吹き付けるのが面倒なら、最初から光沢塗料で塗装するのもアリです。
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スミの拭き取り
パーツ表面がツルツルであれば、ハミでたスミも拭き取りやすいです。

デカールもつや消し前に貼る


▲つや消し前に水転写デカールを貼り付けたHGグフ

デカール貼り付け作業についても、同じ事がいえます。

以前、わたくしはザラザラなつや消し状態で水転写デカールを貼り付けまして失敗しましたw

パーツ表面がつや消し凸凹のザラザラですから、水転写デカールがパーツに密着しません。

いわゆる「シルバリング」ですね。

シルバリング

シルバリングについてはハイキューパーツさんのwebサイトが参考になります。
参考 デカールのシルバリング対策・補修法ハイキューパーツのテクニカルガイド

シルバリングの回避についても、光沢スプレーを吹いた後に水転写デカールを貼ればいいワケです。

表面がツルツルなので、水転写デカールとパーツの間に凹凸がなくしっかり密着されます。
▲光沢スプレーを吹き付けたツルツルなパーツ


▲表面がツルツルなので水転写デカールが密着

まとめ|ガンプラのスミ入れタイミング

今回の内容を踏まえ、まとめると

つや消しは最後の仕上げに吹き付ければよい

です。

スミ入れも水転写デカールの貼り付けも、それらが終わってからつや消しを吹き付ければよいですね。

この失敗も、ウェザリングという見方をすればイイ感じかも?(笑)

がく
ガンプラの製作工程に慣れてないウチは、つや消しは最後に吹き付けと思っていればよいですね。

ただこれは、あくまで一般論ですのであしからず。

何度もつや消し作業をやっていけば、深く考えずにつや消しのタイミングがわかってきますよ♪

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