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【初心者向け】ガンプラのスミ入れとつや消しの順番をざっくり解説

がく
ども、がく(@oskgaku)です。
この記事の対象者
  • ガンプラ初心者
  • スミ入れのタイミングがわからない人
  • つや消しのタイミングがわからない人

ガンプラのスミ入れとつや消しって、どのタイミングでやればいいのか最初はよくわかりませんよね。

スミ入れはつや消しの前?その後?

つや消しは最後?スミ入れの前?

この記事ではそのあたりの順番を、ざっくりわかりやすく説明します。

とりあえず、先に結論。

  • スミ入れはつや消しの前
  • つや消しは一番最後

詳細を順番に説明していきます。

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つや消しのメカニズム

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つや消しのズゴック。表面はかなりザラザラです。

スミ入れの順番や、つや消しのタイミングを理解するためには、つや消しのメカニズムを知ることで理解が深まります。

がく
つや消しのメカニズムを知れば、頭で考えなくてもスミ入れとつや消しの順番がすぐにわかるようになります。
ゴチャゴチャ面倒くさい説明するなよ。光の屈折がどうとかよ。
シンプルにいけ。

とのご指摘を我が姫君殿下から受けましたので、めっちゃシンプルに簡単にざっくり説明します。

ガンプラがつや消しになるのは、パーツ表面がザラザラしているから。
DSC01504
▲過去に失敗したザラザラすぎるパーツ
ガンプラのつや消しがザラザラになってしまう原因とその対策

すっごくシンプルに説明すればそういうこと。

光沢の表面ならば光って見えますよね。

▲光沢スプレーを吹き付けたパーツ。表面にはライトが反射して光ってます。

がく
つや消しというのは、ザラザラのおかげで、つや消しに見えているのですね。

※つや消しには小さい粒(粒子)が入っていて、その凸凹(ザラザラ)による光の屈折でつや消しに見えるのです。

つや消し後にスミ入れすると滲んでしまう

こちらをご覧ください。スミ入れが滲んで失敗しました。

▲スミ入れがハミでた箇所が滲んでます。

なぜ滲んでしまったのか?

これはつや消しを吹き付けたパーツにスミ入れしたからです。

では何故、つや消しを吹き付けたパーツに、スミ入れしたら滲んでしまったのか?

理由はシンプルです。

表面がつや消しの凸凹でザラザラしているからです。凸凹の中にスミが流れ込んでいるからです。

例えばこちら。これはただのつや消し状態。

▲白でわかりづらいですがめっちゃザラザラよ。

これにスミを流し込めば滲みまくるワケです。

滲んだスミは拭き取り困難

さらに面倒なのは、滲んだスミは綺麗に拭き取れないんです。

▲こんだけ滲んでるとねぇ・・・。

綺麗に拭き取るのはほぼ不可能・・・。

▲溶剤でスミを拭き取ると、スミが残って汚い感じ。ウォッシングとかに見えなくもないけどw

これは、表面に目に見えない凹凸があるからですね。

凹凸の凹み部分にもスミが流れ込んでいて、それを拭き取れないんです。

スミ入れはつや消し前に流し込む


グフのパーツ。つや消し前なので綺麗にスミ入れ

つや消し後のパーツ表面がザラザラだとわかっていれば、スミ入れのタイミングはわかりやすい。

スミ入れはつや消し前にやればよいワケですよね。

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さらにいえば、表面がツルツルの方がスミも流れやすい

例えば、スジ彫りしてあるプラ板に光沢スプレーを吹き付け。

▲表面はツルツル

こんな具合に光沢スプレーを吹き付けてからスミ入れする方法もオススメです。

Twitter見ると、そのようにしてスミ入れしている方々もいらっしゃるのがわかります。

がく
光沢スプレーを吹き付けるのが面倒なら、最初から光沢塗料で塗装するのもアリです。
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スミの拭き取り

パーツ表面がツルツルであれば、ハミでたスミも拭き取りやすいです。

デカールもつや消し前に貼る


▲つや消し前に水転写デカールを貼り付けたHGグフ

デカール貼り付け作業についても同じ事がいえます。

以前、わたくしはザラザラなつや消し状態で水転写デカールを貼り付けまして失敗しましたw

初めてのガンプラ塗装で失敗を防ぐために知ってほしい3つの事例

パーツ表面がつや消し凸凹のザラザラですから、水転写デカールがパーツに密着しません。

いわゆる「シルバリング」ですね。

シルバリング
シルバリングについてはハイキューパーツさんのwebサイトが参考になります。

参考
デカールのシルバリング対策・補修法ハイキューパーツのテクニカルガイド

シルバリングの回避についても光沢スプレーを吹いた後に水転写デカールを貼ればいいワケです。

表面がツルツルなので、水転写デカールとパーツの間に凹凸がなくしっかり密着されます。
▲光沢スプレーを吹き付けたツルツルなパーツ


▲表面がツルツルなので水転写デカールが密着

まとめ

今回の内容を踏まえ、まとめると

つや消しは最後の仕上げに吹き付ければよい

です。

スミ入れも水転写デカールの貼り付けも、それらが終わってからつや消しを吹き付ければよいですね。

ただ、これらはあくまで一般的な話。

敢えてつや消し後にスミ入れして滲ませる技法もあったりします。

この失敗も、ウェザリングという見方をすればイイ感じかも?(笑)

がく
ガンプラの製作工程に慣れてないウチは、つや消しは最後に吹き付けと思っていればよいですね。
あくまで一般論、な事をキチンと補足しろよ。

そう、あくまで一般論です(^^;)

何度もつや消し作業をやっていけば、深く考えずにつや消しのタイミングがわかってきますよ♪

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